平成27年 6月定例会 平成27年6月
定例岡山市議会 議 事 日 程 第9号 6月29日(月)午前10時開議第1
個人質問 甲第104
号議案~甲第163
号議案 …………………………………〇会議に付した事件 日程第1
個人質問 甲第104
号議案~甲第163
号議案 ──────〇──────〇
出席議員(44人) 1番 東 毅 2番 田 中 のぞみ 3番 林 敏 宏 4番 福 吉 智 徳 5番 柳 井 弘 6番 岡 崎 隆 7番 松 田 隆 之 8番 山 田 正 幸 9番 林 潤 10番 河 田 正 一 11番 竹之内 則 夫 12番 熊 代 昭 彦 13番 太 田 栄 司 14番 柳 迫 和 夫 15番 難 波 満津留 16番 千 間 勝 己 17番 川 本 浩一郎 18番 二 嶋 宣 人 19番 赤 木 一 雄 20番 藤 原 哲 之 21番 竹 永 光 恵 22番 中 原 淑 子 23番 松 田 安 義 24番 鬼 木 のぞみ 25番 高 橋 雄 大 26番 森 山 幸 治 27番 吉 本 賢 二 28番 森 田 卓 司 29番 東 原 透 30番 小 川 信 幸 31番 成 本 俊 一 32番 松 島 重 綱 33番 則 武 宣 弘 34番 田 尻 祐 二 35番 磯 野 昌 郎 36番 羽 場 頼三郎 37番 下 市 このみ 38番 楠 木 忠 司 39番 小 林 寿 雄 40番 和 氣 健 41番 三 木 亮 治 42番 鷹 取 清 彦 43番 礒 谷 和 行 45番 浦 上 雅 彦 …………………………………〇
欠席議員(2人) 44番 田 口 裕 士 46番 宮 武 博 ─────────────〇説明のため出席した者 市 長 大 森 雅 夫 副 市 長 横 山 忠 弘 副 市 長 繁 定 昭 男 理 事 片 山 伸 二 市 長 公 室 長 谷 利 雅 喜 政 策 局 長 田 中 利 直 総 務 局 長 岸 堅 士 財 政 局 長 佐々木 正士郎 市 民
生活局長 河 野 広 幸 市 民
協働局長 奥 野 淳 子 保 健
福祉局長 那 須 正 己
岡山っ子育成局長 田 中 克 彦 環 境 局 長 甲 斐 充 経 済 局 長 山 本 修 司 都 市
整備局長 山 崎 康 司
下水道河川局長 大 杉 誠
水道事業管理者 今 川 眞
市場事業管理者 田 淵 薫 消 防 局 長 石 田 和 清
選挙管理委員会 委 員 若 林 昭 吾 監 査 委 員 委 員 白 神 利 行 人 事 委 員 会 事 務 局 長 三 浦 真 農 業 委 員 会 第二
農業委員会会長職務代理者 浮 田 孝 允 教 育 委 員 会 委 員 塩 田 澄 子 教 育 長 山 脇 健 ─────────────〇出席した
議会事務局職員 局 長 中 田 幸 成 統 括 審 議 監 中 村 稔 総 務 課 長 矢 木 広 幸 議 事 課 長 池 田 経 二 調 査 課 長 吉 川 乃 午後1時0分開議
○
小林寿雄副議長 皆さん御苦労さまでございます。 これより6月
定例市議会第9日目の本会議を開きます。 ただいまの御出席は37名であります。 ─────────────
○
小林寿雄副議長
会議録署名議員に
太田議員,
東原議員のお二人を指名いたします。 ─────────────
○
小林寿雄副議長 本日の
議事日程は,
個人質問並びに甲第104
号議案から甲第163
号議案までの60件の議案についてであります。 ──────〇──────
△日程第1
個人質問 甲第104
号議案~甲第163
号議案 ─────────────
○
小林寿雄副議長 日程に入ります。 日程第1は,
個人質問並びに甲第104
号議案平成27年度岡山市
一般会計補正予算(第1号)について以下60件の議案についてであります。 これらを一括上程し,
個人質問を行います。 それでは,順序に従いまして
赤木議員。 〔19番
赤木一雄議員登壇,拍手〕
◆19番(
赤木一雄議員) 皆様こんにちは。 本日は,午前中
戦没者追悼式がございまして,平和のとうとさをすごく感じているところでございます。 私,2期目の最初の質問をさせていただきます
自由民主党岡山市議団・無所属の会でございます。よろしくお願いいたします。(「名前」「名前頼むよ」等と呼ぶ者あり) 名前は
赤木一雄といいます。(笑声)知られない方も多いと思いますが,よろしくお願いいたします。 それでは,通告に従いまして質問いたします。 1,地域への愛着や誇りについて(
岡山城)。 晴れの国おかやまは,災害も少なく,食べるものもおいしく,生活するには快適と言っても過言ではないでしょう。岡山市へ住みたい,岡山が大好きだと言われる人は多いと思います。しかし,岡山に愛着と誇りを持てる人がどれぐらいおられるでしょうか。ぜひとも多くの人に持ってもらいたいと願っております。
大森市長は,就任して21カ月がたち,さまざまな施策を打ち出しておられます。昨年度には,
歴史まちづくり回遊社会実験をされ,今年度は
岡山国際現代芸術祭を定期開催するために
実行委員会を設立されました。岡山市の
シンボルである
岡山城を中心として歴史,文化を融合し,
中心市街地の
にぎわい創出や
岡山ブランドの発信につなげていってほしいと思います。 そして,市民や観光客の皆様に,岡山のまちの歴史,文化を感じていただくため,
岡山歴史のまちしるべとして案内板を設置することになりました。ぜひインパクトのある看板にしていただきたいと期待しております。岡山の
シンボルは
岡山城です。
にぎわいを創出するために,
岡山市民に愛着と誇りを持ってほしいと思い質問いたします。 (1)
岡山城は,明治15年ころの取り壊しと昭和20年の空襲により,本丸には月見櫓が1棟残るだけでした。岡山の
シンボルとして,
岡山城周辺整備の
長期計画を立てて,
産官学民と協力して整備されたらいかがでしょうか。また,熊本もお城の
周辺整備をして観光客もふえて,
熊本市民の方々も誇りが持てて喜んでおられます。市長の御所見をお願いいたします。 (2)
岡山城のお堀の水がきれいになれば,市民の皆様は大変喜ばれると思います。どうすればきれいになるのか,御所見をお願いいたします。 2,教育,
スポーツ,
保留児について。
子どもたちを取り巻く環境が大きく,より早く変わっていく現在,教育の責任は非常に重要であり,難しい時代になったかもしれません。そうした中,岡山市
教育委員会に寄せる期待も大きいものになり,学力の低下や暴力問題,不登校,いじめの問題などマスコミの皆様や市民の皆様より御指摘を受けることになっていると思います。 そこで質問いたします。 (1)
全国学力テストで,岡山市
教育委員会は中より上を目指したいと言われていましたが,やる以上はやはり1番を目指すべきと思います。御所見をお願いいたします。 (2)
社会情勢の多様化により,保護者の中にはしつけを含めた教育を全て学校任せにしている感じもあり,また学校も余りにも多くの
教育課題を抱え,教師の仕事が拡大し負担も増大している中,
子どもたちの
成長度合いや個性に合わせた指導,教育ができるのでしょうか,御所見をお願いします。 (3)また,部活を受け持っている先生は,もっと大変です。今年度から
外部指導者の派遣を拡充されていますが,現状と成果,課題があれば教えてください。 次に,
スポーツは青少年の
健全育成はもちろん,今後押し寄せる
高齢化社会に向けて,
健康寿命を延ばしていくために非常に重要であることは間違いありませんが,地域における
スポーツ施設や
指導者などの
