• "重松保健福祉部長"(/)
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  1. 音更町議会 2021-03-02
    令和3年第1回定例会(第1号) 本文 2021-03-02


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  会議の経過 開会(午前10時00分) ◯議長(高瀬博文君)  報告します。  ただいまの出席議員は19名で、定足数に達しております。  令和3年第1回音更町議会定例会を開会します。 諸般の報告 2 ◯議長(高瀬博文君)  開議に先立ち、議会運営委員長から議会運営に関する報告があります。  堀江美夫議会運営委員長。 3 ◯議会運営委員長(堀江美夫君)〔登壇〕  おはようございます。  2月25日に議会運営委員会を開催し、第1回定例会の運営について協議を行いましたので、その内容を御報告いたします。  はじめに、総合計画等に関する調査についてでありますが、本日、委員会報告が行われる予定となっております。  本定例会に提出された議案は、令和3年度各会計予算が8件、令和2年度各会計補正予算が7件、条例の一部改正に関する条例案が6件、このほか議会の議決を経ようとする案件が2件の合計23件であります。  議案のうち、本日設置予定の予算審査特別委員会への付託は、令和3年度各会計予算に係る議案として第1号から第8号、予算に関連する議案として第19号から第21号までの合計11件を予定しております。  先議案件は、令和2年度一般会計及び特別会計に係る議案第9号、第10号、第12号の3件のほか、第6期音更町総合計画の基本構想及び基本計画の策定についてを本日取り扱うことといたします。なお、最終日の追加予定案件として、音更町教育委員会教育長の任命につき同意を求める人事案件について取り扱う予定としております。  会期につきましては、本日から3月16日までの15日間であります。この間、予算審査特別委員会の審査は10日から12日までの計3日間を予定しております。  一般質問につきましては、9名から9問の通告がありましたので、4日に3名、5日に3名、8日に3名の日程で行う予定であります。
     なお、行政報告に対する追加質問の通告は、明日、3日の正午までとなっております。  請願等につきましては、請願が1件、陳情が1件提出されておりますので、所管の常任委員会に付託の予定であります。  以上、協議内容について御報告をいたします。 4 ◯議長(高瀬博文君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 5 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで質疑を終わります。 開議(午前10時03分) 6 ◯議長(高瀬博文君)  これから、本日の会議を開きます。 日程第1 7 ◯議長(高瀬博文君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、方川克明議員、不破尚美議員を指名します。 日程第2 8 ◯議長(高瀬博文君)  日程第2 会期の決定を議題とします。  本定例会の会期は、本日から16日までの15日間にしたいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 9 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認め、そのように決定しました。 日程第3 10 ◯議長(高瀬博文君)  日程第3 町長から行政報告がありますので、発言を許します。  小野信次町長、登壇願います。 11 ◯町長(小野信次君)〔登壇〕  おはようございます。  令和3年第1回定例会の開会に当たり、行政の諸般について御報告申し上げます。  はじめに、新年度の予算編成について申し上げます。御承知のとおり令和3年度当初予算は、町長選挙を控えていることから骨格型の予算編成としております。一般会計の歳出につきましては、経常経費のほか、道の駅整備事業、道営土地改良事業道路橋梁整備事業などの継続事業や新型コロナウイルス感染症の対応に必要な物品の整備など、年度当初から速やかに実施しなければならない事業について計上しております。  歳入につきましては、主要な一般財源である町税のうち住民税では、感染症の影響による経済活動の抑制などに伴い、個人・法人ともに所得が減少することに加え、固定資産税では、中小事業者等に対する軽減措置があるほか評価替えに伴う家屋評価額の減少もあることから、前年度当初予算に比べて6.3%の減を見込んだところであります。  地方交付税では、基準財政需要額が増加するものの、交付税の振替財源である臨時財政対策債が増加する見込みであることから、前年度当初予算に比べて3.6%の減を見込んでおります。  また、地域振興基金からふるさと寄附金分を繰り入れ、子どもたちの健全育成や安心して暮らせる福祉の向上など、寄附者の意向に沿った事業へ充当したところであります。  一般会計の予算総額は201億100万円となり、前年度当初予算に比べ21億5,600万円、率にして9.7%の減となっております。  特別会計につきましても、経常経費のほか、個別排水処理事業特別会計の継続事業である合併処理浄化槽設置工事などについて計上しております。  これらの結果、一般会計、特別会計及び企業会計を合わせた全会計の総額は339億8,681万7千円となり、前年度当初予算に比べて25億545万2千円、率にして6.9%の減となったところであります。  次に、第6期総合計画の策定について申し上げます。  第6期総合計画の策定作業につきましては、平成31年2月に計画の策定方針を決定し、その後、令和元年7月に設置した総合計画審議会に計画案を諮問したところであります。審議会におきましては、「持続可能な開発目標」、いわゆるSDGsの理念を踏まえつつ、現状の把握や課題などの整理を行うとともに、本町が目指す将来像や基本目標のほか、それぞれの分野における方向性や取り組むべき施策などについて慎重かつ熱心な審議を進めていただきました。  また、この間、町民へのアンケート調査を行ったほか、新たな取組として町民ワークショップを3回開催するとともに、議会に設置された総合計画等調査特別委員会の調査活動の中でも順次策定作業の経過を報告させていただきながら、計画策定に向けての様々な御意見をいただいたところであります。  このような審議を経て、昨年12月7日に審議会から約1年半にわたる審議内容をまとめた素案の提出を受け、町広報紙やホームページなどを通じて実施したパブリックコメントにより町民の皆様からいただいた御意見を基に、更に審議会で詰めの審議が行われ、去る2月5日に計画案の答申があり、これを今定例会に提案しておりますので、よろしくお願いをいたします。  改めて、これまでのこの計画案の策定作業に御参加いただいた多くの町民の皆様に対して、心からの敬意と感謝を申し上げます。  次に、町内で発生した新型コロナウイルスによるクラスターの終結と町の対応について申し上げます。  昨年の12月中旬以降、町内の医療機関や老人福祉施設におきまして、3件のクラスターが発生しておりましたが、2月18日をもって全ての施設において健康観察期間が終了いたしました。これらの施設では、休止していた外来診療の一部を再開するなど、職員が一丸となって一日も早く平時に戻れるよう取り組んでいる状況であります。  町といたしましては、業務に従事された職員の皆さんに1人当たり3万円の慰労金を早期にお届けできるよう各施設に対して案内を開始しており、手続が整い次第、給付したいと考えております。  なお、新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、町民の皆さんからの相談などに対応するため、保健センター内に「音更町コロナ専用ダイヤル」を3月8日に設置することとしております。  最後に、音更町宿泊助成事業、「おとふけ割」の再開について申し上げます。  本年第1回臨時会において予算措置をいたしました音更町宿泊助成事業「おとふけ割」につきましては、2月19日から対象を十勝管内在住者に限定して事業を再開いたしました。宿泊料金に応じて1人1泊当たり最大4千円を助成することとし、今年度末までに1万泊分を上限に実施しておりますが、対象範囲の拡大や事業の継続につきましては、今後財源などを考慮しながら検討してまいりたいと考えております。  以上申し上げ、行政報告といたします。 日程第4 12 ◯議長(高瀬博文君)  日程第4 請願第3号悪質商法による消費者被害をなくすために、預託法の改正及び執行強化並びに特定商取引法の改正、同法指針の改正及び執行強化を求める件を議題とします。  請願書を事務局より説明させます。  草浦議会事務局長。 13 ◯議会事務局長(草浦富美さん)  請願第3号、件名、悪質商法による消費者被害をなくすために、預託法の改正及び執行強化並びに特定商取引法の改正、同法指針の改正及び執行強化を求める件。令和3年2月4日受理。提出者、音更町消費者協会会長、佐々木利勝氏、紹介議員は堀江美夫議員不破尚美議員であります。  請願趣旨等については省略をさせていただきます。  以上であります。 14 ◯議長(高瀬博文君)  ただいま議題となっております請願第3号は民生常任委員会に付託したいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 15 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認め、そのように決定しました。  