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10月02日-06号

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  1. 鳴門市議会 2019-10-02
    10月02日-06号


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    最終取得日: 2021-09-09
    令和 元年  9月定例会(第3回)          令和元年 鳴門市議会会議録 (第16号)           令和元年10月2日(会期22日中第22日目)              議 事 日 程 第 6 号 諸般の報告第1 議案第49号 令和元年度鳴門市一般会計補正予算(第2号)   議案第50号 令和元年度鳴門市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第51号 令和元年度鳴門市水道事業会計補正予算(第1号)   議案第52号 令和元年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)   議案第53号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正について   議案第54号 鳴門市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について   議案第55号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   議案第56号 鳴門市職員退職手当支給条例及び鳴門市職員諸給与条例の一部改正について   議案第57号 鳴門市職員等の旅費に関する条例の一部改正について   議案第58号 鳴門市消防団条例の一部改正について   議案第60号 鳴門市立小学校設置条例及び鳴門市立幼稚園条例の一部改正について   議案第62号 鳴門市印鑑条例の一部改正について   議案第64号 鳴門市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第65号 鳴門市下水道条例の一部改正について   議案第66号 鳴門市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について   議案第67号 鳴門市水道事業給水条例の一部改正について   請願第 3号 日本政府に「核兵器禁止条約の調印・批准をすることを求める」意見書採択を求める請願書   委員長報告  質疑  討論  採決第2 議案第68号 平成30年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定について   議案第69号 平成30年度鳴門市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第70号 平成30年度鳴門市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第71号 平成30年度鳴門市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第72号 平成30年度鳴門市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第73号 平成30年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第74号 平成30年度鳴門市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第75号 平成30年度鳴門市光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第76号 平成30年度鳴門市給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第77号 平成30年度鳴門市公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第78号 平成30年度鳴門市水道事業会計決算の認定について   議案第79号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について   議案第80号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計未処分利益剰余金の処分について   報告第11号 平成30年度決算に基づく鳴門市健全化判断比率について   報告第12号 平成30年度決算に基づく鳴門市資金不足比率について   提案理由説明第3 議案第68号 平成30年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定について   議案第69号 平成30年度鳴門市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第70号 平成30年度鳴門市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第71号 平成30年度鳴門市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第72号 平成30年度鳴門市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第73号 平成30年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第74号 平成30年度鳴門市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第75号 平成30年度鳴門市光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第76号 平成30年度鳴門市給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第77号 平成30年度鳴門市公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第78号 平成30年度鳴門市水道事業会計決算の認定について   議案第79号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について   議案第80号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計未処分利益剰余金の処分について   質疑  委員会付託第4 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について   提案理由説明  質疑  討論  採決第5 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について    ──────────────────────────────────               本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第1 議案第49号から議案第58号、議案第60号、議案第62号、議案第64号から議案第67号、請願第3号     委員長報告  質疑  討論  採決日程第2 議案第68号から議案第80号、報告第11号、報告第12号     提案理由説明日程第3 議案第68号から議案第80号     質疑  委員会付託日程第4 諮問第1号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第5 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について    ──────────────────────────────────             出  席  議  員 (21名)  議長  大  石  美 智 子  君  1番  林     勝  義  君    2番  平  塚  保  二  君  4番  長  濱  賢  一  君    5番  橋  本  国  勝  君  6番  松  浦  富  子  君    7番  上  田  公  司  君  8番  潮  崎  憲  司  君    9番  東     正  昇  君  10番  佐  藤  絹  子  君    11番  藤  田  茂  男  君  12番  宮  崎     明  君    13番  三  津  良  裕  君  14番  高  麗  裕  之  君    15番  秋  岡  芳  郎  君  16番  宅  川  靖  次  君    17番  圃  山  俊  作  君  18番  浜     盛  幸  君    19番  東  谷  伸  治  君  20番  野  田  粋  之  君    21番  山  根     巌  君    ──────────────────────────────────             