府中市議会 > 2020-03-13 >
令和 2年厚生常任委員会( 3月13日)
令和 2年第1回予算特別委員会( 3月13日厚生分科会)

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  1. 府中市議会 2020-03-13
    令和 2年第1回予算特別委員会( 3月13日厚生分科会)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 2年第1回予算特別委員会( 3月13日厚生分科会)               令和2年第1回府中市議会定例会             予算特別委員会厚生分科会会議録  令和2年3月13日午後1時22分、予算特別委員会厚生分科会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   主 査  棗田澄子         副主査  広瀬和彦   分科員  本谷宏行         分科員  水田 豊   分科員  大本千香子        分科員  楢﨑征途 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       小野申人   副市長       村上明雄   健康福祉部長   唐川 平   上下支所長     森藤哲二   医療政策課長   皿田敏幸   市民課長      川崎公也   健康推進課長   大森健司   女性こども課長   山田資子   福祉課長     岡田武司   介護保険課長    山路英利   湯が丘病院事務長 岡 信洋 1 事務局及び書記   事務局長     赤利充彦   主任        吉岡佑三子 1 本日の会議に付した事件
      議案第1号 令和2年度府中一般会計予算について   議案第30号 令和元年度府中一般会計補正予算(第5号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後1時22分 開会 ○主査(棗田澄子君) ただいまから予算特別委員会厚生分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました案件のうち、議案第1号「令和2年度府中一般会計予算について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 特にございません。 ○主査(棗田澄子君) これより議案第1号中、本分科会審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、まず当初予算関係資料別冊主要事業説明シートに記載の事業について行い、次に、それ以外の部分について、款または項の番号順に行います。原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いします。  なお、歳入のうち本分科会審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いします。  これより、主要事業説明シート記載の事業について質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、まず、資料1、府中版ネウボラ事業について、質疑のある方は順次御発言を願います。  広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) まず、府中版ネウボラ事業の中で当初予算額として2,187万1,000円を組まれているんですが、この内訳を教えていただきたいのでお願いします。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 今回の当初予算額の内訳でございます。  まず、助産師保育士等の報酬の及び賃金としまして約1,200万円、職員の研修のための旅費といたしまして約12万円、事務消耗品費等といたしまして約50万円、天満屋に、次年度、その次の年度でございますが、そちらの移設のための健康カルテネットワーク工事費用といたしまして約150万円、物資などもございますが、そちらの賃借料で約70万円、天満屋への準備といたします備品等が約300万円、看護ケア事業をいたすものといたしまして約100万円、それと、今年度も行っておりますが、上下地域でのネウボラコーディネーターモデル事業がございます。そちらの費用といたしまして300万円、主なものは以上でございます。 ○主査(棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) 今年度のこのネウボラに関する事業計画の中の予算として2,252万2,000円計上されているんですけども、これは子ども子育て支援交付金を活用になってるんですが、これは来年度も同じ交付金を使われることでよろしいんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 大部分は今おっしゃっているとおり今年度と同じ子ども子育て支援交付金を3分の2の補助でございます。  あと違うものといたしましては、先ほども少し申し上げましたが上下地区で行っております広島版ネウボラコーディネーターの配置でございますが、そちらにつきましては県の補助をいただいて300万円になっております。 ○主査(棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) これについては一応、事業の中で上がってきているんですけど、毎年、同じ形で上がってくるようになるんですかね。