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平成27年9月29日特別会計決算審査特別委員会−09月29日-01号
平成27年9月29日一般会計決算審査特別委員会−09月29日-01号

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  1. 姫路市議会 2015-09-29
    平成27年9月29日一般会計決算審査特別委員会−09月29日-01号


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    平成27年9月29日一般会計決算審査特別委員会−09月29日-01号平成27年9月29日一般会計決算審査特別委員会 平成27年9月29日(火) 一般会計決算審査特別委員会 平成26年度一般会計決算審査について 財政局、産業局、観光交流局農業委員会事務局 〇再開 9時56分 △財政局 9時57分 〇職員紹介決算説明 9時57分 〇質疑 10時22分 ◆問   公用車の保険はどのように掛けられているのか。また、公用車の事故の内容、事故率の推移はどうなっているのか。 ◎答   公用車の保険料は900台余りで年間約1,500万円であり、対人賠償及び対物賠償とも無制限で、車両保険もついている。事故を起こしたとしても保険料の増額はない。事故については、大きな事故は減っているものの不注意による事故はいまだにあり、年間数十件とほぼ横ばいで推移している。 ◆要望   市の大切な財産であるため、事故に対する注意喚起を総務局とともに行ってもらいたい。 ◆問   不納欠損額について、支払い能力がない人と支払い能力があるにもかかわらず支払っていない人の割合はどうか。
    ◎答   不納欠損については、所在不明の者や財産調査を行った結果、差し押さえ不可能な者に対して行っている。 ◆要望   納税意識の欠如につながらないよう、支払い能力がある者には厳しく対応してもらいたい。 ◆問   景気が低下傾向にある中で、ここ数年で変動の激しい税目はあるのか。 ◎答   平成26年度決算では法人市民税は景気の影響を受けている。徴収率は前年度94.1%に対し、平成26年度は94.6%と上昇している。 ◆問   滞納処分件数について、「件」と「者」と表現が異なる部分があるが、その違いは何か。 ◎答   例えば固定資産税は納入期限が4回あるが、納入期限ごとに件数を数えているためそのような表現となっている。 ◆問   滞納処分の内訳について教えてもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   滞納処分によってどのようなものを換価しているのか。 ◎答   かつては不動産や電話加入権であったが、現在は預金と生命保険が大半を占めており、時々不動産の公売を行っている。 ◆問   不動産の公売の実績について教えてもらいたい。 ◎答   前年度は7件の公売の公示を行ったところ、約5,700万円の自主納付があった。そのうち1件は公売に至り、1億円で売却されたが、国税等の優先的に充当される債権があったため、本市には900万円しか入ってこなかった。ただし、売却されることにより今後は安定的に固定資産税が納入されることから、1件解決したものと考えている。 ◆問   滞納処分に係る職員研修はどのように行っているのか。 ◎答   新人研修に加え、県や税務署からの講師の派遣や市町村アカデミー等への派遣研修など、さまざまな研修を行っており、その際には関係課も参加することがある。 ◆問   自動車の差し押さえはしないのか。 ◎答   費用対効果を考える必要はあるが、印象は大きいと思われるため、県税事務所に研修の依頼をしている。研修をしたことが公表されるだけでも効果があるものと考えている。 ◆問   高額滞納の基準はあるのか。 ◎答   特に定義はないが、大半を占める固定資産税への対応が大切であると考えている。 ◆問   高額滞納の推移について教えてもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   インターネット公売は検討していないのか。 ◎答   平成25年度までは年間数件実施していたが、平成26年度は実施していない。 ◆問   金融機関の株式を保有しているが、その経緯について教えてもらいたい。 ◎答   銀行の合併により名称の変更はあるものの、昭和30年代から保有しているものや、合併により引き継いだものが大半であると認識している。また、他部局でも幾らか保有しており、決算附属書類である財産に関する調書に時価総額が記載されている。 ◆問   株式を売却する基準はあるのか。 ◎答   その時の経済状況等を勘案しつつ検討することになる。過去には株式を売却し基金を設立したことがある。 ◆問   売却の判断はだれが行うのか。 ◎答   基金の設立であれば、政策判断であるため市長判断となる。 ◆問   ふるさとひめじ応援寄附金の実績と返礼品の内容を教えてもらいたい。 ◎答   ふるさとひめじ応援寄附金はお城に対する寄附金として2,600万円が集まった。平成26年度は公共施設の入場券やパンフレット等だけであったが、本年12月からは、プロポーザル方式で決定した委託業者地場産品を返礼することとしている。 ◆問   現年課税分の不納欠損額がかなりの金額になっているが、その主な理由は何か。 ◎答   会社の廃業や死亡者に相続人がいない場合、外国から出稼ぎに来て税金がかかるまでに帰国してしまった場合などがある。 ◆問   ネーミングライツによる収入はどこに計上されているのか。 ◎答   スポーツ推進室での取り組みであり、来年度の観光交流局の決算に反映されるものと思われる。 ◆問   職員駐車場の利用料の詳細について教えてもらいたい。 ◎答   利用者数は約5,000台で、そのうちの7割が教職員現場である。決算額で見ると、教職員現場の利用者のほとんどは減免対象者となっていることから、1人当たり月額700円から800円となる。 ◆問   減免率は50%が一番高いのか。 ◎答   減免率は複数適用される場合があり、その結果として一番安い金額である100円まで減額されることもある。 ◆問   競馬場周辺道路整備事業費負担金について、競馬場の利用者の増減によって金額が違うのか。また、周辺校区道路整備に使われていると思うが、建設局とどのように振り分けているのか。 ◎答   兵庫県競馬組合の予算内での補助で、平成24年度から毎年度1,100万円である。対象については周辺校区と決まっており、周辺校区での事業に充当している。 ◆問   東京に6つある公舎について、勤務の人数と数が違うと思うがどのように利用しているのか。また、負担割合はどのように計算しているのか。 ◎答   東京にある公舎については、東京事務所の職員と研修生へ貸し付けている。東京事務所の移転に伴い途中で解約し、職員が違う宿舎に移っている。負担割合については、国家公務員宿舎法を参考に作成した姫路市公舎貸与規則に基づいて使用料を徴収している。 ◆問   入札について、最低制限価格以下となり不調となった件数はどの程度か。 ◎答   不調件数は平成26年度で42件あり、すべての入札参加者最低制限価格未満であるとか、すべての入札参加者予定価格に満たなかったものである。 ◆問   制限付一般競争入札一般競争入札の違いは何か。 ◎答   一般競争入札はだれでも参加できるというやり方であるが、姫路市の場合は参加者の資格を設定しており、その点で制限付という表現になっている。 ◆問   総合評価方式及びその評価項目についてどのように考えているのか。 ◎答   総合評価落札方式の入札については、価格と価格以外の要素を評価して、落札者を決定するという方式であるが、今年度は既に7件実施している。価格以外の評価項目については、ISOの資格や、環境配慮に関する資格、技術者の実績、事業者自身の実績等を対象にしたり、難易度が多少上がるものについては、工事の工夫やアイデア等を評価の対象としたりしている。今後については、現在研究中である男女共同参画の推進についても検討を進めていきたい。 ◆問   人件費が上がっている中で価格を落とすとなると人件費への影響が大きいと思われるが、不調件数は過去と比べて多いのか。 ◎答   不調件数は平成25年度が52件、平成24年度が39件と大体同じような件数で推移している。労務単価については昨今上昇傾向にあるため、設計上の単価を実情に合うよう見直しを行った上で予定価格を設定しているところである。
    ◆問   総合評価方式評価項目の中に男女共同参画の推進という項目を入れてもらいたい。 ◎答   兵庫県では各企業と協定を締結し、協定を締結した企業については評価の際に加点されることになっているため、今後研究していきたい。 ◆問   電子入札の状況はどのようになっているのか。 ◎答   制限付一般競争入札はすべて電子入札で実施しており、平成26年度で302件実施している。 ◆問   不納欠損額等の実態及び不納欠損処分に至った理由について、個人・法人別に教えてもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   高額滞納者の実態と高額滞納者に対する指導状況について教えてもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   本市の市税については、その4分の1程度を少数の高額納税者が納めているという特異な状況にあり、市政に対する貢献度は高いものと考えられる。感謝の意を表するためにも、兵庫県が導入しているように高額納税者に対する表彰制度を検討してはどうか。 ◎答   市町レベルでは納税組合等での活動に対して表彰されるのが主なようで、納税額に対しての表彰は余りないようであるが、今後兵庫県の制度を研究するとともに、納税組合等と合同で表彰できないかということについて研究したい。 ◆問   未利用財産の現状と平成26年度の処分状況について教えてもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   市たばこ税について、たばこの値上げによる影響はあるのか。その推移について教えてもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   総務使用料の内容について詳細に説明してもらいたい。 ◎答   本庁舎使用料は、本館や東館、南別館、北別館、駐車場の使用許可をしていることによる使用料で、具体的には銀行や食堂、自動販売機等の設置による使用料である。庁舎等敷地使用料については、庁舎の敷地内にある電話ボックスの使用料である。公共施設電柱等使用料については、電柱に関する使用料である。公用公共用施設敷地使用料は、市の施設における通勤用自動車駐車使用料である。 ◆問   滞納処分費収入の内訳を教えてもらいたい。 ◎答   不動産の鑑定料である。 ◆問   庁舎管理費の内訳を教えてもらいたい。 ◎答   庁舎維持管理経費については、電気代やガス代、水道料金、下水道料金等で1億円強、清掃業務委託設備管理業務委託等で約1億5,000万円、異動等に伴う間仕切り工事や細かい修繕等の維持管理経費で1億円弱程度である。本庁舎整備事業費については、アーケード工事で8,000万円程度と、会議室関係の備品の更新に約5,000万円である。自動車集中管理経費については、タイヤの交換やエンジンオイルの交換、部品類の交換で3,000万円以上の支出を占めており、それに他の委託料や洗車等の役務費を加えたものである。 ◆問   庁舎における空調の温度設定について、温度を上げ下げすることによる節電効果を試算していると思うが、その内容を教えてもらいたい。 ◎答   関連業者等に問い合わせてみたが、詳細なデータを積み重ねて試算していかなければ難しいとのことであった。ただし、夏場と春期、秋期の電気料金を比較すると、百数十万円の違いしかない。これはほとんどエアコンの影響と思われるが、これだけの建物でエアコンをつけたとしてもその程度の違いしか生じていないため、温度を1度上げ下げしたとして、1割、2割程度電気代が変わったとしても、せいぜい10万円から20万円程度の違いしか生じないのではないかと考えられる。管財課としても連絡があれば担当者が温度や湿度をはかりに行った上で、必要であれば設定温度にこだわらず温度を下げる等の対応をしているため、職務効率に影響しないよう、臨機応変に対応していきたい。 ◆問   大塩・的形の塩田跡地の課税地目はどのようになっているのか。 ◎答   宅地もしくは宅地に近い状態での雑種地として評価している。 ◆問   高額納税者の表彰について今まで検討したことはないのか。 ◎答   高額納税者に対する表彰制度市町村レベルでは設けていないと思われる。見解の相違等で国税局から追徴課税等が実施される場合が懸念される。 ◆要望   高額納税者に敬意を表することは大切なことである。検討してもらいたい。 ◆要望   悪質滞納者への対策として、公売等についても大いに広報してもらいたい。 ◆問   解体した建物に対し、解体したことを把握せずに固定資産税を請求し、また納税者もそのまま納税し、後に返金していたケースはあったか。また、増築工事等を把握せずに請求していなかったケースはあったか。 ◎答   どちらのケースもあり、年間2、3件程度である。 ◆問   公用車の稼働率はどの程度か。 ◎答   管財課で集中管理しているものが公用車駐車場に110台程度、地下に7台あり、昼過ぎになるとすべて出払ってしまっている状況で、稼働率は100%を超えているといっても過言ではない状況である。 〇財政局終了 11時45分 〇休憩 11時45分 〇再開 12時56分 △産業局 12時56分 〇職員紹介決算説明 12時58分 〇質疑 13時35分 ◆問   地産地消推進事業の中でブランド化という説明があったが、その内容について具体的に教えてもらいたい。 ◎答   「姫そだち」という姫路市の農業者が生産した野菜のブランド化に取り組んでいる。 ◆問   具体的にどのような野菜があるのか。 ◎答   姫路ネギや網干メロンエビイモ等が中心である。 ◆問   どのような支援を行っているのか。 ◎答   農業振興センターでの苗の育成支援や出荷等に対する支援を行っている。 ◆要望   行政としてもしっかりとその存在を広報してもらいたい。 ◆問   鳥獣害対策に必要な費用はどの程度か。また、鳥獣被害への対策としてどのようなことを行っているのか。 ◎答   鳥獣害対策として約6,000万円要した。また、鳥獣被害への対策として、おりや監視カメラ、保管用の冷蔵庫等の備品を支給する方法や猟友会に捕獲を委託する方法、防護さくを支給する方法がある。昨年度はシカを2,000頭余り、イノシシを150頭、アライグマ等を250頭余り捕獲しており、やや減っているという認識である。 ◆問   被害はどの程度出ているのか。 ◎答   被害は申告ベースで2,845万円、被害面積は21.4ヘクタールである。 ◆問   兵庫県からの補助金はあるのか。 ◎答   鳥獣総合対策事業費のうち、国からの補助金が197万8,000円、兵庫県の基金からの補助金が234万4,000円、防護さくに関する国からの補助金が3,328万5,000円である。 ◆要望   実際の被害はもっと大きいと思われるため、研究を含めてしっかり対応してもらいたい。 ◆問 
     工場立地奨励事業について、内容とその効果を教えてもらいたい。 ◎答   奨励金は3年間の固定資産税相当額の補助、一人当たり30万円の雇用奨励金の支給、3年間の事業所税相当額の補助の3つからなる。大変高額な支給額ではあるが、3年後には補助額が固定資産税等として入ってくるため、工場立地については短期的な観点だけではなく、中長期的な観点で考えると、政策的には効果があるものと考えている。なお、平成26年度は48社61件の奨励金を支給している。 ◆問   これまでの新規立地の実績はどうか。 ◎答   平成26年度には4件の新規立地があった。 ◆問   鳥獣対策における電気さくへの対応はどのようになっているのか。 ◎答   登録があるものについてすべて調査をした結果、2件表示がないものがあったため表示をするよう指導した。 ◆要望   ルールの徹底についてしっかりと指導してもらいたい。 ◆問   学校給食以外で地産地消の普及に貢献できる取り組みを考えているのか。 ◎答   みかしほ学園の生徒による卒業発表の場を兼ねて、農業振興センター地場産品を使った「食と農のイベント『みかしほレストラン』」を行っている。今後もそのような取り組みをさらに進めていきたい。 ◆問   地場産品を積極的に使っている施設を把握しているのか。 ◎答   すべてを把握しているわけではないが、姫路産の農産物や水産物を取り扱って商品化したり、レストラン等で食事を提供したりする店舗を掲載した冊子をつくり、積極的にPRしている。 ◆要望   合併によって市域が広がったことにより、大きな総合商社に匹敵するような力を持ったと考える。地産地消の取り組みを積極的に推進することは、雇用の機会の拡大にも大いにつながるものと考えられることから、関係機関と連携を密にしつつ、地域内の食の循環という観点で施策を展開してもらいたい。 ◆問   猟友会の高齢化が進み、若手の育成も検討する必要があると思うが、その取り組みはどのようになっているのか。 ◎答   猟友会の会員数は減少傾向にあったが、ポスター等によるPRにより、34人増加している。行政としても若い会員がふえるような対策を猟友会とともに考えながら対応していきたい。 ◆問   これからの鳥獣害対策について、どのように考えているのか。 ◎答   兵庫県は、全県的に平成24年度を一つのピークに減少傾向にあるという見解であるようだが、本市としては目に見えた形で数が減っているというような認識はない。対策としては、駆除するかさくで防御するかの2つしかなく、目に見えた効果が出ておらず悩ましいところであるが、現時点で手を緩めるとますますひどい状況になるおそれもあるため、行政、猟友会、地元が一体となって協力しつつ対応していきたい。 ◆問   林業の育成をこれからも進めていかなければならないと思うが、その進捗状況を教えてもらいたい。 ◎答   市有林の循環型林業として、作業道の開設、間伐、運搬に要する経費と国の補助金と間伐材を売却することによる収入の比較を市所有の山林で試験的に実施しており、大体黒字のめどがついている。今後、民有林にこのモデルを広げていくことを予定している。 ◆問   木質バイオマス活用モデル事業の内容及び今後の展開について教えてもらいたい。 ◎答   木質バイオマス活用モデル事業については、夢さき夢のさと農業体験施設「夢やかた」でペレットストーブを1基導入しており、費用対効果だけでなく、温かみを感じる雰囲気も含めて、民間で導入してもらえるのかどうかの検証をしている状況である。 ◆問   台風や集中豪雨等の関係で林地崩落防止事業治山事業が大事になってくると思うが、どのあたりが危険な地域なのか。また、現在行っている対策について説明してもらいたい。 ◎答   地域的には姫路市の北部が多いが、兵庫県姫路農林水産振興事務所山地災害危険箇所として約570カ所を指定している。山地災害危険箇所については兵庫県のホームページで確認できるようになっており、一般の方にも危険性について認識してもらいたいと考えている。対策については、兵庫県が策定している第二次山地防災土砂災害対策5カ年計画に基づき、治山ダムの重点整備等を推進しているところであり、あわせて市の事業として、県の補助を受けながら県単独補助治山事業に取り組んでいるところである。また、市内の森林については、管理不足により災害が発生していることから、災害に強い森づくりとして防災機能を高めるための循環型林業を推進しているところである。 ◆問   緊急雇用就業機会創出事業について、実際に雇用に結びついたようなことはないのか。 ◎答   平成26年度は18事業で200人余りが雇用された。その中には、大河ドラマ館の誘導・警備等の一時的なものもあったが、女性向けの人材養成事業等については、正規雇用に結びついているものもあったのではないかと考えている。また、直接雇用に結びついていないかもしれないが、中小企業向けの処遇改善のセミナーも実施したことにより、離職者をとどめる、定着化する効果があったのではないかと考えている。 ◆問   雇用奨励金の対象者は、資本金10億円以上の事業所よりも資本金10億円未満の事業者のほうが圧倒的に多く、雇用の面から見ると、大企業では余り多くの人が雇用されていないという状況がある。工場設置奨励金事業所奨励金の金額は資本金10億円以上の事業所のほうが圧倒的に多いことから、それなりの雇用を創出してもらえるようにもっと強く働きかけてもらいたいし、地方創生という観点からも、正社員としてきちんと働くことができる環境を整備していく取り組みがより求められると思う。 ◎答   以前は大企業だけであったが、平成24年度に中小企業向け奨励制度を創設し、平成26年度には対象要件を5,000万円以上の投資から3,000万円以上の投資に引き下げ、さらに今年度からは奨励措置の期間を3年間から6年間に伸ばしており、中小企業にも手厚い制度になっていると考えている。また、中長期的な観点からも大きな効果があると考えているため、今後中小企業についても重点的に対応していきたい。 ◆問   中小企業が雇用に果たしている役割も大きいとは思うが、やはり大企業にもそれなりの役割を果たしてもらいたいと思う。大企業に対する雇用創出に関する働きかけとして具体的に何をしているのか。 ◎答   奨励金に関する相談があった際には、奨励金の説明に加え、地元採用や正規雇用をお願いしている。 ◆問   工場立地促進制度雇用要件について、姫路市内の住民という限定があったものを姫路市と連携協約を締結した市町の住民にまで拡大したが、このことによる具体的な効果を把握しているのか。 ◎答   制度改正から余り日がたっておらず、具体的な効果については把握できていないが、今後国の施策が拡充されてくると思われるため、しっかりと情報収集を行い、十分に成果が上がっていくように努めていきたいと考えている。 ◆問   農林業センサスについて具体的に教えてもらいたい。 ◎答   5年ごとに全国規模で実施されるもので、調査対象となるのは、田を30アール以上経営する方もしくは前年度までの農業としての販売額が50万円以上ある方で、経営の規模、経営主体、構成員や栽培作物等について調査を行うものである。 ◆問   人・農地プランについて詳細を教えてもらいたい。 ◎答   地域や農区が抱える人と農地の問題を解決するための「未来の設計図」となるもので、地域や農区が作成した素案について、市の検討会で適正と判断されると人・農地プランとして正式決定され、各種支援制度を受けることができるようになるものである。 ◆問   経営所得安定対策事業について詳細を教えてもらいたい。 ◎答   姫路市地域農業再生協議会に転作の確認や農家の経営安定化のための対策、水稲の作付確認等を実施してもらっている。 ◆問   広畑区西浜地区では売却後も利用されていない土地がある。市から何かアプローチはしているのか。 ◎答   姫路市内に工場適地や遊休地が少ないため、民間企業が有している大規模遊休地についても積極的に紹介するようにしている。その中で広畑区西浜地区にある売却済みの未利用地については、年に1、2回購入した事業者を訪問し、土地の利用について要望しているところであり、また元の土地所有者も売主としての責任として市とは別ルートで購入した事業者に働きかけている状況である。遊休地については、さまざまな働きかけをしていることを理解してもらいたい。 ◆問   夢前町山冨地区に鹿肉処理加工施設があると思うが、そこでの処理数はどれくらいか。 ◎答   本市では鹿肉処理加工施設である夢咲鹿工房に持ち込む際の費用を一頭につき2,000円助成しており、平成26年度は256頭分の助成を行っている。 ◆問   その助成費用はどこに計上されているのか。 ◎答   鳥獣総合対策推進事業費である。 ◆問   農業体験・研修の受講者は何人であったのか。 ◎答   農業振興センターで「ひめじ帰農塾」という農業研修を実施している。講義部門と実習部門があり、講義部門では初心者コースと経験者コースが年8回ずつ開催され、受講者は合計54人であった。実習部門では、野菜コース、果樹コース、花苗・鉢花コースがあり、受講者は合計47人であった。また、市政出前講座を活用した「ひめじ楽農塾」という栽培講座を行っており、1年間で47回開催し、受講者は1,800人であった。 ◆問   太陽光発電について、今後産業的にも太陽光発電と農業が並行できるのであれば、実質的に推進していくことになるのか。 ◎答   太陽光発電については2カ所で行っている。一つは農地活用形の太陽光発電研究事業として、発電設備の設置が農作業や収穫量に及ぼす影響などについて、香寺町相坂地内で地元企業と共同研究・調査を実施しており、年間118万1,000円程度の売電収入がある。この事業は平成25年度から平成27年度にかけて実施しており、費用対効果も含め効果があるようであれば今後あっせんしていきたいと考えている。もう一つは、農業振興センター入り口左側の壁面に3台設置しており、年間27万3,000円程度の売電収入がある。 ◆要望   定年後に農業をすることを目的に農業体験をする人もたくさんいると思うため、できるだけ多くの人に体験してもらえるような施策を展開してもらいたい。 ◆問   水産振興について、実際に事業者の話を聞くと、瀬戸内全体で漁獲量や魚の種類がすごく減ってきて、昔とは全く状況が違うということを耳にする。市でも稚魚の放流や中間育成をしているが、一番よい時期に放流できているのか。 ◎答   放流に当たっては、漁業者や県の試験場と話し合いながら、最適な時期を探って実施するようにしている。 ◆問   市政の概要の中で離島漁業再生支援事業として築いそ、海底耕うん他と書かれているが、「他」の部分をもう少し具体的に聞かせてもらいたい。 ◎答 
     クラゲ等の害のあるものを除去したり、投石漁礁を実施したりしている。 ◆要望   山や川が与える影響や生物多様性の問題等についても研究し、漁業従事者の就業環境の向上のための取り組みを引き続き実施してもらいたい。 〇産業局終了 14時30分 〇休憩 14時30分 〇再開 14時45分 △観光交流局 14時45分 〇職員紹介決算説明 14時46分 〇質疑 15時18分 ◆問   国際交流助成事業費の詳細について教えてもらいたい。 ◎答   国際交流助成事業費については、姫路市文化国際交流財団に助成している費用であり、地域住民の国際教養の普及啓発に関する事業、海外諸都市との友好交流に関する事業、国際交流に関する調査研究及び情報の収集並びに刊行物の発行提供に関する事業、外国人の受け入れ体制の整備及び在住外国人との交流に関する事業、国際交流関係団体の連携及び支援に関する事業を行っている。 ◆問   クリチーバ市姉妹都市提携30周年記念訪問団派遣について、市民訪問団を募集しても集まらなかった事情を教えてもらいたい。 ◎答   市民訪問団を広く募集したが、5、6人しか集まらず、催行ができなかったことから、公式訪問団だけで訪問したものである。 ◆問   本年ヨーロッパを訪問した際にも集まらなかったのではないか。 ◎答   ノイシュバンシュタイン城やシャンティイ城、シャルルロワ市を訪問する行程であったが、30名程度集まった。訪問する場所によって人気の差があるということを実感した。 ◆問   人気の差があることは理解するが、募集したけれどもわずかしか集まらなかったため市民訪問団が結成できず、訪問もしないということであれば、公式訪問団だけでは行く必要もないと考える。相手に対する儀礼という点で海外姉妹都市を訪問する必要があるのであれば、公費を使ってでも市民訪問団を結成し訪問することも一つの方法であると考える。 ◎答   市民交流は大切であり今後も続いていくため、何らかの仕組みを考えていきたい。 ◆問   姫路市文化国際交流財団の決算書を見せてもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   文化センター費の不用額が多すぎることについて、工法の見直し、経費の圧縮という説明があったが、それは予算を組む段階で考えなければならないことであると思うし、また、それだけのことで簡単に半額になるということが少し理解できない。何か事情があったのか。 ◎答   当初から工法の見直し等を考慮しなければならなかったのではないかという指摘についてはそのとおりである。文化センターについては建てかえも検討していることを考慮し、調光や音響の設備などの緊急のものに限って対応している。また、つり天井の改修における工法の見直しを行った結果、不用額が発生したものである。 ◆問   観光振興については、おおむね委託料や補助金で賄っているものの、実際には市役所の職員も深くかかわっているが、形式上の委託料や補助金になってはいないか。 ◎答   平成26年度は特に黒田官兵衛と姫路城グランドオープンに向けての全国への大々的なPRを行ったため委託料が非常にふえているが、効果的にテレビや雑誌等を利用した結果であるため理解してもらいたい。また、補助金の支出先である団体で、姫路市の職員が企画部門に携わりいろいろと仕事をしているのは確かであるが、民間色を出しながら、かつイベント自体はしっかりしなければならないというはざまの中でいろいろと苦労して仕事をしているところは理解してもらいたい。 ◆問   城周辺観光ループバスの内容と実績について教えてもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付)最初は土日祝日のみの運行であったが、平日の観光客もふえてきたため、平成18年からは平日も運行している。運行会社の必要経費と収入額の差額について、土日祝日分は全額補てんし、平日分は半額補てんしている。昨年度は1,302万円補助しており、年間の乗降者は7万人、便数は6,067便で1便当たり11.6人乗車している。 ◆問   一人当たり200円弱の税金を支出していることになるが、その効果をどのように考えているのか。 ◎答   本年は姫路城がグランドオープンした関係で乗車人員が満員になる日が続くこともあるため、それだけ喜んでもらえているものと考えており、今のところは続けていきたいと考えている。 ◆問   姫路お城まつり開催経費に関する資料を提出してもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   姫路城周辺イベント等事業開催助成経費に関する資料を提出してもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   姫路城イベント実行委員会のメンバーについて教えてもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付)名誉会長は市長で、顧問が市議会議長と商工会議所会頭、会長として商工会議所のにぎわいづくり委員長、それを補佐する副会長として商工会議所副会頭と副市長が就任している。その他マスコミ、菓子組合、酒造組合、連合婦人会の方々で会議を行い、イベントを企画している。 ◆問   姫路城イベント実行委員会の事務局はどこが担当しているのか。 ◎答   姫路市である。 ◆問   姫路城イベント実行委員会の監査はだれが担っているのか。 ◎答   三井住友銀行姫路法人営業部長と姫路青年会議所理事長である。 ◆意見   任意の団体であり、各種団体の代表に参加してもらっているものの、会費は負担していない。また、会費も出さず、事業にも責任を持たない人たちによる監査が本当に正しい監査になるのかどうか疑問である。そのような団体に多額の税金を支出することが本当に正しいのかどうかということを以前から指摘している。実行委員会としているだけで、姫路市のお金で運営して、姫路市の行事としてやっているのと変わらない。お金の使い方として、このようなやり方が果たしてよいのか。 ◆問   姫路お城まつり奉賛会の収支決算書中の助成費の内訳を説明してもらいたい。 ◎答   姫路城薪能補助金として150万円、ひめじ良さ恋まつり補助金として47万8,170円、姫路青年会議所イベント補助金として75万円、サウンドフェスティバル補助金として30万円である。 ◆問   姫路城薪能については、これとは別に市から70万円の補助金が出ている。