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令和 2年産業建設常任委員会(12月16日)

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  1. 伊賀市議会 2020-12-16
    令和 2年産業建設常任委員会(12月16日)


    取得元: 伊賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-02
    令和 2年産業建設常任委員会(12月16日)              産業建設常任委員会会議録   1.開催日 令和2年12月16日 2.場  所 全員協議会室 3.出席者 嶋岡壯吉山下典子信田利樹市川岳人田中覚近森正利空森栄幸中岡久徳 4.欠席者 なし 5.委員外議員 北森徹 6.理事者 山本総務部長藤山総務部次長(兼公民連携推進監兼行財政改革推進課長)、石田総務部法務総括監東産業振興部長堀産業振興部次長農村整備、商工、観光、中活担当)、山本建設部長小西建設部次長(兼企業用地整備課長)、山本建設部次長吉川消防長藤川査察指導統括参事(兼消防予防課長)、高木上下水道事業管理者職務代理者(兼上下水道部長)、澤田青山支所長(兼地域振興総括監)、小林農業委員会事務局長(兼産業振興部次長農林振興課長)、奥田総務課長前川商工労働課長川部観光戦略課長川部都市計画課長稲森青山支所振興課長 7.事務局 川議会事務局長籔中議事課長兼重主幹谷岡主査 8.案  件 1.議案第140号 伊賀市火災予防条例の一部改正について        2.議案第160号 指定管理者指定について(阿保西部集会施設)        3.議案第161号 指定管理者指定について(伊賀市シルバーワーク                  プラザ)        4.議案第162号 指定管理者指定について(だんじり会館)        5.議案第163号 指定管理者指定について(岩倉峡公園キャンプ場)        6.議案第164号 指定管理者指定について(青山ハーモニー・フォ                  レスト) 9.会議の次第             (午後1時26分 開会) ○委員長嶋岡壯吉君)
     今日は御苦労さまでございます。  少し時間が早いんですけども、皆さんおそろいでございますんで、ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。ただいまの出席委員数は8名、会議は成立しました。会議録署名委員中岡委員お願いいたします。  本委員会に審査を付託された案件は、議案6件でございます。議事進行に御協力いただきますようよろしくお願いをいたします。  それでは、順次議案の審査に入ります。  説明される方は、所属、氏名を述べてから御発言ください。  既に、本会議において議案に対する一定の説明がなされておりますので、現在市内でいろいろ起こっておる新型コロナウイルス感染の流行している中での審査となりますので、発言は適切かつ的確に行っていただき、慎重審議をお願いいたしたいと思います。また、速やかに進行していただきますよう、委員及び当局の皆様の御協力をお願いいたします。  なお、当局さんにおかれましては、各部長さんなどを除き、議題となっている案件及びその次の案件の審査に関係する職員のみに御入場いただくように配慮していただいておりますが、進行によっては入れ替える時間が発生すると思いますので、委員の皆様には御承諾いただきますようお願いいたします。  それでは、第1項、議案第140号、伊賀市火災予防条例の一部の改正についてを議題といたします。  補充の説明はありますか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  ありませんか。  ないようでございましたら。じゃあ、それでは。  あります。  消防予防課長。 ○査察指導統括参事(兼消防予防課長)(藤川仁紀君)  消防本部予防課、藤川です。よろしくお願いします。  ただいま議題としていただきました、議案第140号、伊賀市火災予防条例の一部改正につきまして御説明いたします。  改正理由及び内容ですが、電気自動車に搭載される電池の大容量化に伴い、高出力の電気自動車用急速充電設備の普及が予想され、本年8月に対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令が改正され、設置可能な電気自動車急速充電設備最大出力が50キロワットから200キロワットに拡大されました。これに伴い、急速充電設備を設置する際の基準を見直すなど所要の改正を行うものです。  資料の新旧対照表を御覧ください。  1ページ、新設の第11条の2、第1号につきましては、届出対象の50キロワットを超える急速充電設備における規定です。機器本体が外部からの火災により長時間高温暴露されるため、設置の際、建物から3メートルの離隔距離の確保を講じるものと規定しています。  20キロワットを超える急速充電設備に係る規定につきましては、2ページから3ページにかけてなりますが、第13号において、全出力の拡大に伴い充電用ケーブルが従来品と比べて太く重くなることが想定されていることから、充電中にコネクターが落下し損傷することによる出火防止のため落下防止措置を規定しています。  第14号につきましては、充電用ケーブル冷却液液漏れに伴う内部基板の損傷による出火防止対策としての火災予防上の規定です。  第15号につきましては、出力の切替えによる開閉器の接点が熱により固着することにより電池がショートし、配線や充電ケーブル焼損等が生じるおそれがあり安全対策としての火災予防上の規定です。  第16号につきましては、蓄電池内蔵型急速充電設備についての規定です。同号ウにつきましては、異常な低温下蓄電池設備充電することで電池内部でショートが発生し、蓄電池の発熱や利用不能が生じることに対しての火災予防上の規定です。  同号エにつきましては、制御機能の故障により蓄電池の過充電、過昇温が発生して発火する危険性に対しての火災予防上の規定です。  また、第17条の改正は字句の改正となっております。  最後に、第44条の改正ですが、設置の届出が必要な設備に全出力50キロワットを超える急速充電設備を第10号として加えることとしています。  なお、この条例は改正省令施行日に合わせて令和3年4月1日から施行することとしています。  よろしく御審査いただきますようお願いします。 ○委員長嶋岡壯吉君)  説明に対して御質疑ございませんか。  信田委員。 ○委員信田利樹君)  確認と、ちょっとお教え願いますでしょうか。  国からこれもう今年の8月から変わったということで、市の条例も変えていかなんいう、これはもうよく分かるんですけれども、あと2点だけちょっと教えてほしいのは、これ届出を要することになったっていうことですねんけど、200ワットのあれ。この50ワットまでのときは届出は要らなかったのかどうかっちゅうのがまず1点と、そして、先ほど教えていただきました、建物から3メートル以上距離を離すということになってるんですが、これは現地確認へ行ったりするんですか。