欠  席  議  員 (1名)  3番  谷  崎     徹  君    ──────────────────────────────────            説 明 の た め 出 席 し た 者  市長      泉   理 彦 君   副市長     谷   重 幸 君  企業局長    山 内 秀 治 君   政策監     三 木 義 文 君  事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長 市民環境部長  廣 瀬   高 君          尾 崎 浩 二 君  健康福祉部長  天 満 秀 樹 君   経済建設部長  西 上 昭 二 君  消防長     氏 橋 通 泰 君   企業局次長   三 居 康 伸 君  企画総務部危機管理局長         市民環境部環境局長          宮 田 耕 志 君           三 栖 信 征 君  健康福祉部福祉事務所長         経済建設部経済局長兼観光振興課長          米 澤 栄 作 君           小 椋   勝 君  企画総務部参事兼総務課長          工   公 男 君  企画総務部   財政課長   阿 部   聡 君  教育長     安 田   修 君   教育次長    大 林   清 君  監査委員事務局長竹 田 仁 伸 君   選挙管理委員会事務局長                              島   章 二 君  農業委員会事務局長          佐 竹 孝 文 君    ──────────────────────────────────             議 会 事 務 局 職 員 出 席 者  事務局長     荒 川 雅 範    次長       杢 保 マユミ  主査       板 東 政 則    係長       来 島 正 典  書記       吉 成   愛    書記       八 幡 拓 磨    ──────────────────────────────────     午前10時   開議 ○議長(大石美智子君) これより本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 市長からお手元へ配付のとおり、追加議案の提出通知がありました。 諸般の報告は以上のとおりであります。 これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 議案第49号 令和元年度鳴門市一般会計補正予算(第2号)      議案第50号 令和元年度鳴門市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第51号 令和元年度鳴門市水道事業会計補正予算(第1号)      議案第52号 令和元年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)      議案第53号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正について      議案第54号 鳴門市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について      議案第55号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第56号 鳴門市職員退職手当支給条例及び鳴門市職員諸給与条例の一部改正について      議案第57号 鳴門市職員等の旅費に関する条例の一部改正について      議案第58号 鳴門市消防団条例の一部改正について      議案第60号 鳴門市立小学校設置条例及び鳴門市立幼稚園条例の一部改正について      議案第62号 鳴門市印鑑条例の一部改正について      議案第64号 鳴門市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第65号 鳴門市下水道条例の一部改正について      議案第66号 鳴門市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について      議案第67号 鳴門市水道事業給水条例の一部改正について      請願第 3号 日本政府に「核兵器禁止条約の調印・批准をすることを求める」意見書採択を求める請願書 ○議長(大石美智子君) 日程第1、議案第49号から議案第58号まで、議案第60号、議案第62号、議案第64号から議案第67号までの16議案及び請願1件を一括議題といたします。 本件については、それぞれ所管の常任委員会に付託してありますので、この際委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教委員長より報告を求めます。     〔1番 林 勝義君登壇〕 ◆1番(林勝義君) 総務文教委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第53号財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正について外議案8件であります。また、継続審査となっていた請願1件についても審査いたしました。 当委員会は去る9月20日に委員会を開催し、慎重審査いたしました。議案第59号鳴門市消防手数料徴収条例の一部改正について及び議案第61号鳴門市立幼稚園における一時預かり事業の実施に関する条例の一部改正については、施行日の関係上、9月26日の本会議において議決しておりますことから、本日は残りの7議案及び請願1件についての総務文教委員長報告を申し上げます。 審査の結果、議案7件については原案のとおり可決すべきと決しました。請願につきましては、お手元へ配付の請願審査結果報告書のとおりであります。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第53号財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正についてでありますが、普通財産の無償貸し付け、減額貸し付け等に係る条項について所要の改正を行うものでありました。 委員からは、北灘西小学校を閉校し、教育財産から普通財産とし、広く利用者を募るため、条例に閉校された学校施設等の用途を廃止した場合において、地域の振興に寄与すると認める事業の用に供するときの一文を加えるとのことであるが、なぜもっと広く解釈できるような表記にしなかったのかとの質疑があり、無償貸し付け、減額貸し付け等については限定的に考えており、必要があれば追加もしくは表記について検討したいとの説明を受けました。 また、無償貸し付け、減額貸し付け等について、恣意的な運用とならないようにガイドライン的なものを整備する必要があるのではないかとの質疑があり、今後ルール化については検討したいとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、賛成多数により原案を了といたしました。 次に、議案第54号鳴門市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてでありますが、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行により会計年度任用職員制度が導入されることに伴い、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関して必要な事項を定めるため、新たに条例を制定するものでありました。 委員からは、フルタイムの会計年度任用職としてどのような方を想定しているのかとの質疑があり、担任を任されている幼稚園教諭や保育士などが想定されるとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第55号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでありますが、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行により会計年度任用職員制度が導入されることに伴い、関係する条例の整備を行うものでありました。 委員からは、公民館長が会計年度任用職員となることにより、実質的な取り扱いとして何か変わることはあるのかとの質疑があり、詳細な条件については担当課との協議になるが、国から特別職非常勤職員である公民館長を会計年度任用職員とするように事務処理マニュアルが出されていることから今回改正を行うものであるとの説明を受けました。 また、単純労務職員について質疑があり、鳴門市でいうところの現業職であり、学校給食センターの調理員、学校の用務員、クリーンセンターの収集業務や土木課の小規模道路維持を担当する職員などが該当するとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第56号鳴門市職員退職手当支給条例及び鳴門市職員諸給与条例の一部改正についてでありますが、会計年度任用職員制度が導入されること及び地方公務員法の改正に伴い所要の改正を行うものでありました。 