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12月21日-07号

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  1. 丸亀市議会 2017-12-21
    12月21日-07号


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    最終取得日: 2021-09-18
    平成29年第6回12月定例会       平成29年第6回丸亀市議会12月定例会継続会会議録  平成29年12月21日(木) 午前10時            ───────────────  出席議員 25名 1番  武  田  孝  三 君  │  14番  横  田  隼  人 君 2番  竹  田  英  司 君  │  15番  小  橋  清  信 君 3番  東     由  美 君  │  16番  横  川  重  行 君 4番  中  谷  真 裕 美 君  │  17番  松  浦  正  武 君 5番  神  田  泰  孝 君  │  18番  加  藤  正  員 君 6番  岡  田     剛 君  │  19番  山  本  直  久 君 7番  大  西     浩 君  │  20番  大  前  誠  治 君 8番  香  川     勝 君  │  21番  福  部  正  人 君 9番  三  宅  真  弓 君  │  22番  内  田  俊  英 君 10番  川  田  匡  文 君  │  23番  水  本  徹  雄 君 11番  真  鍋  順  穗 君  │  24番  国  方  功  夫 君 12番  松  永  恭  二 君  │  25番  片  山  圭  之 君 13番  多  田  光  廣 君  │            ───────────────  欠席議員 なし            ───────────────  説明のため出席した者市長      梶   正 治 君  │  都市整備部長  谷 口 信 夫 君副市長     徳 田 善 紀 君  │  水道部長    北 山 正 善 君教育長     金 丸 眞 明 君  │  産業文化部長  矢 野 浩 三 君モーターボート競走事業管理者     │  ボートレース事業局次長        大 林   諭 君  │          福 本 泰 幸 君市長公室長   山 田 理惠子 君  │  消防長     秋 本 好 政 君総務部長    横 田 拓 也 君  │  教育部長    川 田 良 文 君健康福祉部長  窪 田 純 子 君  │  秘書広報課長  石 井 克 範 君こども未来部長 大 西   眞 君  │  政策課長    山 地 幸 夫 君生活環境部長  大喜多 章 親 君  │  財務課長    栗 山 佳 子 君            ───────────────  事務局職員出席者事務局長    佐 藤   守 君  │  主査      松 尾 耕 平 君次長      渡 辺 研 介 君  │  主査      多 田 恵 祐 君総括担当長   河 村 敦 生 君  │            ───────────────  議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 諸般の報告第3 議案第78号から議案第96号まで及び請願第8号   議案第 78号 平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第5号)   議案第 79号 平成29年度丸亀市公共下水道特別会計補正予算(第2号)   議案第 80号 平成29年度丸亀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   議案第 81号 平成29年度丸亀市介護保険特別会計補正予算(第2号)   議案第 82号 平成29年度丸亀市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第1号)   議案第 83号 平成29年度丸亀市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)   議案第 84号 丸亀市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について   議案第 85号 丸亀市市営住宅設置及び管理条例の一部改正について   議案第 86号 丸亀市市税条例の一部改正について   議案第 87号 丸亀市自転車の安全利用に関する条例の一部改正について   議案第 88号 工事請負契約の締結について(丸亀市立城辰保育所園舎新築工事)   議案第 89号 工事請負契約の締結について(丸亀市立城辰保育所園舎新築に伴う機械設備工事)   議案第 90号 工事請負変更契約の締結について(丸亀市民会館解体工事)   議案第 91号 委託協定の締結について(丸亀市浄化センター水処理施設建設工事)   議案第 92号 指定管理者の指定について(広島デイサービスセンター)   議案第 93号 指定管理者の指定について(丸亀市生涯学習センターほか1施設)   議案第 94号 指定管理者の指定について(塩飽勤番所跡)   議案第 95号 指定管理者の指定について(笠島まち並保存センターほか2施設)   議案第 96号 町の区域の変更について   請願第 8号 待機児童解消保育士等処遇改善のための財源確保を求める意見書の提出を求める請願書第4 議案第97号から議案第104号まで   議案第 97号 平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)   議案第 98号 平成29年度丸亀市公共下水道特別会計補正予算(第3号)   議案第 99号 平成29年度丸亀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   議案第100号 丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第101号 丸亀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について   議案第102号 丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について   議案第103号 丸亀市モーターボート競走事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について   議案第104号 丸亀市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について第5 議員提出議案第3号 丸亀市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について第6 意見書案第1号 衆議院小選挙区の区割りの見直しを求める意見書第7 意見書案第2号 道路整備に係る補助率等嵩上げ措置の継続を求める意見書第8 議員派遣第3号 議員派遣について            ───────────────  本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 諸般の報告日程第3 議案第78号から議案第96号まで及び請願第8号日程第4 議案第97号から議案第104号まで日程第5 議員提出議案第3号日程第6 意見書案第1号日程第7 意見書案第2号日程第8 議員派遣第3号            ───────────────                 会     議               〔午前10時00分 開議〕 ○議長(松永恭二君) ただいまから平成29年第6回丸亀市議会12月定例会継続会を開会いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松永恭二君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、22番内田俊英君、23番水本徹雄君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 諸般の報告 ○議長(松永恭二君) 日程第2、この際、報告いたします。 