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令和4年第1回定例会(第3日目) 議事日程・名簿 開催日:2022-03-01
令和4年第1回定例会(第3日目) 本文 開催日:2022-03-01

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  1. 石岡市議会 2022-03-01
    令和4年第1回定例会(第3日目) 本文 開催日:2022-03-01


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和4年3月1日(火曜日)                   午前10時00分開議 ◯議長(菱沼和幸君) おはようございます。ただいまの出席議員数は19名でございます。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  この際、日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  生活環境部長・鈴木君から、3月4日までの会議を欠席したい旨の申出があり、議長において許可いたしましたので、ご報告申し上げます。  次に、地方自治法第121条の規定に基づき、生活環境部次長兼水道担当・萩原君の出席を求めておりますので、ご報告申し上げます。  次に、本日の議事日程は、議事日程表のとおりでございます。  これより議事日程に入ります。             ──────────────────────  日程第1 決議案第13号 2 ◯議長(菱沼和幸君) 日程第1、決議案第13号・ロシアによるウクライナ侵攻を非難し、政府に断固たる対応を求める決議を議題といたします。  直ちに議会運営委員長から提案理由の説明を求めます。  議会運営委員長・山本 進君。               〔議会運営委員長・山本 進君登壇〕 3 ◯議会運営委員長(山本 進君) 議会運営委員長の山本でございます。  決議案第13号・ロシアによるウクライナ侵攻を非難し、政府に断固たる対応を求める決議を、地方自治法第109条第6項及び石岡市議会会議規則第13条第3項の規定により提出いたします。  本案の朗読をもって提案理由とさせていただきます。  今回のロシアによるウクライナ侵攻は国際秩序に対する重大な挑戦であり、暴力によって主権国家の存立を脅かそうとする暴挙である。さらにこの侵攻においては軍事施設への攻撃のみならず、民間人の死傷者も複数出ているとの報道もあり、在留邦人の安全確保の観点からも決して看過することはできない。  我々石岡市議会は、今回の侵攻によって平和な生活を打ち破られ、避難を強いられ、また必死に交戦をしているウクライナの方々に心を寄せ、今回のロシアの軍事行動を強く非難するとともに、日本政府に対しては、国際社会と歩調を合わせたロシアの強力な制裁措置の実施及び在留邦人の安全確保に全力を上げつつ、ウクライナからロシア軍の完全撤退を断固として要求するよう強く求めるものである。  以上、決議する。
     以上が本案の内容でございます。議員各位におかれましては趣旨をご理解いただき、本決議案にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 4 ◯議長(菱沼和幸君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  なお、質疑を行う議員におかれましては、質疑の前に一括方式と一問一答方式のいずれを選択するか、あらかじめ発言願います。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(菱沼和幸君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。  初めに、反対の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(菱沼和幸君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  決議案第13号・ロシアによるウクライナ侵攻を非難し、政府に断固たる対応を求める決議を採決いたします。  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(菱沼和幸君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  次に、これより新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、議場へ出席する議員を半数程度とし、出席議員以外の議員におかれましては、別室でタブレットにより視聴することにいたしたいと思います。  それでは、本日の議場出席者以外の議員におかれましては、ここで退出をお願いします。                     〔議員退室〕             ──────────────────────  日程第2 一般質問 9 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、日程第2、一般質問。これより市政一般に関する質問を行います。  初めに、14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 10 ◯14番(村上泰道君) 14番・村上泰道でございます。  第1回定例会の質問、1番目は、振り返りますと平成22年の第1回定例会、第1番バッターということがございまして、それより数えて2回目でありました。前回は、前回というのは平成22年は議長の議会運営が大変混乱した議会で、私も初心者マークをつけた議員として、大変緊張のある議会だったなというのを昨日のように覚えております。  今回は久しぶりの開幕投手の気持ちで、これから同僚・先輩議員が、市長の描く市民誰もが夢を描けるまちをつくるための明るい未来を目指して前向きになる答弁をいただきたい、その露払いを今日はしてまいりたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、第1問目でございます。都市公園都市計画課管理広場、その他市街地内公園についてということで2点お尋ねをいたします。  現在これらの公園の管理状況につきましては、従前、定例会において質問させていただきまして確認をしてございます。現在、都市計画課で管理している公園及び緑地広場は市内全35か所、また、そのうち16か所に遊具が設置されていて、それらの日頃の管理としましてはシルバー人材センターに委託をしている。また、遊具の点検についても専門業者への委託をし、安全点検を行っている。また、軽微な故障・破損については、委託業務の中でシルバー人材センターのほうに修繕してもらいながら、専門的な技術を要するものについては業者と契約しているということで、日々の管理については理解をしております。  今回お尋ねしたい点につきましては、その中でも、都市公園都市計画課管理広場としてホームページに上げられているもの以外に、市内の住宅地内に小さな公園や公民館等に付随する遊具等がございます。これらについての管理、状況把握は現在どのようにされているのか、まず1点目お尋ねいたします。 11 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 12 ◯都市建設部長(鶴井重則君) 住宅地及び公民館におります公園の管理状況につきましてご答弁申し上げます。先ほど来、村上議員さんがおっしゃっているように、都市計画課におきましては、所管する都市公園等について日常的な点検を行い、管理をしているところでございます。住宅地や地区等で所有している公園や広場の存在につきましては、ある程度は都市計画課のほうでは認知はしておるところではございますけれども、市の所有地以外に設置してある場所につきましては実際把握できていない状況でございます。  以上でございます。 13 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 14 ◯14番(村上泰道君) これらの今部長ご答弁いただきました公園や遊具に関しては、地元の住民の方が日頃から清掃作業や除草作業などを管理しております。ただ、先ほど申しましたように、遊具に関しては、やはり専門的な判断や一般的な点検では見落としてしまう可能性があることから、遊具の点検が義務化されている状況にございます。そういった中で、遊具を有しているこれらの公園や公民館等に付随する遊具について、存在は認識しているが、やはり詳細な把握はできていないということでございましたので、やはりこれらの管理のルール化が必要なのではないかなと。全て都市計画課で管理しろとは申しませんけれども、管理についてのルール化がやはり必要なのではないかというふうに思いますけれども、そちらについてはいかがでしょうか。 15 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 16 ◯都市建設部長(鶴井重則君) それでは、全体のルールづくりにつきましてご答弁申し上げます。都市公園等につきましては日常管理を業務委託しておりまして、公園内の遊具につきましては、年に1回以上の点検が都市計画法都市公園法により義務づけられ実施しておるところでございます。また、その他の公園や広場につきましても不特定多数の方が利用されることから、安心して利用できるよう常に安全が保たれるべきであると考えておるところでございます。  今後におきましては、各課において把握している公園や広場につきましても庁内横断的に情報を共有し、利用者の方々が快適にご利用いただけるよう、都市公園での管理基準を参考にしながら、一定のルールづくりについて検討してまいります。あわせまして、施設の管理者等に対しまして、安全管理の重要性について周知してまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 17 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 18 ◯14番(村上泰道君) ぜひ、よろしくお願いしたいというふうに思います。  また、これらの公園ももちろん含めて、都市公園も含めてですけれども、一般の公園等の除草や清掃作業について、先ほど、通常の管理であればシルバー人材センターとございましたが、芝の管理や除草などについて、通常であれば予算化されておりますので、入札した中、年次計画で実施されているかと思いますが、やはり春から夏にかけて、入札対応がまだ厳しい時期について、利用者個人や利用団体が対応されているということで、都市計画課にそれらの除草についての要望が上げられているというふうに伺ったのですが、それらの要望について、まず把握されているのかどうかを確認したいと思います。 19 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 20 ◯都市建設部長(鶴井重則君) 年度初めの公園に対します除草要望等についてご答弁申し上げます。年度当初に除草に関する契約に取りかかった場合でございますけれども、契約作業等の兼ね合いもありまして、早くても除草する時期は5月中旬になってしまうものでございます。草も伸びてくる時期でもあることから、公園の利用者からは除草の要望を受けているところでございます。  以上でございます。 21 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 22 ◯14番(村上泰道君) それらの要望の中から、まずはぜひ利用頻度の高いところにつきましては、やはり入札を待って地元の方が作業するにしても限度がある中で、早い対応が、やはり要望が上がるということは求められているかと思います。ぜひそういった利用頻度の高い公園や、またそういった団体の使用内容について、まず全体的な調査を行った中で、どうしても行政の年度事業、予算化されてからの入札案件になりますので、どうしても時間がかかってしまうのは理解はいたしますけれども、少しでも早い対応ができるように、ぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。  続きまして、2点目のトイレの整備計画についてお尋ねをいたします。  こちらの質問につきましては、過去、平成28年、令和2年ということで同内容の質問をさせていただきました。都度、その都度の進行状況を確認しながら伺っているわけでありますが、先ほど申したように、都市計画課で管理されている公園・緑地広場のうち、全広場35か所のうち、トイレが設置されている公園は全部で10か所ということで、それが平成28年のことでございました。その後、前回の質問の中で、利用頻度の高い公園や利用者のニーズの高いところに関しては、防災の関連なども配慮しまして整備計画を今後策定してまいりたいということでご答弁をいただきました。現在のそちらの進捗状況についてお尋ねをいたします。 23 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 24 ◯都市建設部長(鶴井重則君) トイレの整備計画につきましてご答弁申し上げます。以前の答弁におきまして、公園でのトイレの整備計画等について検討していくとの答弁をいたしたところでございます。現在の状況といたしましては、和式から洋式への変更など、改修の要望等もありますことから、修繕等につきましては順次対応できるよう計画を検討している状況でございます。  以上でございます。 25 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 26 ◯14番(村上泰道君) 前回質問させていただきましたのは、学区内の公園にトイレの設置が1か所もない学区がありますということで紹介をさせていただきました。基本的な考え方として、やはり公園の利用者は、近所に居住される方ということも分かりますけれども、やはり公園のメインの利用者は児童生徒であります。急遽のトイレ対応のときに、どうしても利便性を考えたときに不便を強いられている状況があるということで、前回、ぜひそれらの公園についてトイレの設置をお願いしたいということで質問をさせていただきました。その中で計画を立てていくということで、現在は、まず利便性の改善から、和式から洋式への改修を順次されているということでありますが、やはり未設置の公園について、特に東小学校区につきましては、東小学校区の公園は特にトイレの設置がございません。大きな公園としましては柏原池公園せせらぎパーク、国府公園など、比較的大きい公園の設置もある中で、宮下公園等、市街地の小規模の公園にもトイレの設置の実績がございます。それらの中で、現在東小学校区は、学校としては在籍児童が市内一番最多の学校でありながら、学校区の公園にはトイレが設置されているところがない。また学区内の、児童ではありませんけれども、スポーツ団体からもトイレの設置の要望が上がっているかと思います。それらも含めて、ぜひ利便性が高いところ、また、利用頻度の高いところにやはり、現在それらも含めて検討中ということでありますので、ぜひ今後、その検討の内容、どのように検討していくのか、その内容についてお尋ねしたいと思います。 27 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 28 ◯都市建設部長(鶴井重則君) 今後のトイレの整備の検討ということでご答弁させていただきます。現在、新型コロナウイルスの蔓延によりまして、公園等におきましても感染対策が必要な状況でございます。公園においては不特定多数の方が自由に利用する場であり、特にトイレにつきましては感染する可能性が高い場所であることなどから、十分な感染対策が図られる必要があると考えておるところでございます。利用の多い都市公園の中で和式トイレ洋式トイレに改修するなど、先ほどもご答弁させていただいたように、検討を行っているところでございます。  また、東小学校区内の公園でありますけれども、公共施設と隣接している都市公園等につきましては、利用者を分離し、より安全な利用環境を確保するなど、公園内へのトイレ設置を検討しておるところでございます。現在の段階におきましては、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない状況でございますので、限られた財源の中ではございますけれども、効率的な整備を行ってまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 29 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 30 ◯14番(村上泰道君) ただいま部長から、感染対策においてもやはりすみ分けや、そういった清潔感の維持というところから、何とか財源確保して対応していきたいということでご説明をいただきました。そういう意味では、大変な社会情勢のある中で、いろいろな財源をアイデアを出し合いながら、今担当部局は検討してくださっているということで大変感謝を申し上げたいと思います。  そこで、市長にこちらはお尋ねしたいんですけれども、コロナ対策に最優先で取り組むということで、昨日代表質問の中で各会派の質問にお答えされておりました。これもやはりコロナ対策の一環の中で、やはりコロナ関連の中から市のそういった整備環境を充実させていくということで、これも市長が言うコロナ対策、最優先で取り組むという中に、私も、若干煮え切らない、昨日の答弁の中で、やはり県、国の予算が補正予算で可決された後補正で対応いたしますというご答弁が、独自性というか、石岡、谷島市長はこういうコロナ対策を、財源がもし取れなかったとしても、何とかやっていくんだという意思表示をせっかく出すチャンスだったのにもったいないなというのがありまして、各部局が、もしコロナ関連の予算が財源化されればこういったものをやっていきたいというアイデアがある中で、ぜひ市長には、今回は都市建設部長からご答弁いただいてはおりますけれども、各部局からこういったものが出たときには、積極的に対応していただくことが市民の生活環境の向上につながるというふうに思いますので、このトイレ設置について、またコロナ対応でできるのではないかという現場のアイデアについて、市長の見解をいただきたいというふうに思います。 31 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 32 ◯市長(谷島洋司君) 都市公園等におきますトイレの整備についてお答えいたします。公園は一般利用者だけではなく、災害時の一時避難場所としても活用されることが想定されます。トイレを有する公共施設に近接している場合においても、災害時には使用できなくなるという可能性があることから、公園のトイレは非常に重要な役割を担うものと考えております。  また、先ほど部長から答弁ありましたように、コロナ禍におきましては、専門家などからもトイレにおける感染症対策が重要であるとの見解が示されておりますことから、市民の安全を第一に考え、コロナ対策ということを念頭に置きまして、国の交付金等も有効に活用しながら、整備・改修につきましては早急に指示してまいりたいと思っております。 33 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 34 ◯14番(村上泰道君) ありがとうございます。