次に、陳情第6号加齢性難聴者の補聴器購入の公的補助を求める件を議題とします。  陳情書を事務局より説明させます。  草浦事務局長。 16 ◯議会事務局長(草浦富美さん)  陳情第6号、件名、加齢性難聴者の補聴器購入の公的補助を求める件。令和3年1月19日受理。提出者、全日本年金者組合音更支部執行委員長、重堂登氏であります。  陳情趣旨等については省略をさせていただきます。  以上であります。 17 ◯議長(高瀬博文君)  ただいま議題となっております陳情第6号は民生常任委員会に付託したいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 18 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認め、そのように決定しました。 日程第5 19 ◯議長(高瀬博文君)  日程第5 総合計画等の調査に関する件を議題とします。  本件に対する委員長の報告を求めます。  山川秀正総合計画等調査特別委員長。 20 ◯総合計画等調査特別委員長(山川秀正君)〔登壇〕  総合計画等調査特別委員会報告。  令和元年第3回定例会において本特別委員会が付託を受けた総合計画等の策定について、このほど調査を終了しましたので、その結果を次のとおり報告いたします。  令和3年3月2日。音更町議会議長高瀬博文様。総合計画等調査特別委員会委員長山川秀正。  1、委員会の開催状況。令和元年9月10日、11月5日、12月16日、令和2年1月20日、2月10日、3月17日、6月12日、7月28日、8月17日、9月17日、10月13日、11月17日、12月16日、令和3年2月2日、2月16日、以上計15回であります。  2、調査の目的及び経過。  1、調査の目的。今年度で最終年度を迎える第5期総合計画の検証等を踏まえ、令和3年度を初年度とする第6期総合計画及び第2期音更町まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について調査することを目的に、令和元年第3回定例会において10名の委員により構成する本特別委員会が設置されました。  具体的には、「第5期総合計画等評価結果の検証」、「人口ビジョン等の将来的なまちづくりの考え方」、「基本構想における目標、将来像」、「各分野における課題、目指す方向、施策及び目標指標」の視点から、新たな総合計画の策定に向け、今後のまちづくりの方向性等について調査を行いました。  2、調査の経過。本町はこれまで第5期総合計画のまちの将来像、「豊かな大地に広がる笑顔 今も未来も住み続けたいまち おとふけ」を将来像に、町民、町、議会が一体となって計画に沿ったまちづくりの実現に向け取り組んできました。  平成27年にSDGsが国連サミットで採択され、「SDGsの推進は地方創生に資するものであり、その達成に向けた取組を推進していくこと」が地方自治体のまちづくりに求められるようになりました。また、この間、本町のみならず全国的な人口減少や新型コロナウイルス感染症の感染拡大など、地方自治体を取り巻く環境は予測を大きく上回る勢いで変化しています。  今後10年間のまちづくりの方向性を示す第6期総合計画は、SDGsの理念を踏まえた上で、全ての町民が共感でき、より町民の意思に基づいた計画づくりが必要であり、本特別委員会としても慎重かつ精力的に調査を行い、これからのまちづくりに対する具体的施策など提言を行ってきたところであります。
     第5期総合計画等評価結果について、各委員から、「住みよい環境を維持して発展させるという取り組みをしているが、定住人口の維持につながっていない。移住定住対策が重要」、「インバウンドだけではなく、国内客や地元の人にも宿泊で利用してもらえることが安定した基盤をつくるために重要。宿泊でどれだけリピートして来てもらえるかが大事」、「これからは交流人口が一番経済の活性化になる」、「6期総の全体を通して、教育は大事な10年になる」などの意見、提言がありました。  まちの将来像に向かって実現するための施策については、各委員から、「定住の促進を図るうえで雇用が非常に重要になってくる」、「町の特産である農業、子どもたちに自校給食をしている町として、住んでいる人たちは子どもたちも健康、親も健康ということが町のブランドになる」、「音更町はクリーン農業で安全な農産物をつくっているというスタイルを打ち出すべき。様々な経営形態が生き残れる地域をつくることが大事」、「人口を確保する上で家を建てられる環境が整うことが大事」、「働き方改革は国でもクローズアップされており、新型コロナウイルス感染症でテレワークが非常に重要視されている」、「合同納骨塚は将来的に本町には必要なもの」、「防災に関して、避難生活をするうえでもジェンダーの視点に立った取組が重要な課題になってきている、「住み慣れた環境の中で暮らし続けられるまちづくりが今後10年間で重要になってくる。福祉が充実するということは社会的に孤立する状況をつくらせないということにつながっていく」などの意見、提言がありました。  3、調査の結果。まちづくりにおいて人口はその根幹をなす重要な要素であり、計画の策定に当たっては、人口設定や人口構成に応じた効率的かつ効果的な施策の推進が基本となることから、本特別委員会においても想定人口の設定に関しては重要な調査事項の一つとなりました。  人口推計は国立社会保障・人口問題研究所の平成30年の推計値を基礎データとしたが、町の施策や町民が一体となった取組でその数値を上回るものとすべく、令和12年の想定人口を4万2,555人とすることで意見の一致を見たところです。  本特別委員会では、第5期総合計画の検証を踏まえ、向こう10年間のまちづくりについて総体的あるいは分野別の視点から論議を重ねてきました。まちづくりは常に継続しており、今後とも魅力ある町として成長を続けていくためには、綿密な計画に基づいた施策を積極的に推進することにより、あらゆる分野の充実が図られるものと考えます。  また、基本構想を実現するための基本計画は、社会経済情勢や財政状況の変化に対応するため中間年に見直しをするとのことであるので、着実な計画の推進に期待するものであります。  基本構想案におけるまちの将来像、「みんなが住みよい 選ばれるまちおとふけ」と、それを具現化するための五つの基本目標、「経済の好循環でつくる元気あふれるまち」、「都市と自然が共生する持続可能な住みたいまち」、「生きる力、支える力を育むまち」、「健やかで心ふれあう、やさしさに満ちたまち」、「みんなが参加できる協働のしくみでつくるまち」については、本特別委員会としても分野ごとに意見や提言を行ったところであり、現状や課題、基本的な施策等を含めて議論した結果、総体的に理解を示すところであります。  4、むすび。これからのまちづくりは、音更町まちづくり基本条例の精神にのっとり、歴史や伝統・文化などの地域の特性を十分に生かし、町民一人ひとりが自ら考え行動することが求められています。町民、地域、行政が一体となって、「みんなが住みよい 選ばれるまち おとふけ」が創造されることを望み、誰にとっても住み続けたいと感じてもらえる選ばれるまちが未来へつながることを切に願うものであります。  以上、本特別委員会の調査内容を報告申し上げ、報告といたします。 21 ◯議長(高瀬博文君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 22 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 23 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで討論を終わります。  総合計画等の調査に関する件を採決します。  お諮りします。  本件は委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 24 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認めます。  本件は、委員長報告のとおり決定しました。 日程第6 25 ◯議長(高瀬博文君)  日程第6 議案第16号第6期音更町総合計画の基本構想及び基本計画の策定についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  渡辺企画財政部長。 26 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)〔登壇〕  それでは、議案書の2ページをお開きいただきたいと存じます。  議案第16号第6期音更町総合計画の基本構想及び基本計画の策定について御説明をいたします。  音更町まちづくり基本条例第19条第1項の規定に基づき、別冊のとおり第6期音更町総合計画の基本構想及び基本計画の策定について、同条第4項の規定に基づき議会の議決を経ようとするものでございます。  はじめに、これまでの策定の経過から御説明をいたします。  平成31年4月に庁内に総合計画策定委員会を設置し、策定に向けての作業を開始しております。  また、一般公募による委員6名を含め女性5名、男性15名、合わせて20名の町民の方を総合計画審議会委員として御委嘱を申し上げ、約1年半にわたって御審議をいただいてまいりました。審議会では、町民と町が共通の方向性、目標に向かって行動し、一体となって持続可能なまちづくりを進めていくという基本理念に立ちまして、全員が共通の認識の下、審議を重ねてまいったところであります。