スポーツ活動の基盤となる環境が十分整備されてはいません。 そこで質問いたします。 (4)岡山市において,
西部地区には浦安のような
総合公園がありませんが,今後岡山市として整備する予定はありますか,教えてください。 (5)生涯にわたり豊かな
スポーツライフを実現していくためには,中学校区単位で
総合型地域スポーツクラブを創設されていることが望ましいと考えますが,岡山市の現状をお示しください。また,課題として,
総合型地域スポーツクラブを運営するためには,専門的な人材が必要ですが,容易に確保されない現状です。その点について,どのような支援が考えられますか,お示しください。 次に,
保留児について。 前回の2月議会で,今後
認定こども園になる予定の幼稚園は,3歳児保育を受け入れて,将来の
認定こども園に備えるべきと思いますが御所見をお願いしますとお聞きしたところ,できるだけ早期に
地元関係者との協議を進め,3歳児教育の拡充を図ってまいりたいと答弁されました。 そこで質問いたします。 (6)現在,どのような協議をされていますか。また,
進捗状況を教えてください。 (7)3歳児教育のニーズは今も非常に高く,喫緊の課題と考えますが,現状を見ていますと,
認定こども園に移行することが本当に
子どもたちのためになるのか疑問を持ちます。御所見をお願いいたします。 3,
建設業の行方について。 大都市においては,2020年の
東京オリンピックに向けた投資やアベノミクスによる
経済対策,インフラの維持,修繕の
需要拡大を受けて,今後5年間の
建設市場はそれなりに明るいとの見通しもありますが,地方に目を向けると,既に
建設業崩壊のほころびがあらわれており,長年にわたる
建設投資の減少で,特に地方の
建設業は弱体化し,ここ数年の回復だけでは再生できないほどまで疲弊し切っていると思われます。また,
受注競争の激化で大きく低下した
建設業の利益率をせめて他
産業並みの利潤を確保できる体制をつくり,
下請会社も含めて担い手の処遇を改善しなければ未来はありません。 そこで質問いたします。 (1)
労務単価は,3年連続
引き上げられたものの,他の産業と比べれば
給与水準はまだ低い。そこで,
公共工事における
予定価格の底上げをぜひお願いしたいと思いますが,御所見をお願いいたします。 (2)岡山市における発注時期が,第3・四半期後半から第4・四半期に集中しており,年度末に工事が重なり,市民の皆様に御迷惑をおかけする状況が何年も続いています。
発注者として,施工時期の
平準化に向けた対策を加速させる必要があると考えますが,御所見をお願いします。 (3)
建設業における
人材不足も大きな問題ですが,発注側の
人材不足もあると感じます。特に,市民のニーズに素早い対応が求められる
維持管理や
農林水産振興課の業務です。今後,人材の確保,育成を速やかにしていただき,市民のニーズに応えていただきたいと思います。御所見をお願いいたします。 (4)今後,地方の
建設業が生き残るには,複数の本業を持つ複業化で産業と雇用を創出することが必要と考えます。そこで,例えばですが,農地を借りるか農地を1反でも買えるようにして,農業に新規参入していく考えもあると思いますが,御所見をお願いいたします。 以上で質問を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
小林寿雄副議長 当局の答弁を求めます。 〔
大森雅夫市長登壇〕
◎
大森雅夫市長 皆さんこんにちは。本日もよろしくお願いいたします。
赤木議員もおっしゃったように,きょう午前中に岡山市
戦没者追悼式が行われました。さまざまな方のお話を聞きながら,戦争の悲惨さ,平和のとうとさ,これを次世代に引き継いでいく,痛ましい記憶を風化させてはならないという気持ちを新たにしたわけであります。これからもよろしくお願い申し上げたいと思います。 それでは,
赤木議員の御質問にお答えいたします。 地域への愛着や誇りについて,
岡山城周辺の
長期計画,そして
産官学民と協力して整備したらどうかということでございますが,計画といいますか
構想自身は,
岡山城,
岡山後楽園を中心とした旧
城下町エリアについて,昨年の3月,
都心創生まちづくり構想をお示ししているところではあるんですが,私ももう
赤木議員と全く考えは同じでございます。そういうやっぱりさまざまなこれからの
魅力づくりという面では,官だけではなかなかできない。民,そして学と一緒になってやっていかなければならないという認識でございます。
現代アートの展示も
クロスカンパニーの
石川社長さんたちと一緒になって初めてできたことでもあります。 今回,その
岡山城,
後楽園周辺の旭川の再生ということで,今,今後の整備について議論を重ねようとしているところでございますけれども,それにもやはり
商工会議所であったり岡山大学の方にも御参加いただいて議論しているところであります。当然ながら,そういう
オープンカフェの設置とか,そういったところでは,民間の方の御尽力を得なければできないところであります。一体となってやっていきたいなと思っております。 熊本の話が出ておりますが,
今熊本城の復元がなされ多くの方が行かれていると伺っております。実は,私も昭和60年から昭和63年まで熊本にいました。
熊本県庁に
企画課長としていたわけでありますが,当時は熊本城,今のような整備は全くなされていない状況でありました。しかしながら,当時のことを思い起こすと,やはり熊本大学の皆さん,そして熊本の経済界の皆さんと一緒になってやっていこうという感じが満ち満ちていたような気がいたします。岡山も現在,経済界の方,そして
大学関係者の方,岡山のまちをよくしていこうという機運が盛り上がっていると私自身は思います。一緒になって,よりいい岡山をつくっていきたいと思います。 よろしくお願い申し上げます。
◎
山崎康司都市整備局長 1の地域への愛着や誇りについての項,
岡山城のお堀の水の浄化についてお答えいたします。
岡山城のお堀につきましては,以前から特に西堀においてアオコの発生など濁りが著しく,夏には悪臭が発することもありました。このことから,お堀の水の浄化につきましては,平成8年度には西堀の堆積物の撤去や平成13年度に地下水の注入などの対策を実施してきましたが,一時的な効果しか見られないため,平成19年度からは
岡山理科大学と連携しながら
水質浄化に向けて対策を進めてまいりました。 具体的には,平成21年春の
全国都市緑化おかやまフェアの開催に先立ち,旭川から取水による一部水の入れかえを行うとともに,平成22年度からは西堀においてアオコを抑制する効果があると知られている
水生植物のヒシを利用して
水質浄化を図っています。その結果,現在はアオコの発生は抑制され,付近の住民からも悪臭等の苦情は少なくなり,一定の効果があったものと考えております。当面は,この方法を継続することとしており,引き続き
岡山理科大学とも連携を図りながら
水質浄化に取り組んでまいります。 以上でございます。
◎
河野広幸市民生活局長 2番目の項,教育,
スポーツ,
保留児についての項で,
総合型地域スポーツクラブの岡山市の現状を示せ,また専門的な
人材確保が課題だが,どのような支援が考えられるかとの御質問にお答えいたします。
総合型地域スポーツクラブは,
子どもから高齢者まで誰もがいつでも気軽に楽しめる多種目,多世代,多志向の地域に密着した
スポーツクラブであり,岡山市においては現在小学校区,中学校区,
市内全域を
対象エリアとして活動しているクラブが合わせて12ございます。