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 毎年これからもずっと同じかという御質問ではなかろうかと思うんですが、今、準備段階といたしまして、例えば、先ほど申し上げました天満屋へ移転する際の準備の備品、今回も約300万円でございます。  あと、ネットワークを移設するための費用で150万円、こういった費用については今後は同じ額では発生しないと思われます。  ただ、今後の事業の展開がございますので、予算規模がどうなるかにつきましては、人件費等がどうなっていくか、事業のイベント等どう行っていくか、そして、天満屋の中でどういった活用をしていくか、あとさらに申し上げますと、上下地区のほうでどういう展開をしていくかも、まだ金額的には不透明な部分もございますので、予算ベースが同じでいくかどうかはまだわからないところはございます。 ○主査(棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) あと、駅周辺にぎわいづくりの予算が4億5,600万円とられているんですが、先ほどの中にこの4億5,600万円が備品とかそういった分もひっくるめてこの中に入ってくることはないんですか、それが一つ。  もう一つは、天満屋に移転されるネウボラの実際の機能、これが当初からもう移転すると決まっていたので、大体もう機能的にはこういったものが移転時に設営するのは決まっていると思うんですが、そこのところの概要を説明、お願いします。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) まず、1つ目の御質問でございます。  にぎわいづくりで申し上げております、駅周辺にぎわいづくり事業という部分でございますが、そちらについてはこの費用は含まれておりません。この今の2,187万1,000円が含まれているかという御質問。 ○主査(棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) その中の備品とかそういうところは、こっちに含まれるのかなあと。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) こちらはネウボラのほうで組んでいる予算と思っていただければよろしいかと思います。  2つ目の御質問のネウボラの機能の御質問でございます。  ネウボラで以前からもずっと申し上げておりますが、母子保健の業務と子育て支援の業務の一本化でございます。今は府中地区広谷保育所にございます子育て支援センター子育てステーションという位置づけで、上下地区につきましては上下保健センター子育てステーションに位置づけて、2拠点で事業を行っております。  その広谷保育所で行っております子育てステーションの業務、子育て支援の業務に合わせて母子保健をやっているわけでございますが、それにさらに今、リ・フレで行っております母子保健の業務、そちらを全て持ってくるという形で母子保健子育て支援一体化したものを機能として行うという設計になっております。 ○主査(棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) 今のにぎわいづくりの事業の中で、ネウボラはきのうの総務文教分科会の中で4億円の内訳を言われたんですが、ネウボラは2億円ですよね。それについては、今の天井とか仕切りとかそういった設備の予算と思えばよろしいんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 今おっしゃったとおりでございまして、建物関係の設備についての費用でございます。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。  楢崎分科員。 ○分科員楢﨑征途君) ネウボラ設置場所は一応、天満屋と決まっておりますけれど、そこでなければいけないんでしょうか。  それと、現在、広谷保育所にある子育てステーションはどれくらいの利用状況があって、また、仮に天満屋の2階に移した場合の予想される利用者はどれくらいと考えておられますか。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) まず1つ目でございますが、ネウボラにつきましては天満屋の2階で、もうこちらは決定している事項と思っておるところでございます。  2つ目でございますが、今の子育てステーションの利用のことでございます。こちらは昨年9月に子育てステーションとしてプレオープンしているところでございます。以前からの子育て支援センター利用者に加えまして、新たに毎週金曜日、助産師が相談日を設けております。そちらへの利用の増加、また新規イベント開催をいろいろいたしております。  例えますと、ハーフバースデー、産後6カ月の時点の産後バースデーや新たな産後ヨガ教室、そういった新たなイベント等もございまして、利用者の増加にはつながっているところでございます。  天満屋に移設した際の利用予想でございますが、総括質疑の際にも御説明させていただいておりますが、ネウボラを設置するということは子育て世代の方がそこに訪れやすい、気軽に来ていただけることを重要な目的といたしているところでございます。  そのことに伴い、天満屋に移設するということで新たな工夫点では、まず、時間外や休日、今は4時くらいまでの開設でございますが、そちらを時間外や休日、土日祝日も含めました開設。  2つ目といたしましては、ポピュレーションアプローチと呼んでおりますが、妊娠後期から出産後の皆さんに来ていただけるような体制づくり。  3つ目でございますが、またさらにイベント等の工夫、天満屋2階のほかの広場等も活用することによるイベント等の開催の工夫、こういったことを考えているところでございます。  こういったことから、これまで利用していただけなかった方、例えば、働きながら子育てをする方も含めて、お父さんお母さんおじいちゃん、おばあちゃん、御家族みんなで一緒に訪れる場所を創出することによりまして、利用者の増加を考えているところでございます。 ○主査(棗田澄子君) 楢崎分科員。 ○分科員楢﨑征途君) 今のお話では、赤ちゃんから幼児、それと子育て中のお父さんお母さんとか、それと高齢者の方、年齢もいろいろと集まってこられてどうなんでしょうか。小さいお子さんとか赤ちゃんとかいう方に対して、余りにもざわざわしたところで精神的に安定できるのか、それとごみごみしたほこりっぽいとかそういったことで衛生的にはどういうことが起こるとお考えになるでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 現在、建物等の詳細設計についてはまだこれからの段階ではございますが、今おっしゃったようなざわざわしている空間ではないかという御心配でございますが、相談室等は防音等をつけたものと思っておりますし、防音設備等をつけた部屋も準備しようと考えております。  そして、子育てキッズスペース、遊んでいただくようなスペースにつきましては、当然、衛生面でありますとかそういったことには十分、配慮していきたいと思っておりますので、子育て世代の方、そして来ていただける方皆さんが安心して御利用していただけるような施設にしていきたいと考えているところでございます。 ○主査(棗田澄子君) 楢崎分科員。 ○分科員楢﨑征途君) それと、ネウボラの施設はいいんですけど、今度は周りの広場という形でつくられるということを聞いておりますけれど、そういうところからもいろいろな人が集まることによって広場、恐らく全部ネウボラの施設が800平米の中に入るとは限らないし、それから出ていって、広場をつくった、そういうところで遊ぶことについても、やっぱり小さなお子さんたちとかは心配があるんじゃないかと思うんですけど、衛生面とけがとかそういう面について、その辺はどうでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 先ほども申し上げましたが、そういう面につきましては、今後、十分配慮して運営していきたいと考えております。 ○主査(棗田澄子君) 楢崎分科員。 ○分科員楢﨑征途君) わかりました。  もう一つは、違う面でお聞きします。母子宅を訪問できる担当者は何名おられるのか。  そして、今後のその増員は考えておられるということでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) ネウボラにつきましては、先ほどもお答えさせていただいておりますが、ステーションに来ていただける工夫を今、いろいろ考えているところでございます。それでもさらに来ていただけない方への訪問という御質問でお答えさせていただきたいと思います。  現在は、産後の赤ちゃん訪問で、担当助産師が1名、全世帯を対応させていただいているところでございます。その後に、必要、訪問がもっとあったほうがいいなと思うような御家庭につきましては、保健師プラス保育士も同行するような形で、妊娠後期から産後までの強化は図っているところでございます。  今後の業務内容につきましては、先ほども申しましたステーションのほうに来ていただける方、そうしてアプローチする方も含めまして内容を検証しながら検討していきたいと考えているところでございます。 ○主査(棗田澄子君) 楢崎分科員。 ○分科員楢﨑征途君) 仮に、今のお話でしたら、現在の人員でやっていけるという感じで受け取っていいでしょうか。  それで、利用者がふえたら、また増員していくという考え方でいいでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 済みません、重ねてのお答えにはなりますが、今すぐ増員でありますとか減らすとかという考えではなく、今後、来ていただいた方、そして訪問する方、そして業務内容、どういったことをするかも含めまして、今後、検討していきたいと考えております。 ○主査(棗田澄子君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 昨年9月にプレオープンネウボラが始まったわけなんですけれども、手応えをどのように感じていらっしゃるのかを伺いたいと思います。  それから、来年の4月から天満屋で、これはお母さん方にとってもおじいちゃん、おばあちゃんにとっても大変、行きやすい場所的にはとてもいい場所になるんではないかなと思います。今ある広谷保育所がどうこうといえば、あそこは狭いですし、とても機能の拡充ができるような余地がないところなので、天満屋のあのスペース皆さんが行きやすくて、それからいろいろな機能をこれからつけられるということなので、内容的には拡充されていくんであろうなと思います。  この拡充をしていく中で、先ほどおっしゃったんですけれども、どういう職種の方があって何人くらいの人員を考えられているのかを伺いたいなと思います。あと、ネウボラといってもやっぱり大多数の市民の方は何それっていうのはいまだにやっぱりあるわけで、プレオープンされていろいろ相談に来られているお母さん方とか保護者の方がここに相談に来られてよかったよねっていうような声は、なかなかママ友の間では流布するのかもしれないんですけれども、世代が変わるとなかなか伝わらなくて、多くの市民の方からは別世界の話のものと捉えられてしまいがちなんですけど、天満屋に来るということで、そうじゃなくて全体で子供たちを見るというその中の一つの機能だとわかってもらえたらすごくいいんじゃないかなと思うんですけれども、その辺の考えについてありましたら、お願いいたします。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) まず1つ目の、プレオープンした後の手応えという御質問でございます。  