部長、今市長が早急に指示してまいるということでご答弁いただきましたので、ぜひ計画、検討内容をより具体性の持つ中身のあるものに進めていただきたいというふうに思います。ぜひ、こちら設置について、私たちはお願いすることしかできませんので、よろしくお願いいたします。  それでは、2項目目の質問に移らせていただきます。コロナ禍における学校教育環境についてお尋ねをいたします。  現在の対応についてということで、学校対応については定期的に常任委員会等で小中学校の対応についてご報告をいただいておるところでありますけれども、現在の各小中学校の対応について、学校教育環境ですので幼稚園も含めてかもしれませんけれども、現在教育委員会で把握している対応についてのご説明をいただきたいというふうに思います。 35 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 36 ◯教育部長(豊崎康弘君) ご答弁申し上げます。市内小中学校におきましては、文部科学省から示されました学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルに基づきまして、マスクの着用、手指、手指ですね、の消毒、換気といった基本的な対策のほか、合唱、調理実習、一部の運動など感染リスクの高い活動の自粛や、朝の検温、給食における黙食、学校内の消毒作業などの感染症対策に取り組んでいる状況でございます。  以上です。 37 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 38 ◯14番(村上泰道君) ただいまは学校の中の、小中学校の対応ということでご説明いただきましたが、一部の学校の中で、やはり感染対策としてカーテンのクリーニングを実施したいということでお話を伺いました。やはり長期間利用されているものでなかなか手の行かないものについて、教室環境を整備したいということで、学校や親御さんたちのご協力をいただきながら実施を計画しているというふうに伺いましたが、これらが有効である場合はそれぞれ、それに限らずではありますが、各学校で独自に有効と思われるそれぞれの対策が、市内の小中学校、共有できる対応であれば、今、文部科学省からの指導だけに限らず、有効施策というもの、これもやはりコロナ対策の交付金が財源でもし活用できるのであれば、ぜひ積極的に実施していただきたいというふうに思うわけであります。毎日のご報告、市内の感染者の報告の中で、小中学校の感染者が定期的に報告されているということでありますので、ぜひこれらいいものは共有して取り組むべきではないかというふうに思うわけでありますが、いかがでしょうか。ご見解をいただきたいと思います。 39 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 40 ◯教育部長(豊崎康弘君) お答えいたします。学校への予算の配当につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、学校管理運営経費、需用費、事務事業用品費について、通常の事務事業用品費とは別に感染症対策用品として各学校に配当しております。具体的には、手指消毒剤、学校消毒作業用アルコール、フェースシールド、除菌シート、飛沫防止ガードなど10品目を例示し、それ以外のものについて、対象の可否については、その都度確認の上、執行をしていただいております。  また、先ほど、議員ご指摘のカーテンという部分もございました。配当時に想定されていない事業等を実施する場合には、学校から教育委員会にご相談いただき、事業の内容や必要予算額を確認し、その都度実施の可否について判断してございます。先ほども言いましたように、需用費のほうはある程度消耗品という形も含めて予算化しているところですが、カーテンのクリーニングとなりますと手数料と別の予算になるのかなと。また、市内全体でやると金額も大きくなりますので、委託という形になるのかもしれません。いずれにしましても、現状、消耗品等はある程度対応しているところですが、市内全体共有してできるものか、カーテン等については今後検討していきたいというふうに思っています。 41 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 42 ◯14番(村上泰道君) やはり全校的に市内全体で取り組むべきものについては大きな予算化が必要だと思います。ただし、子どもたちの安全安心な学校環境のために、これら活用できる予算が獲得できるようになれば、やはりこちらについても積極的な実施をお願いしたいというふうに思います。  続いて、2点目のオンライン学習における環境整備状況についてをお尋ねいたします。こちら、現在は通常授業ということで子どもたちも学校に通っているわけでありますが、やはり不安を持つお子さんについては、オンライン学習等で対応されているのが継続されているというのは認識しております。これらの学習における教育環境整備、ネットの環境や先生方の機材の配備についての状況についてをお尋ねいたします。 43 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 44 ◯教育部長(豊崎康弘君) お答えいたします。学校へのICTの環境整備につきましては、当初、令和元年度から5か年で、全1人1台のタブレット端末や通信環境を整備することとしておりました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の対策として、文部科学省の指導の下、急遽令和2年度中に整備を完了し、学校の臨時休業時でもオンライン授業を可能とするよう進めてまいりました。コロナウイルス感染拡大が長期化する中、ICT機器を活用した授業の必要性がますます高まっていることから、ご指摘いただきました学校の通信環境や教員用の大型スクリーンなど、ICT機器活用のメリットを十分発揮できるよう、学校から必要な機材等の要望調査を行い、予算の確保に努めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 45 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 46 ◯14番(村上泰道君) 今回は、もともと国で進めている施策が、コロナ感染において加速度的に前倒しに実施されたということを認識しております。この1年、2年実施した中で、想定していたものでは足りない環境や機材等について、よりよい学習環境、また先生の指導環境を確保するために、予算化の聞き取りを詳細に行っていただいて、こちらについても、今であればコロナ対策の交付金が活用できるかもしれない。これが、コロナが落ち着いて通常の学校環境の整備ですよと言ったときに、やはりなかなか財源の確保が難しいということにならない今のうちに、ぜひ今後を見越した、今後オンラインがもしかすると当たり前になっていく時代が来るかもしれないことを考えたときに、この環境整備、また機材の整備について、ぜひ予算の獲得をお願いしたいというふうに思います。  続いて3点目でございます。学習面・生活面へのフォロー状況ということでお尋ねをいたします。もちろん学習面はカリキュラムの進度や欠席者等への対応、生活面というのは、もちろんふだんの生活もそうですけれども、学校に出られなくなってしまうような案件も含めて、子どもたち、児童生徒たちの心の問題へのフォローについての現状の取組についてお尋ねをいたします。
    47 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 48 ◯教育部長(豊崎康弘君) ご答弁申し上げます。まず学習面では、小学校の臨時休業期間中、児童が家庭に端末を持ち帰り、同時双方向型のオンライン授業を実施、中学校では、新型コロナウイルス感染症に対する不安などから学校に登校することができない生徒に対して学校の授業をオンラインで配信し、家庭から授業への参加を可能にいたしました。さらに、今年度導入しましたデジタルドリルの活用により、児童生徒が個々の学習状況に応じて自分のペースで学習ができる、可能にしてまいりました。  次に、生活面ですが、小学校においてオンラインを活用した朝の会、帰りの会の実施や、アンケートなどにより教職員が日々児童の心身の様子を確認しているほか、中学校ではタブレット端末を活用し、教職員と生徒をつないでいる教育相談などを行うなど、精神的なケアに取り組んでいるところでございます。  以上です。 49 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 50 ◯14番(村上泰道君) 各学校現場、先生方も含めて本当に苦労される中で、子どもたちの学習面、また、心の面へのフォローに取り組んでおられること、本当に感謝を申し上げたいというふうに思います。ただ、どうしても対面授業が中心であった中でのオンライン学習やタブレット学習になったときの、やはり学習の定着度の把握というか、管理というのは大変難しくされているのかなというふうに思っております。また、生活面への対応ということで、令和4年度の新年度、学校ソーシャルスクールワーカーの予算が前年度比で増額されているということで、そういった心の面へのフォローについても、予算化を獲得した中で力を入れてくださっていることにもまた感謝を申し上げたいというふうに思います。  そこで、今回の定例会でいただいた資料の中で、長期欠席者、やはりこれらをいかに出さないようにするかというのが本当に重要な点かなというふうに思います。実は令和元年、これは予算委員会のときにもよく聞いておったのですけれども、令和元年まで遡って、小中学校の長期欠席者のトータル数が、令和3年度が132名、令和2年が99名、令和元年が102名ということで数値がございました。令和元年、令和2年は無気力と不安が別々の欄にあったのですけれども、令和3年から無気力・不安というのが1欄になってしまっていたので、一概に比較ができなくなってしまったのですが、令和3年のこの132名のうち、無気力・不安の欠席者が103名、前年の令和2年の長期欠席者99名のうち、無気力・不安の欠席者が78名。ですので、この無気力・不安というのがどこまで、内訳は分かりませんけれども、資料をぱっと見た中で、やはり不安で学校に行けなくなっている子どもが増えているのではないかなというふうに、資料を見る中で感じて拝見をいたしました。  先ほど生活面へのフォロー、またスクールソーシャルワーカーへの予算の拡充ということで対応してくださっているところに関しては感謝をしたいところでありますが、実態としてやはりなかなか学校に足が向けられない子どもたちがもしかすると増えているのではないかなというふうに不安と心配を持つわけですけれども、これらも含めて教育長にお尋ねしたいところでありますが、なかなか明けないコロナの感染状況の中で、子どもたちの学校教育環境をどのように整備していくのか。また、長期欠席者が少し増加傾向にあるのかも含めて、これらの対応についてのご見解をお伺いしたいというふうに思います。 51 ◯議長(菱沼和幸君) 教育長・児島君。 52 ◯教育長(児島裕治君) お答えをいたします。新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中、学校教育におきましては、いかに感染防止に取り組みながら学びの保障と、それと児童生徒の心のケアを図っていくかが喫緊な課題というふうになってございます。今後につきましても、コロナへの不安、また様々な事情により対面指導が難しい場合でも、ほかの子どもたちと同様の学習指導が受けられるよう、オンライン学習などを最大限に活用して学びの保障に努めてまいります。  また、ただいま議員からご指摘がございました、長期欠席者が増加している。こちらにつきましては、人間関係の形成の課題であったり、あるいは学業不振であったり、多岐にわたる原因が考えられてございます。そういった子どもたちも含めまして、教職員による児童生徒の状況把握に基づいて教育相談をしっかり行うこと、またスクールカウンセラー、そして、今年度より石岡市のほうに配置いたしましたスクールソーシャルワーカー、こちらのほうを有効に活用いたしまして、心のケアを図って不安を除きながら、また適応指導教室との連携も図りながら、子どもたちが安心して学びに向かえるよう努めてまいりたいと考えてございます。そのためには、さらに感染症対策に取り組んで安心安全な環境を確保しつつ、多様な学習活動に対応できるよう、さらなる教育環境の整備、また教員の質の向上、さらには指導体制の充実に努めてまいりたいというふうに考えてございます。  あわせまして、今後につきましても学校と十分に連携を図りながら、このたびの遠隔オンライン教育の効果・課題等につきましても、教育実践の検証・評価を通じて知見を蓄積して、これからの社会を生きる子どもたちにとってよりよい学びとなるよう努めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 53 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 54 ◯14番(村上泰道君) ぜひ子どもたちが本当にマスクもなく元気に学校に通える日が早く来ることを願いながら、その環境整備に取り組むのはやはり私たち大人の責務だというふうに思っておりますので、ぜひ教育長においては指導力を発揮した中で、学校の環境整備に取り組んでいただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  それでは、最後、第3項目の質問に入らせていただきます。第3項目、JR東日本2022年3月ダイヤ改正を受けて、市の対応についてということで3点お伺いいたします。  JR東日本は今月12日にダイヤ改正を実施し、特にJR常磐線については、既に昨年にプレス発表されておりますけれども、特急列車について、もちろん悪いことだけではなくていいことも様々ありまして、特急列車の上野始発の列車を基本的には品川駅まで延伸するということで、これも大変うれしいことですね。利用状況に合わせて特急列車の本数を見直しますと。この見直すというのは、いいも悪いもこちらは含まれておりまして、石岡駅の時刻表を拝見しますと減便対象になっているというところであります。  また、普通列車に関しては、やはりこれも上野始発の電車が基本的には品川まで延伸されるということで大変喜ばしい一方、土浦以北の列車については、東京圏から土浦までの車両編成と土浦から北エリアの車両編成を見直すということで、原則日中の石岡駅発着の電車は土浦駅発着の電車になります。朝晩は直通で品川まで行けますけれども、日中の電車に関しては基本上りは土浦止まり、逆に上りの電車を東京圏から使おうとした場合は、基本的には土浦乗換えというような状況でございます。  これらのダイヤ改正を発表された中で、詳細は先日25日に新しい時刻表が発表されたわけですけれども、これらのダイヤ改正の内容をどのように石岡市として把握されてきたのか。昨年来、プレス発表されてから、石岡市の対応についてをお尋ねいたします。 55 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 56 ◯都市建設部長(鶴井重則君) それでは、JR東日本のダイヤ改正の把握状況につきましてご答弁申し上げます。JR東日本のダイヤ改正につきましては、当市におきましては令和3年、昨年11月に、ダイヤ改正により減便となる方向性であるとの報告がJR東日本水戸支社よりあったところでございます。この際、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、在宅勤務やオンライン会議の増加などによりまして、常磐線だけでなくJR全体での利用者が激減していること、また、コロナ禍が終息したとしても、以前のような利用者数には戻らないであろうとの予測をしているとのご説明を受けたところでございます。その段階におきましては詳細なダイヤの明示はございませんでしたけれども、石岡駅及び高浜駅での現状の維持、もしくは朝夕のピーク時の本数の確保など、利用者の不利益にならないような対応を要望したところでございます。  JRにおきましては、昨年12月17日にダイヤ改正について、議員さんおっしゃったとおり、プレス発表があったところでございます。その内容を受けまして、ダイヤ改正に伴う影響のあるという路線バス事業者、そういったところにおきましても今後対応をしていかなきゃならないということで、情報の提供や相談事を実施してきたところでございます。  以上でございます。 57 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 58 ◯14番(村上泰道君) 昨年11月に水戸支社からダイヤ改正案が示されて、担当部局としては、特に石岡・高浜駅の利便性の確保に向けて要望されたということでありました。ただ、JRも営利企業でありますので、やはり輸送人員が減少する中でスリム化をしていかなければいけないというのは、大変認識、認識というか、理解はするところではありますが、今回のダイヤ改正、具体的に、先ほど少し紹介させていただきましたが、石岡駅の発着便の影響について、どのように認識されているのかお尋ねいたします。 59 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 60 ◯都市建設部長(鶴井重則君) 石岡駅の発着便の影響につきましてご答弁申し上げます。ダイヤ改正によりまして、石岡駅発着便、こちらは議員さんおっしゃったとおり減便となるものでございます。これまで利用していた時間の変更、また利用していた時間の便がなくなり、影響があると考えておるところでございます。一方で、特急列車のほぼ全てでございますけれども、品川駅となり、一部利便性が向上する点もございます。また、今回のJRのダイヤ改正に伴いまして、列車の発着に合わせてダイヤを組んでいる路線バスのダイヤ、こちらも変更の必要があるものでございます。路線バス事業者からは、水戸方面へ向かうバスにつきましては3月、今月に、主に市内を回るバスにつきましては来月4月にダイヤ改正を実施する旨の報告を受けておるところでございます。JRダイヤ改正とバスのダイヤ改正の適切な周知を今後行いまして、列車、バス、駅の利用者に混乱の出ないような対応をしていきたいと、そういうふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 61 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 62 ◯14番(村上泰道君) ただいまご紹介いただいたように、基本的には特急列車の品川発着が多くなるというところでありますが、具体的に石岡駅の6時から8時台の特急列車、今まで5本あったんですが、新ダイヤ改正によって3本になってしまったと。また11時台から17時台の上野方面の普通列車、基本的には全て土浦止まりになってしまうということで、すみません、13時台ですね、土浦止まりになってしまうということで、もちろん上野直通が全部なくなってしまうわけではありませんし、日中の利用者の比較的少ない時間帯の減便や車両編成の減ということでありますので、直接、例えば1時間、走っていたものが3本あったのが2本になってしまうというような衝撃的時刻改正ではありませんけれども、特に当市は、昨日も市長答弁がありましたように、人口減少対策に通勤通学の補助制度をおかげさまで導入していただいている中で、JRに協力している自治体の1つだというふうに私は思っていますけれども、今後ダイヤ改正、すぐにはないでしょうけれども、今後これらの減便のダイヤ改正を受けて、石岡市の対応をどうされていくのか。