議案第81号「平成29年度丸亀市介護保険特別会計補正予算(第2号)」のうち、給与費明細書の一部に誤りがあり、理事者からの訂正の申し出により、教育民生委員会においてその旨了承の上、訂正後の書類によって審査いたしましたので、議員各位の御了承をいただき、既に配付してある正誤表により御訂正方お願いいたします。 以上で報告を終わります。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第78号から議案第96号まで及び請願第8号 ○議長(松永恭二君) 日程第3、議案第78号から議案第96号まで及び請願第8号を一括議題といたします。 一括上程各案につきましては、去る12月5日の本会議において、また請願案件につきましては12月1日の本会議において所管の各常任委員会に付託いたしましたが、既に関係各委員長から付託議案審査の終了した旨報告が参っておりますので、この際各常任委員長から委員会審査の結果を御報告願います。 報告は、教育民生委員会都市経済委員会生活環境委員会総務委員会の順序でお願いいたします。 11番 教育民生委員長 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) ただいまから教育民生委員会における議案審査の経過並びに結果について御報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、12月1日の本会議において請願第8号、また12月5日の本会議において議案第78号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第5号)」中の関係部分外8議案であります。審査は、12月12日午前9時から全員協議会室において、健康福祉部、教育部、こども未来部請願審査の順で行われ、議案はいずれも原案のとおり承認、請願は採択といたしましたことをまず御報告申し上げます。 以下、審査の経過並びに結果について御報告いたします。 最初に、健康福祉部に関する議案第78号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第5号)」中の関係部分外4議案について審査いたしました。審査に入る前に、理事者より議案第81号「平成29年度丸亀市介護保険特別会計補正予算(第2号)」の一部に記載の誤りがあり、訂正の申し出があったため、了承の上、審査をいたしました。まず、理事者より詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、委員より、介護給付がこの1年で10%伸びているが今後の見込みはとの質疑に対し、理事者より、介護認定者がふえたわけではなく、認定されている人の中で利用した方がふえたことが要因であると考える。昨年度も1%程度と高齢者の伸び率と同じぐらいであるので、次年度以降は75歳以上の高齢者の伸び率と同程度であると考えるとの答弁がありました。また、他の委員より、ことしの10%の伸びは特別で、今後は1%程度に戻るということだが、伸び率抑制策は何かあるのかとの質疑に対しまして、理事者より、元気な高齢者をふやすことが一番の抑制につながるので、担当するケアマネジャーの質の向上を図ることで、適正な介護プランの作成や介護予防に取り組みたいとの答弁がありました。 また、他の委員より、指定管理において契約期間3年が本市の一般的な期間となっているようだが、雇用の安定等を考慮するともう少し延ばしてもよいのではないかとの質疑に対し、理事者より、内容によっては安定した運営ができるような期間に改めるべき必要があると考える。例えば、5年を契約期間のベースとし、特殊要因がある場合3年というようなスタンスの見直しはしていく必要があると考えるとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、健康福祉部に関する議案は原案のとおり承認いたしました。 次に、教育部に関する議案第78号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第5号)」中の関係部分外2議案について審査いたしました。まず、理事者より詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、委員より、今回の指定管理は地元にお願いするのが一番であるが、高齢化等の諸問題がある。そういった中、指定管理選定委員会ではどのような話をしたのかとの質疑に対し、理事者より、選定委員会において、現段階では高齢化が進んではいるが、必要最低限の人数は確保できており持続可能であるということを確認をしている。また、後継者育成やノウハウの継承もお願いしているので、特に問題はないと考えるとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、教育部に関係する議案は原案のとおり承認いたしました。 次に、こども未来部に関する議案第88号「工事請負契約の締結について(丸亀市立城辰保育所園舎新築工事)」及び議案第89号「工事請負契約の締結について(丸亀市立城辰保育所園舎新築に伴う機械設備工事)」について審査いたしました。まず、理事者より詳細な説明を受けて質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、委員より、保育所を建てかえるに当たり、保育所の規模を現在の110人から140人へと拡大する必要があるのかとの質疑に対し、理事者より、本市施策として市民の保育需要を満たす責任がある。本市南部地区保育需要は非常に高まっており、当然そういったことを想定する必要があるとの答弁がありました。 続いて、討論に入りました。 1委員より、約10億円を投じて140人規模の本保育施設を建設しても、一部の人のためだけの保育という気がしてならない。広く待機児童を解消するのであれば、今回の工事を精査して、他の保育施設改修工事に向けるべきであり、そうすることで丸亀市全体のゼロ歳、1歳、2歳の私的待機児童が解消できると考えるので反対するとの討論がありました。 これを受け、1委員より、南中学校区で私的待機児童が発生している現状において、今回の本保育施設の建設は必要である。設計単価本市公共調達基本条例に基づいて出しており、安ければよいという話ではない。まずは、子供たちを減らさない、地域を大切にしていく丸亀ということが大事であるので賛成であるとの討論がありました。 討論終了後、挙手による採決を行った結果、こども未来部に関係する議案は、賛成多数で原案のとおり承認いたしました。 続いて、請願審査を行いました。請願第8号「待機児童解消保育士等処遇改善のための財源確保を求める意見書の提出を求める請願書」を審査いたしました。請願者から請願趣旨について陳述を行った後、質疑、討論に入りました。 討論では、請願に反対する委員より、政府は12月8日に閣議決定した政策パッケージによって、今後保育士の賃金引き上げ待機児童解消に向けた保育施設の拡充を含めた各種施策が具現化されると思われる。このため、今あえて地方議会から意見書を発信する必要性はないので反対するとの意見がありました。これに対し、請願に賛成する委員より、待機児童問題には保育士不足なり手不足の解消が必要であり、実現には国に対し必要な措置、責任を求めていくべきである。また、国は保育料無償化の方向であり、保育士不足のために待機児童となっている家庭は保育所にも入れず、保育料の無償化の対象にもならないため、さらに格差が広がることになる。