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平成28年予算決算常任委員会 本文 2016-09-27

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  1. 小松島市議会 2016-09-27
    平成28年予算決算常任委員会 本文 2016-09-27


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    2016年09月27日:平成28年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から議会報告書作成までを省略- ◎ 出口委員長  再開いたします。  これより,今定例会議に上程された議案及び事務事業について,その論点及び争点を市民に対して明らかにするため,各委員による自由討議に入ります。  自由討議の議題については,予算決算常任委員会で選定をいたしました,ごみの広域処理について,事務委託契約のあり方についての2議題といたします。  それでは,ごみの広域処理についてから自由討議を始めたいと存じます。  どなたでも結構です。御発言願います。はい,どうぞ。 ◎ 安平委員  緊急的な提案を,ちょっと今,したいと思います。  理事会において,昨日,テーマを2つほど決めたのですけれども,本日の新聞記事によりますと,「議長が知っていた小松島市議会」とかいうような表現をもって,明らかに市議会の代表する議長が何か悪いことをした,知っていたのに言わなかったみたいな表現があったと思います。それについて,自由討議という形で皆さんの御意見を,意見を述べてもらうといいますか,それをテーマにした議論,討論,自由討議をやっていただきたいと,そういうことで提案をしたいと思います。委員長に諮らっていただきたいなと考えていますので。 ◎ 出口委員長  それでは,皆さんにお諮りいたします。  ただいま,安平委員から緊急提案ということで自由討議のテーマとして,もう一つ,本日の徳島新聞の記事について,議会のありようといいますか,これについての自由討議をしたらどうかという提言がございました。よろしいでしょうか。 ◎ 佐野委員  私は賛成です。したらいいと思います。 ◎ 出口委員長  いかがでしょうか。よろしいですか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長
     それでは,2議題につけ加えて,安平委員提案の件につきましても自由討議としてテーマとして取り扱うということに決定をいたします。  順番については,いかがいたしましょう。  きのうの理事会では,ごみの広域処理についてが1つ,それから,業務委託契約のあり方についてが1つということで2議題といたしておりましたが,今回,今の件が追加になるということで,順番については,今のを先にやりますか。  では,緊急提案もありましたので,そちらの方から自由討議を始めたいと思います。  では,提案者の安平委員の方からお願いをいたします。 ◎ 安平委員  3回ほど新聞記事になったのですけれども,ただ,本当に,最初が,「個人情報を漏えいした」から始まって,今は,「市議会が知っていた,意図してやったのだ」みたいなことをうたわれているのかな。何か,富山の市議会のまねというか,富山の市議会並み政治活動費を不正にやったとか使ったと,その議会と同じようなレベルで,何か,新聞記事と書かれとるのですよね。小松島市議会って,絶対,そんなわけないのです。もっときれいです。僕はそう思っています。小松島市議会で何を悪いことをしているのですか,それ。政務活動費,何にも,それは,定められた,よそよりかは,これは,日本で一番きれいな政務活動費の使用をしている。そういうふうに,僕自身は考えていますし,皆さんもきっとそうだと思います。それを,ああいうふうに書かれたら,何を,あれを読んだ市民,県民の皆さんは,小松島市議会議会改革だ,格好ええことを言うて何かやっているけど裏でこんなことやっているのか,そういうふうにとられかねない新聞記事であります。非常に憤慨をするような記事であったと思います。僕の考えはそういう気持ちなのですけど,これは,当人,議長の判断て,ああいうふうに名前出されてテレビ出て,これは,きっと大変だと思いますけれども。そんな感じ,意見を持っています。 ◎ 出口委員長  議長が出席をしていただいておりますし,委員外ですけども,安平委員のおっしゃるように,これは,直接的には,今のところ議長にかかってきておりますので,議長の御意見もお伺いしてよろしいですか。  では,議長。 ◎ 井村議長  発言の許可をいただきましてありがとうございます。  本当に,土曜日の朝に新聞に載ってから,金曜日に取材があって土曜日に新聞に載りますよということは聞いておりました。ただ,本当にこの内容がえらいショッキングで,朝から集まりまして,皆さん御存じのとおり,お昼1時に緊急に全員協議会を開くということで集まっていただきました。県外においでいて帰って来れないという方も,月曜日の朝,集まって説明させていただきましたが。  まず,今,安平委員さんの方から緊急に提案していただきましてありがとうございます。今から,本当に,当時,土曜日の全員協議会のときにも言ったのですけど,では,何が問題なのか。ここで,何が課題なのか,どこがいけなかったのかということを,そこをきちんと確認する,17人の議員が共有意識を持つ。それは,メールの中で団体名と個人名が入っていた。そこの部分に関しては適切でなかったなと思います。  それはなぜかと言いますと,当時,私と局長は全国議長会で東京に行っていました。当時,急遽,夕方だったと思いますが,連絡がありまして,あのときも,事務局も初めてのことで,大変です,大変ですというメールが最初来ました。団体名を言うていいかな。市民団体の方から監査請求がありましたと,それが,当時,日本で一番有名な団体でございましたので,それは事務局もびっくりしたのだなというような内容でした。  私が答えたのは,当時,東京都知事のことで,日本全国,そういうふうな状況で調べている所があるのでしょうと,小松島市は政務活動費の運用についてはしっかりしているので,でーんと構えておりということを確かに言いました。その後,また連絡がありまして,月曜日か火曜日に来られる。議員は説明責任がありますので,それのための準備ということで周知のメールを送ってもよろしいかということがありましたので,私は,いいですよということは言いました。  このメールの運用については,皆さんの御存じのとおり,議会の招集通知,議員の招集通知,全てメールでやり取りしております。それぞれ,局長から議長から次長から,人員の判を,閲覧した中でメールを送っている。それが招集通知。それ以外にメールを送っていますよね,周知連絡メール。例えば,誰それさんのお母さんとかお父さんとかが亡くなりました,御葬儀はいついつありますという周知のメール,出欠の連絡は要りませんという周知のメール。そういったこともいろいろ送っています。今回のメールについても,そういった不幸のメールではなしに,そこのメールであったような気がします。  その内容については,それも,法的にいろいろ聞いたのですけれども,よかれと思ってやったこと。私は,そのとおりで何ら問題はない。法的に詳しい人も,何ら問題ではないと,そうお墨付きをいただいております。  ただ,市民団体の名前と個人名が入っていた。これは,第1層目のところに載せていたのが,たまたま,よかれと思って送ったのですけれども,それが余りよろしくなかった。それは,なぜかと言いますと,小松島市ではそういうことはない,間違いないのですけれども,他の自治体では,わかった時点で申請者に対して圧力をかける可能性がある。例えば,「何しにそんなん調べに来たのだ」と言い返す方も中にはおいでるかもわからない。それと,富山市さんの名前を出したらいかんな,ほかの自治体でも,することによって,口裏を合わせたり,言葉は悪いけど,証拠隠滅をしたりする可能性があるということで,よろしくないということは言われておるのですけれども。今回のことに関しては,私が思うのは,公的に一番有名なとこだったのでそこまでぴんと来なかったというのが事実なのです。それが,仮にどこそこ町の誰それさんでと,どこの誰かもわからないという方に関しては,もし,そうだってあればもうちょっと慎重な態度をとったかもわからんのですけど,そこまで気にしていなかったというのが実情でございます。  ただ,今回の件が余りにも大きく載った,そういった経緯で,どこが問題だったのか。載せずに個人的に,何か引っかかったときに,この方を呼んでいただけますかというときに,初めて,名前を,誰それさんが説明請求をされているのでおいでてくれますかって,そのときでよかったのと違うのかなと言われたら,そこの部分に関しては,ああ,そうだったのかなという部分で,適切ではなかったなという部分が今回の問題点と言えば問題点になるのかなということで,全然,別に,政務活動費の使い方が悪いとか,そんなのでは全然ないので,まして,相手方さん,新聞にも載っていましたけれども,当時の対応は本当によく,真摯に対応していただいて運用もきちんとされていましたということで何ら問題にすることはありませんということも,直接,事務局の方に連絡をいただいて聞いています。これは,当然,迷惑はかかったので,直接謝りに行こうとしたのです。でも,アポ取りの段階で,そういったこと,向こう側からも,お2人の方からそうやっておっしゃっていただいたので,よかったなという部分が1点です。  なので,もうちょっと,私の思ったことは,事実,小松島市議会がこれぐらいしっかりやっている,そういうことを踏まえて,こういうものは気をつけなさいよという記事にしてほしかったなというのが,今回,私が思ったところでございます。皆さんからの御意見もいただいて,今後の運営にしたいなと思います。 ◎ 出口委員長  ちょっと資料として,きょうの徳島新聞の記事をコピーしたものを配布します。 ◎ 井村議長  きょうのこの記事を呼んで,最初の5行を読んだら,取りようによっては,メールで伝えていたことが事務局のミスであって議員の問題でないと事務局長が説明をしておったのですけれども,政活費閲覧申請同意について小松島市の議長が承諾していて事前にそのことを伝えていたと。ここだけを見ると,何か,議会の方が隠蔽工作に走ったのちゃうかいなと,責任は議会にあったんちゃうんか,政務活動費の使い方はおかしいのと違うのかと取られるようには,取られんのかなと言ったのですけど,皆さん,この記事を読んでどう思われますか。 ◎ 前川委員  ちょっと今,このきょうの新聞の記事を見させてもらったんやけど,これを読む限りでは,議長は,事務局のミスやって議員の問題ではないと説明していたと。ほんまにこんなことを言うたん,議長。言うてないのだろう,事務局長が言うとんで。 ◎ 出口委員長  だから,今までは,事務局長は,議員は関係ないと,事務局の判断でメールを送信したのだと言いよったけども,26日にわかったことは,これは,井村保裕議長が……。                      (「承諾していたと」と言う者あり) ◎ 出口委員長  うん。事前に承諾していた。ということは,事務局長が議会をかばって,それは事務局の判断ですと言うたのは間違いだったと。議長が知っとったのでないかという書き方だろうと思うのですけども。                      (「気の毒な,議長」と言う者あり) ◎ 井村議長  26日にわかったと言うのですけど,最初の初日の土曜日の取材から,メールを送った責任は私にありますってずっと言っていたのです。26日にわかったことでないのです。そこも1点,つけ加えておきます。 ◎ 出口委員長  どなたか,御意見ございませんか。 ◎ 佐野委員  私も,今,議長が言っていただいたことと同感ではあります。だから,本当の何が問題かと言うたら,こういう個人情報を出したということが問題であると言われればそれなのですけれども,それのことでなしに,小松島市議会政務活動費に何か問題があってそういうふうに準備をしたと,隠蔽まで言わんですけれども,準備をしたというようなことを思わす,市民の人がこの記事を読んだら,読むと思うのです。だから,記事に対してはごっつい不満はあるのですけれども,そういう個人情報の保護ということに関しては,もっと,認識が甘かったのではないかと。私も,この新聞を見たときにどこが悪いんかなと思ったし,その人の名前を出したこと自身も,そんなに悪いことでないようには思ったのですけれども,いろいろ深く考えてみたり,市民の人の話,有識者の話を聞くと,どんどん申請者の氏名を公表すると,圧力もかかったり,圧力までは行かんでも,議員からは嫌な顔で見られたりして申請者がしにくくなる,申請が,閲覧と言うのですか,公開情報条例の運用がしにくくなるのでないかということを懸念したら,個人情報の保護ということに関して問題が,もっと気をつけないかん,認識が甘かったのではないか。  そして,また,メールでうちの議会が進んでいるのですけれども,メールとかいうのは,また,インターネット情報ですぐによそにずっと全国に流れるおそれのある媒体ですので,そういうことも踏まえて,個人情報の保護,メールというのか,タブレットの使い方というのに,もう少し認識せないかんのではないかということは思いました。  けれども,この政務活動費の使い方とかに関しては,小松島市議会が本当に全国に誇れることをしておるので,それに疑いを持たれるような記事であったことは憤慨をしております。 ◎ 井村議長  最後に,一言,言わせてもらおうかな,それで,次につなげようかなと思っとったのですけれども,今,佐野委員さんの方から個人情報保護ということをおっしゃっていただきました。  今回の土曜日の記事の,メールが出た,別に犯人探しをすると言うのでないのですけれども,このメールがなぜここに載ったのかということも,では,事務局からなのか議員からなのか,それがタブレットなのかどこかなのか,それは,全然わかりません。わからないのですけれども,実際,土曜日の記事には載っています。このことについて,では,これは問題がないのか,個人情報でないのかと言われたら,全然ないことはない。ただ,徳島新聞さんの記事によると,それは,マスコミさんが取材に受ける分にはという部分はあるらしいのですけれども。  何が言いたいかと言いますと,議員として,今回の情報漏えいについてということについて,今,佐野さんの方からも個人情報保護というのは,これ,ものすごく便利なタブレットを使いよるのです。これから,このタブレットを適正な運用,本当に便利だから今後も使っていきたいと思っています。今回のことがあって,これがあるからだと言うのでなくて,これからのタブレットの適正な運用についても,基本的には見られて困る情報はないと思います。議会にもらう情報について,次の日になればその日にホームページにアップするような議案とか資料とか数字なので。基本的に見られて困る情報はないと思うのですけども,中には,そういうこともあるので,議員としても,言われてぱっと見せてもいい情報と第三者に見せてはいけない情報,そこらを把握して運用していかないかんようになるのかな,そこまで考えたことはない,見られて困るものはないと思っとったのですけれども,今後は,そこまで配慮した運用も考えていかないかん部分があるのかなと思うので,ここらの,これからのタブレットの運用というのも,また日を改めて,運用について考えていかないかんなと思っています。  どこかでこのことをみんなに言わないかんな,次回の全員協議会でもと思いよったのですけど,きょう,この機会があったので,言わせていただきました。 ◎ 出口委員長  ほかに御意見ございませんか。 ◎ 安平委員  この新聞記事を読んだら,小松島市議会を代表する議長が,事務局メールを流したという報道があって,その後に,議長がそれを承諾していた,知っていたのだよ,それを言わなくって隠しとって,それが今度出てきたのだよ,そういうストーリーなのです,これ。これって,小松島市議会,皆さん,これは,関係ないかもしれんけど,皆さん一人一人の名誉を傷つけとるのですよ。これ,これは,時代が時代だったら,みんな頭を丸めて総辞職ですよ。世間に対して,一般市民に対して謝らないかんような,こういうことを書いている。これ,許してええのですかと僕は思っとるのです。皆さん一人一人にかかってきますよ,これ。それを,皆さん,ちょっと話し合っていただけたらなと思うのですけど。         (「26日にわかったことでないので,土曜日の取材ではもう言うとるからね」と言う者あり) ◎ 出口委員長  いや,それは,最初から,議長,そういうことで言うとるわけですね。知らなんだとは言うていない。             (「事務局のミスじゃ,絶対,そんなん言うとれへんからね」と言う者あり) ◎ 出口委員長  今の安平委員の御意見に対して,皆さん,どういうふうに思われますか。  私も,安平委員と同様,これ,非常に大きな問題だろうと思うので,なかなか言いにくいのはわかるのやけど,この際,きちっと,皆さん,それぞれの考え方をおっしゃって,意思を統一するというか,統一はできんにしたって,同じ問題意識を持たないかんと思うのですけども。そのためにも御発言をいただきたいと思うのですけども。  事情は,さっきの議長の,るる説明があったように,そういう事情でありますし,報道機関の報道については,ここ最近集中しておりますのでよくわかっておるだろうと思いますので,その上で,それを踏まえた上で。はい。 ◎ 宮崎委員  もともと,これの発端は,富山市議会で,恐らくオンブズマンなんかの調査が入って,それで,いろいろ問題になってきたという中で,中には,事務局の方から連絡が入って隠蔽工作があったのではないかと。それで,メディアの方が,そんなことをしていいのですかと。