昨年11月に変更の報告をされたときに、利便性の確保ということで要望を申し上げたということでありますけれども、具体的な時刻表が提示された今日、今後どのような対応をされていくのかお尋ねをいたします。 63 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 64 ◯都市建設部長(鶴井重則君) 当市の今後の対応につきましてご答弁申し上げます。これまでも大幅なダイヤ改正の有無に関わらず、当市も加入してございます茨城県南常磐線輸送力増強期成同盟会、また茨城県常磐線整備促進期成同盟会といたしまして、普通列車本数の維持や特急列車の停車本数増をJR東日本・水戸支社のほうに対しまして定期的に要望を行ってきたところでございます。石岡駅は市の交通の玄関口であり、本数の減便は公共交通の利便性に直結することから、これからにおきましても沿線自治体や協議会と連携をいたしまして、JR東日本のほうに働きかけていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 65 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 66 ◯14番(村上泰道君) 社会情勢がいろいろ変わる中で、鉄道の役割というのは時代によって変わってきている。現在、車社会において、やはりこういった鉄道や自動車網の整備の両立というのが、それぞれの市民生活の利便性にかかっていることかと思います。私が心配するのは、これを機に地方路線が、先ほど部長答弁がありましたけれども、JR全体でのやはり輸送人員が減少していく中で、こういった地方路線がますます減便や、そういった対象が増えていくのではないかというふうに心配しています。石岡市のやはりメリットの1つ、もちろん高速網を使った首都圏からの1時間という立地条件というのは、このJRがあって成り立つ部分も大いにあろうかというふうに私は思っておりますので、これを機に、今後どんどん減少対象にならないようにしていかなければいけないのではないかというふうに思うわけですけれども、今回市長も、昨年この報告を受けて、今回の実際のダイヤ改正、今後、石岡市の展望、今後同僚議員から、公共交通について様々意見ある中で、現状の石岡、目の前に特急の停車駅を有しているわけでありますけれども、この公共交通の活用、また今後の石岡市の、そういう意味では存亡をかけた1つの大動脈の維持について、市長の見解をお伺いしたいというふうに思います。 67 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 68 ◯市長(谷島洋司君) JR東日本のダイヤ改正を受けての市の対応についてお答えいたします。JR東日本のダイヤ改正につきましては、コロナ禍の影響による社会情勢の変化に伴い、JR利用者の減少が顕著であり、全国的にダイヤ改正が実施されているというところでございます。現在の状況を鑑みるに仕方ないところもございますが、列車は基幹的な公共交通機関であり、ダイヤ改正、また今回のような本数の変更は市民の生活に直結し、影響が非常に大きいと考えております。市といたしましても、本数の確保や利便性の向上に伴うダイヤをこれからもJRに要望し、現在工事を実施しております駅周辺の施設と併せて、市民の皆様に快適に公共交通機関をご利用いただける環境づくりに取り組んでまいりたいと思います。 69 ◯議長(菱沼和幸君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 70 ◯14番(村上泰道君) ぜひ、その思いを未来への布石として行動を起こしていただきたいということと、やはり石岡市、JRの利用者の確保に向けて通勤通学補助制度を実施しているわけですので、例えばその制度の見直しを行ったりとか、対象者の見直しを行ったり、この制度を拡充することによって利用者確保に向けてJRに協力するという姿勢をやはり見せるべきではないかなと。民間企業でありますので、協力してくださるところにはこちらも協力しようという気概がやはり、そういった信頼関係が生まれてくるのではないかというふうに思います。ただやってくれだけでは、向こうも営利企業でありますので、利用者が減ってしまった場合はそこは致し方ないよねで終わってしまう可能性もありますので、ぜひ今後、JR、またJRに限らず、市内の公共交通については従前より意見を申し上げておりますけれども、市内の業者も含めて協力体制を今後も取っていただきたいというふうに思います。  以上で私の一般質問を終わりにいたします。ありがとうございました。 71 ◯議長(菱沼和幸君) 暫時休憩といたします。10分程度といたします。                   午前10時56分休憩             ──────────────────────                   午前11時07分再開 72 ◯議長(菱沼和幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質問者に移ります。  7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 73 ◯7番(石橋保卓君) 7番・石橋です。通告してあります2点についてお伺いをしてまいります。  まず最初に、1点目、つくばエクスプレスの県内延伸についてということでお伺いをしてまいります。  過日の新聞報道によりまして、茨城県におきまして令和4年度予算、通告には予算と書いてありますけど、失礼しました。まだ予算案として提出された段階であります。予算案につくばエクスプレスの県内延伸を目指して調査費1,800万円が計上されております。このことを踏まえまして本市における取組状況をお伺いしてまいります。  このつくばエクスプレスの延伸につきましては、私も1期のときからずっとお尋ねをしてまいりまして、私の1つのライフワークというわけではありませんけれども、これまで重ねてお伺いをしてきた私の悲願でもあります。そういうことを踏まえましてお伺いをするわけですけれども、まず第1点といたしまして、延伸への取組についてということで、ふるさと再生、地域経済活性化のために茨城空港ルートでの延伸を図るべきというふうに考えておりますけれども、まずそのご見解をお伺いいたすわけです。この延伸の必要性についてどのようにお考えなのか、お伺いをいたします。 74 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・加藤君。 75 ◯市長公室長(加藤乃利明君) お答えいたします。茨城県の総合計画には、議員ご案内のとおり、つくばエクスプレスの延伸について、筑波山方面、水戸方面、土浦駅方面、そして、茨城空港方面の4つのルート案が示されているところでございます。本市といたしましては、この延伸ルートが石岡市を通過して茨城空港へとつながる計画となることが沿線地域の経済活性化、あるいはふるさと再生へ向けて大きな効果が期待できるということから当面の目標と考えてございます。  以上です。 76 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 77 ◯7番(石橋保卓君) 確かに、今答弁がありましたように、今回、県で検討されるルートとしては4ルートが示されております。当市としましては、当市を通過して茨城空港へ延伸をするというルートが一番理想的なものであるわけですけれども、私が思いますには、現状の当市の取組状況を見てみますととても茨城空港ルートへは至らないのではないかなと。もっと強いライバルルートといいますか、そちらのほうへルートが設定されてしまうおそれが非常に大きいのではないかなというふうに危惧しています。  そこでお伺いしますけれども、この茨城空港ルートで決定をした際、延伸による効果というものは石岡市においてどのようなものがあるのか、お考えなのか、お伺いをいたします。 78 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・加藤君。 79 ◯市長公室長(加藤乃利明君) お答えいたします。交通手段が増えることによりまして利便性の向上が図られまして人や物の流れが増加し、交流や経済などのあらゆる面において地域活性化効果が見込めると考えております。  また、交通手段が複数となることは、それが強化されるということにもつながりますので、万が一、1本の鉄道の不具合が生じた場合でも交通手段を滞らせないというようなリスクの解消という面におきましても効果があると考えてございます。  以上です。 80 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 81 ◯7番(石橋保卓君) 確かに新たな鉄道が通るということによって当市における経済効果、もしくは集客効果、そういった部分で大きく貢献するのではないかなというふうに思うわけです。そうはいいながらも、やはり大きな事業でありますので石岡市単独でできるわけではありません。特に茨城県との連携といいますか、今回、調査費を計上された県において、県との連携といいますか、そういう部分がこれから大きく影響をしてくるのではないかなと思うわけですけれども、茨城県によるこれまでのつくばエクスプレスの延伸に対する動向の情報収集、または茨城県との連携について、これまでどのようなものが行われてきたのか、お伺いをいたします。 82 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・加藤君。 83 ◯市長公室長(加藤乃利明君) お答えいたします。ご案内のとおり、茨城県の新年度予算案において今回の調査検討事業費用1,800万円が計上されているというところでございます。その一方で、工事の費用については県知事のほうの発言の中で県が全額負担することは難しいとの見解を示しているところでございます。延伸ルートの選定、そして、その後の費用負担について、国への要望も含めて県や関係自治体との協力、連携が不可欠であると考えているところでございまして、これまでも度々情報収集のほうを行っております。延伸の実現のため、議会の皆様や茨城県、関係市町の間で積極的に議論を交わし、今後、連携を強化できる場を設けてまいりたいと考えております。  以上です。 84 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 85 ◯7番(石橋保卓君) 当市には県の職員として経験された田所副市長が来ておられます。当然、県のほうとのパイプ、県のほうからの情報、県のほうの動向把握というのは当然されておるかと思いますので、ここで副市長のほうにこれまでのつくばエクスプレスの県内延伸の情報といいますか、動向、そういう部分がどういうふうな形で市のほうにもたらされてきていたのか、お伺いをいたします。 86 ◯議長(菱沼和幸君) 副市長・田所君。 87 ◯副市長(田所和弘君) ご答弁申し上げます。つくばエクスプレスの延伸につきましては、これはもうTXが開通してからどこまで延伸されるかということでは県内各市町村の非常に注目の話題であったと思います。今回、県の令和4年度の一般会計予算案に計上されたということで、これにつきまして私のほうでも県の担当部署のほうに問合せ等をしてございます。明確なことは当然ながら言えないわけでございますけれども、来年度につきましては方面をまず決定したいと。その後で詳細ルートについて決めたいというふうなことは伺ってございます。  その中で、先ほど議員からご指摘があったとおり、茨城空港ルートを選ぶということが石岡市にとっては非常に有効であるというふうに思ってございます。私としても4つのうちのこのルートが石岡市の発展はもとより、県の発展のためにも一番有効であるというふうなことを積極的にアピールしながら県に対しても働きかけ、また、情報共有も図っていきたいというふうに思ってございます。 88 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 89 ◯7番(石橋保卓君) 私見になるわけでありますけれども、茨城空港の将来性という意味において、今はコロナの影響で大分発着便数も制限されておりますけれども、将来的には旅客だけではなく、物流の拠点になる可能性が私は大きいのではないかなと。先を見越して周辺に倉庫を用意している事業者の皆さん方も結構見受けられるようです。そういう意味では、つくばエクスプレスを茨城空港まで延伸をしても、旅客のみだけではなく、物流での活用というのも大きく期待をされるのではないかなというふうに思うわけです。  改めてお伺いをするわけですけれども、やはり当市と茨城県とはいいながらも、やっぱり近隣自治体、特に茨城空港を有する小美玉市、そういったところとの連携も大変重要になってくるかと思います。近隣自治体との連携という意味でこれまでの経過と今後の計画についてどのようなものをお考えなのか、お伺いをいたします。 90 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・加藤君。 91 ◯市長公室長(加藤乃利明君) お答えいたします。このTX延伸でございます。この実現のためには周辺自治体との連携や目的の共有、こちらが必要不可欠と考えております。そのため、令和元年7月には茨城空港へのTX延伸を目指す9市町で構成されるTX延伸に関する勉強会に参加しまして、各首長のTX延伸に関する考え方や市民の意見や要望、そして、議員の皆様が立ち上げたTX茨城空港延伸議会期成同盟会との情報共有や連携について事務レベルでの意見交換をしてまいりました。この勉強会を継続的に行って市町間での延伸ルートのイメージ共有や茨城県、そして、議会期成同盟会との連携について話合いを進めていく予定でございました。残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大によってこれ以降の勉強会の開催は現在滞っている状況でございますが、今後、関係市町において積極的に議論を交わせる場を設けてまいりたいと考えております。  以上です。 92 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 93 ◯7番(石橋保卓君) ありがとうございます。  とはいいながらも、先ほど、副市長からのご答弁にもありましたように、県は早いですよ。結論を出すことについて今の茨城県は早いです。石岡市がまごまごしている間にあっという間にルートの発表があり、決まったルートについていち早く建設の機運が盛り上がってくるものというふうに考えるわけです。であれば、やはり石岡市としてはただ指をくわえて眺めているわけではなく、他市の首長さんの動向も、大変考え方も大事だとは思いますけれども、石岡市としてアピールといいますか、そういうのを積極的にしていかないと結局蓋を開けてみたらほかのルートで決まってしまったというような結果になってしまうんじゃないかなというふうに私は大変心配しています。  そういう意味で、平成30年12月4日、第4回定例会一般質問の答弁において、今日もご出席ですけれども、加藤公室長のほうから、私の市役所の中においてそういう関係部署、担当部署を設けるべきだという質問に対して、庁内の関係所管において横断的に調査研究を行ってまいりたいというふうな答弁がありました。その答弁を受けまして当時の今泉市長のほうから、内部については今公室長が言われたとおりでありまして、そういう機運の醸成を図っていく、内部についてということです。それが平成30年のことでありました。それから今日までの間、具体的に庁内でどのようなことが行われ機運の醸成を図られてきたのか、改めてお伺いをいたします。 94 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・加藤君。 95 ◯市長公室長(加藤乃利明君) お答えいたします。内部での協議はそれぞれお話はしているところでございますけれども、具体的な研究会等の名称では進んでいなかったという現状でございます。  以上でございます。 96 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 97 ◯7番(石橋保卓君) では、先ほど、近隣との意見の交換とか、そういう部分が行われた部分で集めた情報、それが内部で一つも検討されていないということになってしまうのではないかなというふうに思うわけです。本当にそのような取組で石岡市が今後リーダーシップを発揮していけるのかどうか、私としては非常に不安であります。やはり1つの大きなプロジェクトを実現していくためには行政だけでは当然成り立たないわけであります。機運の醸成を図っていく、それについては市内の経済団体や市民の皆さん、または先ほども言いましたように近隣の自治体との連携、そういうものが非常に大事になってくるのかなというふうに思います。