町民アンケート調査の結果の分析や新たな取組として計3回行った50名の町民によるワークショップ等で出された意見、あるいは町側から第5期総合計画の検証報告書、現状と課題などの説明を申し上げ、計12回の審議を通じて熱心に御審議をいただき、本年2月5日に審議会から最終答申をいただいたところであります。  このような経過を踏まえまして、答申を十分尊重した形で議案を御提案申し上げておりますので、よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。  それでは、お手元に配布しております参考資料にて御説明をいたします。参考資料は1ページをお開きいただきたいと存じます。  第6期音更町総合計画の基本構想及び基本計画の概要についてであります。朗読をもって説明とさせていただきます。なお、西暦と和暦を併記しておりますが、和暦にて御説明をいたします。  基本構想につきましては、1ページからの序論と3ページからの基本構想の内容の二つで構成をしております。  はじめに序論の1点目、計画策定に当たっての(1)計画策定の趣旨であります。  本町は平成23年3月に第5期音更町総合計画を策定し、まちづくりを進めています。この間、日本の人口減少は予測を上回る速さで進み、本町の人口も平成23年から減少に転じています。また、令和元年12月に発生した新型コロナウイルス感染症は、本町のみならず我が国の社会・経済に甚大なダメージを与えました。  地域を取り巻く社会環境がこれまで以上に大きく変化している中で、本町を町民が将来にわたって住み続けたいと思い、町外の人からも移り住んでもらえるような選ばれる町にしていくためには、町民と町が一体となってまちづくりを進める必要があります。  第6期音更町総合計画は、こうした状況を踏まえ、本町が目指すべき将来の町の姿を描き、その実現に向けた計画的な取組を主役である町民と協働で進めるための指針として策定したものであります。  次に(2)計画の位置付けと特色であります。  一つ目に、本計画はまちに関わる全ての人が共有する計画であります。町民と町の協働によるまちづくりを推進するため、まちづくりの目標を町民と共有する計画です。  二つ目に、まちの全分野にわたる本町における全ての個別計画や施策の基本となる最上位計画であります。  三つ目に、総合戦略を統合した計画であります。令和3年度を始期とする第2期音更町まち・ひと・しごと創生総合戦略は本計画と一体的に策定をいたしました。  四つ目に、SDGsを推進する計画であります。SDGs、持続可能な開発目標は令和12年を達成期限とした国際社会全体の共通目標で、その達成に向けた取組の推進は地方自治体のまちづくりにとっても重要とされております。総合計画は、「自分たちの暮らす地域を将来にわたって持続可能にする」計画と言えることから、本計画はSDGsの視点を踏まえて推進する計画として策定いたしました。  最後に、地域福祉計画を包含した計画であります。高齢者福祉や子どもの福祉など福祉の各分野における施策は福祉の領域を超えた地域全体が直面する課題であることから、本計画は地域福祉計画を包含するものとして策定をいたしました。  では2ページをお開きいただくたく存じます。  次に(3)計画の構成と期間であります。本計画は基本構想及び基本計画で構成し、実施計画はこれらを基に策定するものであります。  基本構想は、まちの将来像、まちづくりの目標及び目標達成のために必要な施策の方向性を示すもので、計画期間を10年間、令和3年度から12年度といたします。  基本計画は、基本構想を実現するために必要な施策を各分野に沿って体系的に示すもので、計画期間は前期5年、後期5年とし、中間年での見直しをいたします。  実施計画は、基本計画に掲げた施策における主な事業などを具体的に示すものとして別に策定をいたします。計画期間は3年間とし、毎年度見直しながら進めることといたします。  次に2点目の計画の背景であります。はじめに(1)音更町を取り巻く社会の動向として6点ございます。  一つ目は、人口減少、少子高齢化の進行であります。我が国は、これまでに経験したことのない人口急減と少子・超高齢社会を迎えます。将来にわたって持続可能なまちづくりを進めるためには、人口減少という現状を直視し、その克服に向けた対策を先送りすることなく、立ち向かっていかなければなりません。  二つ目に、高度情報通信ネットワーク社会の進展であります。AI、人工知能やICT、情報通信技術などの先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れる動きが広がっています。こうした未来技術は今後も進化し、技術革新の進展が考えられることから、地域の課題解決や活性化に向けて活用を検討する必要があります。  三つ目に、グローバル化の進展であります。グローバル化は、経済・社会の成長を促し、人々に豊かで快適な生活の実現をもたらす反面、格差の拡大や感染症の世界的流行のほか、様々な衝突や関係の悪化をもたらしています。今後は、人々の多様な在り方を認め合う共生社会の実現に向けて取り組んでいく必要があります。  四つ目に、安全・安心の確保とワーク・ライフ・バランスの実現であります。近年、自然災害など様々なリスク要因が増加する中で、安全で安心な暮らしへのニーズが高まっています。また、就業面ではワーク・ライフ・バランスを実現できる環境が求められています。地域の安全・安心を確保するためには、町民、関係機関、行政などが相互に連携して対策に取り組んでいかなければなりません。  五つ目に、求められる持続可能な社会の構築であります。今、私たちに課せられている持続可能な成長とは、将来世代にも現在と同じ開発の可能性を残しつつ現在の生活の豊かさを実現するとともに、様々な格差や不平等を正していくことです。これからは、町民、関係機関、行政などが一体となって持続可能な社会の構築に向けた取組を推進していく必要があります。  最後に、厳しい財政状況下で高度・専門化、複雑・多様化する行政ニーズであります。国、地方の財政状況が厳しさを増す中、行政ニーズは高度・専門化、複雑・多様化しています。これらの課題に対しては、長期的な視点からの効率的・効果的な行政運営、まちづくり人材の確保・育成、協働のまちづくりの推進のほか、広域的な取組が求められます。  3ページに移りまして(2)は音更町の課題であります。  一つ目は、経済・産業についてであります。農林業や商工業、観光などあらゆる産業分野での担い手の確保や若い世代が定住するために安定した働く場を確保することなどのほか、グローバル化した社会にあって地域内の経済循環を高め、地域経済の強化を図る取組も求められます。  二つ目に、自然環境と生活の基盤についてであります。災害などに強いまちづくりの推進、空き家などの発生やこれまで整備した道路や橋梁など公共施設の老朽化対策などのほか、環境と資源の保全により自然環境の大切さを再確認し、都市景観と併せて守り育てていくことが大切です。  三つ目に、教育・学習・文化についてであります。情報化やグローバル化の影響が社会全体に及んでいる中で、ICT(情報通信技術)の利活用による教育の情報化を更に進めていくほか、ふるさと教育の充実や今後の超高齢社会を支えるためにも生涯学習に取り組む人を増やすことが大切です。  四つ目に、健康・福祉と子育てについてであります。人口減少、少子高齢化が確実に進んでいる中で、自助、共助、公助を組み合わせた安全・安心な仕組みをつくるほか、少子化対策や子育て支援の充実を図るとともに、子どもたちが健やかに育つ環境づくりへの取組が求められます。  最後に、行財政運営・コミュニティ・協働についてであります。町民や企業と行政による協働のまちづくりの更なる推進や地域の課題解決に向けた町民の主体的な取組を促進していくほか、財政の健全性を維持しながら今後の行政ニーズに応えるためには、専門性を持ち、高度な課題に対応できる職員が求められます。  ここまでが序論であります。  次に、基本構想の内容であります。  はじめに、1点目の人口ビジョンであります。第6期総合計画期間における想定人口について、本計画の終期である令和12年の総人口を4万2,555人に設定し、誰もが安全・安心に暮らせるとともに子育ての希望がかなえられるまち、選ばれるまちの実現を目指して様々な施策に取り組むことで、人口減少、少子・超高齢社会を見据えた持続可能なまちづくりの推進に努めていくものであります。  次に2点目は、まちの将来像であります。町民も町民以外の人たちも、暮らし、学び、働き、あるいは訪れることを望み、住み続けたい、住んでみたいと感じてもらえる誰にとっても住みよい、選ばれるまちをみんなでつくり、未来へつないでいくことを目指して、この計画における町の将来像を「みんなが住みよい 選ばれるまち おとふけ」と定めるものであります。  それでは4ページをお開きいただきたいと存じます。  3点目は基本目標であります。先ほど御説明をいたしました3ページの序論における音更町の課題の区分に合わせまして五つの柱で組み立てております。  括弧の一つ目は「経済の好循環でつくる元気あふれるまち」であります。全ての産業領域で担い手、人材の育成・確保のための各種支援を実施するとともに、若者の転出を抑制し、UIJターンの受け皿づくり、雇用機会の創出誘導を行います。地域の経済基盤の安定・充実のため、関係者が連携し、新たな付加価値を地域にもたらす産品・サービスの創出と効果的な情報発信による地域経済の好循環を目指します。  二つ目は「都市と自然が共生する持続可能な住みたいまち」であります。本町の特徴である都市機能と自然環境のバランスの良さを生かした持続可能なまちとするため、各種対策の整備で環境を保全し、都市空間については、生活の利便性を向上させ、安全性の高い、誰もが住みたいと感じるまちづくりを目指します。