これらの問題を解消すべく一日も早く保育士の待遇改善をして、待機児童解消につなげるべきであるので賛成するとの意見がありました。 討論終了後、挙手による採決を行った結果、賛成多数で請願第8号は採択といたしました。 以上で教育民生委員会における議案審査の報告を終わります。 ○議長(松永恭二君) 18番 都市経済委員長 加藤正員君。             〔18番(加藤正員君)登壇〕 ◆18番(加藤正員君) それでは、ただいまから都市経済委員会における議案審査の経過並びに結果について御報告いたします。 12月5日の本会議において本委員会に付託されました案件は、議案第78号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第5号)」中の関係部分外5議案であります。審査は、12月12日午後1時から全員協議会室において、都市整備部産業文化部の順で行われ、いずれも原案のとおり承認いたしましたことをまず御報告申し上げます。 以下、審査の経過並びに結果について御報告いたします。 最初に、都市整備部に関係する議案第78号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第5号)」中の関係部分外4議案について審査しました。理事者より詳細な説明を受けて質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、委員より、議案第87号「丸亀市自転車の安全利用に関する条例の一部改正について」、駅前の放置自転車対策として効果のある条例改正とするための具体策はとの質疑があり、理事者より、市民に気持ちよく駐輪場を使っていただけるように、まず駐輪場整理による駐輪スペースの確保や、美術館下の駐輪場の利用拡大を図っていく。また、放置自転車対策として、条例改正による罰則変更の周知や学校が特定できる場合の学校への連絡、近隣スーパーマーケットの駐輪場の整備徹底及び店内での罰則変更の周知協力をお願いしたいと考えている。平成30年4月1日施行までの期間についても、初めが肝要と認識しており、できることはやっていくとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、都市整備部に関係する議案は原案のとおり承認いたしました。 次に、産業文化部に関係する議案第78号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第5号)」中の関係部分外1議案について審査しました。まず、理事者より詳細な説明を受けて質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、委員より、議案第78号の補正予算のうち、地方創生推進地域商社事業費地域商社とはどのようなものなのか、またこれからどのような姿になるのかの質疑があり、理事者より、地域商社事業は地域の眠れるものを掘り起こして、首都圏等で販売し、地域に利益をもたらす事業で、連携先の西伊豆町とは、まずはそれぞれの特産物である本場の讃岐うどんと西伊豆町の伝統的な塩かつおのコラボによる新商品の開発などを行い、首都圏等への販路を拡大していくとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、産業文化部に関係する議案は原案のとおり承認いたしました。 以上で都市経済委員会における議案審査の報告を終わります。 ○議長(松永恭二君) 6番 生活環境委員長 岡田 剛君。             〔6番(岡田 剛君)登壇〕 ◆6番(岡田剛君) ただいまから生活環境委員会における議案審査の経過並びに結果について御報告いたします。 去る12月5日の本会議において当委員会に付託されました議案は、議案第78号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第5号)」中の関係部分及び議案第93号「指定管理者の指定について(丸亀市生涯学習センターほか1施設)」の2議案であります。審査は12月13日午前9時から全員協議会室において行われ、いずれも原案のとおり承認いたしましたことをまず御報告いたします。 それでは、審査の内容について御報告いたします。まず、理事者より詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。 主なものを申し上げますと、議案第93号について、委員より、指定管理者と複数年度で契約する意義について説明をとの質疑に対し、理事者より、事業を行っていく上で単年度ではなかなかその団体が目指すところまで達成できない部分がある。また、今回選定された丸亀市福祉事業団自主文化事業等を行っており、その継続性を担保するためにもこのような契約方法が妥当であると思われるとの答弁がありました。 また、1委員より、過去に公募で丸亀市福祉事業団以外の団体から応募はなかったということだが、そのような状況に対して考えを示してほしいとの質疑に対し、理事者より、現段階では生涯学習に力を入れているような団体が少ないと思われるが、今後他の団体の参入があれば十分な選定をしていきたいと思っている。また、そういった団体に向けて十分なPRをしていくことも必要だと考えているとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論もなく、生活環境部に関する議案については原案のとおり承認いたしました。 以上で生活環境委員会における議案審査の報告を終わります。 ○議長(松永恭二君) 13番 総務委員長 多田光廣君。             〔13番(多田光廣君)登壇〕 ◆13番(多田光廣君) ただいまから総務委員会における議案審査の概要について報告いたします。 当委員会に付託されました案件は、議案第78号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第5号)」中の関係部分外4議案であります。委員会審査は12月13日午後1時から全員協議会室で開催し、議案はいずれも原案どおりの承認をしましたことをまず申し上げておきます。 以下、審査の概要について御報告いたします。 初めに、市長公室に関する議案第78号及び議案第84号について審査いたしました。議案について、理事者より、議案第78号は人事異動などで職員数や職員配置が変更になったことや、一部の課で時間外勤務がふえたことにより、給料、手当等の予算を補正するもの。また議案第84号は、地方公務員育児休業等に関する法律の改正に伴い、非常勤職員育児休業の期間を、これまで子が1歳6カ月になるまで延長可能だったものを2歳まで延長可能とするものであるとの説明の後、質疑に入りましたが、特に質疑はなく、続いて討論に入りましたが、討論もなく、市長公室に関係する議案第78号及び議案第84号はいずれも原案のとおり承認いたしました。 次に、総務部に関する議案第78号外2議案を審査いたしました。議案について、理事者より、議案第78号は一般会計全体の補正予算を調製するに当たり、各種特定財源以外の財源を予算措置するものである。議案第85号は、収入申告が困難な市営住宅入居者の家賃の決定方法を定めるもの。また議案第86号は、地方税法の改正に伴い所要の改正を行うほか、平成18年の条例改正の際に誤りがあった部分を訂正するものである。なお、条文に誤りはあったが、賦課業務は正しい内容で実施されている。誤りがあったことをおわびすると同時に、今後の条例改正は細心の注意を払って行うとの説明があり、その後質疑に入りました。 質疑では、委員より、説明内容についての確認が行われ、続いて討論に入りましたが、討論はなく、総務部に関する議案第78号外2議案はいずれも原案のとおり承認いたしました。 次に、議会事務局に関する議案第78号を審査いたしました。理事者より、補正予算の内容は、行財政改革特別委員会行政視察に要する費用を措置するものであるとの説明の後、質疑に入りました。 