     先ほど公室長の答弁の中にありましたように、平成29年10月5日につくばエクスプレス茨城空港延伸議会期成同盟会が発足をされています。議会の入り口のところにものぼりが立っております。議会側としてはある程度歩みを前に進めているわけでありますけれども、振り返ってみると行政のほうは何のアクションも起こしていないわけであります。片や、経済界におきましては平成28年12月に茨城県南まちづくり構想会議というものがつくばで開催をされております。私も発足当初からのメンバーでございまして、この中で喫緊の課題としてつくばエクスプレスの県内延伸、これを実現していくというふうに検討をされてきたわけであります。  経済団体や周辺議会のほうではある程度そのような歩みを進めているわけでありますけれども、行政のほうが一つも足を踏み出さない。これまで度々この問題については私も提案、お願いをしてきたわけですけれども、一向に前に進まない。これはひとえにやはり市長としてのリーダーシップに関わる部分、そういうところではないのかなと思います。  これまでるる質問をしてきた部分につきまして、まとめてで大変失礼ではございますけれども、これらを踏まえて市長の今回のこのエクスプレスの県内延伸についてのお考え、あるいは決意、そういったものをお伺いいたします。 98 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 99 ◯市長(谷島洋司君) つくばエクスプレスの延伸についてお答え申し上げます。つくばエクスプレスの延伸について県ではこれまで検討事項としておったところでございますが、新年度予算案に調査費用を計上したことが報じられました。ルートの選定、大きな費用負担など、多くの課題がある難しい事業としながらも、茨城県の発展のために重要なプロジェクトに位置づけて具体的な動きを始めたことは我々関係市町村にとっても大きな意味を持つと考えております。  つくばエクスプレスの延伸は本市の市政発展に大きな影響を与える大変重要なものであると認識しております。私も県議会時代にTXとJR、技術的な問題、そういったものも勉強をしてまいりました。この機会が大きなチャンスであると考えております。これまで以上に関係市町村との連携を密にして協力体制を整え、県が動き出したこのタイミングを逸することなく、積極的に働きかけを行ってまいります。  また、議員ご提案ありました、行政だけではなくて地域が一丸となってこのエクスプレス延伸を求めていくような体制づくりを進めてまいりたいと考えております。 100 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 101 ◯7番(石橋保卓君) ありがとうございました。  とはいいながらも、正直言いまして具体的な部分が一つも見えてこないんです。もう一度お伺いしますけれども、もう既に3月、4月に間に合うかどうかという部分もあります。庁内にそういうふうな部署を設ける。併任でもいいです。そういったお考えがおありですか。市長、本気になって考えましょうよ。このままでは本当に石岡は置いていかれますから。先ほども言いましたけど、県は早いですよ。県の決断は早いです。結論が出てから、あれ、しまったでは遅いんです。もう一度お伺いします。本当に石岡がこの地域のリーダーシップとして、旗振り役として前に進んでいく考えがおありなのか、庁内にそういった組織を設けるお考えがあるのかどうか、お伺いをいたします。 102 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 103 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。庁内組織、しっかりとまずは体制を取っていくことが大事だと思っております。まずは市長公室政策企画課が今その体制を請け負っているところでございますが、その政策企画課を中心に組織を考えてまいりたいと思っております。 104 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 105 ◯7番(石橋保卓君) 近隣自治体にある程度気を遣う、配慮をするという部分も確かに大事なところであるのかなとは思いますけれども、逆に石岡市が積極的にそういう専門の部署を設けたよということを今回進めていくと、周りの自治体にとってはかなり衝撃的な部分、県に対するアピール、そういう効果があるというふうに私は思います。そういう部分ですのでいろいろお考えもあるところかなとは思いますけれども、ぜひもう一度そういうところをご検討いただきたいということで、1点目については終わりにいたします。  次に2項目目です。2項目目、市役所本庁舎の利便性の向上についてということでお伺いをしてまいります。  この本庁舎は平成30年12月に竣工いたしまして、平成31年1月4日から供用を開始いたしました。供用開始当初からその狭隘さと利便性の悪さが指摘をされてきましたが、その後の対応、あるいはこれからの対応策、そういった部分についてお伺いをしていきたいというふうに思います。  まず初めに、現時点で把握をされているこの庁舎に関する問題点について、どのような認識でおられるのか、お伺いをいたします。 106 ◯議長(菱沼和幸君) 財務部長・門脇君。 107 ◯財務部長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。本庁舎における市民の皆様からのご意見などについてでございますけれども、プレハブ庁舎のときと異なり、各部局が広いフロアに離れて位置しているため、歩いて移動する距離が、範囲が多くなったというようなお声をいただいてございます。この点につきましては、従前からのフロアアシスタントや保険窓口、コロナの相談窓口、申請ナビシステム、それから、郵便局への証明書発行の委託など、各担当部局におきまして窓口業務の改善などにも取組を行っているところでございます。  次に、職員のほうになりますけれども、こちらにつきましては、本庁舎の会議室が全部で今現在11の会議室がございます。地下1階には食堂と和室の休憩室がございます。大きな会議室につきましては、1階のメロディアスホール、2階の201、202会議室、3階の301、302会議室がございます。現在、メロディアスホールにおきましては確定申告の会場として、また、3階の会議室につきましては新型コロナワクチン対策担当の執務室などとしまして長期間の使用をしてございます。また、職員の昼食場所につきましては、地下1階食堂や現在閉鎖をしておりますが、本庁舎のカフェ、それから、2階の201、202、204会議室を利用している状況でございますけれども、会議などがある場合には昼食時に利用できなくなることがございます。こちらにつきましては、関係部局などと協議を重ねまして、2月より執務室内にある打合せテーブルにおいて段ボールパーティションを設置いたしまして、来庁者から見えないように昼食や休憩が取れるようにしているところでございます。なお、カフェにつきましては、職員の分散勤務の場として活用している状況です。  以上です。 108 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 109 ◯7番(石橋保卓君) そのほかにもやはり日常的な打合せスペースの不足といいますか、そういうところがかなり目立つのかなという感じがします。今、部長のほうからお話がありましたように、職員の昼食会場、昼食場所、昼食、お昼を食べるところですね。私もここ何日かお昼休みに見てみました。会議室、先ほどお話がありましたように、2階の会議室、ガラス張りの会議室で中で集団でランチを取っている職員さんが大勢いらっしゃいました。会議が立て込んだ場合には当然そこは使えなくなるわけですね。地下の職員の食堂といいますか、昼食場所として用意されていたところは本当に狭くて、このコロナの状況ですから、今ですと椅子が全部窓際方向に向いて対面での昼食ができない状況、ということは当然人数も制限されてしまうと。そこまでだったらまだ一時的な部分でしようがないのかなという感じがするわけですけれども、駐車場へ出てみたところ、駐車場の車内で昼食を取っておられる職員さんも何人か見受けられました。執務室の環境の整備ということで、あまり職員さんに手厚い保護という部分では抵抗があるところはあるかなとは思うんですけれども、昼食をする場所がない、休憩が取れない、車内での昼食、場合によっては人権問題にまで発展するものを含んでいるのではないかなというふうに思うわけです。そういったことについて、やはり職員の昼食場所だけではありませんけれども、効率的な業務を推進、遂行するためには、ある程度の環境整備というのが大事になってくるのかなと思います。  そういうことで、今後、会議室等、職員の昼食場所の限定ということでの増設ではないですよ。場合によっては、現在、コロナウイルスの集団接種会場として、運動公園の体育館、以前はひまわりの館のホール、そういったところを使用していたようでありますけれども、本来であれば、この市役所にそういうスペースがあれば、利用者優先の体育施設や文化施設という部分の利用者を制限することなく、市役所で集団接種ができたのではないかなというふうに私は思うわけです。  コロナウイルスについても、今回、終息をしたからといって安心するわけではなく、また数年後、新たなウイルスの発生が起きまして今回と同じような騒動に発展する可能性はかなり大きいものというふうに私は思っています。そういうことも踏まえまして、現在のこの本庁舎といいますか、この庁舎の敷地にそういった部分を増設するお考えがあるのかどうか、お伺いをいたします。 110 ◯議長(菱沼和幸君) 財務部長・門脇君。 111 ◯財務部長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。現在、新型コロナウイルス感染症予防対策の観点から各種会議や団体等の総会などの開催が控えられている状況にあると認識してございます。今後、感染が終息し、各種会議などが開催される場合には会議室に余裕がなくなることが想定されますので、ほかの公共施設での開催をお願いするなどの対応が必要であると認識してございます。  会議室等や収納スペースを増築することにつきましては、多額の費用や時間も必要となってまいります。さらに補助制度を活用する場合には補助要件などを精査し、その施設にどのような機能を求めるかなど、課題があると認識してございます。今後の状況を見極めながら慎重に調査、研究を進めてまいりたいと考えてございます。 112 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 113 ◯7番(石橋保卓君) ちょっと財源的な部分については後へ送りますけれども、昨年、一昨年と騒がれておりました不祥事、当市における不祥事についても、やはり職場内での連携、それも組織を超えての連携という部分が不足していたがゆえに起こったと言っても過言ではないのかなというふうに思うわけです。本来、ここで一度合併時に立ち戻って、庁舎はやっぱり本庁方式に戻すべきではないかなと私は考えるわけです。先ほど、本庁舎においてはスペースがかなり足りないというお話をさせていただきましたけれども、そのスペースの狭さを解消するとともに、同時に本庁方式に戻すべきというふうに思うわけです。どうしてもやっぱり今の八郷庁舎、もう総合支所じゃないですね。分庁舎ですね。八郷庁舎の雰囲気ということについては、ちょっとぬるま湯につかっている、緊張感が欠けているのではないかなと思うときが多々あります。そういった意味で、やはり本庁と支所と離れて業務をこなさなければならない当事者であります今日は教育長がいらっしゃっていますので、教育長のほうで現在の庁舎の在り方について何かお考えといいますか、感想があれば、答弁しづらい点もあるかなと思いますけれども、お伺いをいたします。 114 ◯議長(菱沼和幸君) 教育長・児島君。 115 ◯教育長(児島裕治君) ご答弁を申し上げます。ICT機器等の導入によりましてオンライン会議等も増えてきており、距離の影響は少なくなってまいりましたが、ただ、支所と本庁との移動には公用車で約30分かかりますので、やはり市民サービスの面、情報共有の制度、また、迅速性などに一定の影響があるものというふうに認識してございます。  教育長として約2年、教育委員会の業務執行に関わってまいった中で感じた所感とはなりますが、例えば現在増えております新型コロナウイルス感染症への対応など、緊急性の高い業務、また、市長部局との調整が必要な業務の執行に当たりましては、先ほど申し上げました情報共有、また、迅速性、そういったことへの影響を感じることがございます。  議員ご提案のとおり、本庁方式になればそれらの改善が図られるものというふうに考えてございますが、教育委員会におきましては、小中学校をはじめ、スポーツ施設、また、公民館、図書館、こういった所管する多くの公共施設におきましても物理的距離、また業務日などの相違などから議員ご指摘のような同様の課題があるというふうに認識してございますので、今後推進されます自治体デジタルトランスフォーメーションの取組などと併せながら、よりよい方向となるように努めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 116 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 117 ◯7番(石橋保卓君) ありがとうございました。  かなり答弁しづらい点もあったのかなと思いますけれども、確かに本庁方式に戻したから全ての課題が解決するというわけではないと思います。とはいいながらも、やはり本来のあるべき姿に戻す時期に来ているのかなと。当然、その財源、簡単に庁舎が建てられるわけじゃありません。そういう意味も踏まえて、先ほど、コロナ対策としてのワクチンの集団接種会場という言葉を出しましたけれども、そういう部分をきっちり整理すると、今、国のほうから頂いています地方創生臨時交付金、こういった交付金の活用もできる可能性があるというのもちょっと聞いております。そういった部分で本当にそういったものを活用することが可能なのか。この本庁舎と同程度のものは必要ないと思うんですよ。プレハブ、ある程度耐久性に優れた、以前当市で使っていました、仮庁舎で使っていましたプレハブ、あれだって結構立派な建物でありました。ああいったものを設置する。私、場合によっては議会はそっちへ移動してもいいと思います。この空いたスペースを市民の皆様方に活用していただく。3階ですからなかなか活用しづらいところがあると思いますけれども、そういったところを本庁舎は本庁舎で行政のほうとして活用する。議会は隣の新たな建物といった使い方があっても私はいいのかなというふうに思います。そういう意味で、今私のほうで指摘をさせていただきました地方創生臨時交付金の活用、この可能性はあるのかないのか、お伺いをいたします。 118 ◯議長(菱沼和幸君) 財務部長・門脇君。 119 ◯財務部長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。地方創生臨時交付金の活用につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止対策等に必要な施設整備費用として交付金を充てている市町村が全国ではございます。交付金を活用する場合には交付制度の趣旨や要件などがございますので、その目的などに沿った活用の仕方を考えることが原則になってまいりますので、先進事例等を調査、研究してまいりたいと考えてございます。また、今後、様々な議論の後、施設整備などをする場合には、目的にふさわしい財源の選び方などにつきましても検討しなければならないと考えてございます。  以上です。 120 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 121 ◯7番(石橋保卓君) ある程度活用できる方法もあるというふうなお話でありました。リースでいいじゃないですか、最初は。何年間リースしていれば、そのまま譲渡を受けられるシステムもあります。そういうことを積極的に活用して、今のこの庁舎の狭さ、利便性の悪さを早急に改善していただきたいなと。本来の本庁方式に戻していただきたいなというふうに思っているわけです。  市長、これまでのやり取りを聞いていただいて、市長としてのお考え、お伺いをさせていただきます。 122 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 123 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。本庁舎の利便性向上につきましては、市民の皆様をはじめ、議員からご指摘のとおり、あるいは議員の皆様から様々なご意見をいただいているところでございます。これについてはそういったご意見をしっかりと受け止め、対処していかなければならないと考えております。  本庁舎建設後3年でございますが、これまでの議論を踏まえ現在の形に至ったものと認識しております。しかしながら、私も市長就任1年10か月になりますが、このコロナ禍、あるいはコロナ対策への対応もあり、様々な不便なところを感じたことも事実でございます。今後につきましても、そうした様々な意見を基に、市民の皆さんが利用しやすい環境、市民サービスの向上に努めてまいりながら、この安全安心な暮らしを支える本庁舎の機能を最大限に発揮できるよう、また、どのようにしたら今ある問題を解決できるか、様々な検討を進めてまいりたいと思います。 124 ◯議長(菱沼和幸君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 125 ◯7番(石橋保卓君) ありがとうございました。  とはいいながらも、今、市長の答弁の中でこの本庁舎ができてからまだ3年というお話がありました。確かにまだ3年です。とはいいながらも、やはりそこで瑕疵が見つかる。利便性の悪さに気がつく。そういったところはもう迅速的に直さないと。まだ3年しかたっていないからちょっと早いよなではなく、やはりここがまずかったんだからここは早く直そうと、そういうふうなスピーディー感が必要だと思います。ましてや、そこで市長の手足となって働く職員の執務環境の整備という部分については大いに市長に対して責任があると私は思っていますので、そういったところを積極的にスピーディー感を持って対応をしていただきたいというふうにお願いをいたしまして、私の質問を終わりにいたします。ありがとうございました。 126 ◯議長(菱沼和幸君) 暫時休憩といたします。午後1時30分から会議を開きます。                   午前11時48分休憩             ──────────────────────                   午後 1時30分再開 127 ◯議長(菱沼和幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質問者に移ります。  12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 128 ◯12番(小松豊正君) 12番・日本共産党の小松豊正です。  通告に従いまして、一問一答方式で質問を行います。  質問項目の第1は、新型コロナウイルス感染症第6波の現状と対策についてであります。  今、皆様もご存じのように、石岡でも、昨日は45人、おとといは46人で、昨日の累計感染者数は、石岡市民で1,850人、3月1日の石岡市の人口は7万2,501人というのが登記上なっておりますので、2.5%を超えると、いわゆる市民の100人に2人、3人というレベルです。これは大変なレベル、状況だと思います。  それで、それから、同時に、石岡にある小学校、保育所、幼稚園あるいは中学校、こういうほとんどのところで感染しているというふうに私は思いますけれども、まず、石岡の現状と特徴について質問いたします。 129 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 130 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。市内全体の感染者数の現状でございますけれども、令和4年1月からの第6波における市内の感染者数でございますが、市内では、昨年11月7日に2名の感染者の報告があった以降、約2か月報告がありませんでした。今年に入りまして、1月6日に2名が報告され、以降、1月11日を除き、昨日まで毎日感染者の報告が見られております。特に、2月に入りまして感染者数が急増し、2月3日には61名、14日には最多の81名の報告があり、直近でも40名から60名程度で推移している状況でございます。  以上でございます。 131 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 132 ◯12番(小松豊正君) 私が先ほど言いました、年の若いといいますか、幼児とか、そういう小学校、中学校、保育所、幼稚園、ほとんどのところでやっぱり感染者が生まれているというふうに、私はいろんな事象から見ておりますけれども、これはいかがですか。そのことについての質問をしたのですけど、答えがありませんでした。 133 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 134 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。当市で確認しております市内保育施設等における感染者数でございますが、1月15日以降、2月28日現在で、延べ24か所の保育施設から、総計で139名の感染報告を受けてございます。  以上でございます。 