近年の自然災害や世界的な感染症などの発生状況を踏まえ、様々なリスクに対応可能なまちづくりを計画的に行っていきます。  三つ目は「生きる力、支える力を育むまち」であります。誰一人取り残さない教育・学習・文化活動を総合的に展開し、誰もが生涯にわたって健康で充実した人生を送れるよう成長を支えます。教育の情報化などを進めるとともに、本町を通じて食や社会を学ぶことで子どもたちのふるさと意識を醸成し、地域の未来を担う人材を育てます。  四つ目は「健やかで心ふれあう、やさしさに満ちたまち」であります。全ての町民が心身ともに健やかに過ごせるまちを目指して、出産・育児に希望の持てる子育て環境の整備や支援の充実、健康増進に向けた取組などを展開します。コミュニティによる社会的弱者の見守りや総合的なセーフティネットの整備により、高齢者や障がい者、社会的少数者であっても住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らすことができる多様性のある社会づくりに取り組みます。  最後に「みんなが参加できる協働のしくみでつくるまち」であります。町民のまちづくりへの関心と行動意欲を高め、町民と町が課題や方向性を共有し、課題の解決やまちの発展に向けた協力体制を整えます。これまで以上に財政の健全性に留意しつつ人材を確保し、一つ一つの施策の目的を明確にし、効率性や効果を考慮した行政運営を行うほか、近隣市町村との広域連携によるまちづくりに取り組みます。  次に4点目の土地利用の基本方針であります。快適な住環境を維持し、日常生活圏の利便性向上に努めるとともに、農地や森林の保全を図りながら、自然と都市機能が調和した秩序ある土地利用を進めますとするものであります。  5ページに移りまして、最後に5点目は計画の体系であります。先ほど御説明いたしました五つの基本目標を第1章から第5章までに章立てをしまして、章ごとに該当する分野などを位置付け、表で整理して掲載をしております。総合戦略欄の番号については、総合戦略の基本目標1から4に位置付ける施策を含んでいる分野であること、また、地域福祉欄の丸記号は、地域福祉計画に該当する分野であることを示しております。ここまでが基本構想の概要であります。  続きまして6ページをお開きいただきたいと存じます。ここからは基本計画の概要について御説明をいたします。基本計画は、基本構想を実現するために基本目標ごとに必要な施策を各分野に沿って体系的に示しているものであります。  はじめに第1章「経済の好循環でつくる元気あふれるまち」については、分野一つ目の農業[経営]における施策の(1)農業経営の安定化から分野八つ目の勤労者の保護における施策の(2)就業、雇用の支援まで8分野に対しまして18の施策がございます。  次に第2章「都市と自然が共生する持続可能な住みたいまち」については、分野一つ目の環境保全における施策の(1)環境の保全に向けた啓発と取組から、7ページに移りまして分野15番目の下水道、排水処理における施策の(3)個別排水処理施設の整備まで15分野に対しまして39の施策がございます。  次に第3章「生きる力、支える力を育むまち」については、分野一つ目の幼児教育における施策の(1)幼児を対象とした子育て支援から、8ページをお開きいただきたいと存じます。分野八つ目の芸術、文化における施策の(3)文化財・郷土資料などの保護、活用まで8分野に対しまして19の施策がございます。  次に第4章「健やかで心ふれあう、やさしさに満ちたまち」については、分野一つ目の地域福祉における施策の(1)地域福祉の推進から分野九つ目の消費者保護における施策の(2)意識啓発や情報提供の充実まで9分野に対しまして26の施策がございます。  9ページに移りまして最後に第5章「みんなが参加できる協働のしくみでつくるまち」については、分野一つ目のコミュニティにおける施策の(1)情報共有・意見交換の場の充実から分野七つ目の広域行政における施策の(1)広域行政の推進まで7分野に対しまして18の施策がございます。以上が基本計画の概要であります。  なお、各分野における現状と課題や目指す方向、施策の内容等につきましては、議案別冊に掲載しておりますので御参照いただきたく存じます。また、第6期音更町総合計画重点施策(案)、地域別まちづくり方針(案)、計画の推進(案)を関係資料としてお配りしておりますので、こちらも御参照いただきたく存じます。  以上申し上げまして議案第16号の説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 27 ◯議長(高瀬博文君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 28 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで質疑を終わります。
     これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 29 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで討論を終わります。  議案第16号について採決します。  お諮りします。  本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 30 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認めます。  本件は、原案のとおり可決されました。 休憩(午前10時49分) 31 ◯議長(高瀬博文君)  休憩をいたします。10分程度。 再開(午前11時02分) 32 ◯議長(高瀬博文君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第7 33 ◯議長(高瀬博文君)  日程第7 議案第9号令和2年度音更町一般会計補正予算(第12号)の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  渡辺企画財政部長。 34 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)〔登壇〕  それでは、補正予算に係る議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。  議案第9号令和2年度音更町一般会計補正予算(第12号)について御説明をいたします。  既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億8,679万6千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ294億2,330万7千円にしようとするものであります。  第2条継続費補正から第4条地方債補正につきましては、後ほど第2表から第4表にて御説明をいたします。  それでは16ページをお開きいただきたいと存じます。歳出から御説明をいたします。  1款1項1目議会費の8節旅費から169万8千円の減額につきましては、議員活動費用弁償の執行残によるものであります。  次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の3節職員手当等から88万5千円、4節共済費から300万円、8節旅費から50万円それぞれの減額につきましては、会計年度任用職員の期末手当及び社会保険料等の執行残によるものであります。  18節負担金、補助及び交付金に5万6千円の追加につきましては、昨年9月から運用を開始した十勝町村テレビ会議ネットワークに係る十勝町村会への負担金であります。  2目職員厚生費の8節旅費から170万円、12節委託料から100万円それぞれの減額につきましては、職員の普通旅費等の執行残によるものであります。  3目電算情報管理費の12節委託料から65万1千円の減額につきましては、滞納管理業務委託料等の執行残によるものであります。  4目防災諸費の11節役務費から18節負担金、補助及び交付金まで合わせて682万4千円の減額につきましては、避難所用機器点検手数料をはじめ災害用の備品購入費、また、防災行政無線整備工事の事業費確定によるものであります。  17ページに移りまして3款1項1目企画費の7節報償費に2,025万円、11節役務費に506万円、24節積立金に5千万円それぞれの追加につきましては、ふるさと寄附金に係る関係費を増額しようとするものであります。  ふるさと寄附金については、昨年の第4回定例会にて、年度末の寄附額の決算見込みを4億8千万円として増額補正をお願いしたところでありますが、その後の推移がこの見込みを上回り、先月までの寄附額は5億221万9千円となっております。このため、寄附額の決算見込みを5千万円増額し、5億3千万円として、関係する謝礼品の報償費及びサイト利用料の役務費、加えて積立金を増額しようとするものであります。  戻りまして8節旅費から153万7千円の減額につきましては、理事者及び職員に係る旅費の執行残によるものであります。  18節負担金、補助及び交付金でありますが、説明欄1行目の路線バス維持対策補助金については、昨年の第3回定例会にて増額補正をお願いし、補助金の概算払いを行ったところでありますが、各バス会社の事業費の確定によりさらに527万7千円を増額しようとするものであります。  説明欄2行目につきましては、ふるさと会交流事業補助金等の執行残であります。  2目財産管理費の11節役務費から100万円、12節委託料から79万4千円それぞれの減額につきましては、公共施設保険料等及び町有地草刈り等の委託料の執行残によるものであります。  