委員からは、条例第23条中、常勤の職員の給与との権衡、その職務の特殊性等を考慮して別に条例に定めるとあることについて質疑があり、会計年度任用職員については、鳴門市職員諸給与条例とは別に給与等を定めるものであるとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了としました。 次に、議案第57号鳴門市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてでありますが、地方公務員法の改正に伴い引用条項の改正を行うものでありました。 委員会では、異議なく、採決の結果、全会一致で原案を了としました。 次に、議案第58号鳴門市消防団条例の一部改正についてでありますが、地方公務員法の改正に伴い、消防団員の欠格条項から成年被後見人等を削除する改正を行うものでありました。 委員からは、第5条第3号中の文言である「第8条第1項の規定により免職」を「第8条第1項の規定により懲戒免職」へと改正する理由について質疑があり、第8条第1項については懲戒免職について規定しており、免職のままでも問題はないが、よりわかりよくするために懲戒免職へと改めるものであるとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第60号鳴門市立小学校設置条例及び鳴門市立幼稚園条例の一部改正についてでありますが、現在休校している北灘西小学校及び休園している北灘西幼稚園を用途廃止するため所要の改正を行うものでありました。 委員からは、この議案により北灘西小学校及び北灘西幼稚園が教育財産から普通財産となるのかとの質疑があり、議決いただいた後、徳島県教育委員会へ廃止の届け出を提出し、その後、普通財産として総務課へ引き継ぐこととなるとの説明を受けました。 また、旧川崎小学校・幼稚園については教育財産として利用しているかとの質疑があり、旧幼稚園部分である板東南ふれあいセンターについては公民館類似施設として位置づけており、旧川崎小学校については教育委員会の倉庫として活用していることから教育財産となっているとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了としました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同を賜りますようお願い申します。 ○議長(大石美智子君) 次に、生活福祉委員長より報告を求めます。     〔7番 上田公司君登壇〕 ◆7番(上田公司君) それでは、生活福祉委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第62号鳴門市印鑑条例の一部改正について外議案2件であります。 当委員会は去る9月24日に委員会を開催し、慎重審査いたしました。議案第63号鳴門市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、施行日の関係上、9月26日の本会議において議決しておりますことから、本日は残りの2議案について生活福祉委員長報告を申し上げます。 審査の結果、議案2件については原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 議案第62号鳴門市印鑑条例の一部改正についてでありますが、住民基本台帳法施行令等の改正に伴い、旧氏による印鑑を登録することができるよう所要の改正を行うものでした。 改正の内容といたしましては、本人の申し出により住民票に旧氏、つまり旧姓を併記することを希望した方の印鑑登録証明書に本人からの申し出による旧氏を併記することができ、また申し出による旧氏での印鑑登録を可能とするものであるとの説明を受けました。 委員からは、旧氏で印鑑登録をし直すに当たっては手数料が必要かとの質問があり、印鑑登録は1人につき1個に限られており、新たに登録する場合については無料であり、改印等についても、なると市民カードをお持ちの場合は無料であるとの説明を受けました。 また、旧氏表示の手続には、旧氏がわかるまでの戸籍謄本とマイナンバーカードが必要であり、マイナンバーカードをお持ちでない場合には、通知カードに旧氏併記を追加する必要があるとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第64号鳴門市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、成年被後見人及び被保佐人の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴う児童福祉法の改正により条例の改正を行うものでした。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石美智子君) 次に、産業建設委員長より報告を求めます。     〔13番 三津良裕君登壇〕 ◆13番(三津良裕君) 産業建設委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第65号鳴門市下水道条例の一部改正について外議案2件であります。 当委員会は去る9月25日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案3件は原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第65号鳴門市下水道条例の一部改正についてでありますが、下水道排水設備指定工事店の指定の基準等の欠格条項から成年被後見人等を削除する改正を行うものでありました。 委員からは、当たり前のことをなぜ今規定するのかという質疑があり、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の改正により、今まで一律に成年被後見人等を排除する欠格条項を設けている各制度について、一律に排除されないよう各制度ごとに必要な能力の有無を個別に判断して規定するようになったためであるとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第66号鳴門市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてでありますが、地方公務員法の改正に伴い所要の改正を行うものでありました。 委員からは、成年後見人をつけなくてはいけなくなった場合の退職金の有無について確認があり、この条例では、職員になった後に地方公務員法第28条第4項に規定されている成年被後見人等に該当した場合は失職していたが、退職金は支給する規定があったとの説明がありました。 また、今回の法改正により失職すること自体がなくなったため、「同法第16条第1号に該当する場合を除く」の部分が不要になったことから、この部分を削除するとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第67号鳴門市水道事業給水条例の一部改正についてでありますが、水道法の改正による指定給水装置工事事業者の更新制度導入に伴い、更新に係る手数料を定めるため所要の改正を行うものでありました。 水道法の現行制度では、新規の指定のみで休廃止等の実態が反映されにくく、無届け工事や不良工事が全国的に発生しており、工事を適正に行うための資質の保持や実態との乖離の防止を図るために、5年ごとの指定給水装置工事事業者の指定の更新制が導入されたとのことでありました。 委員からは、現在、休廃止している業者はどれくらいあるのかとの質疑があり、本市の実質的な登録数は138者であり、この法改正により2割程度減少するのではないかと予想しているとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大石美智子君) 次に、予算決算委員長より報告を求めます。     〔5番 橋本国勝君登壇〕 ◆5番(橋本国勝君) 予算決算委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました議案は、議案第49号令和元年度鳴門市一般会計補正予算(第2号)外議案3件であります。 当委員会は9月11日及び9月26日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案4件については原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告を申し上げます。 まず、企画総務部に関する補正予算議案については、総務課の北灘西幼稚園南側進入路等整備工事設計業務と危機管理課の北灘西小学校体育館避難経路整備工事との関連性について質疑があり、北灘西幼稚園南側進入路等整備工事設計業務については、地域の方に幼稚園体育館を使っていただくときの進入路ということで、県道からの進入路を整備しようとするものであり、北灘西小学校体育館避難経路整備工事については、体育館が北灘西地区の避難場所となっており、運動場などは浸水するような場合もあるので、小学校から山に上がっていく市道から進入できるようにするものであるとの説明がありました。 