135 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 136 ◯12番(小松豊正君) 大変な状況だと認識をいたします。  それで、今、国会においても、東京を中心に医療機関の逼迫、感染しても収容されるところがない大変な逼迫で、大変大きな問題になっております。  石岡市内の医療機関がどうかということですけれども、これはご案内のように、県のホームページに、発熱外来、石岡市内では8つの医療機関があるというふうに固有名詞が書いてあります。  そこでお伺いしたいのは、ここなどを中心に、石岡には、こういう患者さんが入れるベッド数は幾らあるのか、どれだけ埋まっているのか、重症者、死亡者は今までないのか、このことについてお伺いいたします。 137 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 138 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。先ほどの発熱外来で受診できる医療機関でございますけれども、2月17日現在で、公表可能としている市内での発熱外来の実施している医療機関は9か所となってございます。  また、医療機関個別のコロナ患者の対応数、それから、入院等の数については把握してございません。  以上でございます。 139 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 140 ◯12番(小松豊正君) リアルに市民が分からないと、そういう状況に置かれているということも言えると思うんですね。  時間の関係もありますので、対策についてですけれども、1つは、やはりこの対策の問題では、石岡市内における3回目のワクチン接種率、最新のデータではどうなっているのか。第1回接種率、第2回接種率、九十一、二%だと思いますけれども、いつ超えるのか。現時点の到達点と見通しについてお伺いいたします。 141 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 142 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。まず、3回目のワクチン接種の現状でございますが、こちら、追加接種につきましては18歳以上の方が接種対象となっており、2月27日までの18歳以上の接種率は26.7%となっております。  令和3年12月4日から医療従事者の追加接種を開始し、現在、接種の前倒しを行い、2回目の接種完了から接種期間を6か月とした上で接種券を送付し、接種券が届いた方から、個別医療機関、市や県の集団接種を活用して接種できる体制を整えております。  さらに、2月からはコールセンターでの電話予約受付時の混雑、こちらを緩和することや、2回目接種後から6か月経過後、時間を空けることなく、2回目接種日が早い方から順次、接種券が手元に届き、予約できるようにするため、月数回程度としていた接種券の送付の頻度を3日に1回程度に増やしております。
     次に、今後の見通しでございますが、4月に2回目接種から6か月経過となる方、こちらは昨年10月に2回目の接種を完了した方でございますが、4月にこの方々に接種券を送付しますと、5月までには追加接種対象者である18歳以上の約8割程度の方が接種を終える枠、接種枠を提供できる見込みとなってございます。  以上でございます。 143 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 144 ◯12番(小松豊正君) 接種率26.7と、これは石岡でも、あるいは日本全体でも、3回目のワクチン接種が、OECDレベルでは最下位と、断トツに遅いと、これが大問題になっております。今の政権の後手後手の対策の表れと、そういう影響を石岡市も受けていて、こういう状況になっているわけですけれども、それで、先日のNHKニュースを見ておりますと、第5波と比べて今回の第6波では、高齢者、特に80歳から90歳の感染死亡が多いというニュースが流れております。後期高齢者、つまり75歳以上、80歳、90歳代の3回接種、この割合は今どうなっていますか、お聞きをいたします。 145 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 146 ◯保健福祉部長(金井 悟君) 高齢者接種の状況でございますけれども、2月15日時点で県で発表した県内市町村の高齢者接種の現状ですけれども、2回目接種、7月31日から6か月経過した高齢者の接種率ですけれども、石岡市においては64%となっておりまして、県内では5位という順位となってございます。  以上でございます。 147 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 148 ◯12番(小松豊正君) 64%と、比較的県内では高いという報告でしたけれども、こういう方々が8割、9割と、9割を超えるという段階はいつ頃見通せますか、見通しについてお伺いいたします。 149 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 150 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。2月28日時点での75歳以上の高齢者につきましては、6割以上の接種率となっております。  先ほど、5月には18歳以上の接種枠の8割を確保できるという観点から、5月ぐらいにはもうちょっと、高齢者については特に今予約をして接種を進めている状況なので、今の数字より大分接種率が上がると見込んでおります。  以上でございます。 151 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 152 ◯12番(小松豊正君) 高齢者が重症化するということが大きな問題になっておりますので、その点もよく認識していただいて、早くこういう方々がやはり3回目接種を受けて、重症化するのを防ぐということをお願いしたいと思います。  次の質問ですけれども、同時に、1つの特徴は、今の感染状況の特徴は、小学生や児童の感染が広がっていることであります。  そこで、5歳から11歳児のワクチンの接種もいろいろ議論されてきましたけれども、保健福祉部からもお知らせがありますように、これのワクチン接種も始まるということですけれども、こういう公式的な場なので、その基本点、いつから始めるのか、どういう点に注意して始めるのか、端的にお答えいただきたいと思います。 153 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 154 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。5歳から11歳までの小児に対する接種でございますが、こちらにつきましては、1月21日に薬事承認されたファイザー社製の小児用ワクチンを使い、1回の接種から3週間の間隔を置いて2回接種することとなってございます。  当市につきましては、3月1日から14日の週までに合計1,400回分の小児用ワクチンが入荷予定となってございます。接種券につきましては、3月からの接種開始を見据え、2月24日に約3,600人の方へ送付しております。予約時期につきましては、県が、重度の基礎疾患がある小児を中心に接種を推進していくことを基本的な考え方としていることから、当市におきましても、まずは重度の基礎疾患などのある方の優先予約枠を設け、2月28日から3月3日までの間、市コールセンターで優先的に予約受付を行っております。また、一般の小児の予約につきましても、2月28日から、市コールセンターや市専用予約サイトでの予約を受け付けております。接種場所につきましては、2月28日から市内接種医療機関2か所で開始し、本日からさらに3医療機関を追加するほか、県の大規模接種会場の一部でも開始される予定となってございます。接種時期につきましては、市内接種協力医療機関は3月8日からとなってございます。  以上でございます。 155 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 156 ◯12番(小松豊正君) 基本点として、5歳から11歳児というのは、石岡には何人いらっしゃいますか。 157 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 158 ◯保健福祉部長(金井 悟君) 令和4年2月18日現在の接種対象者でございますけれども、3,600人程度となってございます。 159 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 160 ◯12番(小松豊正君) 分かりました。速やかに5歳から11歳児のワクチン接種が進んで、今のような、本当に小学生あるいは保育園児、幼稚園、こういう方々の感染が避けられるように願うものであります。  それで、次の質問ですけれども、PCR検査のことなんですけれども、私ども議員にも毎日のように、感染があれば、その情報が寄せられます。私が非常に痛感するのは、どこで、どういうふうに感染したというのは分かります。それから、ホームページで見ると、石岡市全体ではどうか、県全体ではどうかも分かります。  感染して、そのときに私が非常に感ずるのは、風邪が出る、熱が出る、休んでいる、そして、PCR検査をしたらば陽性だったとか、あるいは、陰性から陽性に変わったとか、これを私は逆転してもらいたいと思うんですよね。  これは結果追いで、いわゆる陽性を確認するためにPCR検査があるというふうになっちゃいますので、そうではなくて、やはり感染症に対する基本的な対応は、感染していても無症状で、本人も分からない、周りも分からないと、しかし、感染を周りに広げていると、こういう状況があるということが、この感染症の重大な特徴なんですね。  ですから、先進市では、PCR検査については積極的に行政側が無料化して、希望者にはどんどん受けてもらって、それで早く感染者を特定して、感染を広げない、本人も治療すると、こういう先手先手のやり方が今必要なんですよね。そういう点で、私はこれを一貫して主張してまいりました。  残念ながら石岡市では、希望者に3,000円以上払ってもらえれば、PCR検査を行ってきました。これは地方創生臨時交付金を活用してというふうになっております。だから、これを無料化、無料で受けられると、といいますのは、この石岡がやり始めたやつでは、私が前回決算のとき聞いたのは80人程度、最近聞くと90人、あまり増えていないんですよね。  ところが、県が行ったウエルシア店など、そこでの県の政策として、薬局での希望者に対する無料PCR検査のときには列ができたというわけですよ。列ができたんだけれども、しかし、材料がないから一定のところで打ち止めになると、こういうことになって、現在、県のせっかくの事業が中断されているというふうに報道されております。  やはりそういう点で、この3,000円というのは、大変やっぱり重いわけですね。ですから、行政としては、積極的に無料化して、地方創生臨時交付金も使って、あるいは財政調整基金も使ってやって、それで、先行的に先手先手で感染を断ち切るという施策が今ほど求められているときはないのではないかと、私は強く思うわけです。  そういう点で、これは市長がどのように考えておられるか、コロナの今のような大変な状況、周りでも次々と、あそこでどうだこうだとなっておりますので、断ち切らなきゃならない、国もそうですけれども、市においても積極的な手を打たなきゃならないというタイミングだと思うんですけれども、市長のお考えをお聞きしたいと思います。 161 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 162 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。この新型コロナウイルス感染症の拡大は、非常に第6波になって急激に進んでいると、私も大変危惧しておるところでございます。  先ほど議員からご案内のように、県で無料の検査体制が整えられました。しかしながら、そこに多くの方が集中してしまい、結果として、今まだ検査体制が確立されていないという状況でございます。  市としましては、しっかり今、感染の状況をよく見てみますと、家庭内感染が非常に多いという認識、そして、家庭内感染を通して、保育所あるいは小学校、そういったところに広がっているというような分析もして、市としては見て、そういう状況なのかなと思っているところでございます。  いずれにしましても、この基本的な感染防止、そういったものをしっかり行っていきながら、このコロナ第6波を乗り切ってまいりたいと思っているところでございます。 163 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 164 ◯12番(小松豊正君) ちょっと残念ながら、私の質問に対する答えとはなっていないんですね。  全国の先進例を見る必要があるんですけれども、無料でやり始めたところもありますし、あるいは、学校の教員の人がなっている場合もあるんですよね。あるいは保育士さんとか、ですから、やっぱりそういう子どもさんを預かるところの学校の先生、保育士さん、こういうところは、やっぱり真っ先にやる必要がありますよ。それを、手をこまねいているのは、やっぱり感染を見逃していることにもなるので、その点のお考えはないでしょうか、市長にお伺いいたします。 165 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 166 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。先ほど、保育所、小学校、中学校で感染が拡大しているというお話もさせていただきました。  石岡市としましては、まず、自分のところである抗原検査キット、そういったものは、小学校、中学校の教員、あるいは、そういうところで感染が疑われる場合には、そこに率先して検査キットを使って対応しているところでございます。 167 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 168 ◯12番(小松豊正君) それで、お伺いしますけれども、一体、石岡市において、そういう教員、保育士さん、何割の人がそういう検査を受けているのか、明確にお答えください。 169 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 170 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。基本的に、保育施設等で濃厚接触、感染が確認された場合は、基本的には保健所の指導に従っている状況でございます。  また、保健所での判断が、なかなか特定が時間的に遅い場合については、市の検査キットを活用して、その施設で接触者を特定して検査をしている状況でございます。  以上でございます。 171 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 172 ◯12番(小松豊正君) 保健所も限界がありますので、だから、行政でやれるところは行政の責任で敢然とやるということが特に求められている、そういう時期だと思いますので、そのことを強く要望いたします。  時間の関係もありますので、次の質問ですけれども、自宅療養者、石岡市民の市内で自宅療養をされている方、何人いらっしゃるのか。それから、それに対しては、どういう支援をしているのか、県と市はどういうふうな違いがあるのか、この点についてお伺いいたします。 173 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 174 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。まず、自宅療養者の数でございますけれども、こちらについては、支援の目的以外には公表できないこととなっておりますので、答弁は差し控えさせていただきますが、毎日の市内感染者数に連動して増減している状況でございます。  こちらの療養者の県から提供される情報の内容でございますが、市内の新型コロナウイルス感染者で、自宅療養者の氏名、年齢、性別、電話番号、発症日、情報開示の同意日となってございます。  以上でございます。 175 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 176 ◯12番(小松豊正君) 私は、これ、意見がありますけれども、市民には知らせない、特定の人だけが知っていると、私は、やっぱりプライバシーは守る必要がありますけれども、こうなれば、もう市民の良識とかエネルギーとか、そういうことを依拠しないと、これは特定の人だけでは解決が少ないように、現時点の到達点はですね。ですから、必要な情報はやっぱりお知らせして、市民の理解を得るという方向に、県をはじめ行政がそういうふうに発展することを強く希望いたします。  そういうことで、私は、今、本当に関係者の皆さんは、日曜日もなく、夜、昼なく、本当に奮闘されていると思います。そういうことは重々感じながら、しかし、今の状況を何としても打開しなきゃならないので、そういうところに踏み入って、やはり果敢に頑張ってもらいたいということを強く申し上げて、次の質問に移りたいと思います。  次の質問といいますか、コロナ対策のもう一つの側面である地域経済対策です。  コロナ禍が1年、2年と続く中で、店舗数がどれだけ減っているのか。私の周りでも、100年続いてきたお菓子屋さんが店を辞めると、喫茶店も閉店されると、市内にあった銀行も、いろんな理由もありますけれども、まちの中から撤退すると、そういう非常に劇的なというか、そういう変化が起きているんですよね。  一体、この2年間で石岡市の飲食業者は、どれくらいいたのがどれくらい減ったのか、これをお伺いいたします。このリアルな状況はつかんでいますか。これは、担当部門は違うかと思うんですけど、どうぞ。 177 ◯議長(菱沼和幸君) 経済部長・塩畑君。 178 ◯経済部長(塩畑浩行君) 店舗数の減少についてでございますが、具体的な数字についてはつかんではございませんが、コロナ禍において多くの事業者が疲弊している状況から、昨年度から幅広い職種の事業者を対象として支援を行ってきたところでございます。  以上でございます。 179 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 180 ◯12番(小松豊正君) 市長の認識をお伺いいたします。市長は、まちなかのこのようなコロナ禍による疲弊、それから、商店の動き、どのようにつかんでおられるのか、お伺いいたします。リアルに感じたところをお話しいただければと思います。 181 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 182 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。先ほど部長からも答弁がありましたとおり、数字的には見えないところがございます。しかしながら、このコロナの中で、今まで皆さんが利用していた飲食店、そういったものの利用ができないという、このコロナ禍の中で、非常に厳しい状況になっているという思いでございます。  