24節積立金に955万8千円の追加につきましては、指定寄附7件分を地域振興基金に積み立てようとするものであります。  3目特別定額給付金給付事業費の1節報酬から18節負担金、補助及び交付金まで合わせて1,985万8千円の減額につきましては、当事業の事業費の確定に伴う関係経費の執行残によるものであります。  では18ページをお開きいただきたいと存じます。  2項1目統計調査費の1節報酬から81万9千円の減額につきましては、統計調査員等報酬の執行残によるものであります。  次に、4款保健福祉費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の8節旅費から40万円、18節負担金、補助及び交付金から235万円、19節扶助費から37万円それぞれの減額につきましては、民生児童支援員の費用弁償をはじめ社会福祉協議会補助金及び生活困窮者歳末法外援護費の執行残によるものであります。  24節積立金に10万円の追加につきましては、指定寄附1件分を地域福祉基金に積み立てようとするものであります。  2目障がい福祉費の7節報償費から70万1千円、8節旅費から67万6千円それぞれの減額につきましては、障がい者職場体験協力者への謝礼等及び普通旅費の執行残によるものであります。  18節負担金、補助及び交付金に100万円の追加につきましては、指定寄附2件による社会福祉法人更葉園への補助金であります。  19節扶助費に1,500万円の追加につきましては、本年度の障がい児通所給付費に係るサービス利用者増などの要因により予算が不足する見込みであることから、その不足分を増額しようとするものであります。  次に、2項高齢者福祉費、1目高齢者福祉総務費の7節報償費から27節繰出金まで合わせて1,742万円の減額につきましては、高齢者研修に係る記念品等及び感染症対策補助金の執行残に加え、地域支援事業費等の決算見込みの減に伴い、介護保険特別会計への繰出金を減額しようとするものであります。  19ページに移りまして、3項児童福祉費、1目児童福祉総務費の12節委託料から1,500万円、18節負担金、補助及び交付金から2千万円それぞれの減額につきましては、障がい児保育委託料及び町外認定こども園等施設型給付費等の執行残によるものであります。  22節償還金、利子及び割引料に315万2千円の追加につきましては、過年度子ども・子育て支援交付金の精算による還付金であります。  3目へき地保育所費の12節委託料から1千万円の減額につきましては、へき地保育所運営委託料の執行残によるものであります。  4目の学童保育所費につきましては、交付金の額の確定に伴う財源区分補正であります。  5目児童手当費の19節扶助費から2,500万円の減額につきましては、児童手当の支給対象者数の確定に伴う執行残によるものであります。  次に、4款保健衛生費、2目母子保健事業費の12節委託料から354万円減額につきましては、妊婦健診委託料等の執行残によるものであります。  3目成人保健事業費の7節報償費から20万円、12節委託料から778万5千円それぞれの減額につきましては、研修会等の講師謝礼、また、各種検診及び予防接種委託料の執行残によるものであります。  次に、5款町民生活費、1項町民費、1目町民総務費の12節委託料から119万6千円の減額につきましては、社会保障・税番号制度システム改修委託料の執行残によるものであります。なお、この事業については国が進める戸籍事務のマイナンバー制度の導入に係るシステム改修で、本年度の当初予算で措置しておりますが、年度内の完了が見込めないことから、減額後の予算1,030万4千円を来年度に繰り越すこととしております。  22節償還金、利子及び割引料に10万8千円の追加につきましては、過年度の年金生活者支援給付金支給業務事務取扱交付金の精算による還付金であります。  では20ページをお開きいただきたいと存じます。  2目医療給付費の19節扶助費から4,800万円の減額につきましては、決算見込みの減による各種医療費の執行残によるものであります。  27節繰出金に1,629万1千円の追加につきましては、事業費の確定等に伴い、国民健康保険事業勘定特別会計への繰出金を増額しようとするものであります。  4目地域会館等施設費の12節委託料から44万8千円の減額につきましては、コミセン等暖房設備改修設計委託料の事業費確定によるものであります。  14節工事請負費でありますが、説明欄1行目の総合福祉センター冷房設備工事に1,146万2千円の追加につきましては、当施設の大集会室に冷房設備を整備しようとするものでありますが、7月上旬頃の供用に間に合わせるため、今定例会で予算措置を行い、予算を来年度に繰り越して実施しようとするものであります。  説明欄2行目は地域会館改修工事の事業費確定による減額であります。  次に、2項環境生活費、1項環境衛生費の10節需用費から50万円の減額につきましては、火葬場の電気料金の執行残によるものであります。  2目清掃費の7節報償費から400万円の減額につきましては、資源集団回収の奨励金等の執行残によるものであります。  11節役務費に140万円の追加につきましては、公共施設からの大型ごみ等の排出量が増加したことに伴い、これらの運搬処理に係る予算が不足する見込みであることから、その不足分を増額しようとするものであります。  12節委託料でありますが、説明欄1行目の指定ごみ袋搬送・保管業務委託料等に108万9千円の追加につきましては、家庭ごみの排出量が増加したことに伴い各種委託料の予算が不足する見込みであることから、その不足分を増額しようとするものであります。  説明欄3行目は、資源ごみ収集処理業務委託料等の執行残による減額であります。  3目墓苑費の14節工事請負費から84万円の減額につきましては、霊園再整備工事の事業費確定によるものであります。  4目生活安全対策費の10節需用費から18節負担金、補助及び交付金まで合わせて230万円の減額につきましては、街路灯等の電気料金をはじめ、交通安全指導員の制服等の購入費及び町内会防犯灯維持費交付金の執行残によるものであります。  21ページに移りまして、5目環境対策費の12節委託料から37万9千円、18節負担金、補助及び交付金から150万円それぞれの減額につきましては、環境測定業務委託料及び住宅用太陽光発電システム普及促進事業補助金の執行残によるものであります。  次に、6款産業振興費、1項農業費、1目農業振興費の7節報償費から30万円、12節委託料から20万円それぞれの減額につきましては、年輪塾講師謝礼及び圃場測量図作成委託料の執行残によるものであります。  18節負担金、補助及び交付金でありますが、説明欄1行目の畑作構造転換事業補助金については、本年度の国の補正予算の採択を受けたことに伴い1,743万8千円を増額しようとするものであります。  説明欄2行目については、その他事業の事業費の確定による減額であります。  2目畜産業費の12節委託料から30万円の減額につきましては、町有牧場管理委託料の執行残によるものであります。  3目産業連携推進費の1節報酬から18節負担金、補助及び交付金まで合わせて515万8千円の減額につきましては、会計年度任用職員の報酬をはじめ職員の普通旅費等及び食育・地産地消促進計画に係る印刷費及び委託料、また、道の駅整備工事に係る建築確認申請等の手数料、加えて、みのり~むフェスタおとふけ補助金の執行残によるものであります。  4目農業委員会費の8節旅費から87万5千円の減額につきましては、農業委員会委員の研修事業等が感染症の影響により中止されたことに伴う執行残によるものであります。  では22ページをお開きいただきたいと存じます。  2項林業費、1目林業総務費の18節負担金、補助及び交付金に158万9千円の追加につきましては、有害鳥獣の駆除実績が増加していることに伴い、猟友会への交付金の予算が不足する見込みであることから、その不足分を増額しようとするものであります。  2目町有林管理経営費の12節委託料から120万円、15節原材料費から41万円それぞれの減額につきましては、伐採、枝払い等委託料及び施設原材料費の執行残によるものであります。  次に、3項土地改良費、1目耕地管理費の8節旅費から18万8千円、18節負担金、補助及び交付金から243万5千円それぞれの減額につきましては、職員の普通旅費の執行残及び小規模土地改良事業補助金等の事業費確定によるものであります。  2目耕地整備費の12節委託料から470万円の減額につきましては、道営土地改良事業関連調査測量委託料の事業費確定によるものであります。  18節負担金、補助及び交付金でありますが、説明欄1行目の道営土地改良事業負担金については、畑地帯総合整備事業の中士幌1地区及び2地区と美蔓高倉第2地区が本年度の国の補正予算の採択を受けたことから、これら3地区の負担金合わせて4,393万9千円を増額し、来年度に予算を繰り越して実施しようとするものであります。  説明欄2行目については、その他事業等の事業費の確定による減額であります。  3目農道整備費の14節工事請負費から173万円の減額につきましては、ふるさと農道整備工事の事業費確定によるものであります。  次に、4項商工観光費、1目商工振興費の10節需用費から54万円、11節役務費から78万円それぞれの減額につきましては、飲食店応援クーポン券事業に係る印刷費等の執行残によるものであります。  3目観光費の1節報酬から23ページに移りまして13節使用料及び賃借料まで合わせて214万9千円の減額につきましては、地域おこし協力隊員の報酬等及び草刈り業務委託料の執行残によるものであります。  