また、委員からは、自治体情報セキュリティー向上プラットフォームサービス利用料について質疑があり、総務大臣通知により3層から成る対策を講じる自治体情報セキュリティー強靱化事業に取り組んだところであるが、その結果、本市を含め全国の地方公共団体の庁内ネットワークが3系統に分離されることとなり、この環境下においてOSやオフィスソフト、またウイルス対策ソフトのパターンファイル等を更新する仕組みとして国のほうで自治体情報セキュリティー向上プラットフォームが構築され、本市においてもこれを利用することになり、利用料を支払うものであるとの説明がありました。 次に、委員からは、地域バス運行事業の債務負担行為の限度額について、5,200万円から6,000万円となった要因について質疑があり、事業者から地域バスの運行事業について辞退届け出が提出されたことにより再度ヒアリングを行い、現在は1年契約により運行している状況であるが、そのヒアリングにおいて運行経費が想定よりも高くなった要因として、運転手の高齢化及び賃金単価の上昇により運転手の確保が難しく、修繕料と燃料費がかさんでいることが判明し、修繕料については市が負担することとし、また運転手の賃金単価を引き上げるなどとし積算したところ約2,000万円となったことから、これらを加味し、新たな債務負担行為を設定するに当たり限度額がふえることとなったとの説明がありました。 また、委員からは、北灘西小学校外部委員報償費に関して質疑があり、外部委員については主に地域の方を想定しており、校舎の利用者をどういった要件で公募するのかなどを決めるとともに、利用者にプレゼンテーションをしていただいたときに、その内容が地域性、公共性、地域が求めるようなものになっているかどうか、そういった観点から選ぶため、2回の開催を想定しているとの説明がありました。 さらに、委員からは、地域の方を外部委員に迎えることは情報公開につながることから、これらの取り組みに賛同するとの意見がありました。 また、委員からは、ふるさと活性化基金の最近の動向について質疑があり、ふるさと活性化基金については、ふるさと納税寄附金や使途を指定されなかった寄附金、職員駐車場の使用料などを繰り入れているものであり、平成30年度末で3億5,095万1,000円、平成30年度9月補正時点で3億9,325万1,000円、平成29年度末で3億6,700万円程度となっており、おおむね3億5,000万円から4億円の間で推移しているとの説明がありました。 さらに、委員からは、ふるさと納税寄附金が今後爆発的にふえるとは考えにくい中、有効的に市の施策に活用していくためには、中・長期的な計画が必要であると思うが、どのように考えているのかとの質疑があり、ふるさと納税寄附金についてはメニューごとに寄附されていることから、まずは各担当課から事業を提案していただき、ふるさと納税寄附金を担当している戦略企画課が総合計画、総合戦略を策定していることからも協議を行い、中・長期的に目的に対応した事業を検討していきたいとの説明がありました。 また、委員からは、道の駅なると(仮称)造成工事実施設計等業務について、現在予定している用地は必ず取得できるのかとの質疑があり、基本計画で示しているエリアの全ての地権者に協力いただけることとなっているとの説明がありました。 また、委員からは、四国のゲートウェイ拠点施設整備事業について、当初予定していたスケジュールと現在の進捗状況にどの程度の乖離があるのかとの質疑があり、おおむね大きなおくれはないが、当初予定していなかったマーケティング調査やサウンディング型市場調査を行う必要があると判断し実施したことから、現在は令和3年度末を開駅の目標に設定しているとの説明がありました。 さらに、委員からは、内容や将来性を考慮し、慎重に作業を進めていってほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、ため池浸水想定区域図作成業務の内容及び積算根拠について質疑があり、内容については、主に計画準備、資料収集、現地概査、浸水想定区域のシミュレーション、浸水想定区域図の作成を業務として委託することとしており、積算根拠については、詳細な内容は県から示されていないが、ため池1カ所当たり90万円で、市内の60カ所のため池の浸水想定区域図を作成する予定であるとの説明がありました。 また、委員からは、平成27年度及び平成28年度にもため池ハザードマップを作成しているが、今回のため池浸水想定区域図作成業務と重複していないのかとの質疑があり、平成27年度及び平成28年度でため池21カ所のハザードマップを作成しているが、その後、国の基準が見直され、ハザードマップ作成済みのため池21カ所を含めたため池81カ所が防災重点ため池に再選定されたことから、未作成のため池60カ所についても浸水想定区域図を作成するものであるとの説明がありました。 次に、委員からは、防災ファミリーミーティングに係る補正予算50万円の内訳について質疑があり、会場設営等の委託料に24万円、警備に6万円、イベント保険に2万円、ウオークラリーに参加していただいた方への記念品に10万円、広告、チラシに3万円、パネル等の消耗品に5万円となっているとの説明がありました。 また、委員からは、これまでの防災訓練との違いについて質疑があり、毎年9月1日に実施している総合防災フェアでは各機関の連携確認を重視しているが、防災ファミリーミーティングは地域住民の参加を主眼に置いた訓練となっており、防災を身近に感じていただき、フェーズフリーの考え方を日常に取り入れていただけるよう実施するものであるとの説明がありました。 また、委員からは、参加者数の見込みと来年度以降の実施予定について質疑があり、参加者数の見込みについては、今回は大麻地区の園児、生徒とその保護者174名、中学生22名の合計200名程度を予定しており、来年度以降の実施については、地域を回って実施し、市民全体の防災への意識の高揚を図りたいと考えているとの説明がありました。 さらに、委員からは、障害者の防災について意識を変えていただくため、障害者や障害者を支援する方の参加を積極的に呼びかける必要があるとの意見がありました。 次に、市民環境部に関する補正予算議案については、あわ文化創造支援費補助金の内容について質疑があり、あわ文化の担い手育成など次世代後継者育成に重点的に取り組む活動であり、具体的な事業としては、民間と連携し子供と大人によるベートーヴェン第九交響曲第4楽章演奏会及び板東俘虜収容所の音楽劇などの活動であるとの説明がありました。 さらに、委員からは、補助金を受けての実施は初めてなのかとの質疑があり、民間が主体となる事業としては初めてであるとの説明がありました。 また、委員からは、文化振興関係費に関するアンケートについて、鳴門市にある近代建築も文化の一つであるため、アンケートの中身に反映しているのかとの質疑があり、アンケートの中身については、市民の方の文化芸術に関するニーズの把握を目的としており、具体的な項目として現在検討段階であるが、近代建築という文化についても、できるだけ反映するような方向で考えているとの説明がありました。 次に、委員からは、世界の記憶登録推進事業については、世界に対するアピールが重要であるため、機会を逃がさずにやっていただきたいとの意見がありました。 次に、健康福祉部に関する補正予算議案については、予防接種費のうち風疹の追加対策についての質疑があり、昨年から風疹の抗体の低い方に対して、本市においても一部助成を実施しているが、国が定期接種とする方針を示したことに従い、今年度で40歳から57歳までの男性に対して3年間で抗体の保有率を上げようと取り組むものであるとの説明がありました。 また、委員からは、対象者へのクーポン券の送付及びその費用について質疑があり、今年度については、昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの方にクーポン券を送付しており、既決の定期予防接種費から対応している状況であるとの説明がありました。 次に、委員からは、今年度の送付対象以前に生まれた方に対する対応について質疑があり、昭和37年4月2日から昭和47年4月1日生まれの方に対しては来年度にクーポン券を送付する予定としているが、本人から申し出いただければ今年度でもクーポン券をお渡しすることができるとの説明がありました。 さらに、委員からは、検査の流れについて質疑があり、まずは医療機関を予約し、クーポン券持参の上、受診していただき、抗体の有無について検査を受けていただくと、1週間から2週間ほどでその結果が出るので、抗体がないという結果が出た場合には、再度医療機関に行ってもらい予防接種を行う流れであるとの説明がありました。 また、委員からは、健康福祉交流センター管理費の地下雨水ピット等油分析手数料について質疑があり、雨水が流れているところに油が流れ込んでいたことが判明し、その油を処理するに当たり、廃棄物としてどのように扱うか分析するために作業を行う費用であるとの説明がありました。 さらに、委員からは、今後の機械の維持管理や保管も含め早急な対応をしてほしいとの意見がありました。 次に、経済建設部に関する補正予算議案については、危険空き建築物除去設計業務が計上されているが、何を除去するのかとの質疑があり、鳴門町にある旧の造船所の除去を計画しているとの説明がありました。 