それは守秘義務違反でないですかというようなことで大きく問題を追求されたのが基本ではあると思うのです。  各全国の新聞社,徳島の人は徳島新聞社が,小松島市はどんなのですかという状況の中で調べたと思うのです。調べた結果,小松島市も,口頭なり,今までにも,こういう調査が入っておりますよというのはやりましたし,このたびはメールという形の中のものをとったわけで,それが何の問題があるのだということになったときに,個人的なことが守られておらんということで,それが,余りにも,漏えいという言葉の中で,小松島市議会は悪いのでというようなイメージを与える内容の新聞においては,納得できない。  このたびの,議長が知っとるか知っとらんかだけで何でこんな大きな新聞を出すか,どこに,小松島市議会に悪いものがあるのか。私としても大変憤りを思う次第であって,根本的なことを新聞社は忘れているのでないですか,正しい情報を得るということにおいて。 ◎ 出口委員長  ちょっと自由討議ですので,自由討議です。 ◎ 宮崎委員  で,私も,その新聞に対して,いろいろ,どんなのですかということで,漏えいという名の中でいかにも悪いような,いや,ただ,こういうことで全員に通知しただけですよと,それがこない大きな新聞に載るのですかというようなことで,これは,余りにもおかしな話でないですか。  過去において,私が議長をやっておったときに,野々村議員,これは(聴取不能)でも言うたと思うのですけど,に対して,新聞社の方が,あれに対してどう思いますかというような聞いたときがあるのですよ。私は,あの人は,もちろん問題があるだろうけど,小松島市においてはそういう問題は起こりませんよと,できるはずがないですよと。できんような,ちゃんとシステムができて,最後には議長の承認も要るのですから。だから,あれが,そういう状態が起こったということは,恐らく,ほかの県会議員の方も,皆,問題があるのでないですかと。それぐらい,小松島市はちゃんとできておりますし,そういうものに対するものは本当に完璧ですよという説明をした覚えがあるのです。  それが,わずか,そういう事務局の方から連絡をしたというだけにおいて,いかにも小松島市議会は変な所だというようなイメージを与えるということは,これは,報道として,私としては,余りにもペンの暴力というか,そういうイメージが非常に強いような,私としては,思いがいたしております。 ◎ 出口委員長  今,宮崎委員の方から御発言がございました。気持ちとしての説明だっただろうと思います。  どうしましょう。一旦,休憩しますか。  それでは,午後1時まで休憩します。                        [休憩 午後 0時05分]                        [再開 午後 1時00分] ◎ 出口委員長  それでは,再開いたします。  はい,どうぞ。 ◎ 宮崎委員  市民団体代表者名というのは,これは,個人情報になるのですか。                        (「なります」と言う者あり) ◎ 宮崎委員  ああ,なるの。        (「なります。はい。私も,ちょっと個人情報保護法を調べても,なります,はい。」と言う者あり) ◎ 宮崎委員  わかりました。  あと,どの市においても,こういう調査が入ったときには,恐らく,入りましたよぐらいの事務局からの通達というかな,文書とかメールはないんかもわからんけど,口頭では恐らく100%あるのだろうと。だから,ただ,小松島市はメールしたという,初めてのことが,証拠と言うたらおかしいけど,そこに個人名が入っとったというだけで,我々としてはそれ以外の何も悪いとこないと思うので,今後においては,そういう個人的な情報を流さないようにすることだけが小松島市議会の問題点でないかと,かように思います。だから,あとは,皆さん自信を持ってもらいたいと思います。  終わります。 ◎ 出口委員長  ほかに。はい,どうぞ。 ◎ 米崎委員  この一番最初のタブレットの記事が出たときに,個人情報の保護という観点で,自分なりのあれなのですけど,確かに,政務活動費とかに関しましては全く自信を持って出していけるという部分がありましたので,ここの確認することに関しましては,ちょっと,後で言われて気づいたのですが,その件が保護にかかりますよというのであれば,これからのタブレットの使用につきましてもちょっと慎重になって考えていかなあかんなとは思う部分があるのですが,この新聞記事の,一番最近,きのうの新聞の報道によりましたら,この3行目ですか,メールを送信,事前に承諾していたことが26日わかったという部分で,議長は,最初お答えいただいたときには,もっと最初に言うとったという部分に関しましては,私は,この記事に関しては納得できていないという意見です。  以上です。 ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◎ 杉本委員  私は,タブレットに送ってきたその以後に,私も,この問題についてはこれぐらいでいいのかなという意識が,実は,ありました。しかし,事務局長の方から送られて,議長は,確認するせんの問題云々でなくて,ここまで来るまでに全員協議会でも開いて,この問題について一応皆さんで論議して,送ったことについては個人情報としてだめだという確認をとっておればここまでの大きな問題にはならなかったのではないだろうかと。そういうことで,事務局長にしても議会にしても,皆さんが個々に個人情報についての認識をもう少し強く持っておれば,そういう話ができておれば,ここまでの問題にも,また記事にもならなかったのでないだろうかと,私はこのように思いますので,今後とも,個人情報については,再度,小松島市議会として皆様方が意識の上で,また,条例の分も十分に認識する中で今後取り組んでいくことが,こういうことが二度とないようにすることに対して非常に重要でないかなと私は思います。 ◎ 出口委員長  ちょっと待ってください。  今のお話ですけど,今回の問題については,発覚といいますか,最初の一報,第一段階での記事が24日に出るまでは,前日の夕方ぐらいですか,議長,話があったと。それも,こういう形で出るということは完全には予想できなかった状況の中で,24日土曜日にこの記事が出て,台風の関係もあったのですけども,朝,議長が議会へ来られて,私も,台風のこともあって来とったのですけども,こういう記事が載ったということで,その日の昼から,若干二,三時間はかかりましたけども,全員協議会を開いたということですので,それは,それより早い対応というのはちょっと無理だったのではないかいなと思います。  それで,あとの部分については,こういうことがないようにということについては,何らかの,議長もおっしゃっておりますけども,対応をせないかんというのは事実だろうと,私もそう思います。はい,どうぞ。
    ◎ 杉本委員  今,委員長からお話いただいたのですけども,私の言っているのは,一番最初にタブレットに流されて24日に来るまでに,各議員も,こういう流されて,これが個人情報としてはだめだということを感じている方もおいでたと思うのですよ。それを,私も,副議長として,これぐらいのことは行けるかなという気持ちで,そのことについて触れて皆さんに言うこともなかったので,私もその点では反省しております。そういうことで,少しでもそういうことがあって先に論議でもされておれば,こういう指摘をされるまでに,小松島市の市議会としては,何月何日に送られたことについてはこういうふうな話し合いをして今後気をつけるような検討をされましたということがあれば,こういう大きな問題になるまで,こういう新聞紙上に3日も4日も流されることは,私は,なかったのでないかなと思っております。  そういうことで,これからも,こういう問題については,二度と起きてはいけない問題でありますので,今後とも,小松島市議会全員で,こういうことを二度と起こさないために十分各議員が気をつけて,今後とも市議会のすばらしいもろもろのことが改めて新聞に報道されるような方向に進んでいければいいなと思っております。 ◎ 出口委員長  ちょっと待ってよ。その前に,はい,どうぞ。 ◎ 池渕副委員長  個人情報の漏えいについては,私自身も,見て,認識は甘いなというふうに,ちょっと議長と同じ感覚を持っとったのですけども。基本条例をつくった当時のことを,素案の素案を考えた一人として,あ,この条文があったからこそここで個人情報は初めて開示できるのやなというのは,今回,こういう報道があったからこそ,見直すことは,正直,僕,できた状態です。それを,杉本さんが,今,その取り扱いについて議員自身もと言われることはおっしゃるとおりで,私も,認識は甘かったなというのは,本当に反省すべき点で立った上で,この取り扱いについて,考え方として,閲覧を請求してきた方々についての個人情報の取り扱いについての同意書というのを,多分,一緒に付けてもらわないかんのかなというようなイメージは持っとるのです。その同意するに当たって,どこまであなたの個人情報をどの段階で開示するかというところもきちんと御納得いただけるような中身を,それについては,つくらないかんのかなというところは非常に思っております。  一方で,さっきちょっと米崎さんも触れたのですけども,時系列に事実とちょっと違うというところについては,報道機関の方々にも,もう少し慎重になっていただいて考えてほしいなという部分はすごく思いました。そちらについては,議会として議論した後に,報道機関に向けての何らかのメッセージを打っていかないかんのかなというような,今はそういう印象を持っています。 ◎ 佐野委員  杉本委員が言われたのは,6月3日に送信したのを見たときに,議員の中が,誰かが,「個人情報が入っとるけん,これはあかんよ」と言うておったらこういう問題にならなんだということだろうから,私も,皆,認識がなかったのですけれども。そういうことを杉本議員が言いたかったのだろうと思います。 ◎ 北野委員  私も,一連の新聞記事を見て,きょうの新聞は特に大きい活字で「政活費閲覧申請漏えい」ということが載りましたので,市民が見れば,市議会というか,非常に悪いというかな,そういう印象を持ったと思うのです。私も,メールが来たときに,それは,一応見ましたけど,どこそこの団体が情報閲覧に来ています,閲覧した分については何も問題になることはないと思っていましたし,また,何かあれば,当然,説明に来なければならないということで,メールは,私は,よかったと思うのでしたけど。  ただ,今,皆さんが言っているように,そのときにそこまで,団体名をメールで送ったということについて,私は,その時点では,議員としても,個人情報の漏えいというか,そういうのはほとんどの議員は考えていなかったと思うのです。そういうことで,この一連の記事を見て市民はどう思ったのか。そういうことで,何らかの方法で市民に内容を知らせたらいいように思うのですが,どうでしょうか。 ◎ 出口委員長  ほかにございませんか。はい,どうぞ。 ◎ 武田委員  きょうのこの新聞を見たら,いかにも議長が悪者になったような形の記事になっとるので,議長の説明にあったように,時系列で報道されているのが事実と違うのであれば,きちっと,事実は違うということで,この記事に対して抗議というか,抗議文を出すとか,そういうこともすべきことも考えないかんのでないかなというふうに思います。 ◎ 出口委員長  ほかに。はい,どうぞ。 ◎ 杉本委員  今の時点の話は,私,言ったのですが,それ以外に,この問題がこういうふうに発覚して新聞にこういう文章が流された,漏えい的なこの部分が24日の新聞に流されています。こういうのが流れるというのも,市議会の中ででも,皆さん方で,ともに統一した話し合いがない分があるわけで,こういうのがどこから流れたかわかりませんが,24日に議長の方に言うてこられて,即これが新聞に載ってこういうふうに新聞紙上で報道されるということは,これは,どこかから漏れたからこういうことがあるのだろうと思うのです。そういうことがあるということは,これからも,議会運営をする中で,いろんな物事が,今後,こういうことが起きてはいけないのではないかなと私は思いますが,これは,今さっき言ったお話と若干違いますけれども,だから,こういう意味についても,今後とも,十分,皆様方で考えていく必要があるのでないかなと思います。 ◎ 出口委員長  ちょっと今の話,よくわからんのですけど。24日に載っとる記事は,ここにも書いてありますように,小松島市議会事務局が全市議に送った閲覧申請書を知らせるメールと,これが載ったと。これは,いわゆる全市議に送ったメールですから,これが,漏れたという表現が適切かどうかわかりませんけども,それについて考えないかんということですか。 ◎ 杉本委員  この問題だけでなくして,これからも,こういうことが起きるということは,議会の中でも皆さんで確認とっていろいろ話をしておかないと,また,こういうことも二度と起きるかもわかりませんので,だから,そういう意味では,議会の中で,いろんな決め事にしても何しても,再々こういうふうな,流れていくようなことがあったのでは,私は,議会としても今後とも取り組んでいくのに多少は支障もあるのでないだろうかと思いますが,そこら辺は,各自,皆様方の御意見は違うだろうと思うのですが,私としては,こういうふうなことが漏れることは,二度とあることはよくないことだなと思いますので,今,御意見申し上げました。 ◎ 出口委員長  今の杉本さんの話は,非常に,私も重要だろうと思うのですけども。  ただ,これ,認識をきちっとしとかんことには,マスコミ等に対して,今後も,これは,あり得る話ですから,議員が持っとる情報をマスコミの方にお知らせするということが適当かどうかという話なのですか。これについて,皆さん,どう思いますか。  ちょっと私の考えを先に言わせてもらいますが,これを制限ないし禁止するということは,それが,今度,また逆におかしいでないかという話になりませんか。そういう意味で,委員会にしても本会議にしてもいろんな各種会合にしても,原則公開という形で小松島市議会はやってきてますので,その点については,規制ないし禁止をする必要は,必要というか,逆に,それをしよったらおかしなものに,私は,なると思うのですけども,いかがでしょうか。  はい,どうぞ。 ◎ 佐野委員  基本的に,ここへ送られる情報は,誰が見ても構わんような,予算書にしても決算書にしても案内にしても,いい分だろうと思うのですけれども,情報の内容だろうと思うので。今の問題になっとる分を,新聞社の記者は,新聞には消してはあるけれども,新聞社には個人情報を,議会事務局から来たやつを,また,もう一つ流したという話で,それは,議員が流しても,それは,個人情報の保護違反にはなるのだろうね,やっぱり。個人情報が入ったやつを,送ってきたやつを,また,もう一回よその人に見せたというのは。 ◎ 出口委員長  実は,その問題について,きのう,新聞記者とも話をしたのです。徳島新聞さんもそうですし,ほかの報道機関も,何人かの,うちの議員さんに対してそのメールを見せてくれと,提供してくれというような申し出があったと。これについては,秘密情報漏えいを新聞社の方で促しとるのでないかと,これはおかしくないのですかと聞いたら,マスコミの場合は公益を代表しとるから,それを知らせることは公益にプラスになるからいいのですと。いやいやいや,そういう見解をおっしゃいました。  では,小休します。                        [休憩 午後 1時19分]                        [再開 午後 1時24分] ◎ 出口委員長  それでは,再開します。  では,大体,意見,感想は出尽くしたと思いますのでまとめたいと思います。  今回の事件を受けて,1つには,今後,個人情報の漏えいがないように,事務局並びに各議員も心してかからないかんということと,何か情報開示のやり方を変えるとかいう必要があるのではないかという点が1点と,もう一点,今回の報道に関して,どうしても納得できんというところがあると。それについて,正確なところを,議会としての意見を,何とかマスコミにも伝えたい,市民の皆さんにもわかってほしいという思いがあると。それをどうしたらいいかという点が1点と。そういうことでまとめてよろしいですか。まとめたくない。まとめる必要ない。  いや,だけど,では,そのままで,これは,これで置きますか。  いや,私は,なぜそういうことを言うかと言うたら,1つには,再発防止策をとらないかんということはもちろんそうです。それと,特に徳島新聞さんに対して,今回の,若干というか,大きく,この記事が事実と違う点があるということは議長も思っておられるようですし,我々も腑に落ちん点がたくさんありますので,そのあたりの議会としての見解を出すということも必要でないかと思うのですけども,そういうことをしなくてもいいですか。 ◎ 井村議長  日程が遅いか早いかはまた御意見いただきたいのですけれども,今の件については,今回,閉会後,早急に全員協議会を開催して,その中で,このことについて今後の対応と,それと,もう一点,タブレットの今後の適正な運用について全員協議会をやりたいなと,個人的には思っとったのやけど,それで遅いですか。 ◎ 出口委員長  私は,特に,反論というか,それについては早い方がええと思うのですよ。こういう日が空きよったら市民も固定観念ができてしまうから。ああ,やっぱり小松島市議会は大したことないなという感じになってしまうのが怖いだろうと思いますけど。まあまあ,それは,議長がそうおっしゃるのならそれでもいいです。  そういうことでよろしいですか,それでは,この問題については。                   (「どこかで改めてやりましょう」と言う者あり) ◎ 出口委員長  どうですか。いいとか悪いとかだけでもおっしゃってもらわなかったら進みようがないのです。