委員より、視察先や内容は具体的に決まっているのかとの質疑があり、理事者より、視察先として行財政改革の先進的な取り組みをしている東海地方関西地方の自治体を検討中であるとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、議会事務局に関する議案第78号は原案のとおり承認いたしました。 最後に、ボートレース事業局に関する議案第83号を審査いたしました。議案について理事者より説明があった後、質疑に入りました。 委員より、今回売り上げの増加が見込まれるために予算を補正するとのことだが、当初予算編成時に売り上げの予測はできなかったのか、また補正額は妥当かとの質疑があり、理事者より、当初予算編成時には他場のナイター参入などにより平成28年度売り上げの3割程度の約230億円が減収することを見込んでいたが、業界全体の売り上げが伸びたことや、他場のナイター参入の影響が予測より少なかったこともあり、開催収入を244億8,000万円増額するものであるとの答弁がありました。 また、委員より、スマートフォンサイト改修業務委託料500万円の根拠は、また入札は行うのかとの質疑があり、理事者より、現在は見積額を根拠に500万円を計上しているが、今後のサイトの構成、内容などの検討に合わせ、金額も精査していく。契約については、パソコン用ホームページとのリンクの効率性などを考慮し、現在サイトの作成、運用を行っている市内業者との随意契約を考えているとの答弁がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論もなく、議案第83号は原案のとおり承認いたしました。 以上で総務委員会における議案審査の経過並びに結果についての報告を終わります。 ○議長(松永恭二君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 各委員長報告は、議案第78号から議案第96号まではいずれも原案承認、また請願第8号は採択であります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 各委員長報告に対する質疑の通告はありません。 質疑もないようでありますので、これにて委員長報告に対する質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 19番 山本直久君。             〔19番(山本直久君)登壇〕 ◆19番(山本直久君) 請願第8号に反対の立場で討論を行います。 私たち丸亀市議会志政会の議員一同は、現下の少子高齢社会のもとにおける子ども・子育て支援問題につきまして、十二分に会派内協議を行いました。その結果として、山積する近年の保育問題における諸課題解決のため、今後も各議員が心を一つにし、よりよき子ども・子育て支援環境の充実に向けてさらなる研さんを重ねてまいることといたしました。 さて、その中で今般の請願内容につきましては、子ども・子育て支援環境の改善という福祉政策の拡大の観点からは是といたしました。しかしながら、それには当然所要の財源確保の措置が伴うことになります。折しも、政府は去る12月8日、総額2兆円の財源を確保し、少子高齢化を克服し、高い経済成長を目指す人づくり革命、生産性革命の政策パッケージを閣議決定いたしました。したがって、今後保育士の賃金引き上げ待機児童の解消に向けた保育施設の拡充を含めた各種施策が具現化されることになります。 よって、今般あえて地方議会から意見書を発信する必要を認めませんので、このたびの意見書提出には反対いたします。なお、今後も国の動向を注視し、必要に応じて要望書の提出なども検討してまいりたいと存じます。 以上、反対討論といたします。 ○議長(松永恭二君) 4番 中谷真裕美君。             〔4番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆4番(中谷真裕美君) 日本共産党の中谷真裕美です。 請願第8号「待機児童解消保育士等処遇改善のための財源確保を求める意見書の提出を求める請願書」に賛成の立場で討論を行います。 保育所待機児童の問題は、これだけ大きな社会問題になりながら、いまだ解決にはほど遠い現状です。2015年に始まった子ども・子育て支援制度は、保育の量の拡充、質の改善を掲げてスタートしましたが、現実は反対に待機児童はさらに増加、施設は1人当たりの面積基準を下げるなど、質の改善に逆行を余儀なくされている状況にあります。丸亀市でも、私的待機児童が昨年度も増加をし、年度末には200人、今年度もさらにふえております。その要因として、保育施設が不足という以上に深刻なのが明らかになってきているのが保育士不足です。受け入れる施設があっても、保育士がいなくて子供を受け入れられないという事態が発生しております。本請願の委員会審査の際に、実際に現場で働く保育士からの意見陳述もございましたが、特に民間の保育士の低い給料の問題、そして給料だけではなく、実際子供を保育する上で実態に合わない保育士の設置基準など、子供の命と安全を預かっている仕事の大変さなどが保育士不足の根底にあります。これら保育士の処遇改善を進めてこそ、保育士になろうか、今は離れているけれども将来戻ろうかという人もふえ、待機児童解消につながるということははっきりとしております。丸亀市でもこの間、保育士確保のためにさまざまな対策がとられてこられました。また、来年度に向けて民間保育所への支援を新たに考えられていることは期待をすべきことです。しかし、市独自の取り組みでは限界があります。国として、施設の設備とこの保育士の処遇改善のための財源確保をするよう強く求めることが必要です。 ことし5月、国は子育て安心プランを発表し、2020年までに32万人分の保育の受け皿を整備する、女性の就業率80%に対応できる数字だと胸を張っておりました。ところが、実はこの32万人分という数字は、女性80%の就業率にもかかわらず、保育の利用申し込みは53.6%と過小に試算をしていたということが、民間シンクタンクの野村総研や民間委員からの指摘によって、政府の子ども・子育て会議で明らかになったという報道がつい前日なされておりました。子供を預けられずに困っている若い世代に、政府は本当に真剣に向き合っているのかと疑わざるを得ない姿勢です。待機児童解消に向けた取り組みは、その当事者に一番身近で接して声を聞いている、また各自治体の保育行政が国の制度の中で大変な思いをしているということをつぶさに見ている私たち地方議会がそろって声を上げ続け、国にその財源確保を働きかけることがどうしても必要だと思います。早期の待機児童の解消、安全で豊かな保育環境は全ての人が望むところです。本請願への議員各位の御賛同を心から呼びかけ、賛成討論といたします。 ○議長(松永恭二君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(松永恭二君) ほかに討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議案第78号から議案第96号までを一括して採決し、その後討論のありました請願第8号を起立により採決いたします。 まず、議案第78号から議案第96号までを一括して採決いたします。 