多くの飲食業の皆さんからお話を聞いてきまして、石岡市としましては、キャッシュレス決済ポイントとか、新たな取組を今進めてきたところでございます。 183 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 184 ◯12番(小松豊正君) これは、統計的にも、また、個別具体的にも、やはりその実情をつかんで、その苦しみを我々も知らないと手が打てないわけですよね、一般論では。  例えば、県都の水戸では、1,600あった飲食業というのが1,300になったと、300減ったというわけです。石岡はどうなのかということで、調べてください。これはどうなっているか分からないでは、どうにもならないですよ。個別にどういうことなのかもつかまなければ、ぴったりした対策が打てないわけです。その現状認識が曖昧では駄目ですよ。これはしっかりやっぱり我々も、議員も、行政の執行部側も対応しないと駄目だということを言いたいと思います。  それで、次の問題ですけれども、それについて市独自施策の現状、市独自では6つの施策をやってきましたけれども、一体その到達点がどうなっているのか、それを説明してもらいたいと思います。 185 ◯議長(菱沼和幸君) 経済部長・塩畑君。 186 ◯経済部長(塩畑浩行君) 市独自の地域経済対策の現状についてご答弁申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の影響を受け落ち込んでいる地域経済を守り、市内事業者の事業継続を支援する市独自の経済対策として、令和3年度は6事業に取り組んでおります。  初めに、プレミアム付商品券発行事業については、市内での消費拡大と地域経済の活性化を図るため、プレミアム商品券を発行しております。販売総額は2億円で、プレミアム分が4,000万円となります。予算額は6,024万円で、商品券の利用期間は1月31日までで終了しております。  次に、2点目のキャッシュレス決済ポイント還元事業については、キャッシュレス社会の構築を促進するとともに、市内の消費喚起と地域経済の活性化を図るため、キャッシュレス決済利用者に対し、市独自にプレミアムポイントを30%付与するものでございます。期間は、令和3年9月1日から9月30日までと、令和4年1月5日から1月31日までの2回実施しており、予算額は5,133万円で、1回目の執行済額は1,381万9,000円、2回目の執行済額は事業者で現在取りまとめをしております。  次に、3点目の新型コロナウイルス関連融資応援給付金については、公的資金を借り入れた事業者に対し、1事業者当たり20万円を給付するものでございます。2月28日で受付期間が終了しており、予算額は3,000万円で、交付件数は97件、執行済額は1,940万円でございます。  次に、4点目のいばらきアマビエちゃん登録促進給付金については、いばらきアマビエちゃんの登録を行った事業者に対し、10万円を、複数の経営には20万円を給付するものでございます。令和3年12月24日で受付期間が終了しており、予算額は1,500万円で、交付件数は69件、執行済額は720万円でございます。  次に、5点目の中小企業事業継続応援貸付金については、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、事業継続に必要な資金を茨城県と市町村が協調貸付けするものでございます。令和3年9月30日で受付期間が終了しており、予算額は460万円で、貸付件数は7件、執行済額は310万円でございます。  最後に、6点目の営業時間短縮要請等関連事業者応援給付金については、営業時間の短縮要請及び不要不急の外出、移動の自粛要請により影響を受けた事業者に対し、20万円を給付するものでございます。受付期間は3月11日までで、予算額は4,000万円でございます。交付件数及び執行済額は、2月18日現在で161件、3,220万円でございます。
     また、これら市独自の経済対策の効果でございますが、市内事業者や消費者に対する地域経済の支援として、一定程度のご理解をいただいているものと認識しており、コロナ禍における地域経済の下支えに貢献できたのではないかと考えております。  今後も国、県の動向を見据えながら、事業者や消費者からの声を聞き、市独自の経済支援策を講じていくことで、地域の経済活動を支えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 187 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 188 ◯12番(小松豊正君) いろいろ活動いただいて、大変ご苦労さまだと思います。  それで、これは市の独自事業の状況ですけれども、いま一つ、大きな事業といたしましては、経済産業省がやっております事業復活支援金というのがございます。11月30日から5月末日まで、この申請を受け付けているものですよね。法人の規模ごとに最大250万円、個人事業所は50万円を上限として、そういう支援金を受けられるという制度ですけれども、これは、私もある方から相談されて、実際に代わりに申請しようと思ったんだけど、なかなか複雑で大変なことがよく分かりました。  それで、この相談窓口は水戸市に1か所ありまして、1件当たり30分の時間で、予約していくんですけれども、とてもそれで間に合うわけがないわけです。実際にやってみると分かるんですが、あれほど難しければ途中で諦めてしまう方も多いと思うのです。私はそういう感想を受けました。  それで、持続化給付金、また、家賃支援給付金の場合は、中小企業庁が石岡商工会議所の4階に来て、実際に手続をやってくれたんですよね。そういうことで、かなり多くの業者がやって助かりました。  それで、私は、この事業復活支援金も、もっと石岡は商都ですから、石岡にもやっぱりやってもらうように、商工会議所とか八郷商工会とかと連携して、独自にやっぱりこういう相談窓口、みんなが自由に相談できて、実際に申請も終わるという体制をぜひ整えてもらいたいと思うんですけれども、いかがでしょうか、質問いたします。 189 ◯議長(菱沼和幸君) 経済部長・塩畑君。 190 ◯経済部長(塩畑浩行君) 事業復活支援金に対する市独自のサポートセンターの設置についてご答弁申し上げます。  当支援金の申請手続につきましては、電子申請となることから、操作が困難のために、現在、困難な方のために、現在全ての都道府県において申請サポート会場が設置されているところでございます。  議員、おっしゃられるとおり、本県におきましても、水戸市に申請サポート会場が設けられており、電子申請の入力支援を受けることが可能となってございます。  議員がおっしゃられるとおり、市独自のサポートセンターを設置することは望ましいと思われますが、現在、国が全国に設置しているサポートセンターには、研修や教育を受けた専門のスタッフが従事しておりますので、間違いやトラブルが発生しないよう、的確なサポートを提供できるものと認識してございます。  市といたしましては、今後も、市ホームページや窓口、電話等で、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う各種経済支援制度の周知とご案内に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 191 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 192 ◯12番(小松豊正君) これは、日本共産党としては、茨城県議団も増やすように要請し、国会議員団も要請しております。時間がないからあれですけれども、電話でも相談窓口があるんだけれども、非常に問題なのは、電送でやることです。郵送は認めていないんですよね。だから、パソコンとか、そういうのに精通していないとできないんですよ。作って郵送すれば誰でもできるんだけど、そういう問題もあって、これはここで言ってもしようがないんですけれども、そういう問題もあります。  次ですけど、米価下落です。これは、市独自の給付金制度の創設ということですけれども、私自身の体験でも、農業をしている高齢者の方にあって、昨年の秋頃ですけれども、農協で受け取ってくれるのは1俵9,000円だと、全く採算が合わないと、そういう方がいっぱいおられました。  それで、ますます時間がたつと、この下落が大変な状況なので、市独自の給付金、これは稲敷市でも筑西市でもやっているんですよね。八郷も農業圏です。そういう点で、石岡市でもつくるべきではないでしょうか、答弁を求めたいと思います。 193 ◯議長(菱沼和幸君) 経済部長・塩畑君。 194 ◯経済部長(塩畑浩行君) 米価下落に市独自の給付金制度の創設についてご答弁申し上げます。  人口減少や米離れにより食用米の需要量が年々減少している中、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響から、予想以上に需要が減少していることにより、需要と供給のバランスが崩れたことから米価が下落し、稲作農家は売上げを大きく減少しました。  今後の稲作農家の経営安定のためには、市の給付金ではなく、国の経営所得安定対策や収入保険などのセーフティーネットへの加入や、安定した補助基金が受け取れる飼料用米等への転換を進める必要があると考えております。  そのため、関係団体等と連携し、米価についての情報提供や事前契約等の安定取引の拡大に向けた働きかけを国、県に行うとともに、米の品質向上の取組を研究するなど、安定した営農を実現できる政策を進めてまいります。  以上でございます。 195 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 196 ◯12番(小松豊正君) ぜひ検討してもらいたいと思います。  この項の最後の問題としては、地方創生臨時交付金及び財政調整基金の活用についてですけれども、これまでどれくらいの地方創生臨時交付が下りて、どれくらいを活用しているのか、そのことについて、端的にお答えいただきたいと思います。 197 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・加藤君。 198 ◯市長公室長(加藤乃利明君) お答えいたします。令和3年度における地方創生臨時交付金の活用状況ということで、これまで、令和3年度全体で3億9,260万8,000円を活用しまして、総額で6億2,624万5,000円を予算計上し、対応しているところでございます。  また、昨年12月に、国の令和3年度予算で臨時交付金6.8兆円が追加計上されました。そのうち、地方単独事業分として1.2兆円が拡充されたものでございます。石岡市では2億9,553万円が追加内示されました。  これまで、令和2年4月に新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に掲げられた4つの柱、感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発、雇用の維持と事業の継続、次の段階としての官民を挙げた経済活動の回復、強靱な経済構造の構築のいずれかに該当する国庫補助事業等や地方単独事業を対象としておりましたが、これに加えまして、新型コロナウイルス感染症の拡大防止、人流抑制等の影響を受ける方々への支援、未来を切り開く新しい資本主義の軌道の分野において感染症対策に当たる事業も対象となり、積極的な活用が求められております。  この追加交付される地方創生臨時交付金につきましては、現在、国に対しまして、交付金の本省繰越しの手続を行っておりまして、令和4年度に事業化できるよう国との調整を図っております。  また、庁内におきまして、現在、事業の取りまとめを行っているところでございまして、令和4年度早期に予算化できるように努めているところでございます。  以上です。 199 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 200 ◯12番(小松豊正君) そうすると、地方創生臨時交付金の活用枠があるんだけれども、まだ具体化しないということはないということですね。 201 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・加藤君。 202 ◯市長公室長(加藤乃利明君) 令和4年度早々に、補正予算等でご提案させていただきたいと考えております。  以上です。 203 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 204 ◯12番(小松豊正君) 効果的、積極的に活用していただきたいと思います。  時間の関係もありますので、質問項目の第2に移ります。  複合文化施設建設計画についてです。  その1つは、児童館の利用中止の経過と、市民の怒りをどのように捉えているのかという問題についてでございます。  私に寄せられた手紙がありますので、その部分を、時間もありませんけど、読み上げてみますので、お聞きください。  昨年12月8日、市長さんの鶴の一声で、翌日12月9日から立入禁止となりました。事前の連絡はなく、子どもたちの遊び場がなくなりました。なぜ突然、耐震審査、10年も実施せずに、というふうに、昨年夏実施して、結果が12月頃分かり、即閉鎖ですか。管理する当局がいかに無関心だったことか。そこで遊ばせてもらった親たちは、10年前のことが、いまだに建物チェックもしていなかったのかと驚きあきれ、しかも、腹立たしくなっています。児童館の望ましい姿はということで、厚労省のガイドラインにも書いてありますように、その地域、地域に密着してその拠点にあるため、周りの住民の目が届く、保護者同士も安心して預けられるといいますか、安心だと、そういう非常に大変大きな児童館の役割が石岡市ではあったわけですけれども、これが突然、立て看板が立てられて、中止ということになって、びっくり仰天ということなんですけれども、これ、市長は、この現場を見て、どういう気持ちでこれを中止というふうに判断したんですか。実際に現場を見て、どういうことを感じましたか。例えば、1階だから、耐震調査、耐震建設と、そういうことは考えなかったんですか。率直なところをお聞きしたいと思います。 205 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 206 ◯市長(谷島洋司君) 率直なところをお話ししたいと思います。築59年の建物で、私も何度かその建物を見に伺いました。非常に古い建物で、こんな建物がまだあったのかと思うぐらい驚いたところです。  耐震の診断が非常に驚くべき状態だということを知って、まずは、子どもの安全安心を最優先にしなければならないと、そういう思いで、今回は決心をさせていただきました。 207 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 208 ◯12番(小松豊正君) 関係者の共通した意見は、2011年、東日本大震災で、石岡のいろんな建物も被害を受けたんだけれども、10年前にやっぱり耐震調査、それから、どうするかということをやはり検討しなかったのかと、なぜ昨年の夏頃にそういうことをやって、駄目になると、何ら東日本大震災で起こった様々な被害があったんだけど、そこで調査をして、それに対する対応をしなかったのかと、この点も怒りがあるんですけれども、いかがですか。 209 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 210 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。児童館につきましては、先ほど市長からも答弁があったとおり、59年が経過しております。こちらの建物につきましては、国の耐震診断等の義務はございませんが、石岡市の耐震改修促進計画では、児童たちが利用する公共建築物として、耐震化の促進に積極的に取り組むこととしていたため、昨年8月3日から耐震診断を実施しておりました。  しかしながら、昨年の12月8日に、耐震診断業務の請負業者から、診断に関する速報値、こちらが建物の地震に耐える強さを示すIs値が、建物の側面に当たる桁行方向で0.27、建物の正面から裏面に当たる梁間方向で0.19と、いずれの方向に対しても危険性が高いとされる0.3、こちらを下回る診断結果となったため、翌日の12月9日から休館しているところでございます。  こちら、児童館の今後の対応につきましては、文教厚生委員会にてご報告させていただいておりますとおり、事業につきましては、現在、府中地区公民館をメインの代替施設として継続させていただき、施設については除却していく考えの下で今、検討を進めているところでございます。  以上でございます。 211 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 212 ◯12番(小松豊正君) 市民の目から見れば、2011年のああいう大震災があって、それで、直ちに調査をして、これが非常にいろいろな問題があれば、それに対して、こういうふうにして、いつの時期にこうしてということになるんだけど、そういうことがなかったんだよね。なかったというふうに受け止めているわけですよ。  だから、そこのところが、やっぱりもっと市民の気持ちをよく考えて対応してもらわないと困るという点もあるわけなので、これは、やっぱり私は、執行部としても教訓として受け止めてもらっていく必要があるんじゃないかというふうに考えるものです。時間がないので、そういうところを申し上げておきたいと思います。  それから、幾つか、この問題で質問しておりますけれども、複合文化施設の考え方についても、やはり周辺の方々が言っていることは、周りにいらっしゃる住民の皆さん、子どもの皆さんは、本当にあそこは親の目も、大人の目が届いていて安心して遊べるというところなんです。ですから、広場だけでも使わせてもらえないかという要望があるので、検討してもらえればと思うんですけれども、同時に、複合文化施設は9つの施設を一括してといいますか、そこをどうするかという観点でやられているわけなんですけれども、児童館にありますように、やっぱり視点としては、考える基本的な考え方は、市民の皆さんが、それぞれ児童館の役割もある、図書館の役割もありますね。いろいろあるんだけれども、市民が使いやすく利用しやすい、みんながやっぱり笑顔が生まれると、そういうことから考えてみた場合には、1つのところに集めるということではなくて、やっぱりあくまでも市民の立場で利用しやすいようにどうつくるかということが、やっぱり基本中の基本に据えられないといけないと思うんですね。そういうことを申し上げたいと思います。  それで、複合文化施設についても、代表質問でも何人かの方が聞かれましたけれども、市長の答弁は、今検討していると、だから、そういうことがまとまったらば、それでまたお示しするというんだけど、それは逆で、それはうまくいかないんですよ。やっぱりイベントでも百人会とか、そういう必要な人を、あるいは公募してまで集めて、それをどうするかという基本議論をして、その上に成り立たないといけないと、そのことを申し上げたいと思います。  それから、最後の質問は、ここに書いてあるとおりなんですけれども、私は石岡に人が寄ってくる、住みやすい、そういうふうにするためには、石岡の様々な生活のレベルが上がることが必要だと、そういうことによると、ここに書いたように、幾つか石岡が逆に遅れているところがあるわけですよね。