はい,どうぞ。 ◎ 杉本委員  その件については,私は,できるだけ早い方がいいのでないかなと思いますけども。また,まだ何を書かれるかわかりせんし,新聞に。これ以上,憤りを感じると皆さんもほんま大変,興奮するかもわかりませんので。先ほど委員長が言いましたように,小松島市民の皆さんにもそれなりの意図を伝えたいという気持ちがあるのであれば,議員としてもそれをやるべきではないかと思いますけど。できたら早い方がいいのでないかと思います,全員協議会は。 ◎ 出口委員長  それでは,副議長はそう言っています。  小休します。                        [休憩 午後 1時29分]                        [再開 午後 1時38分] ◎ 出口委員長  再開します。  ただいま,議長と協議した結果,今の問題については,全員協議会をきょうの日程終了後に開いて協議をしたいということでございますので,御苦労さんですが,きょうの日程終了後,全員協議会を議長の方で招集いたします。よろしくお願いします。  当予算決算常任委員会としては,次の自由討議のテーマについて入りたいと思います。  ごみの広域処理についてを自由討議のテーマといたしたいと思います。どなたからでも御発言願います。 ◎ 佐野委員  ごみの問題の広域化ということですけれども,広域化でなかったらそのまま単独でという話になるのですけれども,それ以前に,施設の老朽化というのが来ても更新をしなければならないと,そのままずっと続けていくこともなかなかできないし,また,維持修理費というのが1億円以上毎年かかっておりますので,経費の節減の意味からもこの問題を討議せないかんだろうと思うので,その中で,タウンミーティングでいろいろ資料も広田議員が調べていただいて議会からは出したのですけれども,その中で,広域化,単独化のメリットとかいろいろな経費の問題とかいうのが説明されておりました。その中で,広域化の方が,いろんな経費,維持費,管理費も安いということなので,場所をどこにするかというので,先に,広域化,単独化と言われれば広域化を研究していくべきと思います。  以上です。 ◎ 出口委員長  ごみ処理については広域化がいいのでないかと。はい,どうぞ。 ◎ 武田委員  広域化というやつは,濱田市長も徳島市長の方に申し入れてして,水面下の方で話し合いが進んでいるというふうなことも聞いておりますので,きちっと話が決まるよりも先に,広域化にするのだったら広域化で小松島市に誘致する必要があるのだったら早めに手を挙げるとか,決まってから,後から小松島市でと言うのではちょっと間に合わないと思いますので,大筋が決まらないうちに早い目に手を挙げるのだったら手を挙げないかんのでないかなというふうに思います。 ◎ 出口委員長  広域化はもちろん,同時にというか,広域化をして,なおかつ施設の誘致を小松島市にするという御意見。佐野さんもそういう御意見ですか。はい,どうぞ。 ◎ 佐野委員  私は,広域化は賛成やけれども,小松島市に誘致という,今では,賛成ではないのです。  ただ,佐那河内村のように,総論賛成やけど,うちに来るのだったら嫌というような,そういう話ではなしに,小松島市も候補地は候補地で持っておって,全体の流れの中で,では,小松島市が一番ええだろうというのだったら承認してもええけど,小松島市へぜひ来てくださいというか,誘致という考えではありません。 ◎ 北野委員  私も,広域化には,費用の削減とかいろいろそういう方向で賛成しますけど,ただ,小松島市が同時に手を挙げて進めていくというのはなかなか難しいと,現在,私はそのように思います。 ◎ 出口委員長  難しいけど,もしできればというのでなしに,小松島市に誘致するのは,しない方がいいということですか。 ◎ 北野委員  何というか,できる所があれば,それが,結局,問題というか,する所があれば,当然,それはいいのですけど,なかなか,場所を決めるということは非常に難しいというか,時間がかかると思うのです。 ◎ 出口委員長  時間がかかるということやね。  はい,安平委員。はい,どうぞ。 ◎ 安平委員  私は,広域化という,広域化して手を挙げて小松島市にという,武田委員さんの意見に賛成をしたいと。同じ考えであります。  それは,今いろんな御意見がございましたけれども,場所は,選定が難しいということもあろうかと思いますけれども,考え方の1つとして,工場の誘致,産業を1つ誘致するのだという考え方で,その場に雇用が生まれるのだと,そういう考え方をすれば,当然,1つの工場としてそれを誘致するというふうになろうかと思いますので,僕は,武田委員さんの考え方,広域で,なおかつ小松島市に誘致,手を挙げるというふうな方が,僕は,いいのかなと。それが小松島市の将来にとっていいのでないかなと,そういうふうに感じます。 ◎ 出口委員長  別に,これ,集約して決を採るわけでないですから。お考えを,皆さん,御自由に。はい,どうぞ。 ◎ 米崎委員  私は,タウンミーティングのときは広域化して徳島市の方にという考えではあったのですが,そのタウンミーティングの中で皆さんの意見を聞いて,いろんなプラスマイナス,メリットデメリットもあるかもしれませんが,その中で,自分の考えは,広域化して,逆に,小松島市に誘致したいという。しかも,結局,今の施設も維持管理費がずっと要るのであれば,それが,もし広域になって向こうへ行っても,置いときたいという残すような形になるのであれば,だったら,逆に,残さんのかな,市は,撤去するのですか。済みません。  けども,僕は,残す,残さんもあるのですが,誘致の方で考えております。済みません。 ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◎ 前川委員  私も広域化には賛成ですが,小松島市にごみ処理施設を持ってくることは反対でございます。 ◎ 出口委員長  その理由は何ですか。 ◎ 前川委員  ごみの量が一番多い徳島市にごみ処理施設をお願いする方がいいのではないかということでございます。ごみの量が,徳島市が一番多いけんね,そういうことです。
    ◎ 出口委員長  それ以上の理由はないということですね。 ◎ 前川委員  ございません。 ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◎ 池渕副委員長  広域化に向けては,小松島市は,広域化というのはほかの行政と一緒にやっていくことで,当時,二度も,ちょっと物は違いますけども,合併で結婚を失敗しているだけに非常に慎重に運ばないかんなと。佐那河内村の例もありますので,そこは,慎重に進めないかんなというのが私の今の印象です,すごく。  その中で,選定場所をどこにするかというところで,徳島市さんにおいても,ある程度というか,選定場所自身の候補地という思惑ぐらいは,勝手な想像ですけど,持たれて進まれとるのではないかなというような印象は,臆測に過ぎませんけど,持っています。小松島市にという話であれば,ほかの自治体もあるかもわかりませんけども,そことのせめぎ合いが始まるところで,取りとめのない意見ですけど,慎重に進めないかんなというのが今の僕の印象です。ありがとうございました。 ◎ 出口委員長  もうほかに,言うときたいという人はおりませんか。はい,どうぞ。 ◎ 吉見委員  安平さんの意見に賛成です。工場誘致という観点からも,最近は公害も全然なくしとるし,それで,今の炉の方も何億円と維持費が要りよるので,早急にせんといかんということは市政の方も全部わかっていると思うのです。そしたら,広域はええわ,うちは困るわと,そんなのではちょっと虫がよすぎるのでないかと。総論賛成,各論反対のようなもので,初めからこっちから手を挙げていくと。そして,誘致して,幾らかでも市政の足しになるのと違いますか。そう思うので,広域賛成で,誘致賛成です。 ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◎ 片田委員  広域賛成とおっしゃる委員さんが,多分,全員ほとんどと思いますが,うち,ただ一人と思います,広域反対と言うのは。これは,共産党としての方針でもありますけども。  広域化をして,また,やめた都市,全国的にもかなりあるのです。それで,それの資料も,私,手元にはあるのですけども,結局,広域化したところで,年間の運営費というのは,これは,1つ例を挙げますと,鹿児島県の志布志市なのですけども,人口3万人で年間10億円要っているのです。それで,今,単独でいろいろ,確かに,自治体住民とかは,努力は相当,分別とか資源化ごみで努力はされているのですけども,長い将来のことを考えたら,税金とか市への負担とか住民への負担とか,また,環境なんかも言ったら,単独で,それで,皆がしっかりとごみの資源化,再資源化,また,分別をしていかなければならないと思っておりますので,私は,たった1人ですけども,広域化には反対をしていきます。  以上です。 ◎ 出口委員長  広域に反対ということは,今のままで単独でやるということですか,考え方は。はい,どうぞ。 ◎ 杉本委員  私は,広域に賛成したいと思います。  それで,中心的に,今,徳島市がそういうのですが,非常に,徳島市も聞くところによりますと,徳島市地域の中で非常にあちらこちらにやりたいというようなことを,徳島市の中でも問題になって,誘致合戦がかなりされておるというようなお話も若干聞いておりますので。そういうふうな状態で,うまく進まない状態であれば,小松島市に誘致して雇用も生んでしたらいいのでないかなというふうにしておりますので,そういう方向でお願いしたいと思います。私は,そういう意見です。 ◎ 出口委員長  御発言のない方,よろしいか。はい,どうぞ。 ◎ 宮崎委員  広域は賛成です。佐那河内村が話がだめになって,原市長は,徳島市は徳島市にせんといかんなという中で,その中で改めて遠藤さんになって,費用がかかるから広域にしようという話ですから,私は,恐らく,26万人という大きなごみを抱えとる徳島市自身が施設的なものの方向を探る可能性が非常に強いと思うのです。ですから,あえて小松島市が手を挙げる必要もないし,自然とその方向になっていくのでないかということで,この間のタウンミーティングでは賛成が多いようなけど,いざするとなったら大変な反対者が出てくる可能性は十分あると思いますので,あえて手を挙げる必要はないのでないかと,このように思っております。 ◎ 出口委員長  はい。よろしいか,もう。ああ,どうぞ。 ◎ 四宮委員  私の意見としては広域でという意見なのですけど,徳島市のうちの同僚議員に話を聞いてみますと,あえて徳島市で,自分ところで,このたび,広域の方の話をもう一回,一からするに当たって,どうして徳島市が徳島市でつくらないかんかというような議員が多いらしいです,意見として。だから,なかなか,広域で徳島市でしてもらうやいうのはちょっと厳しいと思うので,単独でやることも考えながら進めていかなかったら,施設が施設ですから,という気持ちもあります。 ◎ 出口委員長  遠藤市長は広域を考え直すとは言うたけども,議会等では,何で広域でせないかんのなと,徳島市は徳島市だけでええでないかという意見が多いということですか。それとも,ああ,では,広域についてはええけども,え。うん。徳島市内にこしらえないかんのかと。ああ,そうですか。それは,まあね。うん。わかりました。初めてそういう話を聞きました。  ほかないですか,なければ終了しますけども。よろしいですか。松下さん,よろしい。はい,どうぞ。 ◎ 松下委員  私も,武田委員さん,安平委員さんと同等なのですけど,まず,広域か単独か,片田さんの方から,単独の場合でも,結構,最近費用がかかってくるというお話もあったのですけど,それについては検証すべきだと思うのですけど,今現状,私が知っている知識上では広域なのかなと,広域がいいのかなというふうなところが第一に持っておるところでありまして,また,場所につきましては,池渕さんがおっしゃられるように,相手方がいることなので,なかなか慎重に物を運ばないかんのかな。行く観点もあるとは思うのですけど,広域するに当たって,場所ですね,公害の問題とかいろいろ言われているところもあるかもわからないのですけど,そういった面は施設的にも課題でクリアできるところもあるのではないかなと思いますし,本市にとっても有意義な施設になるように推進していくべきなのかなと思います。 ◎ 出口委員長  大体。広田さん,済みません,できれば。ああ,指名したらいかん。ごめんなさい。どうですか。はい,どうぞ。 ◎ 広田委員  この間のタウンミーティングの画面をずっと見よるのやけど,広域か単独かという部分については,私については一応広域の方に手を挙げたいと。  ただ,この間のタウンミーティングの中で意見が出てきた内容について,メリットデメリットとか場所とか環境への影響とか,そういった部分がいっぱいあるのですが,この部分については全てクリアできる部分が全部入っていると思うのです。  ただ,そういう施設はうちは要らないと。だけど,要るのはわかったのやけどうちは要らないという部分を先に出してもろたら,これは,できるものもできないという部分がありますので,小松島市においても候補地というのは背中に背負うて1つは持って行くべきだと思うのです。11月になったら,結果的に,協議会の中でどういう内容かというのが話が出てきますので,そのときに,場所は限定しませんけど,小松島市は候補地を1カ所持って行くという部分で,私は,いいと思います。 ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◎ 高木委員  広域と言っていますけど,これも,私やったら,産建部会で一遍どこか見に行って,それで,例えば,公害の問題とか,また,海なら海,埋め立てるなら埋め立てる。ごみというのは,実際考えますと宝の山です。それで,基本的に,よそに誘致するのであれば,反対の所もあったらしいのですけど,これ,前回聞きましたら18億円ものお金がその市町村におりるというような問題もありましたので,今,この小松島市の農振地域において,本当に米も安すぎて何もできないような状態です。それを考えますと,この小松島市の地に誘致したらいいのではないかなと思っております。ですから,市長,徳島市で話をするのであれば,うちが話をする前に先に手を挙げていただいて,小松島市,何かありましたら,誘致,よろしく頼みますぐらいは言うていただきたいなと思っております。  なぜかと言うのは,本当に小松島市は,今,先ほど誰か言いましたけど,産業にも乏しいし本当に財政難もまた今後来るだろうと思いますので,一つ一つ,市民の目線から見ても,ああ,臭いけん嫌とか何やかんや言うけど,今の技術であれば,そういうことは,まず,ないと思います。例えば,大阪市の南港にあります,何やら島というかな,オリンピックまでしようかなと言うたような土地をごみ等で埋め立てて,現状を見ておりますが,本当に横から見ておりますと,処理場もインドの建物みたいな,これ,何でしょうか,こんなきれいなと思うような施設もありますので,そういうふうな建物ができるのであれば,私は,誘致した方がいいと思いますので,よろしくお願いします。 ◎ 出口委員長  それでは,全員の意見が出ましたので,自由討議,このテーマについては閉じたいと思いますが,よろしいですか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  それでは,次に,業務委託契約のあり方についてを議題として自由討議を始めたいと存じます。どなたからでもどうぞ。はい,どうぞ。 ◎ 池渕副委員長  理事会で提案させていただいたのは私でありまして,今回の決算審査をするに当たって,業務委託料は,先日,広田さんに聞くと660幾ら,業務委託がある流れの中で,大きく総括質疑でも出させていただいとるのですが,委託先の指名を選定した後に,業者さんの参加が1者しかないにもかかわらず,それを落札とするに当たっては,競争性が保てんから,業務委託は,今年度4月からそういう方式を認めたというお話が行政側からあったのですけども,そのことについては,1者というのは競争性の担保ができないと。過去には,PFIの葬祭場の運営のあり方についても,1者で競争性が保てんからやめたというような判断があったにもかかわらず,また再度戻ってきたという点があったり,スクールバスの話でも,業務運営の発注のあり方が,基本的に,向こうの運営の仕方が,公平性がなかなか保たれていない状況があったり,ごみの瓶,ガラスの収集運搬の民間委託事業も,債務負担行為で3,000万円を切るぐらいの額を発注するにもかかわらず,一般競争の入札であるとかプロポーザル方式であるとかいう方式をとらずして見積もり合わせの競争入札ですというような運営の業務委託のやり方というのは,なかなか,不透明で公平性と競争性が保っていないと。ですから,行政に向けては,再度,それが担保できるルールづくりを,きちんと基準を,どこかの,建設管理課なら建設管理課がつくって,各原課に共通のルールをきちんと,研修なりすることが必要でないかなというのは,今回を通じて,各課ばらばらな状況で予算立てから始まって,見積もり徴収,競争業務委託というようなことをやっとるところのルールが定まっていないところが印象づいたので,今回,こういうテーマを挙げてさせていただいたのです。というところの背景です。ぐらいに,まず,やめます。 ◎ 出口委員長  ただいまの御提案理由ということだろうと思うのですけども,これについて御自由に御発言いただきたいと思います。いかがですか。はい,どうぞ。 ◎ 佐野委員  入札と見積もり合わせの違いを考えよるのですけれども,入札と言うたらもっと出てくるのやけれども,見積もり合わせというのは,ある面では,1者の人に頼んで,ほかからももろてこいよと言って,見積もり合わせと入札との違いを,誰かわかる人がおったら教えてください。 ◎ 池渕副委員長  この間の瓶,ガラス収集運搬の質問をしたときも,見積もり合わせも,見積もり合わせ入札ですという,そういう答弁だったと思うので,それも1つの入札の方式だと,業務委託のときの入札の方式ですというような御回答はいただいたので,そこは,現課だけで見積もりを徴収して,そのごみ,だから,衛生センターだけで見積もりを集めて,そこで全部,現課だけで開封して現課が見て決めるということ自身をやめて,金額を,ある程度,瓶,ガラスだったら債務負担行為でざっと3,000万円を切るぐらいですから,こういうのは,きちんと建設管理課において,公平性を保たれる,違う部門のそういうところでもきちんとルールを諮ってやるべきでなかったのかなというのを,そのルールづくりが必要でないかなというのを感じております。 ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◎ 佐野委員  入札の場合は,入札資格の申請をしとる書類しか入札をしてくださいという指名は来んのと思うのですけれども,見積もり合わせの場合は,それをのけて見積もり合わせを皆にお願いできるわけですか。 ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◎ 佐野委員  そのときに,業種によっては,なかなかそれに参加する業者が少ないとかいうような,小さい小松島市なので,あると思うのです。それで,小さい仕事だったら,そういう入札にも参加せんわという,初めから行かん人もおって少ないこともあるのだろうけれども,そういう業種が多かったらどうしても見積もり合わせになってしまうのでないかいなと思いますけど。その点はどうなのでしょうか。 ◎ 出口委員長  いや,ちょっと,佐野さん,ようわからんのですけど,よろしいか,今。 ◎ 佐野委員  ほなけん,見積もり合わせというのは,入札する,申請しとる業者は少ないというようなことで見積もり合わせというのになっとるのかいなと私は思うので,それも,仕方ないけれども,どういうときの,ルールづくりを,今,池渕委員がおっしゃいよるのだろうけれども,担当課だけでなしに建設管理課も,上部も皆,何をして,入札というか,見積もり合わせは,方法は正しいのかという研究を,意見を,ルールを決めて意見をまとめてほしいと思います。 ◎ 出口委員長  金額によって,例えば,50万円以上の場合は物品購入委員会にかけないかんとかいうようなルールはあるのでしょう。そしたら,2,000万円とか3,000万円とかいうものについては,当然,きちっとした建設管理課のルールによって入札をするというのがルールではないのですか。 ◎ 池渕副委員長  その点で言うたら,この前の瓶,ガラスの民間委託はそれには該当せんかったのです。 ◎ 出口委員長  それにはと言うのは。 ◎ 池渕副委員長  いわゆる建設管理課がするところによったら,先ほど,佐野さんが言われたように,私のとこ,入札に参加したいですという申請を出すでしょう。その出す業者さんが,この間の話では,2者しかなかったと,出している業者さんが。2者では入札が諮れんと。それに諮れんから現課に差し戻しが来て,衛生センターで考えて,それ以外に同種の業種をしよる業者さん5者かな5者に見積もりを出したと,見積もり条件を出した。 ◎ 出口委員長  その同種の5者というのは登録をしていないということ。 ◎ 池渕副委員長  登録しとるのは2者だけ。3者は登録していない。だから,本来だったら,事前に,もっと登録を促してもろて3者以上をつくってきちんと入札にかけるべきでというようなのが,それが,1つの基準になるので,それは,すべきであると思うのが1つと,もう一つ大きいのは,とにかく,業者が1者しかないのに落札さすのは,これは,いかんと。衛生センターだったら,再度,もう一回入札をかけて,その後に随契で価格調整,調整という言い方はおかしいね,交渉して随契で契約しようというようなところもあるので,いきなり指名して,業者さんが全部辞退して1者だけ残って,その1者が金額を入れたけん,あんたのとこ,落札ですというやり方はちょっと乱暴すぎるというのがもう一点,この2つがあるのです。この辺はきちんとルールをつくった方がいいというところです。  1者入札というのは去年まではなかった。今年から,委員会で聞いたら,4月からそれをスタートさせたと言うけん,それは,1者があかんと来て,もう一回1者に戻すというのは余りにもひどくないという話を言わせていただいた。  以上です。 ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◎ 北野委員  済みません。入札の参加というのは,物品でも何でもあって,いつからいつまで,登録しなさいよという方が,でしょう。池渕さんが言いよるのは,登録していなかった人にも参加させるようにして入札をするようにした方がいいですよと,そういう意味。違う。 ◎ 池渕副委員長  いや,反対。登録を促した方がいいですよということ。 ◎ 北野委員  ああ,そうしたら,期限が過ぎとっても。 ◎ 池渕副委員長  いやいや,それは,ほなけん,期限前に,予算を立てるときに,次,こういう事業をせないかんというのは各課わかるで,な。だから,登録を促さなかったら,結局,登録ない人に,今回,そやって発注するようになるで。発注というか,委託見積もりを。 ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◎ 杉本委員
     これ,この年度に何月何日付けで更新して審査申請を出して何者というのがあると思うのです。その中から,私は,先ほど言うように,見積もり申請をしていただいて,そして,その上で入札するというのが,本来の入札の内容で過去からずっと来たように思うのですが。この間の説明では,今,池渕委員が言っているように,1者が来て1者で決めるという話,もう一度,入札をやり直してまたやるというようなことは今はないように思うのですが。従来の,昨年までの分と,今,今年言いよるのが非常に内容が違うということがあるので,これは,ちょっとおかしいのではないかなと私は思うのですが。そこらを,もう少しきっちり,これ,やらないと,先ほどから言っている部門においても,非常に問題のある入札がたくさんされておるように思うのです。 ◎ 出口委員長  だけど,池渕さん,登録を促すようにと言うけども,それは,業者の問題であって,そんなん,登録せんとか,何かの資格を持っている人がおらんとかいうことで,したくてもできんという場合もあるわけでしょう。そんなときはどうしようもないわけやね。 ◎ 池渕副委員長  それは,どうしようもない。それは,もうどないもない。 ◎ 出口委員長  それだったら,見積もり合わせをもっと公平性が保たれるようなやり方をするルールをこしらえた方がええんとちゃう。はい,どうぞ。 ◎ 池渕副委員長  例えば,スクールバスの例だったら,そもそも,登録を促すという業務というか,バス協会に20社あると。20社に向けて各社に案内するという感覚というか,そういうやり方すらも,実務的に職員さんにはなかったという印象を僕は持ったのです。だから,本来だったら,それを促して,それで,それでもできなかったよというのであればまだわかるのですけど,きちんと,それは,そういう行政のルールがあるので,まずは,それをきちんとやりなさいよというのが1つでないのかなというふうに思っている。 ◎ 出口委員長  ちょっと,杉本さん,はい。 ◎ 杉本委員  今,池渕委員が言うように,スクールバスの件についても,業者がA,B,見積もりをとって,実質運行がCなのです。こういう状態があって,そして,答弁では,現実に見積もりした2者の1者がやっておるというようなことがあって,あと,12時から,1時から,少々の調査の時間が来て調べたら,現実に全然違う書類が出てきて,A,Bに見積もりをとってCが現在運行しておると,こういう状態がはっきり出てきて,金額的にも,金額で言うとおかしいのですが,片一方,1,000万円ちょっと,片一方は1,200万円ぐらいというふうな見積もりが出てきておって,現実にそういうふうな内容の運行をやっておると。だから,これも,ずっと,金額的にも精査してみますと,年間1,000万円も要るようなスクールバスの運行が果たして正常なのかなということを考えますと,非常に問題のあるような入札方法をやっておるなと私は思います。 ◎ 出口委員長  はい,佐野さん。 ◎ 佐野委員  入札にかけたら1者しか応募がなかったと。普通の場合は,再入札,条件をもっといいようにしてとかいうので再入札をかけると。それで,それでもまだ1者というときに,多分,流れてずっと延びて事業がして,最後は入札にかかったというふうな例があるのですけれども。ただ,今言いよるのが,1回目で入札が,応募がなくって,いきなりそれにしたということですか。 ◎ 池渕副委員長  いう事実があったわけです。 ◎ 佐野委員  そしたら,そのときに,そこの現場の事情もあるのだろうけれども,あれ,ごみ運搬かな,何かのとき。 ◎ 池渕副委員長  ちゃうちゃう,それは,危機管理課のやつ。 ◎ 佐野委員  何のやつは,ほな。 ◎ 池渕副委員長  防災です。 ◎ 佐野委員  防災でない方の,ごみを集めるやつ。 ◎ 池渕副委員長  集めるやつは1者ちゃうのです。 ◎ 佐野委員  2者あって。 ◎ 池渕副委員長  5者ちゃうのですか。 ◎ 佐野委員  それは見積もり合わせやな。 ◎ 池渕副委員長  うん,それは,見積もり。 ◎ 佐野委員  ほんで,1回目のときに業者が1つしかなかったと,でなかった。 ◎ 池渕副委員長  ごみのやつは2者。 ◎ 佐野委員  2者あって……。 ◎ 池渕副委員長  2者しか登録業者がなかった。 ◎ 佐野委員  2者では入札ができんのですか。 ◎ 池渕副委員長  できんという話なのやけど,2者でしたらええんちゃうとは思うのやけど。 ◎ 佐野委員  私も,2者あったら。1者だったらいかんけど,2者あったら入札かけたらいいとは思います。 ◎ 池渕副委員長  ただ,だけど,契約規定で3者以上というところがあるんよ,今。 ◎ 出口委員長  いや,だから,ごっつい,ちぐはぐで少しも統一性がないということが問題なのでしょう。 ◎ 池渕副委員長  そうそう。 ◎ 出口委員長  はい,では,安平委員。 ◎ 安平委員  一連のお話,行政の答弁を聞いていまして,今,振り返ってみて思うのは,ごみの方で,ごみの瓶ですか,3者ないから2者しかないから,それは入札できませんって建設管理課が言うたん。ほな,片方では,物品では1者の見積もりでもオーケーです。これってめちゃくちゃおかしい。  もっと極論を言いますと,PFIのときに1者しかなくって入札をやろうとしたけども,議会が,いや,それは公平性が保たれんという意見を出して,それで,行政はそれを認めて中止したのですよ。それがいつひっくり返ったのだという話です。今年の4月からひっくり返した。今年の4月から1者でも行けるようになったのですよ。その根拠はどこにあるのだと。そしたら,167条の第2項に,業者が1つしかなかったらそこで契約しても随意契約できますよと書いてありますよって。こんなんは昔から書いてある。なのに,やらなかったのだよ。それを,4月って,誰の判断でやったか知らんけど,どんなよろいかぶとかぶって,どんな法律を後ろに,書類をもって,根拠をもって話してそれを決定されたか知らんけど,絶対おかしいというのは僕のところにあります。  1つ言います。国は,随意契約というので一時すごく問題になりました。それは,天下った団体さんに随意契約で年間何十億円のお金が,仕事が流れている。これは,おかしいのでないかと,国会で問題になったときに,何をやったか。それは,各省庁は,一般競争入札で一応やるのです。こういう仕事があります,やる人はおりませんか,これで見積もりしてください。出すのです。それに対して,1者しか公募がない。いつもOBが天下っている所しか応札がなかった,ほかになかった。だから,仕方なしに,1者しかないから,167条を使ってここと契約いたしましたというような逃げ道をつくっているわけです。それを本市はやっているのかという話です。1者しかなかったから1者でやりました。167条の2項か,使ってやりましたとか言って,この間,答弁しとったけど,本当にそれでいいのというようなところは残っています。それが僕の意見です。 ◎ 出口委員長  大分,皆さん,わかってきただろうと思いますので。  もう御意見はございませんか。よろしいか。  それでは,業務委託契約のあり方についての自由討議を終わりたいと思います。  自由討議は,一応,これなのですけども,ただ,提言書について議会運営委員会の方から佐野委員長より御報告がございます。よろしくお願いします。はい,どうぞ。 ◎ 佐野委員  3月の議会のときに,予算決算委員会,常任委員会で自由討議をしました。その中で,テーマが市役所組織のあり方ということでいろいろ議論があって,一応皆さんの意見が同じようなのだったので,議会運営委員会で提言書としてまとめております。ただ,市役所組織のあり方が3月23日の時期でありましたのでちょうど議会の市役所組織というのが固まっておったところなので,出すタイミングが悪いということで,9月議会でこの審査が終わった後に出そうということで,文としてはあるのやけど,まだ温めているというのか,持っている状況なのですけれども,それをどうしましょうかという御相談なのです。だから,どうして議会運営委員会,ここには小松島市議会議会運営委員会とは書いてあるんやけれども,予算決算常任委員会で討議をしたのだから予算決算常任委員会が議長に提言をして,議長が全員に諮って市長に提出するというような手順がいいのでないかと思うのですけれども,どうでしょうか。 ◎ 出口委員長  今,委員長から御報告があった点については,タブレット端末,ナンバーが402の提言書ということで,平成28年3月25日付けで小松島市議会議会運営委員会の名前でまとめられたものです。内容については,今,委員長が御報告あったように,平成28年3月定例会議における予算決算常任委員会での自由討議のテーマとして,市役所組織のあり方ということで自由討議を行いました。それで,それに基づいて提言書を,これ,何で議会運営委員会でしたのかようわからんのですけど,こういう提言書をこしらえたのですけども,組織の編成については,3月では早すぎるというか効果がないということで,それでは9月の決算まで待ちましょうということで,現在,事務局の方の預かりになっておるという形になっておりますので,この提言書をどう扱うかを御協議いただいて,議会運営委員会の御了解をいただければ予算決算常任委員会として議会評価の評価書とともに提言書をこしらえて,議長の方にお渡しをして議長から市長に渡してもらうということをやりたいのですけども,いかがでしょうか。はい,どうぞ。 ◎ 吉見委員  議決するのですね。 ◎ 出口委員長  いや,だから,予算決算常任委員会の名前で議長宛てに出します。それを議長から議会の意見として,提言として市長に出してもらいます。 ◎ 吉見委員  事業評価のようなことの順序にやるのでないのですか。 ◎ 出口委員長  一緒です。 ◎ 吉見委員  一緒ですね,はい,賛成です。 ◎ 出口委員長  よろしいですか。はい,どうぞ。 ◎ 安平委員  提言書を市長に提出するということについては賛成です。  ただ,これ,今のこのままではなくて文書は提言書に直すわけでしょう。 ◎ 出口委員長  文書については。 ◎ 安平委員  直されるのでしょう。 ◎ 出口委員長  直すというか,今やります。出すということが決まれば。 ◎ 安平委員  出すことについては賛成です。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  よろしいですか。御意見ありませんか。