件名は事務局長から朗読いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ───────────────   議案第78号 平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第5号)   議案第79号 平成29年度丸亀市公共下水道特別会計補正予算(第2号)   議案第80号 平成29年度丸亀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   議案第81号 平成29年度丸亀市介護保険特別会計補正予算(第2号)   議案第82号 平成29年度丸亀市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第1号)   議案第83号 平成29年度丸亀市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)   議案第84号 丸亀市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について   議案第85号 丸亀市市営住宅設置及び管理条例の一部改正について   議案第86号 丸亀市市税条例の一部改正について   議案第87号 丸亀市自転車の安全利用に関する条例の一部改正について   議案第88号 工事請負契約の締結について(丸亀市立城辰保育所園舎新築工事)   議案第89号 工事請負契約の締結について(丸亀市立城辰保育所園舎新築に伴う機械設備工事)   議案第90号 工事請負変更契約の締結について(丸亀市民会館解体工事)   議案第91号 委託協定の締結について(丸亀市浄化センター水処理施設建設工事)   議案第92号 指定管理者の指定について(広島デイサービスセンター)   議案第93号 指定管理者の指定について(丸亀市生涯学習センターほか1施設)   議案第94号 指定管理者の指定について(塩飽勤番所跡)   議案第95号 指定管理者の指定について(笠島まち並保存センターほか2施設)   議案第96号 町の区域の変更について             ─────────────── ○議長(松永恭二君) これらの各案は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第78号から議案第96号までの各案は、いずれも原案のとおり可決いたしました。 次に、請願第8号「待機児童解消保育士等処遇改善のための財源確保を求める意見書の提出を求める請願書」を起立により採決いたします。 本件に対する教育民生委員長の報告は、請願審査結果報告書のとおり採択であります。 本件については、請願審査結果報告書のとおり採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(松永恭二君) 御着席願います。 起立少数であります。 よって、請願第8号は、不採択とすることに決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第97号から議案第104号まで ○議長(松永恭二君) 日程第4、議案第97号から議案第104号までを一括議題といたします。 件名は事務局長から朗読いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ───────────────   議案第97号 平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)   議案第98号 平成29年度丸亀市公共下水道特別会計補正予算(第3号)   議案第99号 平成29年度丸亀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   議案第100号 丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第101号 丸亀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について   議案第102号 丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について   議案第103号 丸亀市モーターボート競走事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について   議案第104号 丸亀市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について             ─────────────── ○議長(松永恭二君) 以上、一括上程議案に対し、市長から提案理由の説明を求めます。 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) 提案理由を申し上げます。 議案第97号から議案第99号までのうち、一般会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ802万6,000円を追加し、予算の総額を412億9,190万円とするものであります。 内容といたしましては、特別職の職員の給与に関する法律の一部が改正されたことにより、議員期末手当72万6,000円を追加措置いたしますとともに、人事院勧告に伴い、一般職員の給料及び手当合わせて700万円と、特別会計への繰出金30万円を追加して計上するものであります。これらの財源といたしましては、前年度繰越金を措置いたします。 公共下水道特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ20万円を追加し、予算の総額を33億9,860万円とするものであります。 内容といたしましては、人事院勧告に伴い、一般職員の給料及び手当合わせ20万円を措置して計上し、その財源として一般会計繰入金を措置いたします。 後期高齢者医療特別会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ10万円を追加し、予算の総額を12億8,600万円とするものであります。 内容といたしましては、人事院勧告に伴い、一般職員の給料10万円を追加して計上し、その財源として一般会計繰入金を措置いたします。 議案第100号から議案第104号まで、丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正、丸亀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正、丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正、丸亀市モーターボート競走事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部改正、丸亀市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきましては、一般職の職員の給料、勤勉手当等について、人事院勧告に準拠した改正を行い、あわせて特別職及び市議会議員の期末手当についても改正を行うものであります。 以上でございます。 ○議長(松永恭二君) 一括上程議案に対する提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第97号から議案第104号までは、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第97号から議案第104号までは、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありません。 質疑もないようでありますので、これにて質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 4番 中谷真裕美君。             〔4番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆4番(中谷真裕美君) 日本共産党の中谷真裕美です。 まず、議案第102号「丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」、議案第104号「丸亀市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」反対の立場で討論いたします。 この2議案は、市長、副市長、教育長及び私たち議員の期末手当を0.05カ月分引き上げるための条例改正です。