また、委員からは、除却費用の回収の見込みがないにもかかわらず、なぜ市が除却するのかとの質疑があり、建物の老朽化が進み危険性が増しているが、所有者が不存在で、また土地及び建物の権利関係が複雑である特殊なケースであり、現状のままでは建物が除去されることなく放置されるおそれがあり、地震等で倒壊すると、生活道路、避難路として支障を来すことから防災上の観点で除却し、国の補助金を活用するとの説明がありました。 次に、委員からは、道路維持補修費の中島田室線落石対策工事の施工箇所や工法、工期について質疑があり、落石により山腹が不安定になっている箇所をロープ伏工を行うこととしており、今年度末の完成を予定しているとの説明がありました。 また、鳴門市排水機場塗膜調査業務について調査内容の質疑があり、塗膜調査は、環境省より高濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理実行計画の中で、高濃度PCB廃棄物及び高濃度PCB廃棄物使用製品の保管所有の実態調査が推奨されており、本市でも7カ所の排水機場で水中ポンプや排水機場などに使用されている塗装品について高濃度PCB廃棄物の調査を予定しているものであるとの説明がありました。 さらに、委員からは、廃船等処分委託業務料の275万円について質疑があり、辷岩水尾川に沈船が10隻あり、最終処分までの処理に1隻当たり27万5,000円で、10隻分になるとの説明がありました。 次に、委員からは、駅前トイレの構造について質疑があり、駅前トイレの構造は平家建て鉄筋コンクリートづくりであるとの説明がありました。 また、委員からは、駅舎にはひさしがあるが、駅前トイレにもひさしはあるのかとの質疑があり、駅舎のすぐ隣に建てられることからひさしの設置の予定はないとの説明がありました。 さらに、委員からは、ぜひ駅前トイレにもひさしを設置してほしいとの要望がありました。 次に、委員からは、大浦漁港公衆トイレに関し、管理者と増設計画について質疑があり、漁港の管理者として市が設置したトイレであり、建物の増築とトイレ5基の増設を予定しているとの説明がありました。 また、粟田地区の家屋調査業務の目的と内容について質疑があり、北灘町粟田東傍示集落内の水路の敷コンクリートが破損し、近隣民家の敷地内の土地が沈下しているとの所有者からの申し出があり、これに対応するため、今回、水路敷と民家敷地の沈下の因果関係を調査するための委託料を計上したとの説明がありました。 次に、委員からは、農山漁村未来創造事業の補助金の交付先と利用目的について質疑があり、2件の新規要望があり、1件はJA里浦が計画しているカンショの調理、加工、販売及び実習施設を現状の集荷場の中に建築する計画で、金額については、総事業費が2,931万円、それに対する2分の1の補助。もう一件については、農業生産法人有限会社キモトがカンショのキュアリング施設によりカンショの貯蔵性を高め、輸出をふやしていく計画で、総事業費5,343万円に対する2分の1の補助ではあるが、上限が県で設定されており、補助金額は2,000万円となるとの説明がありました。 次に、消防本部に関する補正予算議案については、救急安心センター事業について、いつから実施されるのかとの質疑があり、本年12月1日から実施される予定であるとの説明がありました。 次に、企業局に関する補正予算案については、平草高区配水池送配水管布設替工事に対し、耐震性を有する管になっているのかとの質疑があり、本市では75ミリ以上の管については鋳鉄管の耐震管を使用し、布設及び布設がえを行っているとの説明がありました。 また、委員からは、浄水場施設運転管理業務に関し、県下の運転管理の状況について質疑があり、本市の運転管理の現状としては、平日昼間は職員3名、嘱託2名、委託業者1名で、平日夜間、休日は委託業者2名で浄水場の管理を行っており、他団体の状況については、徳島市では交代制を導入し、運転管理はほぼ職員で対応しており、町などの比較的小さな団体の場合は、無人のところや職員1人で運転管理しているところもあると聞いているとの説明がありました。 次に、委員からは、一般財団法人日本モーターボート競走会が市と等価交換した土地に選手宿舎を建設し、所有するとのことであるが、なぜ固定資産除却費を計上しているのかとの質疑があり、現在、等価交換対象範囲の土地を等価交換するに当たり、支障となる旧選手宿舎があり、これを除去するための費用であるとの説明を受けました。 さらに、委員からは、一般財団法人日本モーターボート競走会と等価交換した後、市のものとなる土地に建っている現宿舎をスポーツ合宿などに利用することは検討しないのかとの質疑があり、現宿舎については、耐震性はあるが老朽化が進んでいるため、交換される土地については更地にしてから引き渡してもらいたいと考えているとの説明がありました。 次に、教育委員会に関する補正予算議案について、日本語教師派遣事業について、現在何名が利用しているのかとの質疑があり、今回の補正予算で計上しているのは1名分で、当初予算でも別途1名分の予算を計上しており、合計2名が利用しているとの説明がありました。 また、委員からは、里浦小学校、撫養小学校、堀江南小学校の3校がプログラミング教育事業の委託先となった経緯について質疑があり、里浦小学校については、昨年度から事業を実施しており、昨年度の事業をより定着化させ、推進を図りたいと学校から希望があったためであり、撫養小学校と堀江南小学校については、昨年度の里浦小学校に続いて、来年度のプログラミング教育の本格実施に向けた準備として両校もかかわっていきたいとの希望があったためであるとの説明がありました。 さらに、委員からは、他の小学校では実施しないのかとの質疑があり、来年度からのプログラミング教育の本格実施に向け、先行的に取り組んでいる3校の実績を踏まえ、順次取り組んでいくものと考えているとの説明がありました。 次に、委員からは、100年先を創る起業家育成事業について、なぜ板東小学校での実施なのかとの質疑があり、板東小学校は、本市の商工政策課や大麻町商工会、県の信用保証協会等との密接なつながりの中で起業家育成事業に取り組んでおり、昨年度は独自の事業として実施したが、今回は県の委託事業の中で同様の事業を行いたいとの希望があったことから委託金を受け、より拡大した取り組みが行えるよう補正予算に計上したとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、議案第49号については賛成多数で、議案第50号から議案第52号までの議案3件については全会一致で原案を可決すべきと決しました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(大石美智子君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告がありますので、順次発言を許可いたします。     〔9番 東 正昇君登壇〕 ◆9番(東正昇君) それでは、議案第49号令和元年度鳴門市一般会計補正予算(第2号)のうち、学校給食センターの民間委託に関する予算について反対の立場から意見を論じたいと思います。 今回、新学校給食センターの民間委託運営については、当時から計画に盛り込まれていたとはいえ、給食部門への民間参入、また民間委託の時期について納得できないことから、一般質問でも問題提起をさせていただきました。 まず、国の考え方、方向性について苦言を呈しておきたいと思います。 1985年当時の文部省は、全国都道府県に対して「学校給食業務の運営の合理化について」を通知しております。公の教育分野の給食にまで何のために民間活力を導入するのか、その目的は何なのか、そこなんです。民間活力を導入することにより、民間の斬新な発想力、経営力等を給食行政業務、また給食行政の事業を活性化するために、さらには職場環境の醸成等々、自治体行政サービスの向上に資することを一番の目的にしてるならいいです。違うじゃないですか。 国の行財政改革の一環である民間活力の導入、すなわち民間委託行政の本来の目的が、人件費の削減、職員数の削減、政府補助金の削減、受益者負担の推進じゃないですか。国の行財政改革は、主に人件費削減を重視し、そのことだけに焦点を当て、事を進めてきたことであります。このような考え方のもとでの教育行政、学校給食への民間参入は、教育の大切な部分を欠落させ、社会全体、そして子供たちにまでさまざまな問題が波及していくということに今気づかなければいけないという点であります。 また、公共サービスは、教育、福祉、労働者保護など社会権保障を中心とする人権保障のために獲得されてきたものです。官から民へ、小さな政府論は行政を縮小し、公務員を減らすことを通して、実は社会権の保障を後退、低下させるもので、自治体の民営化が進んでいけば、既に実感されている格差がさらに拡大していくということであります。 このような国の方向性のもと、このたび鳴門市でも令和元年8月に、正職員、臨時職員に対して新学校給食センター民間委託の説明をしました。内容は、来年4月より民間で実施しますということです。民間委託理由としては、正規調理員が想定を上回るスピードでいなくなり、運営が困難になったということです。新しい新学校給食センターができて、まだ2年であります。申しわけないけれども、人員確保をしようとした努力の跡は私には伝わってきません。悪く言えば、少しでも早く民間委託に移したいという姿が私の頭の中に浮かぶのです。