     それでは,提出するということで決めたいと思います。  今,安平委員から御指摘があったように,確かに,提言書と書きながら,平成28年3月定例会予算決算常任委員会自由討議,テーマ何とかと書いて,これ,ちょっと,こんなん要らんだろうと思うのです。要らないですね。 ◎ 佐野委員  日にちと表題の方も,現在の日にちと,小松島市議会でもいいのかな。 ◎ 出口委員長  うん,だから,これ,上3行はへずって濱田市長殿にして,最後に日にちを入れて,これ,市議会と書く以上は議決せないかんの,どんなんで,議長。 ◎ 井村議長  最終日に,ほなけん,まとめて,意見書として議会で採決とらないかん。 ◎ 出口委員長  あれ,議案,事務事業評価表も。 ◎ 井村議長  提言書,提言書にして。提言書にして……。 ◎ 安平委員  提言書だったら,議会報告要らない。 ◎ 井村議長  提言書を意見書にするのであればね。 ◎ 出口委員長  要らんね。 ◎ 安平委員  意見書をつけてあるから,あれは,議会の本会議場の(聴取不能)提言だから。 ◎ 井村議長  構わん。済みません。今,事務事業評価でやったのは提言書,あそこで採決とって意見書に変えるわけでしょう。そしたら,これも,同じように提言書を議場で採決とって意見書に変えるのでないのですか。違うの。 ◎ 出口委員長  いや,違うと,それ,どっちでもええだろうと思うのやけどね。それは,意見書の方が,よけい重みはあるわな。 ◎ 井村議長  でないの。 ◎ 出口委員長  でないの。 ◎ 井村議長  ではないの,ああ,そうなの。提言書やったら,直接渡すだけな,従来どおり。 ◎ 出口委員長  いや,だから,提言書は渡すだけ。議決は要らん。 ◎ 井村議長  そうでしょ。 ◎ 出口委員長  だけど,意見書だったら議決が要るという。 ◎ 井村議長  私は,そこまで行くのかなと思って……。 ◎ 出口委員長  では,どっちにしますか,それでは。                        (「意見書」と言う者あり) ◎ 吉見委員  意見書。 ◎ 井村議長  吉見さんの意見では,私は,そういうふうにとっとったのですけど。 ◎ 吉見委員  僕はそう聞いたもの。 ◎ 井村議長  でしょう,提言書みたいにするのでしょと言うけん,ああ,事務事業評価みたいに議会に出して,そこで決をとって意見書として渡すのかなと思いよったのですけど。 ◎ 井村議長  はい,すいません。確認しといてください。 ◎ 出口委員長  それでよろしいか。意見書として議決をして,意見書として市長に出すと。おかしい。はい,どうぞ。 ◎ 佐野委員  どないかな,重みという問題で,ここの市役所の組織のあり方というような,組織に言うから意見書というよりも提言書ぐらいでいいのでないのかなというのがこのときの考えだったとは思うのです。だから,今は構わんですけど,これからは。だから,もし提言書のような形で出すのだったら,議会で議決を,議場で議決をせんでも,このまま市長に渡します。だけど,いや,意見書として重みを出さないかんと言うのなら,予算決算常任委員会から議長に提言して,全員でまた諮って,議会で諮らないかんと思う。 ◎ 出口委員長  だから,それはわかっとるのです。だから,どちらにしますかという。 ◎ 佐野委員  私は,提言書でいいと思います。 ◎ 出口委員長  はい,どうぞ。 ◎ 安平委員  この内容なのですけど,内容が,行政組織の話,極論,一例,産業振興課のように事業内容が大きく異なったり範囲が広すぎる課は分課してどうか。これというのは行政の専決の話であって,議会が,こうやってしなさいではなくて,こうやってしたらどうですかという提言ができるような話であってという気がしているのです。 ◎ 出口委員長  ああ,それは,意見でなしに提言だと。 ◎ 安平委員  提言だと。だから,意見では,これ,そういうのを決めるのは市長が,専任権でなくて何か権限を持っていて,市長が決める権限を持っていたと思うのです。 ◎ 出口委員長  いやいや,それは,そうですよ。その内容はそうです。 ◎ 安平委員  だから,その市長に対して提言をするのですよ。 ◎ 出口委員長  いや,それは,だって,事務事業評価書だったってこうするべきであるとか何とかと書くわけですから,あれは意見書ですから。 ◎ 安平委員  意見書は,こやってするべきであるという意見書なのですよ。 ◎ 出口委員長  いや,だから,それは,ここはどうかと書いてあるんから,それは,変えたらええだけの話であって,これは,提言書やからどうかになっとるのだろうと思うのですよ。だけど,その前に,意見書にするか提言書で行くかどちらかを決めたうえで,意見書に行くのだったら,これは,おっしゃるように,どうかというのはちょっとどうかと思うから,それは,変えたらええことで,まず,提言書で行くか,議決をとって意見書で行くか,どちらにしますかという話を先に決めた方がええと思う。提言でいいの。 ◎ 安平委員  これは,提言書の方がいいと思います。それは,理由は,これは,専決というか,決める権限は行政側にあって議会にはないというか,だと思うからと思います。 ◎ 出口委員長  どうですか,皆さん,御意見は。別に指名はしませんが,できるだけたくさんの意見をいただきたい。はい,どうぞ。 ◎ 吉見委員  今の安平さんの何はほんまですか,市長にこれがあるわけ。 ◎ 出口委員長  それは,行政の全ての執行権は市長にあるのは事実ですよ。執行権は市長にある。だから,例えば,予算にしたって決算にしたって,否決をして不認定にしたって何ちゃでないん。それは,何ちゃでないのです。  だから,これ,問題についたら,組織を変えたらどうですかと言うても,変えなさいと言うたって,変えるべきであると言うたって,市長がそんな必要ないとすれば,そのまま通る。それが無効だということはないです。それが執行権。はい,どうぞ。 ◎ 池渕副委員長  意見書か提言書というすみ分けは,相手側ではなくて我々の議会がどこに位置づけて物を言うかというところが提言書か意見書かという違いがあるので,本会議を通して議決することによって,そのもの自身に合意形成が諮られました,議会の総意ですよと,もちろん提言書もそうなのですけども,ただ,それを議決するか議決しないかというところで重みが,重みってどんだけグラムがあるのかと言われると,それは,言葉だけの話なのやけども,重みが増すよという話なので,いざ実行へ向けてより積極的に物を言うのであれば,意見書がいいと思いますし,だから,相手側が決めるから,相手側がどうこうというのではなくて,こちら側がどの立ち位置で物を言うかというところで判断すべき事項かなというふうに思います。                     (「ほな,どっちやねん」と言う者あり) ◎ 出口委員長  どちらや。どうぞ。 ◎ 松下委員  ちょっと確認といいますかあれなのですけど,安平さんが先ほどおっしゃったような,内容的なものがあって,例えば,議会に与えられとる権限で議決権であったり調査権であったり,陳情とか請願とかの受理とかだったりというのだと思うのですけど,理事者の中の現課を,例えば,分課するべきだと言うほどの意見て,市議会として言うのが妥当なのかなと。例えば,意見書に上げてまで。した方がええんちゃうでだったら,まだ,何か変な言い方なのですけど。越権行為と言うたらあれですけど,には当たれへんのかなというのが正直な感想です。 ◎ 出口委員長  いや,ただ,意見書とする以上は,したらどうですかというのは意見書ではないと私は思うのです。それは,提言だろうし。だから,それは,意見書にするか提言書にするかは決めた上で字句は変えるということになるだろうと思います。どちらがよろしいですか。提言書でいいと。はい,どうぞ。 ◎ 安平委員  いろんな論議,お話があろうかと思うのですけど,まずは,議会として今年は提言書で出して来年は意見書で出すというのはどうでしょうか。そしたら,どんどん重たくなっていくから。 ◎ 出口委員長  ああ,今年提言書。 ◎ 安平委員
     提言書で,来年は意見書。 ◎ 出口委員長  とりあえず,つくっといて,ああ。 ◎ 安平委員  ジャブ打っといて最後フックで決めるという,そういうやり方をしたらいいのでないかなと思います。 ◎ 出口委員長  わかりました。  という御意見ですけど,いかがですか。賛成。はい,ほかに御意見ございませんか,はい,どうぞ。 ◎ 北野委員  今言いよったように,提言書でいいと思います。提言書にして,これをしてくれるかどうかちょっとわからんので,提言書で最初はやるという。 ◎ 出口委員長  それでは,提言書として出すと,今年は。結果を見てまた来年考えると。  それでは,そういうことにします。よろしいですね。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  それでは,文面等はどうしましょうか。議運でする。                  (「文言については議運でもみましょう」と言う者あり) ◎ 出口委員長  また議運を開くん。委員長,どうします,議運の委員長。はい,どうぞ。                       (「あした集合」と言う者あり) ◎ 出口委員長  それでは,議運でやるということでよろしいですか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  いやいや,委員長が決めなんだら,議運でない人がそんなこと言うたって。 ◎ 佐野委員  それでは,3月に議運の運営委員会でしとる手前,これも,最後まで何して,議会運営委員会を,あす,する時間あるのかな。 ◎ 出口委員長  ちょっとそれ,きょう終わるまでで日程を考えてください。 ◎ 佐野委員  はい。 ◎ 出口委員長  とにかく議運で受けていただけるということで,検討するということでよろしいですね。  それでは,そういうことといたします。  それでは,休憩をいたします。                        [休憩 午後 2時35分]                        [再開 午後 3時00分] ◎ 出口委員長  それでは,再開いたします。  これより,市長に対する総括質疑に入ります。  質疑については,一問一答制,質問の時間制限は設定しておりません。21日午後8時30分に通告を締め切り,23日午前9時よりの調整会議において発言順を決定いたしております。お手もとに配布いたしました順序に従い,発言を許可します。  吉見委員。 ◎ 吉見委員  競輪局職員の給与などについて質問します。  競輪局においては,収支改善計画に取り組む中で経営改善を行い,基金残高も順調に増えているとの報告をお受けしていますが,このたびの議会に提出された平成27年度の主要施策の成果などに関する説明書の中の職員給与などについて,6,597万7,653円が支出されております。平成26年度の同じ欄を見ると4,617万7,811円が支出されており,前年度に比べるとおよそ2,000万円近く増加していることがわかります。  それと,平成25年主要施策の成果に関する説明書で約5,000万円で,この中の施策の成果は,局長をはじめ7名の給与など,業務を円滑に執行するため民間委託などを活用し職員数の増加を抑え定員の適正化を図っているとあります。また,26年度の給料などは4,617万円ぐらいで,施策の成果に,局長初め5名の職員給与,業務を円滑に執行するため民間委託などを活用して職員数の増加を抑え定員の適正化を図っているとあります。  27年度の6,597万円は,副部長以下8名の職員給与,競輪局としては民間委託などを活用し職員数の増加を抑え定員の適正化を図っているが,人事異動による増減があり,本年度は昨年度より2名増加したとあります。収支を考える競輪局において人件費についても費用であると考えますが,その人件費が過去3年よりも2,000万円近くふえている理由はいかがですか。お伺いします。 ◯ 濱田市長  吉見議員からは,競輪事業の職員等給与費等が前年度に比べて2,000万円近くふえているということについての質疑をいただきましたので,お答えいたします。  給与費等の増加につきましては,その前提となります,平成27年度の人事異動について申し上げさせていただきますと,競輪局におきまして,競輪事業収支改善計画の特例期間の最終年度に当たることなどから,それに対応する職員の配置などを念頭に置きながら,市役所全体の人事異動の中で調整を行った結果,人員がふえ人件費がふえたということであります。  以上です。 ◎ 吉見委員  先ほども申しましたように,26年9月の施策の成果などは,局長を初め5名の職員給与で業務を円滑に執行するため民間委託などを活用して職員数の増加を抑え定員の適正化を図っているので4,600万円,これ,適正化を図っとって,それで何で2名ふえるのですか。 ◯ 濱田市長  さきにも申し上げましたように,競輪局において競輪事業収支改善計画の特例期間の最終年度に当たることから,それに対応する職員の配置などを念頭に置きながら,市役所全体の人事異動の中で調整を行った結果であります。だから,単年度だけでございますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  全体の人事異動と言いますけど,これ,どこから持って行ったのでしょうか。それで,競輪局の方も,5,000万円が適正かと言って,それで,別に要望していないのに持ってきたと。要望している所は人間を渡さんと,要望していない所に人間を渡すと,これ,おかしいのでないのですか。 ◯ 濱田市長  委員長にちょっと,細かい内容ですので担当課から説明させていきたいと思いますので,結構でしょうか。 ◎ 出口委員長  はい,結構ですよ,どうぞ。 ◯ 濱田市長  では,担当課,すいませんけど,よろしくお願いいたします。 ◯ 孫田政策監  27年度の人事異動の件で質疑をいただきました。  まず1点は,要求がないのに持っていったのであるということは,まず,違います。人事のヒアリングの中では人員がなかなか足りていないというようなお話もございました。それと,27年度につきましては,その前は,参事だったですか,局長1名を置いていましたけれども,27年度には副部長というのを置いて,これが1名増加の要因。それと,もう一名配置したということで,その前年度から比べると2名増というような形となっています。  要求が必要な所には配置せずに要求がないのに置いたというのは,ちょっと誤解と思いますので,そこは,ちょっと御理解賜りたいと存じます。 ◎ 吉見委員  さっき,市長は1年限りと言いましたけど,24年9月には4,600万円,25年9月には5,000万円,26年には4,600万円,今年だけ上がっているのですよ。だから,さっき市長が言ったように1年間単独だけで上がっていますということはないですよ。いかがでしょうか。 ◯ 孫田政策監  配置の人数だけでなくって,行った方の賃金単価というのがそれぞれございますので,年によって変動があるというのがまず前提です。それと,今,27年度のお話でして,27年度は26年度に比べると2名増加だったのでこういう数字になっておるというようなことです。 ◎ 吉見委員  市長には平成27年度の競輪局の人事異動から説明していただきましたが,人件費が経費となる競輪事業において,もし人件費が2,000万円増加していなければ,その分,基金への積立金がふえていたと考えますが,競輪事業において人をふやすことで収支を圧迫する点についてはどのようにお考えでしょうか。 ◯ 濱田市長  競輪局の給与費等については競輪局の人事異動が前提となりますことは,さきに述べたとおりであります。その人事異動につきましては,競輪局だけではなく,限られた財源や人材の中,より質の高い行政サービスを展開していくため,それぞれの職員を適材適所に配置するとともに,今後,当該職員にとって,また,市といたしましても,その職員をどう育てるか,質の高いサービスの維持に努めているかという観点から行っているところでございます。そうした観点からは,市役所全体としての人員配置につきまして適切であったと考えております。 ◎ 吉見委員  もとへ戻りますけど,さっき単年度と言いましたけど,今年の予算も6,800万円ぐらいになっていると思うのですけど,いかがですか。 ◯ 花岡財政課長  財政課でございます。  当初予算の人件費につきましては,要求の年度の人員によりまして予算をつけておる関係で,28年度予算に関しましては27年度の人員で予算をつけておるということでございます。 ◎ 出口委員長  具体的な額はどうですか。 ◯ 花岡財政課長  28年度当初予算,競輪局の職員給与費でございますが,6,449万4,000円となっております。 ◎ 吉見委員  ということは,これ,市長,これだけ使わんということですね,単年度,27年度の成果は6,500万円要ったけど,今年の予算は6,449万4,000円ですけど,これだけは使わないということですね。 ◯ 南競輪局次長  競輪局でございます。  施策の説明の際にもちょっとこの件についてはお話をさせていただいたと思うのですけれども,先ほど財政課長の方からも説明がございましたように,人件費につきましては昨年度の在籍する職員をもとに予算要求をさせていただいております。したがいまして,12月議会の方に人件費の削減の補正予算の方を提出させていただく予定をいたしております。  以上です。 ◎ 吉見委員  去年より2人減ったと。去年だけ2人ふえたというのは,どこから異動してきた者でしょうか。 ◯ 豊栖総務部副部長  人事課でございます。  先ほど市長の答弁にもありましたように,収支改善計画が,クライマックスというか,そういう段階であったことから,副部長の職を1人ふやしたという分が1名増の分でございます。局長,参事という職と,それと,局長と副部長が別ということで1名増になったという分が1名増。それと,もう一名につきましては,市バスから職員が入ってきたという形の中で1名配置をいたしたという分でございます。 ◎ 吉見委員  改善計画で市バスの所から来て,それで,そういう業務ができるのでしょうか。 ◯ 豊栖総務部副部長  これは,全庁的に考えるべき話であって,バスで運転手という職種で働いていらした方が職種変更ということの中で,いろいろ組合との話し合いもございましたけれども,前向きにやりがいを持って働ける部署をしっかり本人の意向も聞いて検討するということになりまして,競輪局への配属1名ということで,ほかにも,現場的な部署を持っている所は何名か配属になったところでございます。分散して配属いたしております。 ◎ 吉見委員