そういうことについて、一つ一つ英知を結集して、住みよい生活の仕組みにするということが大事じゃないかと思って、ここに書いたわけです。  運転免許証を返納した対応だとか就学援助制度、住宅リフォーム、そういうことについて答弁をお願いいたします。  〔「もう時間がねえだろう。議事進行だよ。質問にねえことは答えられねえよ」と呼ぶ者あり〕 213 ◯12番(小松豊正君) 質問していますから答えてください。質問書を出していて言葉も発していますから、今のこと全部、答えてもらわなければ困りますよ、質問者としては。 214 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部次長・萩原君。 215 ◯生活環境部次長兼水道担当(萩原 勇君) ご答弁申し上げます。運転免許証を返納された方への優遇制度についてのご質問でございますが、生活環境部といたしましては、高齢ドライバーによる交通事故の防止及び事故の際の被害の軽減という観点から、踏み間違い防止装置整備費補助金制度を導入しております。また、石岡市といたしましては、乗り合いタクシー運行補助事業など、公共交通の充実に取り組んでおります。  運転免許証を返納された方への優遇制度につきましては、ほかの自治体の先進事例などを参考に、免許返納された方が利用しやすい、使いやすい制度を目指して検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 216 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 217 ◯教育部長(豊崎康弘君) 私からは、就学援助制度についてお答えします。本市の就学援助制度における準要保護の認定基準につきましては、生活保護の基準額に一定の係数1.3を掛け、基準額との比較により認否判定を行っております。  令和3年7月文部科学省において、全国の自治体を対象に実施された令和3年度就学援助実施状況の調査結果では、生活保護の基準額に一定の係数を掛けることを基本とすることを認定基準としている自治体数が1,328自治体、75.2%、係数につきましても1.3以下としている自治体が1,096自治体、同認定方法を行っている自治体数の82.5%となっております。  茨城県内においても、同認定方法を基準としている自治体は38自治体、係数においても平均が1.309となっていることから、本市の認定基準につきましては適切なものであると考えております。  また、令和2年度からは、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、家計が急激に減少した世帯に対しても、本来、前年度所得で判定するところを、直近3か月の収入状況を参考に認定するなど、積極的な支援を心がけてきたところでございます。  以上のように、当市の就学援助制度は、周辺自治体よりも遅れているということはありませんので、ご理解いただきたいと思います。          〔「これ、一括質問、一問一答じゃないの」と呼ぶ者あり〕 218 ◯12番(小松豊正君) 最後のやつね。          〔「言っちゃったものはしようがないだろう」と呼ぶ者あり〕 219 ◯12番(小松豊正君) 住宅リフォームと、それからあとは……。 220 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 221 ◯12番(小松豊正君) こういうものを……。 222 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君に申し上げます。時間も超過しておりますので、質問を取りまとめて終了願いします。 223 ◯12番(小松豊正君) 引き上げていくようにしてください。  以上です。 224 ◯議長(菱沼和幸君) 暫時休憩をいたします。10分程度といたします。                   午後 2時33分休憩             ──────────────────────                   午後 2時44分再開 225 ◯議長(菱沼和幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     次の質問者に移ります。  19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 226 ◯19番(岡野孝男君) それでは、通告に従いまして、3項目ほど質問をいたします。  まず、最初に、石岡保健センターの改築について、令和2年9月定例会、今から言うと18か月前ですが、一般質問において、老朽化した石岡保健センターの改築の必要性を質問いたしました。その後、移転を含めた改築はどのように進んでいるのか、お伺いいたします。  同センターが、市民サービスの向上と職場環境の改善を図るため、早期に改築を実現すべきであるというふうに考えております。執行部の前向きの答弁を求めます。  そこで、令和2年9月の前回質問以降の検討の経過について、お伺いいたします。 227 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 228 ◯保健福祉部長(金井 悟君) 石岡保健センターの整備方針の検討経過についてお答えいたします。  前回、令和2年9月の定例会でのご質問の際に、大規模改修する場合と移転複合化で建て替えをする場合を比較、精査して検討する旨、ご答弁申し上げたところでございます。  移転、複合の候補としまして、複合文化施設への移転について、令和2年9月に複合施設プロジェクトチームに加わり、検討しておりました。この複合案につきましては、複合文化施設のコンセプトである他市からの集客を図り、交流、にぎわいを求めるという趣旨は、市民に対し、健康相談、保健指導、健康診査等を行うという保健センターの設置目的と差異があることなどを踏まえまして、最終的に複合文化施設から外れることになりました。  また、複合文化施設へ移転する案と並行しまして、石岡保健センターの現地建て替えや石岡、八郷保健センターの統合についても検討を行っておりました。  令和3年7月から8月に行った保健センター利用者へのアンケートや保健センター業務を協議する場である健康づくり推進協議会の委員から意見聴取を行った結果、今後の人口推移、財源、集約による事業展開や市民相談への対応力強化などを考慮しまして、石岡、八郷両保健センターを統合して再整備するという方向で検討しているところでございます。具体的な設置場所や規模等につきましては、来年度に取りまとめる予定でございます。なお、検討に当たりましては、庁内横断的なプロジェクトチームとしまして、石岡市保健センター統合建設検討委員会を令和3年12月に立ち上げまして、協議を行っているところでございます。  また、市役所の外部からの意見として、市民の健康づくり推進の施策を協議するために、保健医療福祉関係者や市民代表者等で構成されます健康づくり推進協議会においてご協議いただいているところでございます。  また、これまで、石岡保健センターの改築関係の議会報告につきましては、令和2年9月、令和3年3月及び5月の教育福祉環境委員会、そして令和3年9月の文教厚生委員会で進捗をご報告申し上げてきたところでございます。  また、今定例会の文教厚生委員会でも進捗をご報告申し上げる予定でございます。  以上でございます。 229 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 230 ◯19番(岡野孝男君) 今の答弁の中で、具体的な設置場所や規模等につきましては、来年度に取りまとめる予定だと答弁されましたが、来年度というのは何年ですか、答弁求めます。 231 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 232 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。令和4年度に取りまとめたいと考えているところでございます。 233 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 234 ◯19番(岡野孝男君) 令和4年度ですね、分かりました。  それで、これは統合するということになると、石岡と八郷の保健センターが統合すると、八郷保健センターがなくなると私は思うのですけど、そのときに、八郷地区の高齢者が、所在地が遠くなると新保健センターを利用できなくなる可能性が大きくなってくるということで、今より市民サービスが低下をするというようなことも懸念されますが、それについて答弁求めます。 235 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 236 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。保健センターを統合した場合でございますが、市民の、特に高齢者の利便性が低下しないよう、十分配慮することが重要と認識してございます。  統合による課題としましては、これまで八郷保健センターで実施していた申請、相談窓口業務や健康診断等ができなくなると、新たな保健センターまでの交通手段などの高齢者等の負担が大きくなるなどの課題がございます。  課題解決に向けた対応といたしましては、現在、八郷保健センターで実施している申請相談、窓口業務につきましては、例えば、八郷総合支所に窓口を設け、妊婦から乳幼児、成人、高齢者についての各種申請や相談、また受診券、接種券の再発行などができる職員を配置するなどの手法が考えられます。これにより、現在は支所と八郷保健センター両方で手続が必要な妊娠届などが1か所でできるなど、利便性が向上するメリットも考えられるところでございます。  また、八郷保健センターで実施している健康診断等につきましては、現在の八郷保健センターの建物を利活用し、健康診断等の会場として各種事業が実施できるよう検討していきたいと考えております。さらに、各地区公民館等で実施している成人対象の健康診断についても、今まで同様に健診の機会を確保することも必要と考えてございます。  以上でございます。 237 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 238 ◯19番(岡野孝男君) 分かりました。  高齢者にとって不便のないようにお願いをしたいと。形としましては、人口減少は進むものの、子どもから高齢者まで、大体、ずんどう型になるとそういうふうに言われております。つまり、筒のような状態で、ピラミッド型とか逆ピラミッド型とか、偏った人口比ではなくて、大体ずんどう型になって人口減少が進むと言われておりますので、一定程度の高齢者は必ず存在するというようなことでございますので、しかも、寿命が100年と言われているというような時代でございますので、その辺の配慮をしていただきたいというふうに思います。  それから、次に、移ります。  前回の答弁にあった、現在の石岡保健センターの不具合箇所について、どのように対応しているのかお尋ねをいたします。 239 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 240 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。令和2年度第3回定例会時にご答弁申し上げました3つの不具合についてでございますが、まず、大雨時の雨漏り、こちらにつきましては、令和3年3月に、天窓周りのコーキング処理を行うなどの補修を行い、改善を図ったところでございます。  2点目の身体障がい者用トイレ2か所のうちの1か所の下水道管の不具合でございますが、こちらは、令和4年度に改修を計画しているところでございます。  3点目の1階の1部屋の空調設備の不具合でございますが、こちらは、本年度に個別空調の設置を行い、改善を図ったところでございます。  石岡保健センターは老朽化が進んでいるため、現在、改築等を検討しているところではございますが、現在の施設の機能と利便性を維持するために、必要な修繕につきましては実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。 241 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 242 ◯19番(岡野孝男君) 順次、改善はされていると思われますが、ただ、この前も話しましたように、使えない部屋があったり、この庁舎の前に使っていた物を、新しい庁舎になって、物置、古い物を置いておく物置になっていたりして、非常に今は使い勝手が悪いし、あるいは使えない箇所があるというのが現状でありますので、早期に、改築、移転を進めていっていただきたいと思います。  そのために、改築、移転を実現させるための取組として、市長にどのように進めていくのか、お尋ねをいたします。 243 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 244 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。保健センターは、市民の疾病の予防、健康の保持増進を担う重要な施設と認識しております。  将来推計における人口減少や求められる行政サービスなどを踏まえ、新しい保健センターは、市民の利便性や市民サービスをさらに向上させる必要があると考えております。市民が住み慣れた地域において、疾病や障がい等の有無に関わらず、健康で長生き、充実した生活を目指すため、健康づくりや子育ての総合的な支援の中心となる施設として、早期に完成できるよう進めてまいりたいと考えております。 245 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 246 ◯19番(岡野孝男君) 来年度、令和4年度から、具体的に改築に向けた計画をつくり、そして場所を選定し、建設が進められるというような答弁でしたので、この項については、これで質問を終わりにします。  次に、2項目目に入ります。  公立学校で教員不足が生じている状態の解消についてということで、学校の教員が足りず、このままでは、子どもたちの学びに大きな支障が出る。文部科学省の初めての調査で、そんな危うい状況が広がっていることが分かりました。  特に、茨城県では、教員不足が生じている学校の割合が、中学校24.0%、小学校12.1%となっています。石岡市の現状と対策についてお伺いします。  それでは、文部科学省は、1月31日、教員不足の実態に関する初の全国調査結果を公表。調査結果によると、本県の計画教員数に対する不足割合、教員不足率は、小学校が全国平均を0.74ポイント上回る0.64%でワースト7位、中学校が全国平均を0.67ポイント上回る1.0%でワースト4位でした。教員不足の学校がどれだけあるかの割合も、同じように先ほど話しましたように、小学校が全国平均を7.9ポイント上回る12.1%でワースト7位。中学校が全校平均を18.0ポイント上回る24.0%でした。  退職者、介護休暇者、療養休暇者が増えていることに加え、若手の教員が増え、産休、育休取得者が増加する一方で、教員採用試験の競争率低下により、受験浪人の講師登録者は減っていることが、教員不足の背景にあります。  県教育委員会、市町村教育委員会は、退職者に声かけをしたり、管理職に授業を持たせたりと、急場しのぎのために奔走しています。しかし、教員不足の根本的な原因は、指導内容の増加、放課後や土日、部活、保護者対応など労働環境が劣悪化しているということです。周囲からの期待に応えなければならないという使命感から、どんどん士気のない働き方をしなければならなくなり、当然、つらくて辞めていく教員も増えています。  教員採用試験の競争倍率、2021年度採用が、全国の小学校平均2.6倍に対し、本県は1.9倍、中学校平均4.4倍に対して、本県は2.6倍でした。教員不足が進むだけではなくて、教員の質の維持が難しくなることも懸念されます。  教員を目指さない根本原因は、超過勤務、残業が多い負のイメージにあります。教員の過重労働が知れわたり、教職を目指す若者の教員離れが進み、教員不足が一層深刻化するおそれがあります。教員不足が起きているのは、教員の仕事が多過ぎるからで、こなすべき業務が多ければ、それだけ多くの人員がいるのが道理です。  教員不足解消の策として、成り手を確保するに重きが置かれがちですが、働き方の質を変える余地が多分にあることは、国際比較のデータから明らかです。基本は、業務そのものを減らすこと、業務を分担することであると思います。そこで、当然のことながら、年度当初から学級担任が配置できない。教科の先生がおらず、授業がスタートできないといった事態は避ける必要があります。産休、育休や療養休職、離職、退職などによる教員不足は、年度途中でも起きています。教員不足は、年度初めよりも年度後半のほうで起きやすい状況であります。  そこで、石岡市の休職中や療養休暇中、あるいは育児休業中の補足率は何パーセントになっているのかお伺いいたします。 247 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 248 ◯教育部長(豊崎康弘君) ご答弁申し上げます。石岡市における令和3年度の教職員の配置状況ですが、年度当初の4月1日現在では、全ての学校に対し、配置すべき教職員数を適正に配置してございます。  議員ご指摘のとおり、年度途中に療休や休職、産休や育休等の特別休暇を取得する職員が出た場合には、補充職員を見つけることになりますが、今年度は、対象者9人のうち6人補充した。3人は補充者を配置できないということになりますので、補充率66.6%ということになると思います。 249 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 250 ◯19番(岡野孝男君) 各学校を訪問する中で、全部訪問したわけではないんですけど、人集め、人探しが学校任せで、学校管理職が自力で教員不足のための人探しをしている現状を目の当たりにしました。また、代替者がいないので、教務主任が担任となっていたり、教頭が授業に出ていたりという学校も少なくありません。  教職員の配置を含む人的管理は、学校管理職ではなく、市教育委員会の役割のはずです。学校任せではなく、市教育委員会が主体性を持って教員配置を行うべきであります。教員不足の対応については、指導主事など、市教育委員会から限定的な派遣をしている地方自治体も増えてきました。  石岡市の教員不足についても、学校任せの人探しではなく、また教務主任や学校管理が、担任の代替や授業の代替を行うのではなく、学校の設置者として、市教育委員会が確実な配置まで業務を担うべきだと考えております。  そこで、今後の人探しを含む教員不足への対応について、どのように取り組んでいくのか、教育長にお伺いいたします。 251 ◯議長(菱沼和幸君) 教育長・児島君。 252 ◯教育長(児島裕治君) お答えをいたします。まず、新聞の報道等にもございましたが、産休や育休などに伴う代替教員が不足していること、また、教員採用試験の倍率が年々下がり、質の低下につながるおそれがあることは全国的な課題となっております。  