これは余りにも行政の都合であります。計画ありきで進めてきているのでありますから、このような結果は到底想定できます。 私が言いたいのは、もう少し働く人たちの立場になって考え、一つ一つのハードルをクリアしながら進める、それが思いやり、誠実ということであります。相手を思いやる心が基本になければ人は育ちません。食を通しての子供たちへの教育の役割も果たせないと思います。 鳴門市は教育の町を掲げております。この原稿をこしらえてるときに、ふと亡き父親の言った言葉が思い浮かびました。それは、施設、箱物の充実も大切であるが、それ以上に大切なのが、その中にいる人の充実であると、そのようなことを言っていたことも思い出しました。 少し長くなりましたが、国の民間委託への考え方と鳴門市の新学校給食センター民間委託運営のあり方について私の考えを論じさせていただきました。結論として、教育としての学校給食は営利事業の対象にしてはいけないというのが本音でありますが、この点はさておき、このたびの鳴門市の新学校給食センター民間委託の大きな反対理由は、民間委託の進め方についてであります。余りにも行政側の都合が優先し、丁寧さに欠けており、このたびの定例会予算でのこの学校給食センターの予算については賛成できるものではないということを申し上げまして、反対討論とさせていただきます。     〔7番 上田公司君登壇〕 ◆7番(上田公司君) それでは、私からは、請願第3号日本政府に「核兵器禁止条約の調印・批准をすることを求める」意見書採択を求める請願書について賛成の立場から討論を行っていきたいと思います。 そもそも、この核兵器禁止条約は、世界からの核兵器全廃と根絶を目的とした国際条約で、その前文には、もう皆さん御存じかもしれませんが、被爆者が受けた容認できない苦しみと被害を心にとどめると記されております。これは、広島、長崎の被爆者が長年壮絶な被爆体験を語り続け、核兵器廃絶を求めてきたことへの敬意が込められており、核兵器を持たない多くの国々が交渉し、2017年7月7日、国連加盟国の6割を超える122カ国の賛成で採択され、翌年12月にも核兵器禁止条約の批准を促す決議案が圧倒的多数で採択されたこともあり、ことし7月31日現在で批准は24カ国、署名した国は70カ国に及んでおりますが、いまだ日本は批准も署名もいたしておりません。 この日本の対応に関しては、既に国内外からも懸念が示されており、ことし8月6日に広島で行われた平和記念式典において松井市長は、核兵器廃絶への動きが停滞している世界情勢に懸念を示すとともに、署名、批准を求める被爆者の思いをしっかりと受けとめてほしいと政府に求め、また長崎での平和祈念式典でも田上市長も、核兵器をめぐる世界情勢をとても危険な状況と懸念を示すとともに、日本は核兵器禁止条約に背を向けていると政府に条約への署名、批准を求め、さらには被爆者代表からも安倍総理に対して、あなたはどこの国の総理ですか、私たちをあなたは見捨てるのですかと訴えられたのは皆さんも御承知のとおりです。 このような中、日本の役割は、核兵器保有国と非保有国との間に立ち、現実的な軍縮を進めることだという意見もあるようですが、実際には、世界からその橋渡し役の軸足がアメリカなどの核保有国側に大きく偏っている。また、日本の提案は核兵器禁止条約側の内容が欠けており歓迎できないと、その橋渡し役でさえ役不足と一蹴されるなど、日本政府が本来果たすべき核兵器使用の悲惨さを世界に訴えることもせず、橋渡し役もろくに果たすことなく、アメリカの御機嫌取りに終始していることに世界からも不満と懸念が示されております。 それから、日本が核兵器禁止条約に批准、署名しないその理由に、アメリカの核の傘、つまりは核抑止力の必要性や周辺国との軍事的緊張などが挙げられているようですが、核抑止力は、そもそも誰の何を抑止するものに役立つんでしょうか。 核抑止力とは、改めて言うと、他国が日本を攻撃しようとした場合、米軍の核報復体制で未然に抑止するというものですが、今やサイバー攻撃やテロの脅威がより重要になってきている時代に、核抑止力が弱まっていることは、核兵器保有国でさえそれを自覚しております。 一方、周辺国との軍事的緊張についても、けさもミサイルが発射されましたが、北朝鮮がことし5月以降、複数回にわたって発射したミサイルについても、韓国はそれを探知できたものの、日本のイージス艦や自衛隊のレーダーは探知することができませんでした。周辺国からの攻撃の場合、時間的余裕もない上に、肝心な性能を発揮できないのでは話になりませんし、逆に日本が兵器増強をすればするほど周辺国との軍事的緊張は高まるだけで、何の抑止力にもなりません。 今の日本は、世界の国別軍事力ランキングで、アメリカ、ロシア、中国、インド、フランスに次ぐ第6位となっておりますが、私からすれば、日々の生活が今月からの消費税増税でさらに厳しくなる中、日本がいつまでも核の傘に頼ることでアメリカに逆らえず、便利な打ち出の小づちと化して高額兵器を言い値で爆買いしていることが、逆に周辺諸国の軍事力増強を誘引しているというイタチごっこに多額の税金を使っていることのほうがよほど問題だと思います。 また現在、日本には、有事の際、核の地雷とも言われる原発が50を超えてありますが、これも核抑止力は何の効果もありません。しかも日本は、福島第一原発事故によって、安全神話どころか、核が人間によって完全に制御もできず、その影響が数十年、数百年にも及ぶとも言われ、後処理にも多額の負担がかかることを骨身にしみて知らされた国でもあるわけです。今や日本のプルトニウム保有量は約47トン、これは原爆約6,000発に相当します。その取り扱いに対して、アメリカの一部や北東アジアの国々からも懸念の声が上がっていることさえ知らずに政府の対応を評価することは、余りにも早計ではないでしょうか。 本来、日本が果たすべき役割は、アメリカの言い値で兵器を爆買いし、周辺国との緊張を高めることでも、もはや効果の期待できない核抑止力に依存し続けることでもなく、核兵器使用による悲惨さを世界に訴え、平和的解決を進める役目をしっかりと果たすことであり、その際に一番重要なのは、アメリカ頼みの抑止力ではなく外交力だということは、核兵器保有国でさえその必要性をみずから求めていることからも明らかです。 ところが、日本の周辺諸国との外交はといえば、ロシアとの交渉では、一方的に譲歩し、返還どころか北方領土の軍事拠点化を誘発してしまい、北朝鮮には、アメリカ頼みの偏った政策により全く相手にされない状態で、中国からは、米中貿易摩擦の駆け引きの駒に使われているだけとの声もあり、さらに緊張を高めてしまっております。 今や世界的な核兵器廃絶については、多くの国々や国民がその必要性を認識し、それを広げようと努力している中、核兵器保有国が参加しないからこそ、日本が唯一の戦争被爆国としてリーダーシップを発揮し、日本にしかできない核兵器使用の悲惨さの訴えや核兵器廃絶の必要性を核兵器保有国に積極的に働きかけるべきで、受け身一辺倒の核兵器保有国が参加しないからと、指をくわえて見ているだけという理由にならない理由で、アメリカにまともにノーと言えず、いつまでも核の傘に頼り、福島第一原発事故という深刻な被害を受けながらも原発政策をいまだ推進し、核に依存しようとしている日本政府に対して、核兵器禁止条約への批准、署名を緊張緩和と平和的解決の手段とするべく、地方からあえて日本政府に対して苦言を呈することは何らちゅうちょするものではないと私は思いますので、ぜひとも議員各位には、この請願に対して御賛同いただけますようお願い申し上げまして、私の賛成討論を終わります。 ○議長(大石美智子君) 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第49号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第53号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第54号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号から議案第52号まで、議案第55号から議案第58号まで、議案第60号、議案第62号及び議案第64号から議案第67号までの13議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案はいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、請願第3号日本政府に「核兵器禁止条約の調印・批准をすることを求める」意見書採択を求める請願書を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。 本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立少数であります。 