この2点、ちょっと教えていただけますか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  消防予防課長。 ○査察指導統括参事(兼消防予防課長)(藤川仁紀君)  届出ですが、50キロワット以下についても今まで条例で届出の義務がありました。20キロワットを超えるところから50キロワット以内まで届出をしていただいていました。また、離隔距離の3メートルについては、現地確認を行って3メートルを確認しております。この条例での届出に対して全て検査をしているところであります。  以上です。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  ありがとうございます。  これ今までね、今おっしゃったように届出あったっちゅうのは何件ぐらいあって、ほんでまた逆にこの200キロワット大きくなったら、どのくらい増えると予想をされてます。事務量増えるっちゅうことをちょっと聞きたかったんで。 ○委員長嶋岡壯吉君)  消防予防課長。 ○査察指導統括参事(兼消防予防課長)(藤川仁紀君)  現在市内に充電設備が20か所あります。これは6月現在から出ていませんので、6月で20か所あります。  それと、この50キロワットを超えることについては、現にも日産の新車等では90キロワットの車が販売されており、それに伴う整備をしていることになります。現在はありませんが、将来的にはもう市販車が出ておりますので、50キロワットを超えるものも出てくると予想していますが、幾ら出てくるかはちょっと現在のところ不明です。  以上です。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  分かりました。  なかなか200キロワットなんてこれ予想できないということで大変だと思いますけれども、これもしか申請が出てきたときって、何日ぐらいで大体これ許可下りるんですかね。 ○委員長嶋岡壯吉君)  消防予防課長。 ○査察指導統括参事(兼消防予防課長)(藤川仁紀君)  これは業者と検査の日を決めまして、それから消防本部で決裁取りまして数日で交付できます。事務処理にはそんなにかからないと思います。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  最後にしますけれども、そんなにかからない。じゃあ大体おおよそ一週間とか10日とかそういうのがあったら、ちょっと目途だけでもちょっと教えていただけますか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  消防予防課長。 ○査察指導統括参事(兼消防予防課長)(藤川仁紀君)  一週間程度あればできると思います。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  ありがとうございます。  ちょっとまだ事務量増えると思いますけども、頑張ってあれしてください。  以上です。 ○委員長嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ほかにないようでございますので、討論に移ります。  御意見ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  御意見がないようですので、採決に入ります。  議案第140号に対し、原案どおり、可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を願います。                    〔全員挙手〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  全会一致であります。  よって、議案140号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第2項、議案第160号、阿保西部集会施設指定管理者指定についてを議題といたします。  補充の説明はありますか。  農林振興課長。 ○農業委員会事務局長(兼産業振興部次長農林振興課長)(小林康志君)  農林振興課、小林でございます。  冒頭説明に入ります前に、指定管理者として御提案させていただいております指定管理者の代表に変更がございましたので報告させていただきます。  阿保西部自治会区長亀井一様が本年12月11日に議案を提出後なんですけどでも逝去されました。ただいま代表者を調整中でございます。決まり次第、後日報告させていただきたいと思っております。  それでは、説明をさせていただきます。  ただいま議題としていただきました、議案第160号ですが、本年度で指定管理期間が満了します。阿保西部集会施設指定管理者指定について説明します。  阿保西部集会施設は地区の活動憩いの場としての集会施設であり、施設建設後からまた指定管理導入後においても地区の集会施設として阿保西部自治会が運営・維持管理を行っております。また、経費は自治会の負担としており、指定管理料は無償としております。阿保西部自治会は住民が運営している組織のため、地域住民からの信頼も厚く、住民ニーズに合った学習会講習会交流会防災訓練等地域交流等をどの団体よりも効率よく実施することができます。また、台風等災害時の避難待機場所として使用する際には、早朝深夜の緊急の開館が可能であり、住民ニーズへの臨機応変な対応ができるため住民への細かいサービスが可能となります。このことから、本年10月6日に開催されました指定管理者選考委員会におきましても、条例第5条の規定に基づき、阿保西部自治会候補者とすることについて妥当であるとの御判断をいただいたところです。  なお、指定期間は令和3年4月1日から5年間となります。  よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
    委員長嶋岡壯吉君)  ただいま説明がありましたように、議案上程後に指定管理者代表者が変更となり閉会日の本会議で議案の訂正が想定されております。その点も踏まえ、審査をお願いいたしたいと思います。また、議案の訂正が本会議で承認されましたら、再度常任委員会を開催し審査の内容と結果について御確認していただきますので、御了承いただきたいと思います。  中岡委員。 ○委員中岡久徳君)  この代表者が決まるまでですよ、この議案置いとくっちゅうわけにいかへんの。誰も今いやへんのにさ、審査っていうの、それかまへんの。普通。代表者いやんでも審査できるの。 ○委員長嶋岡壯吉君)  局長。 ○市議会事務局長(川 孝子君)  失礼します。  指定管理者指定におきましては、本来議案提出要件としましては、ここに代表者は書いてございますが、本来団体名だけでよいということになっておりますので御審査いただけたらと思います。 ○委員長嶋岡壯吉君)  中岡委員。 ○委員中岡久徳君)  ほな了解。異議なし。 ○委員長嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  今からこの5本の指定管理指定についての議案入るのですが、前提としてちょっと総務部長お越しですので、総務部長のほうにお尋ねしたいのですが。