     最後の言葉はどういう意味でしょうか,分散してというのは。市バスの人があっちこっちへ行ったということですか。  そしたら,今年度は市バスの人はおらないということで,副部長も1人もおらない,2人減るということですか。 ◯ 孫田政策監  個人の人事異動って,発表もしていますけど,市バスから来た人の配置というのは,今,豊栖副部長が言ったのは,組合との話の中で本人の希望を聞いた上で配置するというのが1年目の配置でございます。それ以降は通常の人事異動のベースになるというような形で,本人の適性等を考えて別の部署に行ったというような事柄です。  それと,副部長は,当然,坂東副部長がおりますので,減るということでなくて,おりますので,そういう御理解をいただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  そしたら,去年よりも今年が2人減るということですね。 ◯ 孫田政策監  昨年度に比べると本年度は2名減ということでなっております。 ◎ 吉見委員  それでは,全体のことを思ってやっているということで了解します。これからも,競輪の方,頑張ってください。 ◎ 出口委員長  吉見委員さん,それでよろしいのですか。  いやいや,さっき,あなた,発言の中にちょっと気になる部分があったのですけども,2名増を競輪局は望んでいなかったのにということは間違いだったのですか,それでは。 ◎ 吉見委員  ああ,そこのとこを忘れていました。  たしか,部門別のときに,答えの人が,適正な賃金は5,000万円ですと。それで,望んでいないとは言いませんけど,人事課から回されてきたから受けましたというふうな答えがあったのですけど。人事課の方から,おい,受け取ってくれと言うて2名持っていったのと違うのですか。 ◯ 孫田政策監  ちょっと言葉的には,そういうことではなくて,人事異動ということで行っておりますので,繰り返しになるのですけど,昨年度は,27年度ですね,副部長を単独で置いて開催執務委員長も兼ねていただくと。その前までは部長さんが行きよったですかね,そういうのもありまして,副部長を単独で置いて,副部長が兼ねてやっていた局長については,また,これも,単独で置くと。こういうことになってプラス1というふうなことです。  それと,もう一点は,希望もしていないのにということではなくって,これは,人事異動なので,それと,全体の中で,申し上げましたように,バスの終了に伴って運転手の処遇というか対応が必要になってきましたので,その観点から,御本人さんの御希望等を全部聞いた上で納得の上で競輪局に配置したと,こういうことでございますので,御理解賜りたいと存じます。 ◎ 吉見委員  最終年度で2名ふやしてちゃんとやったのやなということですけど,2名ふやすためにどれぐらい利益が上がったのでしょうか。昨年度と比べて今年2名ふやしたのだから利益は上がるのでしょう。全然成果はなかったのですか,それで。 ◎ 出口委員長  利益が上がるというのとどんな成果が上がったというのは別な話になると思うのです。どちらなのですか。 ◎ 吉見委員  成果の方です。 ◯ 孫田政策監  副部長を置いて競輪の業務に関して動きやすく対応していただくというのが,まず,1点だったと思います。これが1つの成果でないかと思っております。今年度もそういう体制を継続しておるというふうなことです。 ◎ 吉見委員  では,利益はどれぐらい上がったのでしょうか。過去3年間と比べて,3年間は4,600万円から5,000万円ぐらいですね。今年は6,500万円で,2人上がって6,500万円になっとるのでしょう,職員などの給与が。2名上がったので,普通の会社だったら成果は上がって働きやすくなった,これは,いいですわ。でも,利益も上がらんとあかんでしょう。 ◯ 南競輪局次長  吉見委員さんの方からは,2名人員がふえたことによって収益にどれぐらい影響があったかというようなお話でございますけれども,収益の部分につきましては,人件費の部分だけで影響を与えるような部分ではなくて,開催している競輪の場外展開ですとか,また,天気なんかによっても左右されるような,非常にデリケートな部分もございますので,人が2人ふえたから,では,幾らふえたかというような話ではなくて,トータルとして,昨年度,2つの基金に2億5,000万円を積み立てることができたというのが成果かと考えております。  以上です。 ◎ 吉見委員  働きやすくなったというのは,従業員というか,職員に対してはいいことと思うのです。でも,それに利益が伴わなければ,これ,企業体でしょう。そしたら,市長,利益が伴わなかったらあかんの違いますの。どうですか。 ◯ 濱田市長  競輪事業も,今言いよったように,天候とかそういうふうな社会的な情勢もあると思います。今年の記念競輪におきましては3億円ぐらいの減ということで,いろいろな総合的に勘案した中での利益と,多分,言われよると思うのですけど,それに関しては,民間と行政の中での競輪事業とは大きく違う要素があると考えております。 ◎ 吉見委員  僕の質問はこれぐらいです。どうもありがとうございました。 ◎ 出口委員長  よろしいですか。  特に副委員長からの申し出がありますので。ちょっと私も,今のはちょっとつけてあれですけど,私も気にはなっとるのですけども。  確かに,吉見委員おっしゃるように,部局別審査の競輪局の審査において適正人件費はどのくらいになるという質問に対して,5,000万円ぐらいだと。ということは2人ふやした,今回2人多かったことについては,どういう言い回しをしたか正確には覚えておりませんが,競輪局としては不本意だったと。どのくらいということになると5,000万円ぐらいだと。それでは,1,000何百万円多かったというような答弁があったのです。  今聞いてみますと,そうではなくて,必然的に2人ふやした方がよかったとおっしゃるのであれば,競輪局の答弁を,修正というか,変えていただかなかったら,審査のときの答弁と今の答弁とは食い違いますので,吉見委員,そういうことで,そういうことと言ったら。どうでしょうか。 ◯ 南競輪局次長  競輪局といたしまして,部局別審査の際に,収益の面から見た人件費という部分で5,000万円ぐらいが適当ではないかというようなお答えというのをさせていただいたというふうに考えております。  ただ,競輪局といたしましても,当然,市の一部局というような形でございますので,先ほど人事の副部長からもお話がありましたように,市の全体としての人事異動の中で人事異動というのが当然決まってくるというような話でもございます。そうした部分で,配置されました人員につきましては,当然,限られた人員でもございますので,有効に活用させていただいて業務の方を遂行させていただいたというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◎ 出口委員長  若干ニュアンスが違とるように思うのですけども,今のでよろしいですか。 ◎ 吉見委員  今の答弁だったらいいのですけど,部門別の答弁のとき,それと違いますよ。5,000万円で,それで,まあ,言い方は悪いけど,押し付けられたのだというような,こっちは,感覚を受けましたよ。 ◎ 出口委員長  では,そういうことではなかったということで。 ◯ 南競輪局次長  すいません。捉え方としてそういうふうな捉え方をされたかもしれませんが,確かに,5,000万円という金額は私も言わせていただいた覚えがあります。それは,先ほども言いましたように,競輪局の今の収支というような部分からすると5,000万円ぐらいが適当ではないだろうかというような話というのは,確かに,させていただきました。  ただ,人件費が結果的に6,400万円ぐらい,たしか,かかっているというような話で,余分に押しつけられたというようなことというのは明言をさせていただいていないと,答弁させていただいていないかと思いますので,その辺については,私の発言が,もしかするとそういうふうに捉えたかもしれませんけれども,決してそういう意味で言ったわけではございませんので,その辺については訂正をさせていただきます。 ◎ 吉見委員  5,000万円だと。それなら,6,500万円要ったのはどうやと言うたら,2名,人事課の方から押しつけられたのですと,たしか,そういうように聞こえましたよ,ほかの人も。 ◎ 出口委員長  私もそう聞きました,はっきり言うて。だけど,今の修正で,そういう本意ではなかったと。収支計画から言うて適正人件費は5,000万円ぐらいやけれども,市役所全体の人事登用もあるということで受けたと。それを,十分2人の働きはあったということですので,そういう誤解を与えたことについては訂正しますとおっしゃったのですから,それでいいでないですか。                         (「はい」と言う者あり) ◎ 出口委員長  よろしいですか。                         (「はい」と言う者あり) ◎ 出口委員長  それでは,続いて,池渕副委員長より総括質疑を許可いたします。どうぞ。 ◎ 池渕副委員長  2点にわたってお伺いをさせていただきたいと思います。  1点目は,葬斎場整備工事について,部局別審査では,ファイルナンバー365の86ページ以降の中で,市民生活課で,確認の意味なのですけども,この葬斎場建設に携わるところの造成工事の発注について,私自身は,造成工事の中身を見させていただきますと,主に土をいらう作業がほとんど多く,あと,排水溝を一部という内容であれば,土木工事部門で発注すべきではなかったかと。実態としては,建築工事一式の建築工事にかかわる入札業者さんへの発注に至っているところは間違いではなかったのかという問いをさせていただきました。  その問いにおいては,実態として,建築で発注するか土木で発注するかに当たっては建設管理課の方の判断も大きいというお話でありましたので,改めて,部局別審査が9月21日に行われた中で建設管理課に再度お聞きをさせていただきました。  お聞きをさせていただいた内容としては,建築物の一体的なものであるから建築工事で発注しましたというお答えが担当課の係よりありました。一方で,いろいろ,私は,土木工事についての発注であるという意見を述べさせていただいたので,原課の建設管理課の今の課長さんにお聞きしますと,内容的に見ると土木工事だと思う点もあるというお答えもいただきました。  そんな流れの中で,これは土木工事です,これは建築工事ですというようなルールづけがきちんと明確にされているのかという疑問を持って,今回,質問をさせていただいております。  改めてお聞きしますけども,本来,葬斎場の造成工事の部分については土木工事で発注すべきものではなかったのでしょうか。いかがですか。 ◯ 濱田市長  池渕さんから,今,担当課課長からも答弁があったということで,当初,造成工事も含めた葬斎場建設工事の一体として発注する予定でありましたが,スケジュールの進捗状況の関係から工期の短縮も図れる分割発注での対応となりましたことから,当該案件につきましては,建築物に係る基礎部分であることから,建築工事として積算し,所定の手続を経て建築一式工事として発注した次第でございます。  以上です。 ◎ 池渕副委員長  市長がおっしゃられるところの部分というのは,建築と一体性を持たれた建築部分の基礎部分であるというようなお話ではございますけども,性質的に,当初は一体工事として考えていたと。今のお話ですと,スケジュール的なところで工期の短縮とおっしゃいますけども,分割発注することによって経費ももちろん多くかかります。その上で,分割発注によってスケジュール,工期の短縮になるというのはどういうことなのでしょうか。 ◯ 濱田市長  ちょっと内容が複雑なので,担当課から説明させていただきます。よろしくお願いします。 ◯ 内藤産業建設部長・水道部長  当該案件につきましては,もともと本体工事と一体に整備するというふうな予定でございました。建築確認申請に相当の日数を要するというような見通しであったことから,工期の短縮とか,単体工事の造成部分を分割して発注したものでございます。  また,国,県,ほかの自治体等からも土砂を定められた期日に受け入れる必要があったということも分割発注というような要因でございます。 ◎ 出口委員長  いや,質問は,分割発注することによって逆に工期が長引くのでないかという,分割発注することによって工期が短縮できるという根拠は何ですかという質問なのですよ。同じことを答えられたらあれですから。そのことを御答弁ください。  小休しましょうか。  小休します。                        [休憩 午後 3時33分]                        [再開 午後 3時38分] ◎ 出口委員長  それでは,再開します。 ◯ 田中市民生活課長  市民生活課でございます。  具体の工期短縮はどういうふうになったのかというふうなことでございます。それで,当初の想定では,一体での工事を発注予定しておりまして,それは,当初予定しておったのですが,その中で実施設計が大体夏ぐらいに終わるような予定でございます。そこから建築確認の手続に入るのですけれども,建築確認はどうも数箇月かかるというふうな見通しでございます。その建築確認の間については,当然,着工できませんので工事にかかれないと。ただ,基礎部分については建築確認も要らないということでございますので,ここを切り分けて,まず,基礎部分を建築確認の間の期間ですると。それで,建築確認が下りましたら,御承知のとおり,総合評価での入札を行うというふうなことで工期の短縮を図ったというところでございます。  以上でございます。 ◎ 池渕副委員長  よくわかりました。  部局の審査のときには,当初一体的な発注であったということは聞き及んでいなかったので,であるならば,分けることによってデメリットが発生することもあると思うのですけども,そのデメリット解消とか,デメリットはこうあるとか,デメリットはこれですという部分はございませんか。 ◯ 田中市民生活課長
     例えば,事業費等の関係もございますが,ただ,冒頭でもございましたように,例えば,土砂の受け入れのお話もございます。それで,土砂については,ある程度,期日も決められております。国,県等あたりから一定の期日を入れると。それで,この期日が過ぎましたら土砂は搬入できませんというようになりますので,これを,土砂を購入して埋めるような必要になってまいります。  ただ,国,県の工事不要土が発生することを受け入れることによってかなりの事業費の縮減にもなるというふうなことから,そういうふうなメリットもございましたので,そういうふうなこともあわせて考えての判断ということでございます。  以上でございます。 ◎ 池渕副委員長  では,ほかにデメリットはございませんか。なければ,なしで結構なのですけど。ほかにデメリットはございませんか。 ◯ 田中市民生活課長  今の認識ではそういうふうなお話での認識でございますので,ちょっとほかのデメリットというのは,今,想定は考えておりませんけど。  以上です。 ◎ 池渕副委員長  建設管理課はどうですか。 ◎ 出口委員長  答弁をしてください。 ◯ 成川建設管理課長  建設管理課としましては,今,デメリットといったことは考えられないと判断します。 ◎ 池渕副委員長  副市長もいわゆる都市整備畑でずっといらっしゃってよく熟知されとると思うのですけども,今,各担当課,全てないと,デメリットはないと,副市長はいかがですか。 ◯ 木村副市長  私が経験してきた工事で分割発注の場合は,1つ,経費の問題が発生します。大きな工事ほど諸経費率は下がってきます。分ければ分けるほど,小さい工事になるほど諸経費率は高い率が適用できます。その点,今回の工事でどうだったかという点に関して,私はちょっと,今資料はございませんけど。本来であれば,分割しても,大きい工事の全体工事費で経費率をあげるという方法も,私の場合は,昔の話ですけど,今はどういうふうになっとるかちょっと。例えば,補助金をもらう事業だったら,分割するというのは市の都合でやっていることだから,補助申請に当たっては大きな金額でくくったので,それを,工事費を上げてきなさいというのが,それは,私の時代の話であったということを,御参考までに。  以上でございます。 ◎ 池渕副委員長  原課も建設管理課も,副市長は,その背景で経費の話もされましたけど。  1点,工事において,これは,土木工事を発注すべきだという議論を私はさせてもらいよるのは,さらに,当時は,一体的な発注をする方針だったのを分けたのでしょう,わざわざ。分けることによってのデメリット,経費が上がることももちろんあるかもわかりません。  もう一方で,両方業者が分かれることによって,しかも,下の造成だけいらうのですよ。その瑕疵担保の責任割合ってどういうふうに分けるのですか。その危険性って大きくありますよ。豊洲の話でないですけども,どこにどう責任を負わすかって明確に分けてできますか。いや,できるのだったら,ここからはこの起因が,瑕疵担保がここにあって分けれますというすみ分けを説明してほしいです。これは,工事技術者が言うのか原課が言うかわかりませんけども。一切そこには気づかなかったのですか。今の発言でデメリットはほかにないとおっしゃったので。  再度聞きますけど,その責任について明確に分けてできるという御判断でよろしいのですか。その部分についてデメリットと感じなかったのですか。それをお聞かせください。 ◎ 出口委員長  どなたに。      (「これ,どこになるので。原課になるん。それとも,その責任を負うなら建設管理課かな」と言う者あり) ◎ 出口委員長  どちらにしますか,両方にしますか。                   (「両方,どっちでもいいですけど」と言う者あり) ◎ 出口委員長  理事者側にお願いをしておきます。  進行がたびたびとまるようでは困りますので,意見をまとめる必要がある場合は小休を願い出てください。こちらから小休するわけにいきませんので。 ◯ 田中市民生活課長  済みません,小休願います。 ◎ 出口委員長  はい。それでは,小休します。                        [休憩 午後 3時47分]                        [再開 午後 4時00分] ◎ 出口委員長  再開いたします。 ◯ 田中市民生活課長  池渕副委員長さんからは瑕疵担保の割合のお話でございました。  それで,まず,大きく盛り土の工事とそれから本体の工事,2つの工事がございます。それで,盛り土の工事につきましては,津波,南海トラフ級の最大浸水深を想定した盛り土工事というふうなことで盛り土を行ったということでございます。  一方で,本体工事については,その辺,例えば,地盤沈下とかそういった基礎工事については本体工事の方で行っておりまして,それは,地盤の底の層まで,支持層まで基礎ぐいを行いまして地震等にも影響が生じないような設計としておるというふうなことで,まず,その2点の工事はそれぞれでそういうふうな特徴がございます。  その中で,実際,通常的な場合,盛り土をした場合等については,通常的な地盤沈下,圧密沈下等は発生すると。