また、茨城県のほうでは、採用試験の志願者増加を目指す取組として、今年度から受験日を他県とずらしたり、また、一次試験の県外会場の設置、採用年齢の上限引上げなどの対策に取り組んでいるところです。また、中学生、高校生を対象とした教職セミナーの開催、若い世代に対して教員という職業の魅力を伝える取組なども行ってございます。  教育委員会といたしましては、教員人事を担当する職を設け、学校の管理職をはじめ多くの学校関係者からその情報を得て、さらに、県、また、ほかの市町村の教育委員会と連携を図り、補充職員等に関する情報収集を行ったり、市のホームページ、ハローワーク、そして大学を通した求人、こういったことも行ったりしてございます。また、再任用者を積極的に活用して、退職教員にも直接呼びかけるとともに、教員免許状が休眠状態になっている者に対しましても、教員の免許の更新を積極的に働きかけ、未配置の学校が出ないように取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。県内のみならず、県内外におきましても、代替教員の確保に情報を駆使しながら、努めてまいりたいというふうに考えてございます。  いずれにいたしましても、教育委員会が主体となって、今後も市内の小中学校において、教員不足によって学校運営に支障を来すことがないよう、全力を挙げて取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 253 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 254 ◯19番(岡野孝男君) それから、部活のほうの件ですが、指導者の受入れ、これは地域の保護者とか、あるいは指導者にふさわしい方の受入れ、そういうものをはじめとして、地域との連携強化により、教職員の教員の方の負担を軽減する、そういうことも必要なわけですが、この取組について、どのようにされているのかお尋ねいたします。 255 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 256 ◯教育部長(豊崎康弘君) 石岡市につきましては、部活動の指導員、これを学校からの要望に、何々部の指導者が欲しいという要望を受けまして、こちらでその要望に沿えるように中学校に配置してございます。現在のところ、8人の希望があったところ、6人で、そういうことで先生以外の方が部活動の指導をしているという状況でございます。 257 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 258 ◯19番(岡野孝男君) この指導者も積極的に受け入れて、先生方の負担を軽減するような対策をこれからもぜひ続けていっていただきたいと思います。  次に、ちょっとほかの市の例を示したいと思いますので、これについてお尋ねをいたします。  茨城県守谷市のように、市独自に非常勤講師を確保し、小学校における教科担任制や複数担任制とすることで、学級担任のゆとりを生み出して、児童の学習の質を高めることが必要ではないのかというふうに思います。また、ICTの支援や印刷、事務処理などに対応するためのスクールスタッフを配置し、教職員がよりよい授業づくりに専念し、児童生徒と向き合う時間を確保することも必要ではないのかなと思います。  市独自の教職員の配置及びスクールスタッフの配置など、今後、石岡市内の子どもの学びの質の保障と安全で安心な教育環境の整備に向けて、どのように取り組んでいくのか、再度、教育長にお伺いをいたします。 259 ◯議長(菱沼和幸君) 教育長・児島君。 260 ◯教育長(児島裕治君) お答えをいたします。石岡市で、県費負担教職員のほか、石岡市では独自に、複式学級のほうにTT、非常勤講師11人を配置してございます。さらには、特別支援教育支援員、図書館司書等々配置をしてございます。また、スクールソーシャルワーカー、こちらには教員免許所有者、この1名も市のほうに配置しておりまして、学校のほうの支援体制を取ってございます。さらには、今、議員からございましたように、教員の支援、スクールスタッフ、こういった配置をして、児童生徒と向き合う時間を、教職員を確保していく、こういったことも非常に重要であろうかと思います。そういった教員の確保につきましても、免許所有、そういったことで努めていかなければならないというように考えてございます。  いずれにしましても、学校の教員の先生方が働きやすい環境をつくっていく、また、教員の配置を適切にできるようなそういった仕組みができていくことを、まず努めて考えていきたいなというふうに考えてございます。  以上です。 261 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 262 ◯19番(岡野孝男君) 石岡市の将来を担う子どもたちのために、教育環境をより一層充実していっていただきたいというふうに思います。この項目はこれで終わります。  次に、土砂等による土地の埋立て等について、これは、毎回、質問しているんですけど、現状は一向に進まないということですが、今回も質問いたします。  まず、小見地内の現状と問題点について、お尋ねをいたします。
    263 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部次長・萩原君。 264 ◯生活環境部次長兼水道担当(萩原 勇君) ご答弁申し上げます。小見地内の土地の埋立てにつきましては、市条例第25条に基づき、土地等による土地の埋立て等事業改善措置命令書を3回発出し、現地において、崩落したフレコンバッグの回収や用水路に流出した土砂撤去の指導を行っている状況でございます。  以上でございます。 265 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 266 ◯19番(岡野孝男君) 今の答弁ですが、地元の小学校の関係者も、散乱した、うずたかく積まれたフレコンバッグ、あるいは散乱したフレコンバッグの周辺を子どもたちが巻き添えになるのではないか、心配をして見回っているという現状なのです。その散乱したフレコンバッグの回収をしているというのですが、どうもやっている様子は見られない。これは、どういうような形でやっているのか、お尋ねをいたします。 267 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部次長・萩原君。 268 ◯生活環境部次長兼水道担当(萩原 勇君) ご答弁申し上げます。茨城県が現地を閉鎖する以前は、監理官が巡回した際、作業員に、崩落したフレコンバッグを回収するよう指導を行い、作業員が手作業で回収を実施しておりました。また、県が11月30日に封鎖した後は、今年1月26日に県の立会いの下、作業を実施しております。その後、2月に2回、作業を行っております。  以上でございます。 269 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 270 ◯19番(岡野孝男君) だから、そのフレコンバッグを手作業で回収したと言っても、また、次から次が落ちていったら、全然変わらないんですよね。どう見ても、私は、周り見ますけど、一向に変わって、景色が変わっていないんですよ。これは、周りの人は、全然、所有者も違うし、要するに、そういう状況の中でとてもやっぱり困っていると、自分の土地にフレコンバッグが転げ落ちているという状況なので、やっぱり力をちょっと入れて、これは、行為者にほかの人の土地にそういうものが崩れて落ちてそのままになっているということは、非常に、その周りの人たちは困っていると思うのですよ、口には出さなくても。だから、それは、早めに行為者に撤去するように、まずお願いしたいと。  これも、近くの学校、あるいは関係者が言ったことですけど、雨が降ると、雨が降って、道路に土砂が流出をして、泥水が流れると。これは、フレコンバッグなのか、その盛土の土なのか分かりませんが、土砂が流出して、非常に危険であるという状況なのですよ。これをどのように対策しているのか、どういうようなことをやっているのか、お尋ねいたします。 271 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部次長・萩原君。 272 ◯生活環境部次長兼水道担当(萩原 勇君) ご答弁申し上げます。昨年夏頃、現地のフルーツライン上に土砂を含む水が流出し、道路を汚してしまったことから、7月に、都市建設部が行為者へ道路を清掃するよう文書指導を行いました。しかし、清掃が十分ではなかったことから、8月に、都市建設部と生活環境部の職員が道路清掃を実施いたしました。以降は、行為者に対し道路清掃を強く指導し、作業員が道路清掃していることを確認してございます。また、県が現地を封鎖した後、今年1月26日に、フレコンバッグの回収と併せて道路の清掃作業を実施しております。  以上でございます。 273 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 274 ◯19番(岡野孝男君) これ、今年も乾期から雨期に向かうわけですから、こういう事態が起きる危険性があると。だって、全然、盛土が減っていないし、フレコンバッグもそのままだし、間違いなく同じような土砂が流出して、道路が危険な状態になるということですよ。これに際して、都市建設部と生活環境部が道路清掃する。これはおかしいわけですよ。もちろん、それは、管理者はしなきゃならないんでしょうけど、行為者がまずやらなければならない。これ、人為的にこうなっているわけですから、これはやっぱりしっかり行為者に、この清掃作業、土砂を排除して、そして道路をきれいにして通行できるような状態にすること、これはやっぱり強く指導していただきたいと、当然のことだと私は思います。  それから、有価物から産業廃棄物に切り替わったということですが、どのような指導方針になったのか、お尋ねいたします。 275 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部次長・萩原君。 276 ◯生活環境部次長兼水道担当(萩原 勇君) ご答弁申し上げます。フレコンバッグの堆積につきましては、廃棄物を主管する茨城県の廃棄物規制課と県南県民センター、環境保安課が、行為者に対し調査と指導を行っております。  県は、堆積しているフレコンバッグは有価物であると判断していましたが、その後も排出元や流通経路等について調査を続け、また、行為者から聴取した報告書や現地の状況を総合的に勘案した結果、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第2条第4項に規定する産業廃棄物と判断を変更し、12月20日に行為者を土浦合同庁舎へ呼出し、廃棄物の追加搬入の禁止及び全量撤去を文書にて指導してございます。また、市では、地元区長や関係各所へ、県が産業廃棄物へと判断を変更した旨を連絡いたしました。  以上でございます。 277 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 278 ◯19番(岡野孝男君) この計画をいつまでに出させるのか、いつ現場は変わるのか、答弁願います。 279 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部次長・萩原君。 280 ◯生活環境部次長兼水道担当(萩原 勇君) ご答弁申し上げます。12月28日に、撤去計画書が行為者から提出されましたが、書類に不備があったことから、修正して再提出するよう指示をしたと県から伺っております。修正した撤去計画書は、まだ提出されていないとのことでありましたので、提出され次第、この内容について県へ確認してまいります。  現地につきましては、先ほども触れましたが、現在、県が、施錠して入り口を封鎖している状況であります。敷地に入るには、県立会いの下、鍵を開けて入る必要があることから、判断の変更以降は、数回、撤去に向けた作業が県立会いの下に行われました。また、昨年から継続して、監視カメラによる監視も続けております。  市では、今後も、引き続き生活環境部、都市建設部、消防本部等の庁内部局のほか、県や警察、地元住民の皆様と連携して、監視と指導を続けてまいります。  以上でございます。 281 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 282 ◯19番(岡野孝男君) 全然、事態は変わっていない。むしろ、悪くなっている。そういう状況なわけですよ。地元の方、毎回、あの道路を通る方は、非常に不安な状態で過ごしていると思います。  それで、不法盛土等対策本部会議、これをいつ開催したか、その内容についてお尋ねいたします。 283 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部次長・萩原君。 284 ◯生活環境部次長兼水道担当(萩原 勇君) ご答弁申し上げます。今年度、4回目となる不法盛土等対策本部会議を2月9日に開催しております。  会議の内容としましては、小見地内フレコンバッグ堆積に係る有価物から産業廃棄物への変更について及び盛土のおそれのある懸案箇所と、巡回回収の箇所について協議を行っております。  以上でございます。 285 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 286 ◯19番(岡野孝男君) 小見地区について、有価物から産廃へと判断が変更になったことを受けて、これからどのように指導していくのか、市長の見解をお伺いします。 287 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 288 ◯市長(谷島洋司君) 土砂等による土地の埋立て等につきまして、お答えいたします。  小見地内に堆積されたフレコンバッグについて、茨城県が産業廃棄物へと判断を変更されたことは、市民の安心安全を守る上で一歩前進したものと考えております。他県の関係先まで詳細に調査された茨城県はもとより、団結して反対の声を上げられた地元住民の皆様の熱意も、また判断の変更に寄与されたものと考えております。  今回の判断の変更により、新たな搬入は停止されましたが、議員ご指摘のように、現在堆積されているフレコンバッグが搬出されるまでは予断を許さない状況には変わりありません。また、私も定期的に現場の状況を見ておりますが、市としましては、盛土行為者への対応も含め、引き続き茨城県や地元住民の皆様と協力しながら、フレコンバッグが撤去されるよう、指導と監視を続けてまいります。 289 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 290 ◯19番(岡野孝男君) フレコンバッグの撤去がされたのは、笠間市に、板敷の先にうずたかく積まれていたものが、今は撤去されているんですよね。そういう例もあるんですよね。だから、これ、やっぱり一日も早く、まず撤去されると、フレコンバッグが撤去されるということをこれからも取り組んでいただきたいと思います。  次に、栄松地内の現状と問題点についてお尋ねをいたします。 291 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部次長・萩原君。 292 ◯生活環境部次長兼水道担当(萩原 勇君) ご答弁申し上げます。栄松地内の土地の埋立ての現状につきましては、行為者が、昨年10月下旬から長期不在となっている状況でございます。  クライシス監理官が、毎日、午前、午後の2回、現地を巡回しておりますが、従業員が、盛土現場の向かい側の作業所において解体作業等を行っていることから、従業員より現状を聴取している状況でございます。引き続き、巡回と指導を続けてまいります。  以上でございます。 293 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 294 ◯19番(岡野孝男君) 道路を搬入、盛土を不法投棄された運搬した搬入路が路肩などが崩れている、あるいは、舗装された道路が傷んでいたということについて、今どういう状況なのか、お尋ねいたします。 295 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 296 ◯都市建設部長(鶴井重則君) 道路補修の現状につきましてご答弁申し上げます。議員さんおっしゃるとおり、埋立てにおいて、市道の一部で土砂の運搬によります舗装の損傷がございます。こちらにおきましては、これまでに行為者と現地立会いの下、補修箇所を確認しながら施工方法について指示を行い、道路法第22条第1項によります工事施工命令を通知してまいったところでございます。これまでに、市といたしましても、工事設計書や図面、こちらを作成し、工事見積りの依頼方法を指導してまいったところでございます。  先ほど担当部から報告ありましたように、昨年の10月末に行為者の諸事情により、現在も接触ができない現状となってございます。接触ができ次第、補修の指示をしてまいるところでございます。また、路肩の割れ、そういったところにおきましては、日常の管理といたしまして、道路パトロールを行い、必要に応じまして、簡易的ではございますけれども、補修を行っているところでございます。  以上でございます。 297 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 298 ◯19番(岡野孝男君) 長期不在ということでどうにもならないわけですけど、今後も、所有者が自宅に帰ってきましたらば、引き続き、道路の壊れた道路を、道路法22条ですか、によって直すようにお願いをしたいと思います。ここは農地でもございますので、農業委員会の今の時点での考えをお尋ねいたします。 299 ◯議長(菱沼和幸君) 農業員会事務局長・額賀君。 300 ◯理事兼農業委員会事務局長(額賀 均君) ご答弁申し上げます。初めに現状でございますが、農業委員会としましては、定期的に月1回の巡回を行っており、新たな土砂の搬入は確認されておりません。  また、行為者に対しましては、これまで違法に搬入された土砂を撤去するよう継続して指導してまいりましたが、先ほど生活環境部の答弁もあったように、昨年10月から長期不在となっている状況でございます。  次に、問題点でございますが、このような違法な土砂を撤去するための処分先やそれらに係る資金面などなかなか進まない状況と思われます。今後、行為者と接触でき次第、引き続き指導を続けてまいります。  以上でございます。 301 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 302 ◯19番(岡野孝男君) 長期不在ということでは、その行為者が、進まないわけですが、うちへ帰ってき次第、それぞれの部署で改善に向けて努力をしていっていただきたいと思います。  以上で私の質問を終わりにします。 303 ◯議長(菱沼和幸君) 本日の一般質問はこの程度といたしたいと思います。  以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、明3月2日定刻午前10時から会議を開き、引き続き市政一般に関する質問を行います。  お疲れさまでした。                   午後 3時36分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...