人事院勧告に伴う一般職の職員の勤勉手当引き上げに合わせた改正というものだと思いますが、私たち議員や特別職が人事院勧告に準拠する必要はありません。人事院勧告は、労働基本権が制約されている公民労働者の代償措置と言われるものです。ですから、職員の給料、勤勉手当等が人事院勧告に伴って引き上げられるのは当然ですし、今回の職員の給料、手当引き上げの条例改正には私も賛成です。しかし、市長を初めとする特別職や議員は、自分たちで報酬なりを提案したり決めたりできるのですから、一般の職員とは性質が違うと思います。人事院勧告と連動するものではない政治判断の上にあるものではないでしょうか。 昨年3月議会でも同様に、人事院勧告に準拠して特別職議員の手当引き上げが提案された際に私も申し上げましたが、特別職議員の報酬等を決めるに当たってまず基準にしなければならないのは、特別職報酬等審議会の答申ではないでしょうか。期末手当であっても、特別職、議員が受け取る金額総額として、今の丸亀市の状況において妥当かどうかと判断をしているこの報酬審議会の意見を尊重して、議会で決めていくものだと考えます。現在、ちょうどこの報酬審議会で検討がなされている最中だと思いますが、前回の報酬審議会の答申は、特別職も議員もその給与、報酬は据え置きがふさわしいというものでした。その意見は脇に置いておいて、期末手当は別建てでよい、引き上げを行うということをすべきではないと私は考えます。したがって、議案第102号及び議案第104号には反対をするものです。 あわせて、議案第97号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)」については、この期末手当増額の予算措置を行っている点で反対をするものです。 ○議長(松永恭二君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) ほかに討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 先ほど討論がありました議案第97号、議案第102号及び議案第104号を起立により採決し、次に残りの各案を一括して採決いたします。 まず、議案第97号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)」について、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(松永恭二君) 御着席願います。 起立多数であります。 よって、議案第97号「平成29年度丸亀市一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第102号「丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(松永恭二君) 御着席願います。 起立多数であります。 よって、議案第102号「丸亀市市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第104号「丸亀市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(松永恭二君) 御着席願います。 起立多数であります。 よって、議案第104号「丸亀市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決いたしました。 次に、ただいま議決いたしました議案第97号、議案第102号及び議案第104号を除く残りの各案を一括して採決いたします。 件名は事務局長から朗読いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ───────────────   議案第98号 平成29年度丸亀市公共下水道特別会計補正予算(第3号)   議案第99号 平成29年度丸亀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   議案第100号 丸亀市職員の給与に関する条例の一部改正について   議案第101号 丸亀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について   議案第103号 丸亀市モーターボート競走事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について             ─────────────── ○議長(松永恭二君) これらの各案を、いずれも原案のとおり可決することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第97号、議案第102号及び議案第104号を除く残りの各案は、いずれも原案のとおり可決いたしました。 会議の途中ではありますが、ここで10分間程度休憩いたします。               〔午前10時52分 休憩〕             ───────────────               〔午前11時02分 再開〕 ○議長(松永恭二君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議員提出議案第3号 ○議長(松永恭二君) 日程第5、議員提出議案第3号「丸亀市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 提案理由は、提出者にかわり事務局長から説明いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ─────────────── それでは、提案理由を申し上げます。 議員提出議案第3号、丸亀市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正につきましては、政務活動費の透明性をさらに高めるべく、旅費として政務活動費を支出する場合の当該旅費額を実費額に変更するため、所要の改正を行うものであります。 ○議長(松永恭二君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第3号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありません。 質疑もないようですので、これにて質疑を終わります。 これより討論に入ります。 ただいまのところ討論の通告はありません。 討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 議員提出議案第3号「丸亀市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第3号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 意見書案第1号 ○議長(松永恭二君) 日程第6、意見書案第1号「衆議院小選挙区の区割りの見直しを求める意見書」を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 15番 小橋清信君。             〔15番(小橋清信君)登壇〕 ◆15番(小橋清信君) おはようございます。 意見書案第1号の提案を行います。 本意見書案の趣旨は、衆議院議員選挙における小選挙区の区割りについて、本市が2つの選挙区に分割されていることから、地域住民の一体感の醸成による本市の健全な発展と地域の実情を適切に反映する選挙の実施のため、早期に見直しを行うよう国に強く求めるものであります。 以上でございます。 ○議長(松永恭二君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第1号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありません。 