要は直営よりもより住民にサービスが行き届くとか、目配りができるとか、もしくは直営よりもおそらく人件費が安くつくんだろうみたいなところがあるので、なるべくその指定管理のほうへできることならば指定管理でやってもらいたいということあるんでしょうけれども。もう指定管理制度できてもう長い時間が経過してて、本当にその指定管理者制度というのが伊賀市全体のその公共、市役所だけが公共じゃなくて指定管理者も公共の一部を担ってるという意味で、本当にコラボレーションできてるんだろうかどうかというのが少し疑問にあるところなんです。市役所から見ると単に人件費が安いじゃないかということ、もしくは地域に内定もらってるっていうところがあるやに思う。そういうところを見るときに、本当に指定管理者制度がすばらしい制度であって、指定管理者制度へほとんどの、これからもまた出てくるかと思いますけれども、どんどん指定管理者制度へ持っていくべきなのか。その辺りのいわゆる直営にしたらどうなんだ、指定管理者制度にしたらどうなんだ、それも今も御説明ありましたけども、5条にしたらどうなんだ、公募にしたらどうなんだ、もしくはPFIのほうへ行けばどうなんだというそういう検討資料がまずあって、これは指定管理者制度の5条が一番いい方法だよね、これは公募でやったほうがいいよね、これはPFIで行くほうがいいよね、という判断をもってこの五つの議案を出されてるのがどうかというところをまずその考え方のベースですね。そういうところをちょっとお尋ねしたいと思うんです。 ○委員長嶋岡壯吉君)  総務部長。 ○総務部長山本幸一郎君)  この指定管理につきましては、以前に公の施設の在り方っていう一応の指針を出しまして、それで直営がいいのかあるいは指定管理がいいのかという分けてきた経緯がございます。そんな中で今現在に至ったわけですけれども、年度終わる際にはこの原課のほうでこれが果たしてよかったのかどうかっていう検証もしながら、改めて継続にすべきものということで、今回上がってきてるのがこの5件というふうに私は判断しております。したがって、おっしゃられるように、中には受けてる団体、特に今回のようなひょっとしたら地域とかの、特に密着したような施設で、少し住民の方に御負担が行っているのではないかという懸念もあろうかと思いますけれども、そういった御指摘かもと思ってるんですけども、そういったものについても当然施設の所有者ある市と地元っちゅうんか受けた側、団体との長年話合いと申しますか、そういった受けて後の協議があって、ほんで今があるとこのように思ってます。 ○委員長嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  今の御説明いただいたことで例に取らせていただいたら、土地と建物は無償でお使いいただいておりますけども、修繕は指定管理者でやってもらっているというふうなことが今報告いただいたんです。だから、一つ一つ施設指定管理の条件がばらばらになってないかと。こういうジャンルの施設はじゃあ土地・建物はどうぞ、しかし修繕はあんたらでしてね。こういう建物は修繕も土地・建物代ももらうけども修繕は市がやりますとか、そういう基本的な基準がないように見受けられるんさ。だから、個別個別の話の中で、これはこの条件で、これはこの条件で、これはこの条件でというふうなことにしてるというふうに思います。したがって、指定管理者の中では結構楽な指定管理者もいれば、経営的に。そうじゃなくて、今も御答弁いただいたように、負担になっている指定管理者もいるんではないか。こういうところはまずそろえるべきじゃないかと思うんですが、そういうふうな指定管理者制度を見直していこうという、例えば今回5年の指定管理者制度なんだけども、どっかで基準を見直したときに、基準をつくったときに一つ一つを見直していこうと、そういうふうな方向性についてのお考えはいかがでしょうか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  総務部長。 ○総務部長山本幸一郎君)  同じような類似の施設、課とかがまとまってればそこで一定の基準なりというのはあろうかと思いますけど、なかなか現在部なりをまたいで、そういった一定の基準っていうのはまだ定かにはなってないかなと思ってます。ただ、おっしゃられるように、誰が見てもなるほどなと同じようなっていうことであれば、また今後、今後っておかしいですけれども、そういった要は建物のこれは当然市がするべきであろうとかそういった話かと思いますので、その辺はそういった指定管理者の御意見も頂きながら、個々の施設でやっぱり全てが全てなかなか同列になるかというと、どうかということもございますので、当然指定管理満了になる前にはそういったところも踏まえて指定管理者と最終の協議なりをするようにしていきたいとこのように考えてます。 ○委員長嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  とても不満なんですよね。それぞれ個別に見ていって、指定管理者と相談していくとなると、裁量の挟む余地が随分と出てくると思う。したがって、基本的な基準はこれで、細部にわたってはその幅を持たそうというのはあっても、最初から一つ一つ裁量を持って事に当たるというのはいかがかなというふうに思うんですよ。そういうことはぜひとも改めていただきたいと思いますので、改めて御答弁を頂戴したいと思う。でないと、単なる人件費の抑制とか経費の抑制だけで、実は本来今まででしたら市がやっていなくちゃならない市民サービス指定管理者に任せるわけですから、基本的にはこの指定管理者は市と対等であるべきだと思うね。対等であって、そこで働いていただく人の例えば人材育成とかね、蓄積したノウハウとか、こういうのを持ってもらうことによってはるかに市役所よりもいいサービスを届けていくということ。だから、お金が安く上がるが一番になってしまったらあかんと思うんですね。だから今も話があったんですけれども、災害時・非常時でも近くでおってくれるから、すぐに対応できる会館ですよねということなると、ひょっとするとその分のお金をつけなあかんのか分からん。だからそういうふうな基準づくりというのを改めて考えていただきたい。だから、5年の途中で見直してもいいと思う。それについてのお考えをもう一度お聞かせいただきたいと思うんです。 ○委員長嶋岡壯吉君)  答弁願います。  総務部長。 ○総務部長山本幸一郎君)  一応マニュアル的なものの中にはおおむねの修繕の範囲というのも書いてございますので、その辺も見ながらやっぱ改めるべきとこあれば当然改めていかんなん。要はそういうことで、何が大事かっていうたらサービスの低下につながってはいけないかと思てますので、改めるべきところは改めていきたいと考えてます。 ○委員(田中 覚君)  基準づくりは。 ○総務部長山本幸一郎君)  したがって、そういった基準というのをこれまでの例も当然ありますでしょうし、そういった中で一定の基準になるものとして定められるもんであれば定めていくべきだと思います。