よって本件は、不採択とすることに決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第2 議案第68号 平成30年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第69号 平成30年度鳴門市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第70号 平成30年度鳴門市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第71号 平成30年度鳴門市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第72号 平成30年度鳴門市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第73号 平成30年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第74号 平成30年度鳴門市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第75号 平成30年度鳴門市光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第76号 平成30年度鳴門市給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第77号 平成30年度鳴門市公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第78号 平成30年度鳴門市水道事業会計決算の認定について      議案第79号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について      議案第80号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計未処分利益剰余金の処分について      報告第11号 平成30年度決算に基づく鳴門市健全化判断比率について      報告第12号 平成30年度決算に基づく鳴門市資金不足比率について ○議長(大石美智子君) 日程第2、議案第68号から議案第80号までの13議案並びに報告第11号及び報告第12号の報告2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) ただいま上程されました議案第68号から議案第80号までの13議案並びに報告第11号及び報告第12号につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第68号平成30年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第79号平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定についてまでの12議案でございますが、これらは地方自治法及び地方公営企業法の規定により、本市の一般会計、特別会計及び企業会計の平成30年度決算につきまして、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 次に、議案第80号平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計未処分利益剰余金の処分についてでございますが、平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計において生じた剰余金の処分につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を経るものでございます。 次に、報告第11号平成30年度決算に基づく鳴門市健全化判断比率について及び報告第12号平成30年度決算に基づく鳴門市資金不足比率についての報告2件でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、平成30年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率につきまして、監査委員の意見をつけて議会に報告するものでございます。 以上のとおりでございます。よろしく御審議を賜り、認定・可決いただきますようお願いを申し上げまして、提案理由の御説明とさせていただきます。    ────────────────────────────────── △日程第3 議案第68号 平成30年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第69号 平成30年度鳴門市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第70号 平成30年度鳴門市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第71号 平成30年度鳴門市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第72号 平成30年度鳴門市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第73号 平成30年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第74号 平成30年度鳴門市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第75号 平成30年度鳴門市光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第76号 平成30年度鳴門市給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第77号 平成30年度鳴門市公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第78号 平成30年度鳴門市水道事業会計決算の認定について      議案第79号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について      議案第80号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計未処分利益剰余金の処分について ○議長(大石美智子君) 日程第3、議案第68号から議案第80号までの13議案を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております各議案は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元へ配付の議案付託表のとおり、所管の予算決算委員会に付託いたします。 議事の都合により小休いたします。     午前11時11分 休憩     午前11時14分 開議
    ○議長(大石美智子君) 小休前に引き続き会議を開きます。    ────────────────────────────────── △日程第4 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について ○議長(大石美智子君) 日程第4、諮問第1号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) ただいま上程されました諮問第1号人権擁護委員の推薦につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 現在、人権擁護委員をお願いいたしております岡田章二さん、島田茂仁さん及び三浦森次さんが令和元年12月31日をもって任期満了を迎えますことから、後任の人権擁護委員の推薦につきまして徳島地方法務局長から依頼がございました。 そこで、岡田さん、島田さん及び三浦さんを引き続き人権擁護委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 岡田さんは、昭和26年生まれの満68歳で、現在、撫養町黒崎にお住まいであります。昭和49年に徳島県庁に奉職され、こども未来課長、財団法人とくしま産業振興機構情報支援部部長、徳島県立徳島テクノスクール校長などを歴任されました。平成23年に退職された後も、長年の行政経験により培われた豊富な知識を生かし、徳島家庭裁判所において家事調停委員として御活躍されており、平成26年5月からは、黒崎地区自主防災会の会長として地域における防災活動の推進に御尽力をいただいております。平成29年1月に人権擁護委員として法務大臣より委嘱され、現在1期目として御活動いただいております。 島田さんは、昭和26年生まれの満67歳で、現在、大津町矢倉にお住まいであります。昭和49年4月より本市の中学校教員として生徒の指導に努められ、平成2年より大麻中学校で同和教育主事として、平成7年からは鳴門市教育委員会同和教育課で勤務されるなど人権教育に深くかかわってこられました。また、現在は鳴門市人権教育推進協議会の監事として御活躍されており、本市の人権推進事業について深い理解をお持ちであります。平成29年1月に人権擁護委員として法務大臣より委嘱され、現在1期目の任期において本市の人権擁護委員会の副会長として御活躍いただいております。 三浦さんは、昭和28年生まれの満66歳で、現在、北灘町粟田にお住まいであります。