次に、7款建設費、1項都市計画費、2目都市整備費の12節委託料から16節公有財産購入費まで合わせて688万2千円の減額につきましては、(仮称)道の駅公園建築設計等の委託料をはじめ十勝が丘公園再整備工事費及び土地購入費の事業費確定によるものであります。  次に、2項土木費、1目道路橋梁管理費の12節委託料に1億円の追加でありますが、除雪費につきましては、本年第1回臨時会にて1億円の増額補正をお願いし、2億5千万円の予算額となっておりますが、昨年11月からこれまでの間に、全車除雪を3回、幹線町道のみの除雪を2回、吹きだまり除雪を26回及び町道23路線の排雪作業、また、2月15日の降雨に伴う住宅内町道の路面整正などをそれぞれ実施しており、予算残額が約300万円となっていることから、今後の降雪等に備えるため1億円を増額しようとするものであります。  14節工事請負費から388万5千円の減額につきましては、舗装道路長寿命化修繕工事の事業費確定によるものであります。  2目公園管理費の10節需用費から14節工事請負費まで合わせて185万4千円の減額につきましては、電気料金の執行残をはじめ、公園再整備に係る実施設計等の委託料及び工事費の事業費確定によるものであります。  4目道路橋梁整備費の12節委託料から1,763万8千円の減額につきましては、道路構造物設計委託料等の事業費確定によるものであります。  14節工事請負費でありますが、説明欄1行目の道路整備工事については、町道音更下音更西3線及び音更然別北9線道路整備工事が本年度の国の補正予算の採択を受けたことから、これら2地区の事業費合わせて6千万円を増額し、来年度に予算を繰り越して実施しようとするものであります。  説明欄2行目については、その他事業の事業費の確定による減額であります。  5目地籍調査管理費の12節委託料から59万3千円の減額につきましては、地番修正図補正業務委託料等の執行残によるものであります。
     それでは24ページをお開きいただきたいと存じます。  3項建築住宅費、1目建築指導費の18節負担金、補助及び交付金から226万円の減額につきましては、高齢者等住み替え支援事業補助金等の執行残によるものであります。  2目住宅管理費の11節役務費から22節償還金、利子及び割引料まで合わせて731万9千円の減額につきましては、施設設備検査点検等の手数料をはじめ、子育て世帯向け民間賃貸住宅家賃補助金等及び住宅資金還付金の執行残、また、公営住宅改修工事の事業費確定によるものであります。  3目住宅建設費については、柳町団地建替事業の補助対象経費等の確定に伴う財源区分補正であります。  次に、8款教育費、1項教育総務費、2目総務管理費の18節負担金、補助及び交付金から100万円の減額につきましては、教職員研修交付金の執行残によるものであります。  3目教育振興費の10節需用費に596万3千円、17節備品購入費に865万7千円それぞれの追加につきましては、新型コロナウイルス感染症対策等について、今年度の国の補正予算を活用し、予算を来年度に繰り越して実施しようとするものであります。需用費については消毒用アルコールなどの感染症対応消耗品、また、備品購入費は加湿器などの感染症対応備品の購入経費及び学習保障用備品として指導者用のデジタル教科書を整備しようとするものであります。  戻りまして12節委託料から2,339万2千円の減額につきましては、タブレット端末設定委託料等の執行残によるものであります。  4目施設管理費の12節委託料から108万円の減額につきましては、調査委託料の執行残によるものであります。  25ページに移りまして、2項小学校費、1目学校管理費の10節需用費から800万円の減額につきましては、燃料費等の執行残によるものであります。  2目学校建設費の12節委託料から41万4千円、14節工事請負費から740万3千円それぞれの減額につきましては、屋外トイレ整備設計業務等の委託料及び各小学校改修工事の事業費確定によるものであります。  次に、3項中学校費、1目学校管理費の10節需用費から200万円、11節役務費から100万円それぞれの減額につきましては、上下水道料金及び学校施設に係る設備検査等手数料の執行残によるものであります。  2目学校建設費の12節委託料から13万円、14節工事請負費から365万9千円それぞれの減額につきましては、屋外トイレ整備設計業務等の委託料及び各中学校改修工事の事業費確定によるものであります。  次に、4項社会教育費、3目社会教育施設管理費については、改善センター改修事業等の起債の額の確定に伴う財源区分補正であります。  4目文化センター費の10節需用費から221万2千円、18節負担金、補助及び交付金から110万円それぞれの減額につきましては、電気料金等及び文化協会運営事業補助金の執行残によるものであります。  5目図書館費の7節報償費から35万4千円、10節需用費から90万円、14節工事請負費から34万5千円それぞれの減額につきましては、講師謝礼等及び燃料費の執行残、また、図書館改修工事の事業費確定によるものであります。  17節備品購入費に20万円の追加につきましては、指定寄附1件による図書購入費であります。  では26ページをお開きいただきたいと存じます。  5項社会体育費、1目社会体育総務費の18節負担金、補助及び交付金から100万円の減額につきましては、スポーツ大会参加補助金の執行残によるものであります。  2目体育施設費の1節報酬から15節原材料費まで合わせて647万円の減額につきましては、会計年度任用職員の報酬をはじめ、施設用消耗品費及び屋外運動施設の草刈り等の委託料、また、バスケットゴール借上料等や施設用原材料費の執行残によるものであります。  次に、11款職員費、1項1目職員給与費の2節給料から413万7千円、3節職員手当等から190万7千円それぞれの減額につきましては、職員の給料及び児童手当等の執行残によるものであります。  以上、既定の歳出予算から2億8,679万6千円を減額し、歳出予算の総額を294億2,330万7千円にしようとするものであります。  次に、歳入について御説明をいたします。8ページにお戻りいただきたいと存じます。  10款1項1目1節地方特例交付金に399万6千円の追加、また、下段の11款1項1目1節地方交付税から2,893万7千円の減額につきましては、それぞれ額の確定によるものであります。  次に、13款分担金及び負担金、1項分担金、1目産業振興費分担金の2節から1,592万円の減額、また、下段の2項負担金、1目保健福祉費負担金の10節から179万3千円の減額につきましては、それぞれ額の確定によるものであります。  次に、14款使用料及び手数料、1項1目使用料の17節から、9ページに移りまして27節まで合わせて239万7千円の追加につきましては、これら施設等に係る使用料の収納状況等によるものであります。  次に、15款国庫支出金、1項国庫負担金、1目保健福祉費国庫負担金の1節から5節まで合わせて1,310万9千円の減額でありますが、1節については障がい児通所給付費に係る国からの負担金の追加であります。また、その他の減額については、額の確定または支給実績によるものであります。  2目町民生活費国庫負担金の2節に461万3千円の追加につきましては、額の確定によるものであります。  次に、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金の3節に303万円の追加、2目企画費国庫補助金の2節から4節まで合わせて7,790万4千円の減額、3目保健福祉費国庫補助金の7節から、10ページをお開きいただきたいと存じます。2段目の17節まで合わせて2,533万2千円の追加につきましては、それぞれ補助金または交付金の額の確定によるものであります。  4目町民生活費国庫補助金の2節から3節まで合わせて68万4千円の追加、5目産業振興費国庫補助金の3節に5,186万円の追加につきましては、それぞれ補助金または交付金の額の確定によるものであります。  6目建設費国庫補助金の1節から7節まで合わせて1億658万2千円の減額でありますが、5節については、補正予算による国からの交付金3,600万円とその他事業の事業費確定による減額分を相殺しております。その他の節につきましては、それぞれ事業費の確定に伴い、記載のとおり減額または追加をしようとするものであります。  11ページに移りまして7目教育費国庫補助金の4節から6節まで合わせて1億326万7千円の追加でありますが、4節については国の補正予算による感染症対策等に係る補助金であります。5節については交付金の額の確定によるものであります。6節については、柳町小学校大規模改修工事に係る交付金の追加であります。  次に、16款道支出金、1項道負担金、1目保健福祉費道負担金の2節から6節まで合わせて2,568万3千円の減額でありますが、2節については障がい児通所給付費に係る北海道からの負担金の追加であります。また、その他の減額については額の確定または支給実績によるものであります。  2目町民生活費道負担金の2節に1,122万3千円の追加につきましては、額の確定によるものであります。  次に、2項道補助金、1目総務費道補助金の1節につきましては、科目名を補助金の名称に変更するとともに、上限額が拡充されたことに伴い500万円を追加しようとするものであります。  では12ページをお開きいただきたいと存じます。  2目保健福祉費道補助金の10節から11節まで合わせて315万7千円の追加につきましては、それぞれ額の確定によるものであります。  3目町民生活費道補助金の1節から3節まで合わせて720万円の減額につきましては、それぞれ医療費の減によるものであります。  