質疑もないようですので、これにて質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 18番 加藤正員君。             〔18番(加藤正員君)登壇〕 ◆18番(加藤正員君) 反対討論を行います。 今回の意見書にある衆議院選挙における小選挙区の区割りについて、1つの自治体で複数選挙区に分割されているので1つに統合したほうがいいというのは当たり前のように思いますが、それではどういう具体的な案があるのでしょうか。御存じのように、香川県でも高松市、丸亀市が複数選挙区に分かれています。当然、現行の市町の選挙人口が大きく変動するとしたら、区割り見直しも考えないといけないかもしれません。しかし、そうでない現状の中、それを見直すというのなら、例えば旧飯山町、旧綾歌町を2区から3区に移し、かわりにその他の町を3区から2区に交換するとか、また逆に旧丸亀市を3区から2区にして、かわりに他の市町を2区から3区に交換するといったことになるのでしょうか。いずれにしても、それは数合わせにすぎず、むしろそれだったら今の旧郡市の区域を基準にした区割りのほうがより説得力があるのではないでしょうか。そして、もし仮に見直しをするとした場合、これまで2区、3区でそれぞれの衆議院議員を推薦してきた選挙民の意向はどうなるのでしょうか。 大体、今回の意見書は選挙民の声をどれほど聞いているのでしょうか。先ほどの見直し案になるとしたら、大変な反発があると容易に想像できます。つまりは、この選挙区の区割りというのは極めて政治的な課題であるのですから、よほど慎重にしなければならないと思います。この意見書のように、現行の小選挙区制度を前提にして区割りを見直すとすれば、数合わせになってしまい、選挙民の声を反映したものとは言えず、限界があると思います。つまり、区割りを見直すという課題は、小選挙区制度の限界に突き当たり、結局は選挙制度の改革につながっていきます。 あわせて申し上げますと、小選挙区制度が導入されたのは1994年、細川首相のときであります。リクルート事件をきっかけに、政財官の癒着が社会問題化し、その元凶は中選挙区制度にあるとされ、日本の選挙制度が小選挙区制度に変わったのは御存じのとおりです。この制度は第1党、第2党が有利なように働きますから、二大政党制を中心に政権交代が起こり得る制度としてスタートしました。その後8回の総選挙を経験しましたが、2009年までは狙いどおり二大政党制が定着しつつある状況でした。しかし、直近の2012年、2014年、そしてことしの総選挙においては、かつての自民党1強の構図となっております。それは、1議席を争う小選挙区制度では、第1党が得票率に比べて獲得議席数の比率が大きくなる傾向があるためです。これが小選挙区制度であり、いわゆるマジックです。 今、野党の混迷もあり、政治への不信感が漂っているのは周知のとおりであり、その改革も求められています。ですから、区割りのことを要望するのであれば、そういう点も含めた意見書にすべきであると思います。 以上、反対意見を申し上げました。 ○議長(松永恭二君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) ほかに討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。 これより採決いたします。 反対の討論がありましたので、起立により採決いたします。 意見書案第1号「衆議院小選挙区の区割りの見直しを求める意見書」について、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(松永恭二君) 御着席願います。 起立多数であります。 よって、意見書案第1号は、原案のとおり可決いたしました。 なお、ただいま可決されました意見書は、地方自治法第99条の規定に基づき、本文中に明示されました提出先へ送付するなど措置いたしますので、御了承願います。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 意見書案第2号 ○議長(松永恭二君) 日程第7、意見書案第2号「道路整備に係る補助率等嵩上げ措置の継続を求める意見書」を議題といたします。 提案理由は、提出者にかわり事務局長から説明いたします。             〔事務局長(佐藤 守君)朗読〕             ─────────────── それでは、提案理由を申し上げます。 本意見書案の趣旨は、現在国において、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の規定により、地域高規格道路や交付金事業の補助率等のかさ上げが行われているが、この措置が平成29年度末までの時限措置であることから、平成30年度以降も現行制度を継続するよう国に強く求めるものです。 ○議長(松永恭二君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第2号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第2号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 本案に対し、御意見等はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御意見もなければ、これより採決いたします。 意見書案第2号「道路整備に係る補助率等嵩上げ措置の継続を求める意見書」を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第2号は原案を可決することに決定いたしました。 なお、ただいま可決されました意見書は、地方自治法第99条の規定に基づき、本文中に明示されました提出先へ送付するなど措置いたしますので、御了承願います。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議員派遣第3号 ○議長(松永恭二君) 日程第8、議員派遣第3号「議員派遣について」を議題といたします。 お諮りいたします。 地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、お手元配付のとおり議員派遣を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御異議なしと認めます。 よって、議員派遣第3号「議員派遣について」は、お手元配付のとおり議員派遣を行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま議決されました議員派遣について変更を要するものについては、その措置を議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松永恭二君) 御異議なしと認めます。 よって、議員派遣に変更がありました場合の措置については、議長に一任することに決定いたしました。 以上で今期定例会に付議されました案件の審議は全て議了いたしました。 なお、閉会に先立ちまして、恒例により年末の挨拶を申し上げます。 本年納めの議会となります12月定例会の閉会に先立ちまして、まことに僣越ではございますが、議会を代表して一言御挨拶申し上げます。 我が国の経済は、内閣府の月例経済報告によりますと、雇用、所得環境の改善が続く中で、各種施策の効果もあって緩やかな回復基調が続いているとされております。香川県内においても、個人消費や生産活動など、一部で緩やかではありますが持ち直しの傾向があるものの、まだまだ景気回復を実感できるまでには至っておりません。そうした中、国政においては10月、アベノミクスの成果や憲法改正など安倍政権の継続を争点に衆議院議員選挙が行われ、自公連立政権による第4次安倍内閣が発足いたしました。経済再生と財政健全化を初め、緊迫する北朝鮮情勢、急速に進む少子高齢化のほか、東日本大震災からの復興、創生、熊本地震からの復旧、復興などなど我が国が解決すべき問題はまだまだ山積をしております。