そうでないとなかなか説明はしにくいかなと。 ○委員(田中 覚君)  以上で終わります。 ○委員長嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ないようですので、討論に入ります。  何もございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ないようでございますので、採決に入ります。  賛成の方は挙手で願います。                    〔全員挙手〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  全会一致であります。  よって、議案160号は、原案どおり可決するものと決しました。  次に、第3項、議案第161号、伊賀市シルバーワークプラザ指定管理者指定についてを議題といたします。  補充の説明はありますか。  前川商工労働課長。 ○商工労働課長前川博善君)  失礼します。商工労働課、前川でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました、議案第161号ですが、本年度で指定期間が満了します伊賀市シルバーワークプラザ指定管理者指定について説明します。  当施設は高年齢者等の雇用の安定等に関する法律第36条の規定に基づき、市が高年齢者職業生活の充実を目的として設置した施設でございます。当施設設置目的に応じた自主事業を実施するに当たり、候補者を現在管理を委ねている公益社団法人伊賀シルバー人材センターとしております。その理由ですが、当該団体の方針が施設設置目的と一致しており、本事業の趣旨と目的を達するに当たり十分な知識と能力を有していることから、当施設を有効的に活用できる他に類似がない団体であると言えます。また、当団体には、指定管理料無償管理運営いただいております当団体の5年間の指定管理者としての実績から、施設維持管理が十分に行き届いていると判断することができ、期間中トラブルもなく積極的に施設管理に努められております。  これらのことから、先に開催されました指定管理者選定委員会におきましても、指定手続条例第5条を適用し、当該団体候補者とすることについて適正であると判断いただいているところでございます。  なお、指定期間は令和3年4月1日から5年間となります。  よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長嶋岡壯吉君)  説明に対し御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ないようでございますので、討論に入ります。  御意見ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ないようですので、採決に入ります。  議案第161号に対し、原案どおり、可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。                    〔全員挙手〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  全会一致であります。  よって、議案161号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第4項、議案第162号、だんじり会館指定管理者指定についてを議題といたします。  補充の説明はありますか。  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  失礼いたします。観光戦略課、川部でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました議案第162号、指定管理者指定につきましてでございますが、だんじり会館指定管理者指定につきまして御説明申し上げたいと思います。  だんじり会館は上野天神祭のだんじり及び鬼を保存管理し一般の参観に供するとともに、郷土文化の振興に資することを目的に設置された施設でございます。  候補者の概要でございますが、一般社団法人伊賀上野観光協会は市内及び周辺地域の観光事業を推進することで地域の健全な発展に寄与しており、また当該施設開館当時から施設管理者として携わっております。  指定の経過及び理由でございますが、当該施設へ誘客を促すには周辺施設と一体的な活用が不可欠であり、また多様化するニーズに対応するため観光インフォメーションや地場産、買物どころなど、観光情報を発信の拠点としての機能を併せ持つ施設とする必要がございます。これらを効果的かつ効率的に実施できる団体を公募いたしました。公募の結果、一般社団法人伊賀上野観光協会の1団体から応募があり、指定管理者選定委員会におきまして選定方針に基づいた各項目の評価点を含め、適格性や妥当性についての審査をいただいた結果、提案内容が募集要項で求められた事項や内容についてよく把握され、計画内容が総合的に優れていることから当該法人を選定いただきました。  なお、指定期間は令和3年4月1日から5年間としております。  以上、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長嶋岡壯吉君)  説明に対し、御質疑ございませんか。  信田委員。 ○委員信田利樹君)  ちょっと1点、取りあえず教えていただけますか。
     一番、見せていただいた資料1のとこの一番下のほうに、選定結果のところに管理料の見込額を書いていただいてます。令和元年度の指定管理料の決算が1,467万9,000円。ほんでちょっと調べさせてもらいましたら、このときの当初が1,426万1,000円ということで決算が1,467万9,000円。令和2年も調べさせていただいたら、当初予算が1,426万1,000円、これは一緒なんですよね。令和元年も令和2年もね。ところが、これ令和3年なったときに2,484万1,000円、約1,000万円ほど大きくアップしている。この理由って何かあるんですか。それちょっと教えてもらえますか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  だんじり会館につきましては、令和元年度では2万人弱の入館者がございました。ただし、現在におきましてはコロナ禍でございまして、以降は大幅に入り込み入館者数が減少しておりまして、国のGoToトラベルを初めとした各種施策などによりまして秋以降少し持ち直してはおりますが、今年4月から11月末までの入館者数は前年同比の24%、3,800人ほどでありまして、まだまだ以前のような入館者を想定できるような状況に至っておりません。  指定管理者におきましては、人件費など支出の削減などを行っておりますが、支出のほとんどが保守や光熱水費などの固定費であるため大きな費用減少は見込めず、指定管理料が増額しております。また、これまでは指定管理者により予算不足分を補うため、協会の他会計からの繰入れ補填を行っていただいておりましたが、このコロナ禍において本体の運営も厳しいことから、それも難しくなっているという事情もございまして、そういった中でだんじり会館管理するための経費が増額しているものでございます。