4目産業振興費道補助金の3節から17節まで合わせて6,301万6千円の減額でありますが、3節から16節までにつきましては、それぞれ事業費の確定により記載のとおり減額しようとするものであります。17節につきましては、補正予算による北海道からの補助金1,743万8千円と当事業の本年度実施分の事業費確定による減額分を相殺しております。  13ページに移りまして、5目建設費道補助金の1節から3節合わせて173万円の減額につきましては、それぞれ事業費の確定によるものであります。  次に、3項委託金、1目企画委託金の2節から81万9千円の減額につきましては、額の確定によるものであります。  次に、18款1項寄附金、1目1節指定寄附金に6,110万8千円の追加につきましては、内訳が、ふるさと寄附金の増額分として5千万円、また、指定寄附分が13件分で1,110万8千円であります。  次に、19款1項1目1節繰入金から1億7,914万1千円の減額でありますが、説明欄1行目の地域振興基金については財源不足繰入分、また、その他の基金については、事業費の確定により、それぞれ記載のとおり減額しようとするものであります。  次に、20款1項1目1節繰越金に2,766万6千円の追加につきましては、前年度からの繰越金であります。  では14ページをお開きいただきたいと存じます。  21款諸収入、5項1目雑入の5節から7節まで合わせて2,380万円の減額につきましては、それぞれ医療費の減によるものであります。  次に、22款1項町債、1目の総務債から、15ページの9目減収補填債まで合わせて4,449万5千円の減額でありますが、1目の総務債から8目の企画債までについては、それぞれ事業費の確定等により記載のとおり減額または追加をしようとするものであります。  9目の減収補填債につきましては、地方交付税の算定等に使用される基準財政収入額について、国が算定基礎としている諸税の数値が地方における実際の収入額と乖離している場合、その差額を起債として発行できる制度であります。本年度に限り、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅な減少が生じる税目が対象となりますが、本町においては地方消費税交付金及び地方揮発油譲与税が対象となる見込みで、起債発行予定額は3,324万1千円であります。  なお、この起債については、交付税措置として、地方消費税交付金の従来分については発行額の75%が、また、地方消費税交付金の引き上げ分及び地方揮発油譲与税については発行額の100%が後年次に国から措置されることとなっております。  以上、既定の歳入予算から2億8,679万6千円を減額し、歳入予算の総額を294億2,330万7千円にしようとするものであります。  それでは5ページにお戻りいただきたいと存じます。第2表継続費補正につきましては、既に継続費を設定しております1件の事業の総額及び年割額の変更であります。予算科目は6款産業振興費、1項農業費、事業名、道の駅整備事業につきましては、事業費の確定により、その総額を変更前の11億1,964万1千円から11億1,963万3千円に変更しようとするものであります。なお、変更後の年割額は令和2年度が4億4,251万4千円、令和3年度が6億7,711万円9千円であります。  次に、下段の第3表繰越明許費補正につきましては9件の追加であります。  はじめに、予算科目は3款1項企画費、事業名は農村地域光回線網整備事業で、金額は記載のとおりであります。この事業については昨年の第3回定例会にて予算措置をいたしましたが、現在事業実施主体のNTT東日本株式会社において実施設計を行っており、工事については来年度の予定となっております。町からの負担金の支払いについては来年度となることから、予算措置した全額を繰り越そうとするものであります。  以降は、先ほど歳出の中で説明をいたしました今回の補正予算で措置する各種事業であります。  予算科目、5款町民生活費、1項町民費、事業名、社会保障・税番号制度システム改修事業から一番下の8款教育費、1項教育総務費、事業名、学校教育活動継続支援事業までの8件で、金額はそれぞれ記載のとおりであります。  次に6ページをお開きいただきたいと存じます。  第4表は地方債補正であります。はじめに、追加につきましては1件であります。起債の目的は減収補填債で、限度額は記載のとおりであります。起債の方法は証書借入れで、利率は年4%以内とし、償還の方法は、債権者との協定による。ただし、町財政の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、もしくは繰上償還し、または低利に借り換えることができるとするものであります。  次に、変更につきましては、一番上の役場庁舎耐震改修及び増築事業から一番下の農村地域光回線網整備事業までの18件でありますが、事業費等の確定による限度額の変更であり、変更後の限度額はそれぞれ記載のとおりであります。  以上申し上げまして議案第9号の説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 35 ◯議長(高瀬博文君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 36 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 37 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで討論を終わります。  議案第9号について採決します。  本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 38 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認めます。  本件は、原案のとおり可決されました。 日程第8 39 ◯議長(高瀬博文君)  日程第8 議案第10号令和2年度音更町国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第3号)の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  荒井町民生活部長。 40 ◯町民生活部長(荒井一好君)〔登壇〕  議案書の29ページをお開き願います。  議案第10号令和2年度音更町国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。  既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億3,313万7千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ49億795万7千円にしようとするものです。  33ページをお開き願います。最初に歳出から御説明いたします。  2款保険給付費、1項療養諸費、1目療養給付費、18節負担金、補助及び交付金から1億円の減額につきましては、決算見込みによります執行残でございます。  2項保険諸費、1目出産育児一時金、18節負担金、補助及び交付金から1,260万円の減額につきましては、決算見込みによります執行残であります。  3款1項1目国民健康保険事業費納付金につきましては、歳入予算の補正によります財源区分補正であります。  5款1項1目財政安定化基金拠出金、18節負担金、補助及び交付金から762万円の減額につきましては、3款の国保事業費納付金に含まれる扱いになったことによります執行残であります。  6款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費につきましては、11節役務費、12節委託料から合計1,219万2千円の減額につきましては、特定健康診査等委託料などの執行残であります。  34ページをお開き願います。  2項1目保健事業費につきましては、7節報償費から11節役務費まで合計72万5千円の減額につきましては、郵便料などの執行残であります。  以上、既定の歳出予算から1億3,313万7千円を減額し、補正後の歳出予算の総額を49億795万7千円にしようとするものであります。  続きまして歳入について御説明いたします。32ページをお開き願います。  2款道支出金、1項道補助金、1目保険給付費等交付金、1節普通交付金から1億4,215万2千円の減額につきましては、歳出で御説明いたしました保険給付費の減によるものであります。  2節特別交付金から727万6千円の減額につきましては、北海道から交付される特定健康診査等に係る特別調整交付金の減によるものであります。  4款1項繰入金、1目一般会計繰入金でありますが、1節保険基盤安定繰入金に2,111万5千円の追加は、保険税軽減分及び保険者支援分の確定によるものであります。  2節その他一般会計繰入金から482万4千円の減額につきましては、財政安定化支援事業に係る一般会計負担分の確定や出産育児一時金などの減額によるものであります。