総合型地域スポーツクラブの運営には,議員御指摘の
指導者の確保に加え,認知度の向上などの課題があると認識しております。岡山市といたしましては,
総合型地域スポーツクラブは,市民が主体的に運営に参画し,
スポーツに親しむことができる場の一つであることから,
スポーツ団体指導者派遣事業を展開している岡山県
体育協会など
関係団体と連携し,活動に関する
情報提供や
活動場所の確保に対する支援などを通じて
対象エリアの規模にかかわらず,
総合型地域スポーツクラブの育成に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。
◎
田中克彦岡山っ子育成局長 同じ項,
認定こども園について現在どのような協議をしているか,またその
進捗状況,次に
認定こども園への移行が
子どもたちのためになるのかとの2つの
お尋ねに一括してお答えいたします。
認定こども園への移行につきましては,
実施予定の
子ども・
子育て支援新制度及び
施設配置計画──素案でございますが──の概要に関する
市民説明会終了後に施設の
耐震化工事等の優先度に応じて各教育・
保育提供区域ごとに
地元協議に入る予定にしており,その協議が調った候補園より
認定こども園への移行に向けて
施設整備等を進めてまいりたいと考えています。 また,本年4月から3歳児教育を
市立幼保連携型認定こども園4園全てで実施しております。 なお,
認定こども園における
子どもたちの生活の変化等につきましては,公明党の
中原議員にお答えしたとおりです。 以上です。
◎
山崎康司都市整備局長 同じ項,
西部地区における
総合公園の
整備予定についてお答えいたします。 議員御指摘の
西部地区には,確かに
総合公園はなく,また現在のところ具体の
整備計画もございませんが,周辺には
総合公園と同等の規模と機能を有する
山田グリーンパークが整備されており,野球やサッカー,テニスなどさまざまな形で利用されているところです。今後も引き続きその
利用状況を見守りたいと考えておりますので,御理解いただきたいと思います。 以上でございます。
◎
山脇健教育長 2の同じ項で,教育に関する3点の
お尋ねにお答えさせていただきます。 まず,
全国学力・
学習状況調査で目指すべきことについての
お尋ねでございますが,この
全国学力・
学習状況調査では,結果を
教育施策に生かしたり,一人一人の
子どもの学力や
学習状況を把握し,
授業改善や
子どもたちの学習,生活の改善に生かしたりするために行っているものでございます。調査結果を踏まえまして,学習の見通しを持つための目当てや学習したことを整理するまとめを授業の中で大切にすることとともに,
子どもたちが主体的に考えたり表現したりする活動を取り入れた
授業づくりを学校に今いる指導力のある教諭と一緒になり進めているところでございます。そしてまた,
子どもたちは自分の状況から目指すべき目標を持って取り組んでいっております。また,参考となるすぐれた実践を行っている他県の
指導方法等を
岡山市内の学校にも広めていく予定でございます。これらの
取り組みによりまして,一人一人の
子どもの学力を伸ばすことを目指しておるわけでございます。 次に,学校では多くの
教育課題を抱え,
子どもたちの成長や個性に合わせた指導,教育ができるのかとの
お尋ねでございます。 現在の
学校教育,学校では,時代の変化に伴い新たな
教育活動が求められまして,また
生徒指導などでも対応しなければならない課題もふえております。その中で,教員は目の前の
子どもたちのためにできることを日々一生懸命取り組んでおります。
教育課題を克服する具体的な
取り組みにつきましては,
自由民主党岡山市議団・無所属の会を代表しての
川本議員の御質問にお答えしたとおりでございます。 次に,部活動への
外部指導者の派遣についての
お尋ねでございます。 現在,部
活動サポート事業で申請のあった全ての市立の中学校,
高等学校36校に延べ96名の
部活動外部指導者を派遣しております。今後,実施校に対してアンケートなどを行い,成果と課題を把握していきたいと考えております。 以上でございます。
◎
岸堅士総務局長 建設業の行方についての項で,
技術職員の確保,育成についてお答えします。 土木職を初めとする
技術職員の各部署への配置については,関係局と十分協議し現状を把握した上で,業務量に見合う適正な配置を行っております。また,各所属においては,OJT──
職場内研修を行いながら,上司や
先輩職員が部下の指導,育成をしているところです。今後も
市民ニーズに迅速に対応できるよう,継続的,計画的な採用に努めるとともに,人材の確保と適正な配置に努めてまいります。 以上です。
◎
佐々木正士郎財政局長 同じ項の
予定価格の
お尋ねにお答えいたします。
公共工事の
予定価格につきましては,国の
積算基準に基づいて算出しており,議員御案内のとおり
労務単価についても国と同様に
引き上げの改定を行い,
予定価格の設定に適切に反映してきております。 また,今年度,
土木工事につきましては,適正な利潤及び
人材育成,確保にかかわる費用を適切に
積算基準に反映し,適正な
予定価格を設定するため,国において
一般管理費等率及び
現場管理費率の
引き上げを行ったところであり,本市においても同様の改定を行っております。 続きまして,施工時期の
平準化についての
お尋ねでございますが,施工時期の
平準化には早期の発注が必要であると考えております。余裕のある工期の確保が品質の確保にもつながることから,毎年
工事担当部局に対し新年度の
契約事務に当たっての注意すべき事項として,
適正工期を確保し,できる限り
早期発注に努めること,発注に係る
スケジュール管理は適切に行うこと等を通知するなど,
早期発注の啓発に努めているところです。今後とも
早期発注を促進してまいりたいと考えております。 以上でございます。
◎
浮田孝充第二
農業委員会会長職務代理者 建設業が農業に新規参入できないかとの御質問にお答えいたします。 法人におきましても,
農業生産法人を設立すれば,農地を取得することができます。また,他の
一般法人も一定の要件を満たせば,農地を借りて農業に新規参入することは可能です。農地の所有権や
賃借権等の
権利移動を行おうとする場合,
農業委員会の許可が必要となっております。法人,個人を問わず,
下限面積も
許可要件の一つになっております。この
下限面積は,許可後の
農地経営面積を一定以上必要とするもので,
経営面積が余りに小さいと,生産性が低く,
農業経営が効率的かつ安定的に継続することが困難と想定されることから,農地法により一定の制限が設けられているものです。 以上でございます。 〔19番
赤木一雄議員登壇〕
◆19番(
赤木一雄議員) 御答弁ありがとうございました。 市長におかれましては,熊本におられたということで,昭和63年には今の姿はなかったということですが,最近は行かれましたか,熊本城。(発言する者あり)そりゃそうです。皆さん,熊本城に行かれたと思いますけど,非常にすばらしい。ちょっと上へ上がると,土産のコーナーとかいろんな
子どもが遊ぶところもいっぱいあって非常にいいなと思いました。
岡山城もこのようになればと思っております。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 そこで再質問を何点かさせていただきます。 市長は,答弁の中で40年岡山を離れていたと言われました。その間,ふるさと岡山のことが気になったと思います。