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  ということは、コロナで来ていただける人が少なかって、入館が少ないからこれ1,000万円ほど来年度は増やしたと、アップしたと、そういう考え方でいいんでしょうか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  おっしゃっていただいたように、想定する入館者数はこれまでと比べまして5年間の全体で7万5,840人ほど減少するというふうに見込んでおりまして、大幅な減収があるということを想定しております。  また、これまで不足分を補っていた協会からの持ち出しというものも期待できないというところもございましたので、必要な経費を見込ませていただいております。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  だったらちょっと教えてほしいんですけれども、仕様書の中に要するに入館料とかああいうのは指定管理者がその収入になるわけですね。指定管理料と別にね。そうしたら、去年なんか、去年もしくは一昨年はどのくらいの入館になって、どのくらい収入があったかっちゅうのを教えていただけますか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  すみません。だんじり会館の入館者数でございますが、昨年度につきましては、年が明けて1月からコロナの影響が出てきておりますので、通年でしたら2万人を超える入館者数がございますが、昨年で1万8,701人となっております。  歳入でございますが、令和元年度では1万8,701人ということで725万7,900円の参観料の収入がございました。前年の平成30年度につきましては、入り込み入館者数が2万2,716人で参観料は799万8,500円の収入を得ておりました。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  ということは、大体800万円ぐらいが今まであったけれどもそれが減るということで、今回1,000万円弱を上乗せしたというような試算されたということですか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  減らす努力もいろいろこちらも協議をさせていただいてしているところなんですけども、なかなか固定費が減らないという中では収入が減っている部分を指定管理料としてお支払いするということで今協議をさせていただいたところです。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  あと、この修繕料とかあんなんもやっぱり市でやるもんと、この指定管理者がやるもので分かれていると思うんですけども。このだんじり会館に関しては、指定管理者が行った修繕もしくは修繕料の合計金額というのは大体把握してはるんですか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  だんじり会館につきましては協定の中で10万円までのものを指定管理者が修繕するとしておりまして、10万円を超える大規模修繕つきましては市のほうで予算を立てさせていただいて修繕をさせていただいております。今詳細の修繕料が幾らだったかというのをちょっとすいません、手持ちで持っていないんですが、指定管理者のその他の支出というところでは、令和元年度164万2,776円となっておりまして、その中に修繕料も含まれていると把握しております。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  160万円ぐらい含まれてるっておっしゃってましたが、これ全部じゃないんですよね。一応含まれてるちゅうことは、このうちの何パーセントかちゅうことですかね。  ごめんなさい。ほな、大体毎年、コロナは今年はあるから別としても、コロナのないときなんかは、大体修繕料もこのぐらいなんですか。僕ちょっとこの10万円っちゅうのはちょっと安いんかな。この指定管理料に対して、指定管理者にやってもらう10万円っちゅうのはちょっとあれかなと思うんですけども、ずっとこの10万円はもうここ何年か変わってないんですか、 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  すみません、修繕料単体での内訳を今持ち合わせていませんが、その他の歳出につきましては平成30年度が178万4,960円、平成29年度では148万7,599円となっておりますので、ほぼ同じぐらいの支出になってると思います。  10万円までの修繕っていうのは緊急的な日常的な修繕ということになっておりまして、開設からずっと同じような協定を結ばせていただいております。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  そしたらここで逆に、市がやった修繕料とか補修とか、そういうのはどのぐらいあるんですか。金額的には。 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  すいません、今ちょっと手持ちを持っておらないんですけども、大規模な修繕といたしましては、平成26年度に空調の工事をさせていただいております。また、映像の工事も平成24年、25年にかけて行わさせていただいておりまして、すいません、ちょっと金額を今持ち合わせておりませんので、また後ほど御報告させていただきます。 ○委員長嶋岡壯吉君)  信田委員。 ○委員信田利樹君)  今持ってないっちゅうことでしたけど、平成26年ぐらいにそういうのがあったと。あとそのまた近々もあればまた資料としていただけるようにお願いしときます。  以上です。 ○委員長嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  提出していただいてあります資料一番後ろを拝見しましたら、その理事に川部さんのお名前や相談役に市長のお名前なんかあって、これで本当に公募による競争があって、1社、1団体しか出てこないということなんだけども。それって正しいことなんだろうか。指定管理管理をしてもらう側は市で、していただくほうが指定管理者で、そういう意味では先ほど申し上げたように対等な立場で連携取って行くんだけども、相談役に発注者、理事に発注者のその窓口がいるっていうのが本当に正しい形なんだろうか。それとも、今も信田委員からもお話あったように、ちょっとコロナでお客さん少ないでちょっと盛っといてよ、分かってますわ、というふうな部分につながっていかないのかというふうなことを考えたときに、ちょっと組織の見直しっていうのはお考えいただいたほうがいいような気がするんだけど、これはやはり総務部長いかがですか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  総務部長。 ○総務部長山本幸一郎君)  いずれにしましても、その団体での役員でございますので、その団体でお決めいただくのがよろしいかと考えるんですけれども。 ○委員(田中 覚君)  川部さんは。 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  すみません、こちらのほうの審査につきましては選定委員会のほうにお任せをしておりまして、選定委員会のルールの中には応募者の中の構成団体に選定委員委員さんが含まれている場合は審査に外れるというルールはございますが、私ども審査に関わっておりませんので公平な審査はされてると考えております。 ○委員長嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  いやいや、その公平な審査は当然されてないとおかしい話なんだけども、単に充て職として行ってるのだと思うんですよ。課長が変われば後任の方がまたここの理事に入っていくんだろうと思うけども。そういう指定管理の団体と発注者側がこういう関係じゃなくって、どうぞあなたたちお任せしますといったほうがより鮮明でやりやすいんじゃないのということを申し上げてるの。総務部長おっしゃったように、団体の意向だからということじゃなくって、そういうは、いやいやもう充て職も含めてどうぞ一切市は関与しません、指定管理の条件の中で自由闊達に運営してくださいというほうがきれいじゃないのということを申し上げてるの。総務部長、どう。 ○委員長嶋岡壯吉君)  総務部長。 ○総務部長山本幸一郎君)  おっしゃっていただくこともごもっともかなと思います。  確かに、透明性とかそういうたとこら辺では、そういった今回御意見も頂いたっていうことをまた担当のほうから団体のほうにもちょっと一考いただくっていうのはええんかなとは思います、はい。  きちっとした答えでなくて申し訳ございません。 ○委員長嶋岡壯吉君)  田中委員。 ○委員(田中 覚君)  再度申し上げますが、市のスタンスとしての話なんだな。この観光協会さんにという話じゃなくって、市のスタンスとして指定管理者と市はどう関わっていくかっちゅう話なんだから、その辺りは部長会議か何かで一度議題としていただいて、あるべき姿を求めていただきたいなとこんなことを思います。  以上です。 ○委員長嶋岡壯吉君)  総務部長。 ○総務部長山本幸一郎君)  そういった御意見頂きましたので、確かにおっしゃられるように、あくまでも団体っていうても一民間でございますので、そこら辺の関わりかと思いますので、御意見頂いたことはまた部長会等で議題というか、こういった御意見を頂いたっちゅうことを伝えてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○委員長嶋岡壯吉君)  中岡委員
    委員中岡久徳君)  入場者が何千人しか減ってへんっちゅうたら、大体一人が350円か400円ぐらいかな、計算したら。2万人何ぼで700万円とか。700万円ちょっとやということやから、これ1,000万円も上昇するいうのは入場者が減ったからその分を足らんさかいに補填するために1,000万円上がったという計算ではなかなか計算理屈合わんなと思うんですけども、何か付加してこれ上げたわけ。 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  先ほど、すいません。説明がちょっと不足してたと思うんですが、参観料が下がっていますのが、想定しているのが前回の指定管理のときの歳入と比べまして、およそ2,500万ぐらいの減収があるというふうに見込んでおります。あと協会から赤字補填を例年していただいてたっていう経緯がございまして、そちらのほうが大体年間500万円ぐらい、四、五百万円を補填していただいておりましたので、それの補填額としまして前回と比べまし2,000万円ぐらいの減収があります。合わせて四千五、六百万円の歳入が不足するということでございますので、そちらに合わせまして、支出のほうも大分絞らせてはいただいたんですけども、増加している分が出てきてるということでございます。 ○委員長嶋岡壯吉君)  中岡委員。 ○委員中岡久徳君)  観光協会全体からバランス取ったら、こっちももうけてるさかい、こっちを補填しやってと。それよく理解できます。補填ね。そやけど、もうこんな電気代が莫大なお金ね、毎年毎年電気代だけでほとんどの電気代出してると、こんなもんだんじり会館指定管理者辞めてしもてですよ、極端な話、閉鎖やと。そういうことは議題には上がらへんかったんか、よう教えて。 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  指定管理者のほうからそのようなお話も聞かせてはいただいております。だんじり会館の在り方に関わることやと思いますが、今観光が施設観光っていうところから体験観光であったり、多様な目的になってきておりますので、なかなか観光客を伸ばしていくっていうことはなかなか難しいっていうような御意見も頂いておりますので、そういったことも考えながら、だんじり会館の在り方についても今後検討をしていかなければいけないと、今も検討をしているんですけども、引き続き検討してまいりたいと思っております。 ○委員長嶋岡壯吉君)  中岡委員。 ○委員中岡久徳君)  指定管理とあんまり関係ないんで、もうあんまり言うてもあかんねんけども、この観光協会で特段多くの収入上げてるとこをもっと投資して、その収入がよりたくさん上がるようなところに投資したしかいいように思うんです。これとは別ですけどね。そのように感じましたもんで。それだけです。 ○委員長嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。  市川委員。 ○委員市川岳人君)  選定委員会のことについてちょっとお伺いしたいんですけれども。減収を補填というか、穴埋めするために管理料増ということで、そこについては相当とみなしていただいているとは思うんですけれども、そこで、選定時の評価項目の②の2、評価点が0.0。0点だというふうな、その辺りは要は妥当と判断しているにもかかわらず0点っていう評価っていうのはちょっと理解し難い部分があるんですけど、この評価はどういうふうに捉えたらいいんですかね。 ○委員長嶋岡壯吉君)  総務課長。 ○総務課長(奥田泰也君)  失礼します。総務課の奥田でございます。指定管理者の選定委員会を所管させていただいております。  評価点数が0.0ということでございます。公務の場合の評価の基準というのがございまして、この指定管理料につきましては、元の前年度の指定管理料に対して次期初年度の指定管理料の見込みは幾らかっていうことで、もう機械的に点数が出る基準というのを一応設けさせていただいてます。そういった基準に当てはめると今回残念ながら0点やったということなんですけども、選定委員会の審議した中では、今回このコロナという特別な事情があったということを加味いたしまして、そういったことも含んだ上での審査とさせていただいております。 ○委員長嶋岡壯吉君)  市川委員。 ○委員市川岳人君)  そのようなことかなとは思うんですけども、今回この応募者が1団体だけだったから総合的な審査結果には影響しないとは思うんですけれども、これが複数団体となったときに、妥当であるにもかかわらず、要は前年からの比較で考えると0点になるってなったときに、総合的な審査結果に影響を大きく及ぼすことになると思いますので、ちょっとこの部分については考え方を変えていく必要があるのかなと思うんですけれども、御所見いかがでしょうか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  総務課長。 ○総務課長(奥田泰也君)  はい、ありがとうございます。  おっしゃっていただくように、複数あった場合はどうかと。今回またまた1件だったということもあります。審査の基準も機械的に数字が出るような仕組みがそれでよいのかどうかということも含めまして、基準の見直しなり審査方法のマニュアルなりを改めていきたいと、検討していきたいと思います。  ありがとうございます。 ○委員長嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員近森正利君)  この指定管理料なんですけども、よく指定管理料で何百万円ざっくりっていうのがあったり、何千円っていうのがあったりしますよね。これ見てると、決算額があって見込額ってあるんですけれども、この指定管理料をちょっと初歩的なことかもしれないですも、利益が上がれば指定管理料が下がったりするんですかね。例えば、この令和3年度の2,484万1,000円がこの年コロナが少し収束しながら利益が上がれば、この指定管理は下がるんでしょうか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  答弁願います。  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  すみません、今この議会のほうでお認めいただきましたら、5年間の包括協定を結ばせていただきまして、指定管理料というのも決めさせていただくことになりますので、売上げが上がったので指定管理料を減額するということにはなってはこないんですけども、指定管理者からのお申入れがあれば協議の上っていうことは可能かなというふうに思っております。 ○委員長嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員近森正利君)  そしたらね、5年間っていうことなんで、これ令和5年の金額も示してもらわないとコロナが収束しても2,400万円がずっと続くということなんですか。 ○委員長嶋岡壯吉君)  観光戦略課長。 ○観光戦略課長川部千佳君)  この書式が令和3年度を書くということになっておりましたので今記載しておりますが、私ども想定しておりますのが、令和3年度が2,484万1,000円、令和4年度からは少しずつ入り込み客が戻ってくるということで、令和4年度は2,319万7,000円、令和5年度は2,155万3,000円、令和6年度は1,990万9,000円、令和7年度が1,826万5,000円というふうな見積りをさせていただいております。 ○委員近森正利君)  これね。 ○委員長嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員近森正利君)  そやねんね、聞かんとうかなと思てんけども。  実際これ我々認めるのは5年間を認めるわけで、そこをちゃんと示してもらわんとなかなか賛否がしっかり審議できないかなと思う。書式が令和3年だけ書きなさいってなっていうのは根本的にちょっとおかしいのかなって思うんで、総務部長どうですか、ここは。 ○委員長嶋岡壯吉君)  総務部長。 ○総務部長山本幸一郎君)  先ほどもいろいろ御意見も頂いているんですけども、当初ございます修繕が今原則10万円ってなってるとことかいろいろございますので、確かにおっしゃられるように、もう全体5年を見ていただくということであれば、そのような形で書式になるのか、また資料としてお出しさせていただくことになるのか、ここも含めてまた検討もせていただきたいと思います。 ○委員長嶋岡壯吉君)  近森委員。 ○委員近森正利君)  そしたらこれも資料しっかりまた示してください。  以上です。 ○委員長嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ないようですので、討論に入ります。  御意見ありませんか。  信田委員。 ○委員信田利樹君)  指定管理者のことですので、そら観光協会別にこれは賛成だと思います。ただ、ほかの委員さん、私も一番先に質問させてもらいましたように、やっぱりこれ令和3年度の指定管理見込額を2,481万1,000円。これに対してもう仕事はっきりしていく、もしくはあと5年間の指定管理するんだったらそれなりにその金額をしっかり出していただけるということと、もう一つ。この今1,400万円もしくはこれ2,400万円の指定管理料を出すにしては、簡易の修繕が10万円までって、この金額についてももう一度ちょっと御検討願う必要があるんじゃないかな。例えば、別に30万円でも50万円でもいいんじゃないかなと思います。やっぱりこの指定管理料こんな大きいしてるのですから、そこらもちょっと検討いただくっちゅうことで、一応賛成の立場で討論させていただきました。  以上です。 ○委員長嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ないようですので、採決に入ります。  議案第162号に対し、原案どおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                    〔全員挙手〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  全会一致であります。  よって、議案162号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第163号ですが、岩倉峡公園キャンプ場指定管理者指定についてを議題といたします。  補充の説明はありますか。  都市計画課長。 ○都市計画課長(川部正章君)  失礼いたします。都市計画課の川部と申します。よろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました、議案第163号ですが、岩倉峡公園キャンプ場指定管理者指定について御説明させていただきます。  岩倉峡公園キャンプ場は野外活動を通じ、教育・文化・健康及び福祉の増進に資することを目的に設置した施設でございます。  7,500平方メートルの敷地の中に管理棟・シャワー棟・バーベキュードーム等の施設があり、常設テントデッキ、持込みテントデッキ、テーブルセット等を設置しております。  平成30年度から公益財団法人伊賀市文化都市協会が指定管理者として管理運営を行っておりますが、今年度で指定管理期間が終了しますことから、来年度からの指定管理者指定しようとするものでございます。