     以上、既定の歳入予算から1億3,313万7千円を減額し、補正後の歳入予算の総額を49億795万7千円にしようとするものであります。  以上、議案第10号の説明といたします。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 41 ◯議長(高瀬博文君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 42 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 43 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで討論を終わります。  議案第10号について採決します。  本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 44 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認めます。  本件は、原案のとおり可決されました。 日程第9 45 ◯議長(高瀬博文君)  日程第9 議案第12号令和2年度音更町介護保険特別会計補正予算(第3号)の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  重松保健福祉部長。 46 ◯保健福祉部長(重松紀行君)〔登壇〕  それでは、議案書の40ページをお開きください。  議案第12号令和2年度音更町介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明します。  既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,463万8千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億8,870万2千円にしようとするものです。  歳出から御説明いたします。45ページをお開き願います。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、10節需用費から30万円、11節役務費から50万円のそれぞれの減額は、印刷費及び郵便料の執行残です。  2項介護認定費、1目介護認定審査会費、1節報酬から130万2千円、8節旅費から151万7千円のそれぞれの減額は、コロナ禍での介護認定審査会の休会による執行残です。  2目認定調査費、11節役務費から200万円、12節委託料から180万円のそれぞれの減額は、コロナ禍による介護認定の有効期間の延長に伴う更新申請数の減による執行残です。  2款保険給付費、1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費、18節負担金、補助及び交付金から2,500万円の減額は、訪問介護や通所介護の利用状況による執行残です。  2目地域密着型介護サービス給付費、18節負担金、補助及び交付金に2,500万円の追加は、認知症対応型通所介護への利用者の増によるものです。  3目施設介護サービス給付費、18節負担金、補助及び交付金から5千万円の減額は、特定施設入居者生活介護への入所者数の減による執行残です。  46ページをお開きください。  4目居宅介護福祉用具購入費、18節負担金、補助及び交付金に70万円の追加は、入浴や排せつに係る介護用品等の増によるものです。  5目居宅介護住宅改修費、18節負担金、補助及び交付金に150万円の追加は、手すりの取付けや段差を解消するための住宅改修費の増によるものです。  4款1項地域支援事業費、1目介護予防・日常生活支援総合事業費、12節委託料から160万円、18節負担金、補助及び交付金から2,300万円のそれぞれの減額は、介護予防ケアマネジメント委託料及び訪問通所型サービス費の執行残です。  2目一般介護予防事業費、12節委託料から185万4千円の減額は、コロナ禍により、高齢者体力測定などの休止による執行残です。  3目包括的支援事業・任意事業費、1節報酬から19節扶助費までの合わせて317万円の減額は、コロナ禍により、介護相談員の訪問や講演会を中止したことによる執行残です。  6款諸支出金、1項償還金、1目国庫支出金等還付金、22節償還金、利子及び割引料に20万5千円の追加は、コロナ減免による介護保険料過年度還付金であります。  以上、既定の歳出予算から8,463万8千円を減額し、補正後の歳出予算の総額を38億8,870万2千円にしようとするものです。  次に、歳入について御説明を申し上げます。43ページにお戻り願います。  1款1項介護保険料、1目第1号被保険者介護保険料から148万2千円の減額は、コロナ減免による介護保険料の現年度分の減です。  2款分担金及び負担金、1項負担金、1目認定審査会負担金から140万8千円の減額は、北十勝介護認定審査会の開催数の減によるものです。  4款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金から706万円、2項国庫補助金、1目調整交付金から303万7千円のそれぞれの減額は、保険給付費の減によるものです。  2目地域支援事業交付金から651万2千円の減額は、地域支援事業費の減によるものです。  5目介護保険保険者努力支援交付金に618万9千円の追加は、予防や健康づくりの取組への交付金です。  6目介護保険災害等臨時特例補助金に101万2千円の追加は、コロナ減免による介護保険料還付金の6割分です。  44ページをお開きください。  5款道支出金、1項道負担金、1目介護給付費負担金から847万6千円の減額は、保険給付費の減によるものです。  2項道補助金、1目地域支援事業交付金から391万4千円の減額は、地域支援事業費の減によるものです。  6款1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金から1,290万6千円の減額は、保険給付費の減によるものです。  2目地域支援事業交付金から714万1千円の減額は、地域支援事業費の減によるものです。  8款1項繰入金、1目一般会計繰入金、1節介護給付費繰入金から3節地域支援事業繰入金までの合わせて1,590万円の減額は、介護保険給付費や介護認定に係る費用、地域支援事業費の減によるものです。  2目基金繰入金から2,400万3千円の減額は、介護給付費及び地域支援事業費の減によるものです。  以上、既定の歳入予算から8,463万8千円を減額し、補正後の歳入予算の総額を歳出同様38億8,870万2千円にしようとするものです。  以上、説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いします。 47 ◯議長(高瀬博文君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 48 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 49 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで討論を終わります。  議案第12号について採決します。  本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 50 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認めます。  本件は、原案のとおり可決されました。 日程第10 51 ◯議長(高瀬博文君)  日程第10 議案第1号令和3年度音更町一般会計予算、議案第2号令和3年度音更町国民健康保険事業勘定特別会計予算、議案第3号令和3年度音更町後期高齢者医療特別会計予算、議案第4号令和3年度音更町介護保険特別会計予算、議案第5号令和3年度音更町個別排水処理事業特別会計予算、議案第6号令和3年度音更町水道事業会計予算、議案第7号令和3年度音更町簡易水道事業会計予算、議案第8号令和3年度音更町下水道事業会計予算、議案第19号音更町手数料条例の一部を改正する条例案、議案第20号音更町公民館条例の一部を改正する条例案、議案第21号音更町介護保険等の実施に関する条例の一部を改正する条例案の件を一括議題とします。  本件は、議長を除く全員の議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託したいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 52 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認め、そのように決定しました。 休憩(午前11時50分) 53 ◯議長(高瀬博文君)  休憩いたします。 再開(午前11時59分) 54 ◯議長(高瀬博文君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 諸般の報告 55 ◯議長(高瀬博文君)  休憩中に予算審査特別委員会が開催され、委員長及び副委員長の互選が行われました。その結果の報告が議長の手元に届きましたので、報告します。  委員長に松浦波雄委員、副委員長に石垣加奈子委員、以上のとおり互選されたとの報告がありました。
    休会の議決 56 ◯議長(高瀬博文君)  以上で本日の日程は全て終了しました。  議事の都合により、明日3月3日は休会にしたいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 57 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認め、そのように決定しました。  次回の本会議は、3月4日午前10時から開きます。 散会(午後 0時00分) 58 ◯議長(高瀬博文君)  本日は、これで散会します。   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     議     長     署 名 議 員     署 名 議 員 Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...