昭和48年6月に社会福祉法人大麻福祉の町草の実学園に就職以来、平成26年3月までの40年余り、入所者の健やかな成長と生活のため、入所者の立場に立って話を聞き、声をかけ、常に入所者の心に優しく寄り添いながら長年生活支援の指導に努められました。平成28年10月に人権擁護委員として法務大臣より委嘱され、現在1期目の任期において本市の人権擁護委員会の監事として御活躍いただいております。 このように、いずれの方も人格申し分なく、人権擁護委員として最適任者であると考えております。議員皆様方の満場一致の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(大石美智子君) お諮りいたします。 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより諮問第1号を採決いたします。 本案は、同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、同意されました。    ────────────────────────────────── △日程第5 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査について ○議長(大石美智子君) 日程第5、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続審査及び継続調査についてを議題といたします。 本件については、各常任委員長及び議会運営委員長から閉会中の継続審査及び継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本件については、閉会中の継続審査及び継続調査に付することに決しました。 以上をもって今期定例会に付議されました事件は、継続審査に付されたものを除き全て議了いたしました。 市長から御挨拶がございます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) それでは、第3回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、去る9月11日から本日までの22日間にわたりまして終始熱心に御審議を賜り、まことにありがとうございました。 また、提出いたしました各議案につきましては、全て原案どおり可決いただき、重ねて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 一般質問及び委員会審査を通じまして皆様方から賜りました御意見、御提言につきましては、これを真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいる所存であります。 さて、9月16日に鳴門市文化会館で開催いたしました第52回鳴門市敬老の日のつどいについてでありますが、ことしは結婚60周年のダイヤモンド婚9組、50周年の金婚30組の御夫婦にお祝い状等を贈呈させていただきました。また、市内の小・中学生による優秀敬老作文の朗読では、祖父母への感謝の思いを込めた表現力豊かな内容に皆様熱心に聞き入っておられました。 さらに、ことしは敬老アトラクションといたしまして、株式会社大塚製薬工場の宮内孝宏氏から、栄養と運動の大切さについて、簡単な体操等を交えながらお話をいただきました。これは、去る5月9日に株式会社大塚製薬工場と締結した健康で安心して暮らせるための地域づくりに関する包括連携協定を契機として行っていただいたものであり、皆様には今後の健康づくりにつなげていただけたものと考えております。 今後におきましても、さまざまな関係機関との連携を図りながら、高齢者を初め市民の皆様がこれまで以上に健康で安心して暮らせる地域づくりを推進してまいります。 次に、9月20日から22日にかけて、経済団体及び市民団体の皆様と一緒に福島県会津若松市を訪問させていただきました。ことしは、鳴門市・会津若松市親善交流都市提携20周年を迎える記念の年であり、20周年記念の証書調印式に参加し、室井会津若松市長とともに人権尊重の史実を貴重な至宝として共有し、後世に継承することを通じ相互理解を深めるなどとする証書に署名をいたしました。 今後も、市民の皆様とともに両市の親善交流をさらに進め、友好関係を深めていくとともに両市の新たな歴史をつくってまいりたいと強く感じております。 次に、9月28日、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで開催された徳島ヴォルティス対ツエーゲン金沢戦についてですが、ヴォルティスらしい攻撃的なサッカーで見事勝利をおさめ、Jリーグ通算200勝を達成しました。当日は鳴門市民デーが開催され、私もスタジアムで応援をいたしました。 現在、徳島ヴォルティスは今季最高の8位に位置づけており、今後、J1昇格に向け負けられない戦いが続きます。J1昇格が達成できますよう、市民の皆様方もぜひともスタジアムにお越しいただき、一緒に熱い声援を送っていただきたいと思います。 また、当日は、本年8月に新たに鳴門市国際交流員に着任したダリオ・シュトライヒ氏をドイツ代表鳴門キャンプPR隊長とする任命式を行いました。本市では、8月にドイツ柔道代表の事前キャンプが行われたほか、11月にはドイツ女子ハンドボール代表が本市で合宿することとなっております。 今後におきましても、鳴門で実施されるドイツ代表のキャンプを大いに盛り上げ、応援機運を高めてまいりたいと考えております。 次に、10月1日に株式会社アクセル徳島及び株式会社井内と広告付防災標識看板に関する協定を締結いたしました。本協定は、市内の電柱に指定緊急避難場所等までの距離や方向等の情報を掲載した表示板を設置するもので、将来発生することが想定される南海トラフ地震を初め、大規模自然災害発生時の迅速かつ的確な避難行動及び市民の皆様の防災意識の向上を図り、災害に強い安全・安心なまちづくりに資することを目的としております。 本協定の締結において指定緊急避難場所等までの案内表示板が設置されることにより、改めて地域の避難場所等の啓発、また防災意識の向上につながり、ひいては市民の安全・安心に結びつくと考えております。 今後も、これまでの防災の概念にとらわれず、さまざまな視点から市民の命を守るための取り組みを進めてまいります。 次に、10月1日から大鳴門橋の自転車輸送サービスを再開いたしました。民間路線バスとの連携により輸送サービスを毎日利用できるようになったほか、大幅なコストダウンを実現しました。また、このたび大鳴門橋の桁下空間を利用した自転車道整備の技術的な課題が解決したことにより、自転車道構想の実現が大きく前進しました。 今後とも、サイクリストのニーズに即した取り組みを推進し、サイクリングツーリズムに係る各種施策の周知と改善を図ることにより、なお一層効果的な事業推進に努めてまいります。 次に、10月19日、20日には、ボートレース鳴門におきまして第3回四国の肉グルメフェスを開催いたします。毎年御好評をいただいておりますこの催しは、ことしで3回目の開催となりますが、ことしは会場をボートレース鳴門に移し、よりパワーアップされた四国の肉グルメを集結させました。さらに、19日には子どものまちフェスティバルを、20日には鳴門のまつりを、四国の肉グルメフェスと同時開催することとしており、ぜひとも多くの皆様にお越しいただき、四国各県のグルメに舌鼓を打ちながら四国と本市の魅力を存分に感じていただきたいと考えております。 最後になりましたが、このところ朝夕の気温も下がり、急に秋めいてまいりました。議員皆様方におかれましては、くれぐれも御健康に十分御留意の上、ますます御活躍されますよう御祈念を申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。     〔議長 大石美智子君登壇〕 ○議長(大石美智子君) 令和元年第3回定例会閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には、去る9月11日から本日までの22日間にわたり、議案・請願等について慎重審査をしていただき、まことにありがとうございました。 また、理事者の皆様におかれましては、今期定例会に議員各位から出されました質問、意見に真摯にお答えをいただきましたことに感謝を申し上げます。 さて、来月7日には、同志社大学政策学部大学院総合政策科学研究科教授の野田 遊先生をお迎えして、共済会館3階大会議室において午後2時から市町村間の広域連携の課題とこれからをテーマとして鳴門市議会議員研修会を開催することとなっておりますので、皆様多くの議員の皆様にも御参加いただければと考えております。 最後になりますが、10月となり幾分暑さもやわらいできたようですが、ことしはまだまだ湿度の高い暑い日が続いております。体調等に十分留意されまして元気なお姿で次回の定例会でお会いできることを祈念申し上げまして、令和元年第3回定例会の御挨拶とさせていただきます。     〔議長 大石美智子君 議長席に着席〕 ○議長(大石美智子君) これをもって令和元年第3回定例会を閉会いたします。     午前11時28分 閉会    ──────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定による署名者  鳴門市議会 議 長  鳴門市議会副議長  会議録署名 議 員  会議録署名 議 員...