岡山城の整備をすると聞けばどう思われますか。 この項,ふるさと納税のことは質問とは関係ありませんが,入るより出るほうが多いと答弁されました。岡山の魅力を発信することは,ふるさと納税の増額にもつながり,市民にとって誇りが持てると思いますが,御所見をお願いいたします。 それと,
岡山城の歌があるのは皆さん御存じですよね。十二村哲作詞,飯田景応作曲の「
岡山城」というのがございます。昔は,カラオケにあったんですよ,「
岡山城」。最近カラオケに行っても,入っていない。入れていただけないですかね,あれ。(笑声)ここで言うのはどうかなとは思ったんですけど,やはり,
岡山城,もっと岡山市,県の方に愛着を持っていただくためにも,立派な歌がございます。ぜひそういうことも考えていただければと思いますんで,よろしくお願いいたします。非常にいい歌ですから。本当に知らないんですか。おかしいなあ。(「歌ってみて」と呼ぶ者あり)昔はよく先輩が歌っていたんで,さびだけ言いますと,(笑声)「鶴が羽ばたく 後楽園も 姿変わらぬ
岡山城」という歌です。(拍手)さびだけです。失礼しました。 続きまして,2番,教育のことでございます。順位にこだわらないというのはよくわかっております。順位だけが全てではないというのもよく知っておるつもりでございます。ただ,やる以上はやはり目指すところは上が一番いいんじゃないかという考えでございまして,先生方のやるぞという気概を上げるためにも,トップみずからトップを目指すという考えのほうがいいんじゃないかということで質問しました。決して1番とか2番じゃないとだめですかということじゃございませんので,その辺はしっかりやっていただきたいと思います。
子どもたちにとって何が一番大事か。やはり授業中しっかり先生の言うことを聞く,それがまず一番じゃないかと思います。今何が重要か,やはり
子どもたちが,岡山市も
子ども自体が自立することを目指してやられていますが,
子どもたちにとって今の環境は大変複雑でございますし,いろんなことがあります。学校行って勉強もせにゃいけんし,帰ったら塾へも行かにゃいけん。非常に忙しい生活を毎日されております。そうした中,授業中,集中して先生の話を聞くというのは非常に難しいかもしれませんけど,先生方も授業中には周りを見ていたら,目を見ていたらわかるわけですから,その辺もしっかり御指導していただければと思いますんで,その辺については要望にしておきます。 続きまして,
スポーツ,西部
総合公園ですけど,毎回同じ答弁でありがとうございます。(笑声)これだけ
スポーツのニーズが高いわけなんです。高齢者の方々にとっても
健康寿命を上げるためにも
スポーツは欠かせない。安くてですよ,安くてできる場所を皆さん求めているんです。だから,お金がかかる
総合公園じゃなくて,誰でも行ってすぐできるような公園をぜひ整備していただければと思います。そうした中,今度操車場跡地に大きい森ができます。森と,あと何ができるかわかりませんけど,その回りには岡山ドームもあります。現状では,サッカー場が何面か,要は多目的広場という現状ではございますが,将来あれがなくなりまして,多目的広場は一部つくられるんでしょうけど,3分の1ほどは減るということで,その確保はどこかへすると言われていましたけど,どこへされるんでしょうか。まずそこをお聞きしたいと思います。 それと,その操車場跡地にぜひ体育館と武道場をくっつけてつくれば,もうあそこが
総合公園になると思います。ぜひ検討していただければと思います。北長瀬ですから,西といえば西なんで,
西部地区のあそこが
総合公園の拠点としてぜひ整備していただければ,本当にありがたいなと思っております。ぜひ考えていただけないでしょうか,御所見をお願いいたします。 続きまして,
保留児についてでございます。 3歳児教育は非常に大事だと言われています。それを今できるところとできないところ,岡山市の公立幼稚園では17園が今行っているが,あと25園はやっていない。非常にこれ差ができています。3歳児教育を受けさせたいために他の地区へ入園するという人もおられます。一旦入園すると,最後までそこへ行かないといけないという制約等もございますし,大変苦労されています。また,倉敷は今年度からその3歳児保育について各幼稚園やられるそうです。何もかんも倉敷に負けるのは,本当に気分が悪いということでございまして,ぜひ負けないように頑張っていただければと思います。その辺を再度考えていただけないでしょうか。 以上で質問を終わります。 ありがとうございました。(拍手)
○
小林寿雄副議長 当局の答弁を求めます。 〔
大森雅夫市長登壇〕
◎
大森雅夫市長 岡山城の整備に関してのお話でありますけども,熊本城の話が出ましたんで少し申し上げたいと思います。 熊本城の整備に関しての費用の集め方が話題になっておりましたけれども,それだけではなくて,やっぱりさまざまなイベントとかいろいろとやられているとも伺っています。例えば,
赤木議員の御質問にありましたけど,お堀ですね,お堀での水遊びなどもイベントとして経済界の方とか,そういった方を中心としていろいろやっているとか,また当時の加藤清正が豊臣秀頼を迎え入れ,逃がすためのいろいろな城の仕掛けとか,そういったことも出ているわけであります。私が熊本にいたときは,そういう話というのは余りなかったような気がするんですけれども,いろいろと歴史をひもといてさまざまなことを考え,そしてそれを発信しているという姿,熊本城という面では,今よくやっておられるんではないかと思います。 一方,岡山もそういう面では昨年やりました
現代アートとのコラボレーションというのは,これはなかなか今までなかったことなんではないかと思います。多くの方が
岡山城を訪れ,
現代アートとの対比を楽しんでいただいたんではないかなと思っております。整備といってもいろいろな視点からの整備があるだろうと思います。ハード,ソフト,これらについていろいろやっぱり知恵を出しながら,そして経済界,学界とともにいろいろなアイデアを出した上で発信していき,多くの方を
岡山城に迎え入れたいと思っております。 私からは以上です。
◎
田中克彦岡山っ子育成局長 3歳児教育の拡充は重要ではないかとの
お尋ねにお答えいたします。 議員御指摘のように,3歳児教育というのは非常に重要であると認識しております。このため,
認定こども園への移行に向けた整備を進め,3歳児教育の拡充を図るとともに,現在行われている私立幼稚園での3歳児教育の実施を継続していただくほか,
認定こども園への移行を検討されている私立の保育園においても,3歳児教育の推進を図っていただくなど,拡充について取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。
◎
山崎康司都市整備局長 岡山操車場跡地の公園の計画でございますが,この計画につきましては平成25年3月策定の岡山操車場跡地整備基本計画に基づきまして今現在多目的広場とか,それから緑地の整備を計画しているところでございます。議員御指摘の多目的広場につきましては,少年サッカー場3面などを計画しており,今年度から整備を行うこととしております。なお,議員御質問の体育館とか武道場につきましては,その計画の中には入っておりませんので,御理解いただきたいと思います。 以上でございます。(「それはわかっているから言よんです」と呼ぶ者あり)(笑声)
○
小林寿雄副議長 以上で