姫路市から補助金をもらって運営している団体が、さらに別団体へ補助金を支出するというやり方は間違っており、議会としてチェックできなくなる。 ◎答   姫路市から補助金を受けた団体が、他団体に補助し、姫路市からも別途直接補助するということについては、定期監査等でも指摘を受けていたため、姫路お城まつり奉賛会については、協賛金を財源として姫路城薪能へ補助するという仕組みをつくっている。 ◆問   財源のほとんどが協賛金であれば理解できるが、実行委員会形式で税を投入すれば、監査機能が働かないということと、実質的に税で運営されている団体が他団体へ補助金を支出することは、議会としてのチェック機能をそぐことになるということは指摘してきた。また、姫路城イベント実行委員会や姫路城お城まつり奉賛会の決算書も同様であり、お金の流れを明らかにした上で予算や決算の審査を受けるという形にしなければ議論できないため、来年度以降の予算の立て方について検討を加え、方向性を示してもらいたい。 ◎答   来年度に向けて至急対処したい。 ◆問   来て、みて、ホットする姫路キャンペーン事業について教えてもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   姫路観光コンベンション事業費の内訳を資料として提供してもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   動物飼育費についてはえさ代が多いと思うが、わかるのであればえさ代の高い動物を順番に教えてもらいたい。 ◎答   1日当たり、ゾウで約1万円、ホッキョクグマやライオンが約5,000円、オタリアは約4,000円になる。 ◆問   動物購入費はこの決算額で合っているのか。 ◎答   動物購入費の3万円はモルモットを10匹購入した金額である。予算そのものはミナミコアリクイを買うためのものであったが、輸入業者と交渉していたものの個体が見つからず購入できなかったものである。 ◆問   1年間でモルモット10匹を購入しただけか。 ◎答   動物園同士で交換するなど実際に入ってきた動物はほかにもいる。
    ◆問   動物園同士で交換する際に費用は発生しないのか。 ◎答   発生しない。 ◆問   動物園整備費中の備品購入費として230万円が支出されているが、何を購入したのか。 ◎答   動物の血液検査の機械を購入したもので、炎症の度合いを調べるためのものである。 ◆問   姫路城管理費中の整備事業費や姫路城大天守保存修理事業費は歳出科目上どの節に振り分けられるのか教えてもらいたい。 ◎答   整備事業費は大部分が工事請負費であり、三の丸広場の園路舗装やライトアップ設備の改修、監視カメラの改修工事等を行った。また、姫路城大天守保存修理事業費については、工事請負費として2億6,000万円、委託料として設計監理費が6,000万円、城内の展示とサインを一新するのに要した費用が2億円、官兵衛の歴史館管理運営に要した費用が5,000万円などとなっている。 ◆問   姫路城管理費中の負担金補助及び交付金の詳細について教えてもらいたい。 ◎答   上水道の排水管布設工事に伴う負担金である。 ◆問   スポーツイベント開催助成事業費の詳細について教えてもらいたい。 ◎答   姫路市スポーツイベント開催補助金交付要綱に基づき、バスケットボールのWリーグ、全日本女子バレーボールチームの強化合宿、家島で行われている姫路家島オープンウォータースイミング大会、全日本女子剣道選手権大会に補助金を支出している。 ◆問   それぞれどの団体に支出したのか。 ◎答   姫路バスケットボール協会、姫路市バレーボール協会、ひめじ家島オープンウォータースイミング大会実行委員会、一般財団法人兵庫県剣道連盟である。 ◆問   世界遺産姫路城マラソン開催経費について、大会の収支がわかる資料を提出してもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   各種イベントにおけるステージでの出演時間について、前の団体等の時間が押してしまって披露する時間が確保できないという声を聞く。毎年同じような順番にするのではなく、順番を入れかえて、出演時間を確保することで満足度を上げてもらうほうがよいのではないか。 ◎答   ステージに出演する方は、プロのような方からアマチュアの方までいろいろな方がいるため、そのあたりのことを配慮し、今後スケジュールどおり運営できるよう努力していきたい。 ◆問   世界遺産姫路城マラソンに関する収入部分は決算には反映されていないのか。 ◎答   マラソン実行委員会は、市からの負担金とランナーからの参加料、各企業からの協賛金によって運営しているため、市の決算では実行委員会への負担金の歳出しか出てこない。 ◆問   大会回数を重ねる中で、毎回抽選に外れる方は今後出場する意欲に欠けてくる部分があるのではないかと思う。神戸市では、今後の大会を盛り上げるため、初出場枠や落選者用の優先枠を設けていると聞いているが、世界遺産姫路城マラソンの中でもそのような枠をつくり、参加者を定着させていってはどうかと考えるが、当局の見解を教えてもらいたい。 ◎答   そのような声があるのは把握しており、今後、第3回、第4回に向けて落選する方についての救済策を研究していきたい。 ◆問   官兵衛プロジェクト推進協議会の決算書を出してもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   本年は姫路城のグランドオープンで、昨年は官兵衛プロジェクトということで職員の皆さんにいろいろと頑張ってもらっているが、そういう中で時間外勤務の多い局の中の一つということで、何人かの職員が月60時間以上、年間1,000時間ぐらい時間外勤務をしている職員もいる。今後もこのような状態が続くようであれば、必要な人員は確保してもらい、時間外勤務をできるだけ減らすような努力をしてもらいたいと思うが、その点についてどのように考えているのか。 ◎答   職員の健康管理に気を使いながらやってきたが、昨年度については官兵衛プロジェクトと姫路城のグランドオープンが重なったため時間外勤務が多くなってしまった。今年度は姫路城への来城者が過去最高の174万人をはるかに超え、200万人も超えようかという状況であり、来城者の安全対策について進めていかなくてはならないことや、秋以降はマラソンに力を入れていかなくてはならないということ、また観光交流局ができた一つの大きな目的として、東京オリンピックに向け姫路市や周辺地域を全国にプロモーションしていかなければならないということもある。今後も職員の健康管理に気をつけながら、職責を果たしていきたいと考えている。 ◆要望   来年度に向けて必要な人員を確保できるよう要請してもらいたい。 ◆問   姫路城のグランドオープン以後、外国人観光客がふえているという新聞報道等もあるが、外国人は一般のホテルよりも町屋などの民宿的なところを好み、安く旅行するためにそのようなところが口コミで広がるということもある。姫路では町屋的な宿泊施設等の状況がどのようになっているのか教えてもらいたい。 ◎答   姫路を訪れる外国人観光客の宿泊先は大きく2つに分かれ、一つはいわゆるバックパッカーと言われる人が利用する町屋などの民宿的なところ、もう一つはホテルである。ホテルではツインルームがあるホテルが人気であり、ホテルによっては1割以上が外国人観光客であるところもある。今後、外国人観光客の動向を把握するとともに、兵庫県や関西広域連合とインバウンド対策について情報交換をしていきたいと考えている。 ◆問   国際交流助成事業の中で青少年の国際交流ということで中・高生を派遣しているが、詳細を教えてもらいたい。 ◎答   姫路市からの派遣の定員については、フェニックス市が高校生3人、アデレード市が高校生5人、太原市が中・高生10人、シャンティイ城・シャルルロワ市が中学生9人、昌原市が中学生10人である。姫路市への受け入れの定員は、フェニックス市が高校生3人、アデレード市が高校生5人、太原市が中・高生10人、昌原市が中学生10人である。 ◆問   派遣者はどのように募集しているのか。 ◎答   中学校、高校を通じて募集をしている。平成26年度で定員割れしているのは太原市への派遣者で、定員10人のところ6人の派遣であった。そのほかは定員どおり派遣している。 ◆問   中学校、高校を通じて募集をしているとのことであるが、高校は市立3校に限らないのか。 ◎答   県立高校も含まれる。 ◆問   一人当たりの助成額はどの程度か。 ◎答   一人当たりの助成額は6万2,466円である。 ◆問   姫路城管理費中の委託料の内訳を詳細に説明してもらいたい。 ◎答   工事の設計監理として6,000万円、城内の展示やサインの一新に2億円、官兵衛歴史館の運営に5,000万円、記念式典の運営や警備委託に1,700万円、城の管理運営業務委託に5,200万円、清掃に1,600万円等である。 ◆問   姫路城東側の県道砥堀・本町線の西側歩道は市が管理し、東側歩道は兵庫県が管理している中で、西側と東側の状態に差が生じているが、観光客目線に立てば、反対側は県が管理しているから草が生えていても仕方ないというわけにはいかない。市が県から委託を受けて管理できるようにしてもらいたい。 ◎答   道路自体は県道であるため、西側も県の所管だが、姫路公園の一角ということで、県と協定を結んで市が維持管理を行っている。県は道路全体を管理しているため、特に姫路城の近くだけを手入れするという意識を持ってもらえていないというのが現状である。今後も強く要望していきたいと考えている。 ◆問   姫路にかかわりのある方で、文化・スポーツ部門で著名な方のリストアップはしているのか。 ◎答   姫路観光大使制度があり、文化・スポーツ部門で著名な方もいれば、マスコミ等で文化・スポーツ部門に携わっている方もいるため、相談をすることはある。 〇観光交流局終了 16時37分 △農業委員会事務局 16時41分 〇職員紹介決算説明 16時41分 〇質疑 16時50分 ◆問   議会選出の農業委員の会議への出席状況がわかる資料を提出してもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆意見   公選の農業委員と議会選出の農業委員では職務内容に非常に差があるにもかかわらず、議会選出の農業委員の会議への出席状況が特別悪かった例がある。農業委員の報酬は年額で決まっているため、会議を欠席しても報酬が発生することから、議会選出の農業委員が全く会議に出席しない場合は、農業委員をやめてもらい、違う議員を選出するという形をとらないといけないのではないかと考えている。議員としても戒めないといけない。 〇農業委員会事務局終了 16時58分 〇散会 16時58分...