安倍政権には、今後これら最重要課題に対して迅速かつ的確なかじ取りを切に願うものであります。 我々市議会においても、4月には議員定数をこれまでの27人から25人に削減し、市議会議員選挙が行われ、新しい顔ぶれとなりました。言うまでもなく、市議会は、二元代表制のもと同じく選挙で選ばれた市長と対等な関係に立ち、立法機能及び監視機能を駆使する議事機関として重要な責務を担っております。そこで、市議会としては、特に重要な案件を集中的に審査するため、予算決算審査に関する特別委員会のほか、6月定例市議会において3つの特別委員会を設置いたしました。1つ目は、市庁舎と市民会館に関する整備のあり方などについて、まちづくりの観点から一体的に審査し、その促進を目指すことを目的とした市庁舎及び市民会館整備等特別委員会、2つ目は、社会保障費や公債費の増加に加えて、市庁舎及び市民会館の整備に多額の費用が見込まれている中、効率的かつ効果的な行政運営の確立及び財政基盤の強化による持続可能な体制の構築を目指し、行財政改革を積極的に推進することを目的とした行財政改革特別委員会、3つ目は、議会がその機能を十分に発揮し、市民に開かれ、市民とともに歩む議会の実現を目指すことを目的とした議会改革特別委員会であります。いずれの特別委員会においても、委員間による議論を重ね、理事者に対し意見や提言を行うなど、目的の達成に向け鋭意取り組んでいるところであります。 また、市議会の活動を市民にわかりやすく広報するため、毎年議会報告会を開催しております。ことしは、その議会報告会に加えて、市民意見をより一層把握するため、初めてとなる意見交換会を開催いたしました。意見交換会は、4つの常任委員会ごとに若者の政治参加や地元企業の人材確保などテーマを定め、それぞれのテーマに合った対象者を招き開催したものですが、そこで皆様からいただいた貴重な御意見については、議会としてしっかりと受けとめ、政策提言などを通して市政に反映していきたいと考えております。かつてない人口減少、少子高齢化の中、今後も引き続き市議会として市民の負託に応え、市民福祉の向上、本市の発展を目指してまいりますので、御支援を賜りますようお願い申し上げます。 最後になりましたが、この1年、市民の皆様、報道関係の皆様には、市議会に対し何かと御助言、御指導を賜り厚く御礼申し上げます。寒さも厳しき折、皆様方にはくれぐれも御自愛の上、来年が幸多き一年となりますよう御祈念申し上げまして、一年の締めくくりの挨拶といたします。皆様、どうも本当にありがとうございました。 引き続きまして、市長から挨拶の申し出がありますので、これを許可いたします。 市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、まことに僣越とは存じますが、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、一般会計補正予算案、条例その他の案件につきまして慎重な御審議を賜り、それぞれ原案どおり議決いただきましたことに対しまして厚く御礼を申し上げます。審議の過程において賜りました御意見や御要望等を十分に尊重し、事務事業の遂行に万全を期してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。 さて、ことしも残すところあと10日となりました。議員各位におかれましては、4月に行われました厳しい選挙戦を勝ち抜かれ、本市の発展と市民福祉の向上のために絶大なる御尽力を賜りましたことに対しまして、心より敬意を表しますとともに厚く御礼を申し上げます。私も、市民の皆様の御負託をいただき、再度市長として市政をお預かりすることとなりました。議員各位を初め、市民の皆様と力を合わせ、このふるさと丸亀をよりよいまちにして、次の世代に継承しなければならないものと、初心に返りできる限りの努力を重ね、今後とも全力を尽くしてまいりたいと考えております。 現在本市は、新市庁舎等複合施設を初めとして、市民会館の整備、また大手町地区における4街区の再編整備など、本市の将来を左右する大きな懸案事項を抱えております。昭和44年5月の開館以来47年間にわたり市民の皆様に親しまれ、多くの方々に利用されてきた市民会館は3月31日をもって閉館となりました。市民の皆様とともに歩み、多くの思い出を残してくれた市民会館はその歴史に幕をおろしましたが、物事の終わりは次への始まりであります。新たなまちづくりへ、次のステージへとその取り組みを進めるため、新市民会館の建設に向け現在議論を重ねているところでありますが、来るべき年に向け、市民の皆様が将来への夢と希望を持てるように早急に結論を見出したいと思います。 城のあるまち丸亀。丸亀城には、ことしも大勢のお客様が来られました。ことしは、生駒親正、一正父子築城420年に当たり各種イベントを催し、記念のフェスタが盛大に行われ、ニッカリ青江も人気を博しておりました。現存木造天守12城の一つである丸亀城天守は、9年連続で入場者数が過去最多を更新し、もう間もなく12万人目のセレモニーを行えるものと存じます。いにしえの人々のその営みに思いをはせ、将来にわたり守り続けるべき本市の伝統文化の大切さを改めて胸に刻んだところであります。 人が何かに夢中になり、夢や希望を持って生活を送ることは、人生において欠かすことのできないものであります。その夢を現実にされた方が3名おられます。若手バレエダンサーの登竜門とされる国際バレエコンクール、ユースアメリカグランプリにおいて、12歳から14歳のジュニア男子部門で1位を獲得されました西中学校2年生の三宅啄未さん、第8回世界シニアバドミントン選手権大会において、60歳以上女子ダブルスの部で優勝されました竹林佐代子さん、第1回世界硬式空手道選手権大会において、国別団体戦女子18歳以上組手54キロ以下の部で優勝されました柳口明日香さん、世界一おめでとうございます。お三方のその御努力と御活躍に対しまして心よりお喜びを申し上げます。国際大会での活躍は、さまざまな世界において、掲げる夢や理想、目標に向かい挑戦する若者たち、そしてシニアの方々に勇気を与えたことであります。 まちの輝きは、そこに暮らす人々の輝きによって支えられます。人の輝きはまちの輝きとなり、まちの魅力となり、まちの活力となります。まさに、まちづくりは人づくりであります。あすの丸亀の活力を生み出すのは、人の力であります。多くの先人、先達が築き上げられました歴史と伝統のあるこの丸亀市をよりよいまちとして将来に引き継いでいくため、この丸亀市を将来にわたって豊かで暮らしやすいまちとなりますように、引き続き課題の解決に全力を尽くし、市民の皆様とともに全ての市民の英知を持ってまちづくりに取り組んでまいりたいと存じます。あすの暮らしが、そしてあすの丸亀市が、きょうよりもあすへと、みんながその豊かさを感じ、夢や希望、展望を抱けるようにその確かな歩みを進めてまいりたいと存じます。私の持てる力と情熱の全てを傾注し、市民が真に豊かさを実感できる丸亀市の実現に、今後とも職員と一丸となり邁進してまいります。市議会の皆様方の一層の御支援と御協力をお願い申し上げます。 最後になりましたが、報道関係各位におかれましては、日ごろの御協力に対し、この場をおかりいたしまして厚く御礼を申し上げます。 慌ただしい年の瀬を迎えますが、議員各位並びに市民の皆様方におかれましては、健康に十分御留意され、輝かしい新年をお迎えいただきますよう、また来る平成30年が丸亀市にとりましても一段と飛躍の年となりますことを心から祈念いたしまして、閉会の御挨拶といたします。ことし一年、まことにありがとうございました。 ○議長(松永恭二君) これをもちまして今期定例会は閉会といたします。 御審議、お疲れさまでした。               〔午前11時31分 閉会〕             ───────────────   地方自治法第123条第2項の規定による署名者            議 長            議 員            議 員...