赤木議員の質問は終わりました。(拍手) 次は,順序に従いまして難波議員。 〔15番難波満津留議員登壇,拍手〕
◆15番(難波満津留議員) 皆様改めましてこんにちは。新たに
自由民主党岡山市議団・無所属の会へ所属いたしました難波でございます。 私からも多くの英霊のみたまに対して心安らかなることをまずお祈り申し上げたいと思います。
赤木議員の後なので,大変皆さん歌で眠気が誘われたのか目が覚めたのか,6月議会最後の質問者として務めさせていただきたいと思います。 4年前,私はこの場に立ちまして,まず頭を打つことからスタートいたしました。いまだにこの辺がちょっとへこんでいるんですけど。それから,頭を打つことが大変4年間多うございまして,また新たな46人になりまして,頭を打つことなく皆様とともに新たな思いで岡山市発展のため,それから
岡山市民のために精進していくことを皆様とともに心新たにお誓い申し上げ,通告に従い質問に入らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 大きな1番,自転車運転の交通安全対策についてでございます。 誰もが自転車を安全で便利に楽しく使うことができる都市,自転車先進都市おかやまを目指す本市としても,自転車運転の安全に直視し,対策を図るべき質問を考えましたが,割愛に次ぐ割愛で早急に自転車の安全運転に関する条例を策定すべきと提言いたし,一点のみ
お尋ねいたします。 ①道路交通法第63条の11では,13歳未満の児童または幼児の保護者は自転車に乗せるときは乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならないと規定されています。しかし,全ての自転車利用者のヘルメット着用が望ましく,スペース等の課題もございますが,隗より始めよから,ももちゃりを貸し出す際,ヘルメットの貸し出しも実施し,安全を担保してこそが自転車先進都市おかやまの目指すべきところであり,観光で訪れた人たちへのおもてなしであると考えます。御所見をお願いいたします。 大きな2番,空港南産業団地についてでございます。 これまで幾度となく質問もしてまいりました。また,長年の懸案でもございました元第2リサーチパークが空港南産業団地と銘打って岡山県との共同事業として整備着手にやっと動き始めました。県が平成6年に事業凍結しておりましたが,
大森市長と伊原木知事の協議と岡山市への企業立地ニーズの高まりから整備することとなったわけであり,新たな雇用創出と地域経済,地方創生の一翼として大いに期待するところであります。 そこで
お尋ねいたします。 ①土地利用計画図を見ますと,道路に面するのり面と企業用地に面するのり面がありますが,こののり面全てを岡山市が管理していくのか,お示しください。また,全て行う場合,のり面管理費用は年間どのくらいかかるのか,お示しください。 ②下水道,汚水排水の処理施設は新たに建設するのか,既存の農業集落排水処理場を使用するのか,お示しください。 ③雨水排水は調整池を通して二級河川田原川に放流と聞いております。団地下流部では,多くの水田が田原川より水を取り込んでおりますが,地域住民の中には,団地開発と昨今の予想を超えるゲリラ豪雨で河川の氾濫や濁り水の流入などを不安視する声が上がっております。どのような対策を講じるのか,お示しください。 ④主要地方道岡山・賀陽線の接道の交差点は,地域住民の生活道路でもあり,中・高校生が自転車通行する道でもあります。現状より車両の通行量の増加が見込まれるため,安全通行の確保が今以上に必要と考えます。交差点の改良を計画されているのか,お示しください。 ⑤この団地へ立地希望されている企業からは現状でどのぐらい問い合わせがあるのか,また県からの立地希望と市からの立地希望の場合,調整はどのように図られるのか,お示しください。そしてその際,企業側へ地元雇用についてしっかりと要望すべきと考えます。あわせてお示しください。 ⑥この団地が完成,企業立地後,その社員,従業員が多く通勤されると思います。そこで,公共交通機関での通勤推進のために,岡山リサーチパークまでの営業路線が現在ありますが,そのバスをこの団地まで延線する提案を図るべきと考えます。御所見をお示しください。 ⑦以上,②から⑥まで提案,質疑してまいりましたが,これについては地域住民が不安と疑問に感じている項目であります。早急に学区民全体の説明会を開催すべきと考えます。また,空港南産業団地連絡調整会議設置要綱の第6条に,連絡調整会議は主催する者が必要と認めたときは,第3条に規定する構成員以外の者の出席を認めるとの記述があります。地区住民との連絡調整に連合町内会長等の会議出席を図るべきと考えます。あわせて御所見をお示しください。 ⑧新規企業誘致,立地について,今議会でも多くの議員各位が質問しておりますように,本市への立地ニーズは非常に高いことは周知のとおりであります。そこで,この連絡調整会議をこの団地に限らず,県と市町村広域連携も含めた企業立地・雇用創出連絡調整会議(仮称)として継続性を持って地域経済の活性化に資するべきと考えます。今後の
取り組みとあわせて御所見をお示しください。 大きな3番,岡山市の農業についてでございます。 地方創生を進める上で,農業は成長戦略の一つの産業であり,これからの新規労働力創出と地域社会を支える経済主体としての大きな役割を担っております。今議会も代表質問並びに
個人質問にて,本市の農業について質問,提言しておりますが,農業従事者の減少,新規担い手の不足,有害鳥獣による被害,山間地を中心とした農地荒廃,農家収入の向上改善など多くの課題に対して明確な答弁,抜本的な施策が示されているとは言いがたいのが現状と感じているのは私だけでしょうか。岡山市の新総合計画策定の中,
農業振興ビジョンも一新されるものと認識しており,農業者のための振興ビジョン,地方創生の大きな柱のための振興ビジョン作成が不可欠であると考えます。 そこで
お尋ねいたします。 ①地方創生の中,本市において農業とはどのように捉えられているのか,また地方経済再生の中,農業,すなわち第1次産業の位置づけをどこに捉えているのか,お示しください。 ②冒頭にも申し上げましたが,
農業振興ビジョンは一新されるものと考えますが,何を最重要課題と捉えて振興ビジョンを作成されていくのか,ソフト面からとハード面からの2点をお示しください。 ③平成21年に作成された本市の
農業振興ビジョンは,全般的には諸問題の本質を捉えた振興策と,ある一定の評価はするものの,余りにも抽象的であると感じております。一新される振興ビジョンは,諸課題に対してもっと具体性,実効性,新規農業従事希望者への啓発性を持ったものにすべきと考えます。御所見をお示しください。 ④TPPや営農もグローバルな社会環境となっているため,構造改革も含め人材の育成と農業者の意識改革が重要と考えます。岡山市には,岡山大学農学部を初め高松農業高校,興陽高校,瀬戸南高校など農業を学び地域営農の次世代を担う
人材育成の環境がそろっております。そこで,各学びやと協力して次世代の
人材育成,営農雇用を含めた意識改革を施策として取り組むことが重要と考えます。御所見をお示しください。 ⑤農業振興策において,JA,経済団体,企業等の協力,支援は不可欠であります。そうした中,規制改革により,全国農業協同組合中央会──JA全中の地域農協に対する指導権を廃止し,現在の農協法に基づく組織から一般社団法人とするなどの農協改革が進められております。このことについて,本市としてはどのような行政姿勢で対応を臨んでいくのか,お示しください。 ⑥農業・農村所得倍増目標10カ年戦略が策定され,農業に生きる担い手の農地集積を進め,効率的な農業体制をつくる農地中間管理事業が推進されております。岡山県農地中間管理機構での