ある程度の部分までについては容認されとる部分はあるのですけれども,盛り土によって,その圧密,それ以上のことが発生しましたら,当然,契約の中で瑕疵担保責任,2年間について業者の方で請け負うと。5年間は双方協議の上で決めるというふうな瑕疵担保がそれぞれでうたわれておりますので,その中で協議をして決定していくというふうなことになっておるということでございます。  それで,担当課としましても,おっしゃっていただいたような管理の点も十分注意して運営して工事も進捗管理に努めてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いできたらと思います。  以上です。 ◎ 池渕副委員長  その盛り土工事と建築工事の基礎ぐいとの間で瑕疵担保が責任割合云々の話で,必ず,責任の所在がどこにあるかというところというのは難しい判断が出てくるという可能性があるデメリットというのは,ぜひとも考えてほしい。もっと言うならば,お聞きしても,誰1人,デメリットはないという話なのですよ。その考え方自身が,もう少し,技術的な面が必要だったら,技術的なサポートをもっとふやした部門なり何なりときっちり協議を詰めた上で,そういうリスクもあるということを認識した上で進めていただきたい。  ちょっと,今そういう発言だったのでそちらの話に行きましたけども,もともと一体的なものであって,土をいらうのは盛り土工事,これ,土木工事に発注すべきのを建築工事に出しとるというところを問いたいのですけども。それを,過去にさかのぼって見れば,小松島市の南中学校のいわゆる外構工事においては,当初,発注見通しでは土木工事で出しますよというような発注見通しがありました。土木工事と書いていますよ,発注見通し,ここ,ありました。入札公告を出すに当たっては建築工事で一旦出しました。その後に取りやめて,土木工事でないですかという形になって,土木工事に入札参加している方に切りかえたではないですか,内容的には,中の整備も含めて。そのときはそうやっといて,今度においては,建築物の一体的なものだけども,分割したら,それは,また建築工事に発注するって,整合性がとれないではないですか。どこに基準のルールがあるのか,問いたいと思います。 ◯ 内藤産業建設部長・水道部長  南中学校における外構工事につきましては,特定された敷地内に建てるというような建築ではなくて,公共建築物との接点を有するというような工事であったため土木工事としたものでありまして,今回の造成工事につきましては,敷地内での特定の家屋を建てる一体工事であるため建築工事というふうにしたものでございます。 ◎ 池渕副委員長  今の説明でどこが違うというのがほどよくわからんのですけど。もっとわかりやすく教えていただけませんか。  さらに言うなら,建築から土木に,では,なぜ変えたのですか。だから,その整合性がとれていないでしょうということを言いよんですよ。そこをお聞きしよんです。 ◯ 豊栖総務部副部長  まず,南中の話が出ましたので,担当しております私の方からちょっと答弁させていただこうかなと思うのですけど。  南中の場合は,水路のつけ替えとのり面の工事ということで,敷地内の部分について,当初,建築設計会社に全体を発注したという経緯から切り分けした中の工事を建築工事として一旦出しかかったのですけども,いろいろ検討していく中で,国道と接点があると,面を接しているということがございまして,国道側からの状況によっては工事も必要になってくるというような状況が,ちょっと最初の認識が甘かったのですけども,そういう事態がはっきりしてまいりました。  土木工事と建築工事ではそうした部分に違いがあるそうでございまして,土木工事の場合は,隣接するほかの公共物の側にも入り込んだりとかいうことが想定されることから,安全率等を非常に高く見る工事が土木工事とされるということだということで,そういう認識で土木工事に変更をさせていただいたところでございます。          (「聞きよるのは整合性を聞きよんで。今のは南中学校の説明だけだから」と言う者あり) ◯ 田中市民生活課長  葬斎場の工事につきましては,何度も御説明もありましたように,本体と建築部分と一体と,分割発注はしましたけれども,建築としては一体の物であるのかなというふうな認識でございまして,それで,今回の造成工事につきましても,敷地内,特に公道,国道と接しておるというふうな状況もございませんでしたので,敷地内での特定の建物を建てるための一体の工事というふうに考えておりますので,建築工事というふうな判断でございます。  以上でございます。 ◎ 池渕副委員長  前の担当者の言うことと今の部分で,それぞれが答えてもろても,私が聞きよんは,一貫して,その統一性がないではないのということを聞きよんですよ。では,今言うたところに,国道に面しとって安全率が必要になったら土木なのですか。そんなのおかしいでしょう。では,公道に接しなかったから建築なのですか。そんな答弁で構わんのですか。1つの基準がないではないですか。だからお聞きしよるのですよ。建築と一体性というお話を建設管理課も部局別審査のときに言いましたよ。であるならば一体発注するというのが筋でしょう。当初,一体発注を考えとったわけでしょう。分割したら性質が変わるでないですか,全く,中身が変わるのですから。だから,そのルールづけとその整合性がどこにあるのですかと,統一的にこういうルールがありますということを説明してくださいと言いよん。各課においてそれぞれこうだったこうだったということを聞いていませんよ。きちんと,こういう基準があるからこうなっているのだということを教えてくださいと言いよんです。教えてください。 ◯ 内藤産業建設部長・水道部長  発注する業者等の選定につきましては,工事の概要等につきまして,担当課の意見を踏まえて建築業法等による建設工事の業種区分から選定しまして,本市の建設工事等審査委員会の審議のもとに,入札,執行事務を行っているというようなところでございます。 ◎ 出口委員長  ちょっと今の御答弁は,それは,全般的な話であって,個々具体の,今,池渕副委員長の方から質問しとることに対するお答えでは,ちょっと概略的な話すぎるのではないですか。池渕さん,どうですか。今のでよろしいか。                     (「いや,きちんと答えて」と言う者あり) ◎ 出口委員長  では,もう少し意見をまとめてください。 ◯ 内藤産業建設部長・水道部長  小休願います。 ◎ 出口委員長  はい。25分まで小休します。                        [休憩 午後 4時12分]                        [再開 午後 4時23分] ◎ 出口委員長  再開します。 ◯ 内藤産業建設部長・水道部長  繰り返しになるのですけども,明文化したルールは現在ないところで,発注案件ごとに業種については選定しているというような状況でございます。 ◎ 池渕副委員長  であれば,結果,整合性がとれていないということですね。その都度その都度で考えていっているというような現況であるという認識でよろしいのですか。 ◯ 内藤産業建設部長・水道部長  現状では,その都度対応しているというような状況でございます。 ◎ 池渕副委員長  であるならば,きちんとした統一したルールというのはつくるべきだと思いますよ。どの部分を基準にしているかというと,逆に,さっき,南中学校の件,国道に接する云々の話もありましたけど,業種が混在してある場合,例えば,土木工事,今回のような盛り土の工事があったり舗装工事があったりした場合,基本的にそちらの主たる金額が多い方をとるでしょう,8割土木工事で2割舗装工事だったら土木工事に出すというのが,これ,基本的に,主たる的多い方を,経費もそちらをとるでしょう。きちんとその積算基準はあるわけでしょう。1つ,基準,あるでないですか。何でそれを基準としないのですか。  もっと言うならば,その都度その都度で,今,認識しましたけど,違うのでないですか。そこの部分も誰一人わからんのですか,これ。お答えください。その部分で判断とはしないのですか,では。 ◯ 内藤産業建設部長・水道部長  繰り返しになるのですけれども,担当課の意見を踏まえまして選定して,建設工事等審査委員会審議という形で入札執行ということでさせていただいております。 ◎ 池渕副委員長  だから,こっちも繰り返しますけど。いいですか,よく聞いてくださいよ。仮に,では,工事が混在した場合,その工種の多い方を種別として見るという判断は,これも,ないのですか,では。これ,建設管理課でしょう。そういう判断もない,そういうルールもない,そういう認識でよろしいのですか。 ◯ 成川建設管理課長  繰り返しになるのですけども,発注する業種の選定については,工事概要等について担当課の意見を踏まえ,建設業法による建設工事の業種区分から選定をし,小松島市建設工事等審査委員会の審議のもと入札執行事務をとり行っているところであります。 ◎ 出口委員長  ちょっと待ってください。同じことを繰り返しとるようですけど,ルールはあるのかないのかということでのお答えをいただきたいということですね。 ◎ 池渕副委員長  そうです。
    ◎ 出口委員長  お答えください。 ◎ 池渕副委員長  混在した場合にどっちをとるというルールはないのということを聞きよる。 ◯ 成川建設管理課長  先ほども,繰り返しになるのですけども,明文化したルールはございませんが,発注案件ごとに業種については選定しております。 ◎ 出口委員長  ルールはないということです。 ◎ 池渕副委員長  では,いいですか,もう一回聞いてくださいよ。いいですか。土木工事が8割,舗装工事が2割。これ,主たる工事,どっちですか。それ,それもルールがないのですか。再度聞きますけど。ないと言う答弁で,後で訂正しますという話はないですよ。  では,積算するときの経費はどっちで見るのですか。そのルールにのっとって工事はしよるのでないのですか。私の方の認識が間違っとるのですか。 ◯ 成川建設管理課長  それも1つの判断材料ではございますが,個別案件ごとに業種については選定しているという状況でございます。 ◎ 池渕副委員長  いや,本当にその答弁でよろしいのですか。それだったら税金を無駄に拠出することになりませんか。ルールがないとおっしゃるので,では,市長に聞きますけど,そのあたりの判断基準について,ルールをきちんと部内で調整して一応基準を1つ考えてみるということをされたらどうですか。 ◯ 濱田市長  今後,担当課と協議して。  担当課も申していましたように,県の方もそういうふうなことがないので,今,担当課が申しましたように,工事審査委員会等におきまして審議し,そして,今後,発注していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕副委員長  今はそのルールがないから,私は,おかしいということをしゃべらせていただきよるのですよ。私が思うには,県にないとおっしゃるけども,各市町村,徳島県の積算の基準の要領書があって,その要領書をもとに,混在する工事があった場合は主たる方を選ぶと,業者選定でないですよ,積算の基準の中で。それ,何で主たる方の工事を選ぶかと言うたら,金額の割合が多い方を選ぶ。そうすることによって,間接経費が,その主たる工事の方の間接経費で出すから。でしょう。主たる方の間接経費で出すということは主たる工事で発注すべきという概念に成り立つではないですか。何で,そのルールを守らずして,小松島市にルールがないとおっしゃるのかがわからない。そのルールは,現課は,課長も御存じでしょう。御存じではないのですか。 ◎ 出口委員長  よろしいか,副市長で。                (「御存じか御存じでないかだけ教えてください」と言う者あり) ◯ 木村副市長  今,副委員長がおっしゃっとったのは,積算の基準で,こういう仕事の経費の入れ方があるから,この工事のとき,主な工事で経費を入れなさいという話をおっしゃった。それは,現場を担当する技術員が積算するときの基準書になっとるものです。いろんな混在する工種がいろいろあるときに,河川工事,機械工事,土木工事,造園工事,いろんな,舗装工事があるからそれぞれ経費率が違うので,それを,1つにまとめて積み上げる経費のやり方もありますけども,すると,ほかに,別々な工事として経費を上げた後でトータルに総合するというやり方もあります。そうなってくると,1つの経費を利用するのでなしにいろんな積算のやり方がありますので,積算のやり方については,技術さんは,全部,その赤本の基準にやっていますから,これは,皆さん御存じだろうと思います。  ただ,そのときに,さっき言いよった,工事の業種を発注のときには,そういう積算のやり方も参考にしながら,担当者に聞いて,審査委員会,私,委員長をやらせていただいています。この工事はどういう工事で積算したの,どういう工事なのということを参考にしながら,これでよろしいかというような審議が上がってきますので,それを,委員の皆様の了解のもと判定しているというところでございます。 ◎ 池渕副委員長  であるならば,特に今回なんかは,全て,土をいらうと排水路をつけるという土木工事以外の何物でもないでないですか,その話から言うと。だから,その発注をすべきでなかったかという意見を述べさせていただきよるのです。  再度聞きますけど,今,そういう都度都度というのでなくて,1つの基準,例えば,積算の部分をきちんと基準値の1つとして考えることをするとか,ルールをこれから考えていかんと,その都度ばらばらに出していきよるようでは,担当課においては,南中学校は出し間違えたという話ではないですか。建築を土木に変えたわけでしょう。そういうことが起こるではないですか。だから,ルールづくりをしてくださいということを言いよんです。検討していただけませんか。 ◯ 木村副市長  今回問題になった造成工事のときは契約検査課という課が担当して入札の業務をやっておりました。はっきり言いまして,担当課との調整がなかなかうまく行かないところも,実は,あったりして,今年の4月の異動で建設管理課という課に名前を変えたのも,ある程度,建設部門のそういう管理部門は担当課に押しつけるだけでなしに,あなたたちの建設管理課も中心になって考えなさいよということで,実は,内部で協議させていただいています。ですから,そういうルールづくりも含めて,審査委員会にいきなりぼっと持ってくるのでなしに,審査委員会に諮る前に下部組織で,建設管理課の中でいろいろ検討したうえで持ってきなさいよとまで,私は,ちょっと指示させていただいておりますので,御了解いただきたいと思います。 ◎ 池渕副委員長  副市長の言うとおりなのですよ。だから,担当課において,今後ですけど,こういうことがないように,きちんと,課内ででも基準をつくって,いいですか,建設管理課の方,つくって,逆に現課からの意見も参考にするけども,こういうルールがあってここはこういうふうにしたらどうですかという意見を述べるようにやっていただきたいですけど,いかがでしょうか。 ◯ 成川建設管理課長  担当課と協議を踏まえ進めてまいりたいと考えております。 ◎ 池渕副委員長  ぜひ,今の部門で言うと,建設管理課にした理由を副市長がおっしゃっていただいたので,そういう意見を述べてやっていただきたいと思います。それで,1問目は終わりますけども。 ◎ 出口委員長  ちょっと待ってください。  本日の会議時間は,議事の都合により,あらかじめ,これを延長します。  どうぞ。 ◎ 池渕副委員長  次の質問に入らせていただきますけども,もう一つの質問は,所管で見たときは,危機管理課の総合防災訓練会場設営等の委託料,これ,決算審査の中では,その決算審査の内容を聞く流れの中で,参考というか,意見で,今年度の業務発注のあり方もそこで聞くことをさせていただきました。させていただいた流れの中で,いわゆる物品購入等委員会における業務委託に関して,1者,1者入札で落札できるということを4月から始めたという御答弁がありました。過去においても,1者入札は競争性の担保が保てんからだめだと。火葬場のPFIのときもそうですよ。議会からの意見を述べさせていただいたこともありましたし,時代に逆行していませんか,という問いを現課にさせていただいたのですけども,これ,何で,市長,まず,1者入札をこういった形で始められたのですか。 ◯ 濱田市長  物品購入等に関する入札におきましては,事業の内容や目的に即した仕様により複数の事業者を選定し,所定の手続を経て競争入札をとり行っているところでございます。平成27年度までは,応札者が1者であるときは入札を中止し,予定価格の範囲内で,地方自治法施行令第167条の2第1項の規定に基づく随意契約としていたところであります。  平成28年度より,仕様に変更の余地がなく一定の競争性が確保されている入札案件の場合のみではありますが,応札者が1者であっても開札し予定価格を下回る価格で契約するといった行為は,公正で価格の有利性を確保した適切な運用と考えています。  以上です。 ◎ 池渕副委員長  現課においても,それに似たようなお話を委員会のときにもお聞きしたのですけども,具体的に聞きますけど,誰が発議したのですか,1者入札でもオーケーというのは,誰が言い出したのですか。                  (「誰かが発案せなんだら,決まらん」と言う者あり) ◎ 出口委員長  4時50分まで小休します。                        [休憩 午後 4時42分]                        [再開 午後 4時48分] ◎ 出口委員長  再開します。 ◯ 成川建設管理課長  物品購入等審査委員会の議論を経て建設管理課において運用しているところであります。 ◎ 出口委員長  問いをちょっと,質問の内容を,池渕さん,もう一回,言うてあげてください。 ◎ 池渕副委員長  今年から1者入札をオーケーにしたという話だったので,そもそも,どこかの課なりどこかの職責の方がこういうふうにしませんかという提案をして,発議をして,それで話がまとまっていくと思うのですけども,その部分はどなた様ですかということを聞いたのです。 ◎ 出口委員長  これは,個々の契約ではなくて,全体,役所の契約について1者でも構わないというふうに決めたわけでしょう,今年から。それは,間違いないのですね,そこまでは。  いやいや,ちょっと反応をしてください。  いやいや,今までは1者入札はあかなんだけども,今年から1者入札でも構わないというルールを変えたわけでしょう。違うのですか。  いや,ちょっと議論がかみ合うてないよ,全然。  我々が考えることは,今まで1者入札はだめと言いよったやつを今年からいいというふうにした以上,そういうルールを変更したとか,もしくは,1者入札でもよろしいという新しいルールをつけ加えたというふうに理解するので,それは,それでよろしいのですね。そうでないのですか。たまたま,これだけそうなったという話なのですか。                       (「何が議論……」と言う者あり) ◎ 出口委員長  いやいや,基本が,ほなって,認識が違うのだな,あなたと向こうとが。         (「いや,だけど,委員会答弁で今年からと言ったから,びっくりしたのです」と言う者あり) ◎ 出口委員長  だから,それを確認しよるのですよ。 ◯ 成川建設管理課長  仕様に変更の余地がない案件については今年度より導入しております。 ◎ 出口委員長  だから,そのルールを発議したのはどこの部署ですかということを池渕副委員長は聞きよるわけです。それは,建設管理課なのですか。 ◯ 成川建設管理課長  はい,建設管理課においてしております。 ◎ 池渕副委員長  一方で,業務委託で参加資格が2者しかなくって2者ではそういう競争性の担保ができんという答弁をされて,一方で,1者入札オーケー,一定の競争性を保てたらって,先ほど,市長さん,おっしゃいましたけど,どこに,その統一したルールもないし,一定の競争性って,では,1者でどう働くのですか。発議されたときにそういう心配はなされなかったのですか,これ。そこを教えてください。 ◯ 二宮建設管理課課長補佐  委員の御指摘なのですけれども,小松島市契約規則の中で,入札する場合におきましてはなるべく3者以上を指名しなければならないという規制がございます。その上で,物品購入等に係る指名入札におきましては,複数の事業者を選定しており,また,仕様に変更の余地がない案件に限り,結果として1者のみの応札であったとしても競争は確保されているという認識で理解しているところでございます。 ◎ 池渕副委員長  市長でも副市長でもいいのですけど,後ろ,今,担当課が言うたのは,委員会のときの答弁と全く同じなので,総括なので聞きますけど,どこに競争性の担保が引かれとるのですか。競争性がどこに,それで引かれとるのですか。競争性が働いていないではないですか。ここに競争性がこれこれ具体にこうあって競争性が働いていますって教えてもらえませんか。 ◎ 出口委員長  先ほどの答弁は部局別審査のときの答弁と一緒やから,考え方はわかったけども,それについて市長か副市長はどうお考えですかという答弁ですから,市長か副市長か,お答えをいただきたいということです。  部長は,さっきの答弁と同じことなのでしょう,違うことをおっしゃるのですか。同じでしょう。同じ答弁は要りません。 ◯ 濱田市長  担当課の言っているようにさせていただきたいと思います。 ◎ 池渕副委員長  では,もう一回,担当課に戻るわね。どこに競争性が働いとるのか具体的に教えてください。1者入札でしょう。1者が応札して1者の金額でしょう。金額において競争性は働いていないと私は思うのです。だから,どこに競争性が働いて,あ,ここが妥当性があって安くなったのだ,高くなったのだ,わかりませんけども,あるわけでしょう。それが,競争するという原理でしょう。だから,どこに1者入札で,そこから見出せる部分,どこにあるのですかということを聞きよるのですよ。 ◯ 二宮建設管理課課長補佐  当該案件につきまして,実際の入札の内容なのですけれども,指名業者6者のうち,事業者都合から辞退した4者を除く1者が当日欠席しておりました。仕様に変更の余地がないことから,参加者1者により開札を行ったというところでございます。 ◎ 池渕副委員長  いや,その経過を聞きよるわけではないでないですか。答弁を違う方向に持っていくのをやめてもらえませんか。いいですか。よく聞いてくださいよ。どなたが答えてくれても構まんのですけども。1者入札にどこに競争性が働いとるのですかということを聞きよるのです。競争性は要らないと言うのだったら,競争性は要らないと言うてくださいな。競争性が必要だということで契約規定にも3者以上とってというとこがあるのでしょう。だから,指名入札自身も6者にされたわけでしょう。結果,1者しか応札がなかった。競争性,働かんではないですか。だから,どこに担保をとってあるのですかということを聞きよるのです。そこを教えてください。 ◯ 二宮建設管理課課長補佐  済みません,繰り返しになるのですけれども。 ◎ 出口委員長
     繰り返しは結構です。時間の無駄だ。 ◯ 二宮建設管理課課長補佐  複数の事業者様を選定しており,その場合において,仕様書に変更の余地がない案件について,予定価格を下回る金額で契約するという行為で,結果,入札として成立するであろうというふうに判断しているところでございます。 ◎ 池渕副委員長  だから,言葉に競争性が一個も出てこんでないですか。ここで競争性の担保をとったということを示してくださいよ,では,答弁の中で。 ◯ 二宮建設管理課課長補佐  そのことにつきましては,契約規則に記載しておりますので,3者以上の指名ということから複数の事業者を選定していることで競争性の担保というものをとっている状況でございます。 ◎ 池渕副委員長  指名しただけで競争性がどうとれるのですか,応札も幾らもないのに。指名しただけで競争性を担保したって,はっきり,あなた,おっしゃるけど,金額も入れていないのに何でそれが競争なのですか。全く理解できんのですけど,もっと具体的に,では,説明してください,そうおっしゃるなら。 ◎ 出口委員長  小休します。                        [休憩 午後 5時01分]                        [再開 午後 5時10分] ◎ 出口委員長  再開します。  はい,どうぞ。 ◯ 内藤産業建設部長・水道部長  入札に参加するという行為は,当然,競争の意思があるということを前提にしております。ということから,複数の事業者を選定しておりまして,そのときには,仕様書に変更の余地がない案件については競争の原理は働いていると,確保されていると判断しております。 ◎ 池渕副委員長  今のだったら間違っているでしょう。指名はそっちが勝手にするのでしょう。違う考えですか。今のは間違っていませんか。同じ答弁は要りませんよ。今,部長が言うたのは間違っていないですか。  参加をしてもろた段階で競争が働くと言うたのですか。 ◎ 出口委員長  もう一回,もらうで,答弁。 ◎ 池渕副委員長  うん。もう一回,同じ答弁,ちょっともらえませんか。 ◯ 内藤産業建設部長・水道部長  複数の事業者を選定した段階で,ある程度の競争の原理が働いていると考えております。 ◎ 池渕副委員長  いや,相手の意思ですよ,意思。競争性が働いていないでしょう。こっちが指名しとるのでしょう,それは,勝手に,その基準に合うからというて。そこで,相手に競争性があるかないかなんてわからんでないですか。おまけに,その指名した業者は辞退しとるのでしょう,当日欠席もあって。ということは,入札に参加する意思がなかったということでないですか。意思がないということは競争性は働かんでないですか,1者だったら。違うのですか。競争性,公平性がないでないですか,1者だったら。だから,繰り返し同じ答弁は要らないですよ。そこに競争性の担保がないということをこっちは繰り返し言いよるのですよ。だから,どこでそれを見出すのですか。1者で競争性,公平性が図れるのですか。では,そういう答弁をしてくださいよ。1者で競争性,公平性,図れますって。どうですか。 ◯ 二宮建設管理課課長補佐  入札におきましては,事業者様より指名競争入札参加資格審査申請書ということで市の入札に参加希望がある場合は提出しております。その段階で,市の入札について参加したいという旨の者があると。その中で,こちらが指名競争入札で複数の事業者を選定しているのですけれども,その指名通知の中には仕様書を同封しており,その内容により,事業者様が,例えば,内容によって,自分の業務上,多忙により参加できないとかいろんな諸事情はございますけれども,一応,こういった仕様書の変更の余地がない案件について,結果として応札が1者であったとしても,入札に参加する行為は,競争の意思がある前提に札を書いていらっしゃることでしょうから,そういう意味で競争性があるというふうに判断しておるところです。 ◎ 池渕副委員長  札を書いていないでないですか。札は1者でしょう,書いたのは。今のお話だったら札は1者でないですか。どこに競争性があるのですか。 ◎ 出口委員長  議論が膠着をしておりますので,私からの提案をさせていただきたいと思うのですけども。  1者入札を今年から認めたということについては,適当だったというふうに現在もお考えになっているわけですか。今年も来年も,今後ずっと1者入札でも構わないという形でやっていかれるおつもりなのですか。 ◯ 孫田政策監  ちょっと,私の方から述べさせていただきます。御許可をいただきたいと思います。  といいますのが,これ,物品のお話でございまして,物品の入札です。建設工事は建設工事で独自のルールでやっておるということで御理解をいただきたいと思います。  物品の方については,かつては総務部内の総務課で行っていたというような経緯がございまして,私も3年ぐらい携わっとったことがございます。その中で,運用面としては,今回のこの件は,6者かそこらをまず指名して,これも,言ったように,登録の中の業者をほぼ網羅した形で指名します。まず,市内優先,市内業者を指名する。足りなければ市外,もっと足りなければ県外,こういうルールで指名しておると。今回6者だったと。当日までに4者,事前に辞退してきて,当日来てもらうのが2者だったということです。2者は来ていただいたのですけれども,あ,来ていただかんのやね。辞退の連絡もなく当日欠席してしまったというふうなことで,4月から定めとったルールが初適用になったという案件。実は,これ以外ないと,今のところないです。  そう言うても,予定価格というのが当然ございますから,2者来たから,その方が全てオーケーということではありません。札を開いて予定価格を下回っていない限りは不調ということになる中で,予定価格を下回っとったということなのでしょう。で,落札決定をしたというふうなことでございます。  ただ,池渕議員もおっしゃっていたように,それで競争性が保たれるのかどうかという,こういう疑念については,疑念といいますか意見というのは,世の中にあるというのも,私も知っております。今回のこの件は,これだけ,唯一この件だけというのを,まず,御理解いただきたいのと,一定のそういう考え方もあるということを踏まえまして,今後,もう一度精査をして対応については,実は,私も,物品購入委員会の審査委員会の委員のメンバーです。メンバーですので,議会のそういう御指摘も踏まえて,再度,精査をして十分調査した上でルール化を図っていきたいというふうに考えますので,こういうことで御理解賜りたいと存じます。 ◎ 池渕副委員長  そういうお答えならよくわかりました。  絶対的に競争性と公平性,1者で公平に保てるのかというところも,疑念を持たれないようにするというのが大前提にあると思いますので,その部分は,今回初めてだったということですけども,繰り返し言わせていただきよるのは,この後そのルールがずっと適用されていくことによってどんどんとそれ自身が生まれてくることに危惧しとるわけです。ですから,今,政策監の答弁で,もう一度,再度,検証し直すというお話もありましたので,ぜひ,それをやっていただいて,1者入札にならないようなルールづくりもつけ加え,していただきたいと思いますので,それを言いまして終わらせていただきます。 ◎ 出口委員長  以上で,通告による市長に対する総括質疑は終了いたしました。  これをもって総括質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず,議案第66号 平成27年度小松島市一般会計歳入歳出決算の認定についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第66号について,原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手全員] ◎ 出口委員長  挙手全員であります。  よって,議案第66号については,認定すべきものと決しました。  次に,議案第67号 平成27年度小松島市競輪事業特別会計歳入歳出決算の認定について,議案第68号 平成27年度小松島市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について,議案第69号 平成27年度小松島市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について,以上3件についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第67号から議案第69号までについて,原案のとおり認定することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第67号から議案第69号までについては,原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に,議案第70号 平成27年度小松島市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第70号について,原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手全員] ◎ 出口委員長  挙手全員であります。  よって,議案第70号については,認定すべきものと決しました。  次に,議案第71号 平成27年度小松島市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について,議案第72号 平成27年度小松島市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について,議案第73号 平成27年度小松島市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について,議案第74号 平成27年度小松島市水道事業会計決算の認定について,以上4件についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第71号から議案第74号までについて,原案のとおり認定することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第71号から議案第74号までについては,原案のとおり認定すべきものと決しました。  次に,議案第75号 平成28年度小松島市一般会計補正予算(第1号)を挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  議案第75号について,原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。                            [挙手全員] ◎ 出口委員長  挙手全員であります。  よって,議案第75号については,可決すべきものと決しました。  次に,議案第76号 平成28年度小松島市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第76号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第76号については,可決すべきものと決しました。  これより,議会が抽出した平成27年度小松島市予算重要事業5事業と,9月5日抽出分の平成27年度事務事業10事業の計15事業についての議会評価報告書を委員長から議長へ提出いたします。 ◎ 出口委員長  以上で本委員会に付託されました事件は全て議了いたしました。  その他,委員の皆様から,所管事項で何かございませんか。
                            (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長   特にないようでございますので,閉会に当たり,市長よりごあいさつがあります。 ◯ 濱田市長  9月15日から本日まで,予算決算常任委員会を開催され,平成28年度補正予算案,また,平成27年度の決算につきまして熱心な御審議を賜りました。9月29日の散会日におきましてはお認めいただきますよう,よろしくお願い申し上げます。大変お世話になり,ありがとうございました。 ◎ 出口委員長  15日から長期にわたり,終始御熱心に審査をいただき,大変御苦労さまでございました。  これをもって,予算決算常任委員会を閉会いたします。                        [閉会 午後 5時26分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....