     指定管理者候補者の選定につきましては、公募とし、公募の結果、公益財団法人伊賀市文化都市協会の1団体から応募があり、指定管理者選定委員会におきまして事業計画や収支計画等について審査いただきました。その結果、選定基準による評価点等から応募団体は候補者として適当であると判断され、選定いただいたところでございます。  なお、指定期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間としております。  以上で、説明を終わらせていただきます。よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長嶋岡壯吉君)  説明に対し、御質疑ございませんか。  中岡委員。 ○委員中岡久徳君)  この岩倉峡で昔何年か前に事故あったのは、ここと違いましたんかな。遊具か何かで。 ○委員長嶋岡壯吉君)  都市計画課長。 ○都市計画課長(川部正章君)  この岩倉峡公園といいますのは都市公園の指定されておりまして、今回このキャンプ場の部分はその都市公園の一部に当たります。このキャンプ場部分については遊具は設置しておりません。その対岸、川の対岸のほうに遊具の設置をしておりまして、若干その遊具で事故があったというふうなことはございます。 ○委員長嶋岡壯吉君)  中岡委員。 ○委員中岡久徳君)  すみません、分かりました。  ほな、キャンプ場とその遊具別や。これキャンプ場はそういうことも監視せないかんというんやったらまた頑張っていただかなあかんっちゅうことだけ申し添えとかなあかんと思うんやけどね。結構です。ありがとう。 ○委員長嶋岡壯吉君)  ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ないようですので、討論に入ります。  御意見ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ないようですので、採決に入ります。  議案第163号に対し、原案どおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                    〔全員挙手〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  全会一致であります。  よって、議案163号は、原案どおり、可決するものと決しました。  次に、第6項、議案第164号、青山ハーモニー・フォレストの指定管理者指定についてを議題といたします。  補充の説明はありますか。  青山支所振興課長 ○青山支所振興課長(稲森真一君)  失礼いたします。青山支所振興課、稲森です。よろしくお願いいたします。  ただいま議題としていただきました議案第164号ですが、今年度で指定管理期間が終了いたします青山ハーモニー・フォレストの指定管理者指定について説明をさせていただきます。  資料1の指定管理者概要調書を御覧ください。  施設の概要ですが、当施設は川上ダムの建設を契機として、ダム上流地域の地域資源を活用しながら都市と山村との交流を促進し、地域振興を図ることを目的に整備された施設です。15.7ヘクタールの敷地の中に学習とオートキャンプ場、バーベキュー場、パークゴルフ場、芝生広場などの施設がございます。指定管理者候補者は地元の認可地縁団体種生区で、施設開設当初から管理運営を行っています。指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間としています。  事業計画の概要ですが、施設の利用促進のための情報発信業務、各団体との連携、施設管理運営及び使用許可、利用料金に関する業務、施設の特性を生かした自主事業の実施としています。  指定の理由ですが、当該団体はこれまでも当施設の特性や資源を生かし事業を行うなど、地域の活性化や振興に努めています。また、維持管理に係る技術を習得した人材が存在し、適切な施設管理運営を熟知しております。このことから施設設置目的を効果的かつ効率的に達成するため、当該団体指定しようとするものです。  去る10月6日に開催されました指定管理者選定委員会におきましても、指定手続条例第5条により、当該団体候補者とするに当たり、適格性、妥当性などを審査いただいた結果、適正であると判断いただいたところでございます。  以上、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。 ○委員長嶋岡壯吉君)  説明に対し、御質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ないようでございますので、討論に入ります。  御意見ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ないようですので、採決に入ります。  議案第164号に対し、原案どおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                    〔全員挙手〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  全会一致であります。  よって、議案164号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された案件については、審査は終了いたしました。  当初の予定では、この後川上ダムへの現地視察ということになっておりましたが、市内における新型コロナウイルス感染が深刻な事態となっておることから、今回は急遽取り止めさせていただくことになりました。御了承いただきたいと思います。  それから、今年度御審議いただいておりました産業振興条例ですが、岡本市長が11月の選挙公約で条例制定を掲げておられました。つきましては、議会と執行部で足並みをそろえながら進めていくためには、改めて市長の意向を踏まえ、執行部より何らかの提案をしていただくことがよいのではないかという考えでございます。よって、本年度当委員会で議論や資料で出していただいたものを踏まえて、早急に条例制定に向けて取組をいただき、その案などを提示いただくよう強く要望させていただき、一旦バトンは執行部さんにお渡しさせていただきたいと思います。つきましては、委員の皆様におかれましてもこのように取扱いいただきますので、御了承願いたいと思います。よろしいですか。                 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  ありがとうございます。  この際、ほかに御発言ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長嶋岡壯吉君)  それでは、これをもちまして、産業建設常任委員会を閉会いたします。  なお、本日の委員会報告につきましては、私に御一任願いたいと思います。  本日はありがとうございました。                 (午後2時35分 閉会)               ―――――――――――――――...