岡山市内の農地希望者はどのくらい募集があるのか,お示しください。 ⑦
農業委員会は,主として農地に関する行政に農民の意見を反映させるために,
農業委員会に関する法律及び地方自治法に基づいて市町村に設置されている行政委員会であり,役割は農地基本台帳の電子化,耕作放棄地の解消や耕作放棄地所有者への意向確認を実施し,農地の利用調整であります。そこで,農地中間管理事業とあわせて今後本市の農業振興策にどのような姿勢で携わっていくのか,御所見をお示しください。 ⑧農産物のブランド化についても多く議論されてまいりました。本市も全国へ誇れるブランド品が多くございますが,さらに全世界へ発信,輸出促進・拡大を図るためには,ブランド価値の向上,偽装品対策の切り札として国が審査,保障するGIマーク制度,地理的表示保護制度を活用すべきと考えます。御所見をお示しください。 ⑨新たな振興ビジョン作成に当たり,経済局だけでなく都市計画を含めた都市整備局,政策局など縦ではなく横の連携,すなわち全庁含めての議論の上,農業振興策を作成,進めるべきと考えます。御所見をお願いいたします。 これで第1回目の質問を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○
小林寿雄副議長 当局の答弁を求めます。 〔
大森雅夫市長登壇〕
◎
大森雅夫市長 それでは,本会議最後の質問に緊張感を持って答弁させていただきたいと思います。 私は,3の岡山市の農業ということで,第1次産業の位置づけをどこに捉えているのか,
農業振興ビジョンは何を重点課題として考えるのか,そして振興ビジョンはもっと具体性等々を持ったものにすべきではないか,最後に全庁含めての議論をやるべきではないかという4点について一括してお答えさせていただきたいと思います。 第1次産業,とりわけ農業については,健康で文化的な生活を享受する上で欠くことのできない食をつかさどるものであり,安全・安心で付加価値の高い産品及び6次産業化も含めた加工食品を供給していくことは,今後ますます期待されているところであります。あわせて,新規就農も促していかなければならないし,また集落機能やコミュニティーの再生,強化という点も必要だろうと思います。そして,御指摘のように地方創生の中では,岡山市,これだけ農業の盛んなところでありますから,当然ながらこの農業問題というのはその重要な一つのファクターになるだろうと思っているところであります。 そして,この
農業振興ビジョンの具体性ということでありますが,私も先週末,御指摘のあったビジョンをじっくりと見てみました。確かに抽象的な文言が多いように思います。総合計画を今策定しているところでありますから,当然今度総合計画を受けての次の行動計画ということになってきます。これをどのようにしてより具体性を持たせるのか,より実効性を持たせるのかというのが重要になってくるということは私も難波議員の御指摘のとおりと考えているところであります。先週,打ち合わせでも少しそういう議論をさせていただきましたけれども,これからやっぱり相当議論を重ねて,どこまで何ができるのかということをぜひあらわしていきたいと思いますんで,難波議員のお知恵もぜひおかしいただければと思います。 その際は,御指摘のようにもちろんのこと経済局だけではなく,農業関係者だけではなくて,全庁的な対応をとっていきたいと思っているところであります。 私からは以上であります。
◎
山崎康司都市整備局長 1の自転車運転の交通安全対策について,ももちゃりを貸し出す際にヘルメットの貸し出しも実施してはどうかとの御質問にお答えいたします。 ももちゃりの運営に当たっては,運営効率化のため各ポートでの貸し出し,返却を無人で行っている状況です。このため,ヘルメットの貸し出しにつきましては,個々の利用者に対応したサイズのヘルメットの貸し出しや盗難防止への対応など管理の問題,また議員が言及されているスペースの問題など数多くの課題が考えられることから,その実施については困難と考えますが,交通安全意識の向上は重要でありますので,今後もさまざまな機会を捉えて自転車の安全運転の周知に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
◎山本修司経済局長 空港南産業団地についての項,8点の御質問に順次お答えします。 まず,道路ののり面と企業用地に面するのり面全てを岡山市が管理するのか,全て行う場合,のり面管理費は年間どのくらいかとの御質問です。 造成のり面の管理については,今後県の実施設計の詳細ができ上がった段階で,企業用地の一部に含めて売却し,立地企業の管理地となる部分,道路の路肩等として公共施設に含め本市が管理する部分等に区分することとなり,県,市で設置する空港南産業団地連絡調整会議において協議してまいります。 仮に本市が全てののり面の
維持管理を行うとした場合,試算では年間で約1,800万円と想定しております。 次に,下水道の処理施設は新たに建設するのか,既存の農業集落排水処理場を使用するのかとの御質問です。 空港南産業団地の実施設計は岡山県が行っておりますが,現段階では当団地の汚水は吉備新線に新たな下水管を整備し,約2キロメートル下流のリサーチパークにつながっている既存の公共下水道に接続することを想定しております。したがいまして,議員御指摘の汚水処理施設の新たな建設や農業集落排水処理場への接続はないと聞いております。 次に,雨水排水は調整池を通して田原川に放流とのことだが,どのような対応を講じるのかとの御質問です。 雨水排水に対応する調整池については,現在岡山県が実施設計を進めているところですが,本市としましても地域の地形や実情を考慮し,防災上も十分安全な設計となるよう県に要請してまいりたいと考えております。 次に,主要地方道岡山・賀陽線の接道交差点の安全確保が必要と考えるが,交差点の改良を計画しているのか示せとの御質問です。 岡山県からは,本年2月に岡山県公安委員会と交差点改良の事前協議を済ませており,現在接道交差点の安全確保も含め実施設計中であると聞いております。 次に,この団地への企業からの問い合わせはどのくらいあるのか,県からの立地希望と市からの立地希望はどのように調整するのか,また企業側へ地元雇用について要望すべきと考えるがいかがかとの御質問です。 岡山県が平成26年1月に開発計画を発表した際,10社以上から問い合わせがあったと聞いており,また平成26年度に県が実施した企業アンケートによれば,団地開発の詳細を知りたいとした企業は15社あったと聞いております。企業誘致に当たっては,岡山市と岡山県は相互に協力し誘致活動を行うこととしております。 また,地元雇用については,立地を検討される企業に対して要望を行ってまいりたいと考えております。 次に,公共交通機関での通勤推進のため,リサーチパークまで営業路線があるバスをこの団地まで延線するよう図るべきと考えるがいかがかとの御質問です。 この団地までのバス路線延伸については,今後企業が立地する時期等の見込みが立った段階で,本市としてもバス運行事業者に対して積極的に働きかけてまいりたいと考えております。 次に,これまで提案,質問してきた内容について,早急に学区全体の説明会を開催すべきではないか,また地元住民との連絡調整のために空港南産業団地連絡調整会議に連合町内会長等の出席を図ってはどうかとの御質問です。 現在,岡山県において今年度末を目途に実施設計が進められておりますが,まだ具体的な詳細についての設計には至っていないと聞いております。 団地開発の概略設計につきましては,直近では4月下旬に本市も県に同行いたしまして,馬屋上学区の連合町内会長と富吉町内会長に御説明させていただいたところです。議員御指摘の学区にお住まいの方に対する説明会の開催につきましては,県と調整を図りながら連合町内会長等にお諮りしてまいりたいと考えております。 また,空港南産業団地連絡調整会議については,団地全体の実施設計及び造成工事等を行う岡山県と道路,上下水道工事,団地完成後の公共施設の
維持管理等を行う岡山市との間で各種法令手続,工事施工,分譲開始時期,方法,立地企業の選定方法など多岐にわたる連絡協議事項について,担当課レベルでの緊密な連携を確保し,団地の早期完成を図るために設置しているものです。このため,地区住民との連絡調整につきましては,連合町内会長等に調整会議に出席いただくのではなく,今後ともこちらから出向く形で連絡調整を図ってまいりたいと考えております。 この項最後ですが,この連絡調整会議をこの団地に限らず,県と市町村広域連携も含めた企業立地・雇用創出連絡調整会議(仮称)として継続してはどうかとの御質問です。 現在,岡山県と県下27市町村とで企業立地にかかわる調査研究及び情報の収集,交換等を行い,企業の立地推進を図り,地域産業の発展に寄与することを目的に,岡山県企業立地協議会を設置しております。企業誘致に当たっては,議員御指摘の県及び広域の市町村との連携も重要な視点であることから,今後とも同協議会を有効に活用しながら,効率的,効果的な企業誘致に取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして,岡山市の農業についての項,市長答弁以外の4点の御質問に順次お答えします。 まず,各学校と協力して次世代の
人材育成,営農雇用も含めた意識改革を施策として取り組むことが重要と考えるがどうかとの御質問です。 農業従事者の高齢化が進む中,次世代を担う人材の育成は重要であると考えております。農業系の学校の学生,生徒は専門的な知識,技術を学ぶと同時に,研究機関,企業や生産者の協力による体験実習等を行っており,その日ごろの活動を紹介する場の一つとして,毎年市役所本庁舎1階の市民ホールで環境保全型農業推進パネル展が実施されており,議員御指摘の農業系高校3校が岡山農業普及指導センターとともにそろって参加されております。現在,これらの高校との交流は限定的ですが,今後はこのような機会をもっと有効に活用し,先生や生徒の皆さんと積極的に交流するなど,その意識やニーズを把握し,就農へのサポートに役立ててまいりたいと考えております。 次に,農協改革について,本市としてはどのような行政姿勢で臨んでいくのかとの御質問です。 今般の農協改革は,農協が農業者の所得向上に向けた経済活動を積極的に行える組織となるよう,単位農協や中央会組織のあり方を見直すものであるとされております。市内の岡山市農業協同組合及び岡山東農業協同組合に対する指導監督は県が行っておりますが,両組合が今回の改革の趣旨を踏まえ,今後積極的な
取り組みを展開されること期待し,よきパートナーとしてともに農業者のために尽くしてまいりたいと思います。 次に,岡山県農地中間管理機構での岡山市の農地希望者はどれくらいいるかとの御質問です。 平成26年4月から農地中間管理機構として業務を開始した公益財団法人岡山県農林漁業担い手育成財団の集計によれば,平成27年3月末現在で97経営体が
岡山市内の農地の借り受けを希望しており,その面積の合計は約552ヘクタールとなっております。 この項最後ですが,地理的表示保護制度を活用すべきと考えるが所見をとの御質問です。 今月1日にスタートした地理的表示保護制度とは,品質,社会的評価,その他の確立した特性が産地と結びついている産品について,その名称を国が知的財産として保護するものです。この制度を活用すれば,産地特有の気候風土や栽培方法等により,品質等が他の産地の産品と差別化できるものについては,ブランドを守ることが期待できることから,こうした制度についても活用の可能性がある団体があれば,紹介していきたいと思います。 以上でございます。
◎
浮田孝充第二
農業委員会会長職務代理者 農地中間管理事業と本市の農業振興策にどのような姿勢で携わっていくのか所見をとの御質問にお答えいたします。
農業委員会としましては,耕作放棄者に対する意向調査を実施するとともに,農業委員の日常の活動の中で農地借り受け希望者や貸付希望者の掘り起こしを進め,農地中間管理事業を積極的に活用して,担い手への農地の集積・集約化に取り組むことにより,
農業経営の基盤強化を図ってまいりたいと考えております。 また,あわせて
農業委員会は農地法等の許認可業務を中心とした農地行政を担っており,法で規定されている許可基準に従い,適正かつ厳正に審査することにより,優良農地の確保と農地の適正な利用が促進されるよう努め,関係機関や部署等と連携を図りながら,本市の農業振興に携わってまいりたいと考えております。 以上でございます。 〔15番難波満津留議員登壇〕
◆15番(難波満津留議員) 御答弁大変ありがとうございました。 市長,ありがとうございました。 一昨日,我が家の桃,初桃をいただきまして,ちょっとまだ全然甘みがなかったんですけど,温暖化というか,影響なんでしょうか,だんだんと桃が早くなっている。要は,桃の花が咲くのがもう桜と今一緒のような形になって,だんだんと何か早くなっていっているようなんです。いよいよ私の朝起きがスタートするなあと,朝5時に畑に行くという。市長,ぜひ一回朝どり桃というのを,大変おいしゅうございますので,御賞味いただければと思います。 再質してまいりますけど,自転車については林議員,また鬼木議員が質問しておりますので,もう割愛に次ぐ割愛で,もう涙をのんでの一点のみという質問でございます。このヘルメット,オーストラリアではヘルメットが義務化されておりまして,メルボルンではああいうももちゃりのような貸し出す自転車の横にヘルメットを貸し出しする自動販売機みたいなのがあります。そこでワーキングホリデーで行った人たち,また観光で行った人たちがお金を入れてそれを借りてかぶっていくという,こういう国もございます。局長の答弁で言うと,もうそんなものはできんというような答弁でございましたんで,今後研究,検討していくというようにステップアップしていただきたい,これは要望にしておきます。よろしくお願いしたいと思います。 それから,空港南産業団地なんですけど,これについてはもう幾度も質問してまいりました。立地希望の問い合わせが10社以上ありますよと,この団地の説明で15社ぐらいありましたということですが,今計画図を見ますと,3企業というか3地しかないですよね。そのときに,例えば5企業がここ岡山に来たいんだと,そのときにじゃあどうするんですか。くじ引きするわけにもいかんでしょう。その場合,どうしていくのか,もう一度お答えいただきたいのと,2月議会でも質問しました岡山リサーチパークの北側のフルーツフラワーパーク構想の県の土地のことで,あのときは政策局長から計画はございませんという答弁を2月にいただいておりますけど,今10社も15社も問い合わせがあるのなら,せっかくそういった連絡調整会議もつくっておられるという答弁でしたので,その辺も含めて再度私は県と協議するべきだと思います。これをあわせて御答弁をお願いしたいと思います。 それから,農業でございます。市長の御答弁をいただきました。私は,農業に携わる者,周りにはもう農地しかございません。今もうカエルの音でなかなか眠れんような夜になっております。いろいろここの都市計画上,ここは農地じゃなくって違う土地利用がいいんじゃないか,いや,ここは農地にしたほうがいい,いろんな議論があると思います。その中で,弥生時代から農業が始まって二千数年たっているわけでありますから,農業には何が一番大事か,私はやっぱり人材をつくっていくことだと思います。少し道はそれますけど,吉本議員がプレミアム商品券の質問をいたしました。私は人材を育成する,企業を育成する,プレミアム商品券でも地元の企業に対して発注して地元の企業を育てる,これをしないと,手離れがいいから全部東京の企業へ持って行くのではなくて,やはり地元の企業を育てる,地元の人間を育てる,このことから僕は農業を始めるべきだと思います。 ですから,市長の振興ビジョン,これから新総合計画の中,その後やっていくということなので,それを含めて
人材育成をしていくべきなので,こういった大学や高校,また今女性の活躍する場が農業でもあると私は思います。今,例えば女性がプロデュースして新たなバイヤーを見つけていく,プロデュースをするような制度もつくっておる女性がおられます。ですから,女性の活用も含めて人材を育成していくのが私は第一だと思いますけど,それに対しての局長の考えをお聞かせいただければと思いますし,
農業振興ビジョンが今のままでいいのか。市長は変えられると。局長はどうですか,今のままであれでいいですか。私はいいとは思わない,一個も思わない。もう少しこの問題に対してはこうしましょう,この農業に対してはこうやりましょう。例えば花に対して,果実に対して,稲に対して,全てひっくるめての問題提起じゃなくて,この稲はこういうふうにしなきゃいけないですよ,果実はこうですよ。要は,民間で言うと経営改善計画であります。経営改善計画を立てる場合,いろんな問題を含めてそれを詳細にやって改善していく,これをしないと新規農業者は全然集まらないと思います。その辺のお答えをお願いしたいと思います。 あと,
農業委員会。
農業委員会の中で,要は田から畑にするという,埋め立てしますという申請が出ます。前も僕質問しました。ただ,ミカンの木を植えます,クリの木を植えます,それだけで許可します。しかし,全然栽培なんかしていないんです。目的は,土を埋めるため,残土を埋めるため。農業振興に全然なっていない。その辺を含めて,農地法がありますから許可するといいますけど,これを改善すべきだと思います。もう一度お答えをお願いしたいと思います。 以上で質問終わります。(拍手)
○
小林寿雄副議長 当局の答弁を求めます。
◎山本修司経済局長 まず,空港南産業団地につきまして2点の再質問をいただいております。 まず,1点目でございますが,3区画以上に企業からの応募があった場合にどうしていくのかという点でございますが,企業用地の分譲開始時期,分譲方法の検討あるいは企業誘致促進に向けた施策の検討,さらに立地企業の選定方法の検討,こういったものにつきましては,今後空港南産業団地連絡調整会議で土地所有者である岡山県と協議していくことになっております。一社でも多くの企業に岡山市に来ていただきたいと考えておりますが,応募多数の場合には,その時点での例えば市内の空き用地あるいは県においては周辺市町村を含め企業用地を紹介するなど,広域的な対応も考えていくことになるかと思われます。 2点目でございますが,フルーツフラワー公園用地,県用地を企業用地として活用してはどうかという
お尋ねでございます。 御承知のとおりフルーツフラワー公園用地の所管は岡山県でございますが,平成8年度の事務事業見直しの中で現在も事業が実質凍結となっているとお聞きしております。企業用地としての活用につきましては,田畑については農地転用の問題,あるいは山林については保安林解除の問題,さらに環境アセス等の問題があります。現時点では県は企業用地として活用する考えはないとお聞きしております。 続きまして,岡山市の農業について,こちらも2点の再質問をいただいております。 まず,人材をつくる,
人材育成ということが大切ではないかという御質問であります。 先ほども御答弁申し上げましたように,市内の農業系高校,こういったところとの接点が今まで少し薄かったということで,この点についてはこれからそういった高校との交流を深めまして,高校生の皆さんが農業に対してどういう思いを持っておられ,将来どういった人生展望を描いておられるのか,そういったことを十分把握いたしまして,今後の就農に役立てていきたいと考えております。先日も御答弁させていただきましたが,おかやま農業女子の代表者の方とも意見交換させていただいております。女性ならではの,本当に6次産業化まで一手に引き受けて頑張っていらっしゃるといずれもお聞きしておりますので,そういった方の力も今後の岡山市の就農をふやしていく方向に結びつけていければいいなというふうなことも考えております。 それからもう一点,
農業振興ビジョンに対する局長としての見解はということでございますが,先ほどの市長答弁にもございましたように,現在策定作業中の新たな総合計画の中で,農業に関する全庁的なビジョンと申しますか,そういったものが描かれていくと思いますので,そういう総合計画ができ上がった後にはその計画の実現を担保する上での行動計画とも言える計画が必要になってくると考えております。そういった中で,具体性,それから実効性,こういったものに十分意を用いながら行動計画の策定に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。
◎
浮田孝充第二
農業委員会会長職務代理者 農地が残土置き場にされているとの再質問にお答えいたします。 農地法の規定では,田を畑に改良する場合の規制はありませんが,農地改良後,畑として適切に耕作されていない例があれば,耕作放棄地として所有者に対応してまいります。
農業委員会としましては,今後とも農地法で規定されている許可基準に従い,適正かつ厳正に審査してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○
小林寿雄副議長 以上で難波議員の質問は終わりました。(拍手) 以上で
個人質問を終わります。 つきましては,日程第1の案件は,お配りいたしております付託案件表のとおり,それぞれ所管の委員会に付託いたします。 ─────────────
○
小林寿雄副議長 この際御報告申し上げます。 本
定例市議会において受理いたしました陳情につきましては,お配りいたしております文書表のとおり,それぞれ所管の委員会に付託いたしますので,御報告申し上げます。 ─────────────
○
小林寿雄副議長 お諮りいたします。 委員会審査のため,明6月30日から7月5日までの6日間,本会議を休会いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小林寿雄副議長 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。 ─────────────
○
小林寿雄副議長 次の本会議は7月6日午前10時に開きます。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでございました。 午後2時25分散会...