先ほども少し申し上げましたが、確実に利用者はふえております。そして、新たに始めましたハーフバースデー、産後ヨガにつきましては、とても好評をいただいております。特に、産後ヨガ教室につきましては20名の定員に対しまして、いつも申し込みが超えているような状態で申しわけないんですが今回はということでお断りしているようなケースも出ております。  ただ、今回、新型コロナウイルスの関係で今ちょっと行事等、全てもうストップしておりますので、ちょっと残念なところではあるんですが、そういったことでございます。  そして、明らかに子育てステーションに初めてこられるステーションデビューと申しますか、そういったのが月齢が低くなっている、早い時期に来られる方がふえているというのも数字として出てきておりますので、そういったことで少しずつではありますが、認知していただいているのではないかと思っているところでございます。  そして、2つ目の御質問で、天満屋に移った際の職種でございます。  その前に、場所につきまして、今後の拡充ができるということで今言っていただいたんですが、私たちのほうも検討するに当たりまして、やはり天満屋にするということで役所はなかなか敷居が高いという声をずっと聞いてまいりました。そして、来ていただけるための工夫では一応、天満屋の駐車場でありますとか場所、利便性、あと広くスペースを取れるということは本当に利点だと考えているところでございますので、そういったことを最大限生かしながらやっていきたいと思っているところでございます。  その中で、職員の職種でございますが、今、考えております、人数も合わせてのほうがよろしいですかね。これまで考えているところ、今、構想中ではございますが、保健師を3名、助産師を2名、保育士3名、こちらの8名につきましては最低、必要と考えている人数でございます。こちらは今の子育てステーションにおります職員と合わせて女性こども課リ・フレ母子保健を担当しております現体制の職員を考えているところでございます。  そして、これに合わせまして、発達相談を行います非常勤にはなりますが、臨床心理士も考えているところでございます。  そして、さらに今後の拡充では社会福祉士等、いろいろなケースの相談に乗れるということで、社会福祉士等の有資格者も必要な職種ではないかと、今、検討をしているところでございます。  そして、今後の周知も含めまして、皆さんにやはり来ていただけるような工夫をどんどんしていきたいと思っているところでございます。子ども子育て支援事業計画の中でも、やはり府中市の特性を生かした子育て支援で、働きながら子育てをする方への支援が今まで時間的にとか場所的に少し難しかったなと思っているところでございますので、そういったことへも休日や時間外等も開設できると思っておりますので、これを広げていきたいと思っている大きな点でございます。 ○主査(棗田澄子君) 村上副市長。 ○副市長(村上明雄君) せっかくですから、少しつけ足してで、先ほど、申しましたように広谷との比較といいますか、広谷でプレオープンして、担当課では実際に利用したと。とりわけ男性の保護者お父さんといいますかパパに来てもらえるようになったとか、確実に手応えをつかんでいるわけです。
     しかし一方で、限界といいますか保育所に併設しているということで、どうしても来ていただくのが保育所の関係といいますか、保育所に通わせている保護者が中心というところもありまして、そういう意味では大本分科員がおっしゃいましたようなことも含めて、商業施設天満屋に開設と、合わせて特別委員会でも御議論いただきましたが広場のような要素を設けることで、保育所に通わせている人たちだけでなくてより幅広いおじいさん、おばあさんが連れてくる、あるいは買い物ついでに来る、広場で遊ぶついでに寄ってみるというながらとかついでという中で、いかにたくさんの人に来ていただくか。また、町なかの中心部でありますので、認知度も高まると思っておりますので、そういう意味では広谷の手応えをより拡充、質的なものも当然、拡充させていくわけですけれども、より多くの人に来ていただける、利用してもらえるという意味でも加速させていける余地といいますか、可能性は非常に高いと思っております。 ○主査(棗田澄子君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 福山市は、通称は「あのね」という通称を使われているんですけれども、府中市の場合、まだプレで子育てステーションというちょっとかたい名前なんですが、皆さんに愛されるような知ってもらえるような愛称の募集とかは考えられているんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) こちらにつきましては、今、広報の担当と少し相談を始めているところでございまして、どういったものがいいか、どういったやり方、どういったネーミングがいいかを今ちょっと検討を始めているところでございます。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) 続いて、資料2、子どもの予防的見守り支援事業について、質疑のある方は順次、御発言を願います。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) この取り組みで関係する部署、いろいろなところが関係してくると思うんですけれども、部署やそれから情報提供をされる予定の部署を教えていただきたいのと、今回は100万円のお試しなんですけれども、本格施行をすると幾らくらいかかるものなのか。  あと、リスクのある家庭が抽出されたときの継続的なかかわり方のパターンを何かシミュレーションされているのか、伺いたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) まず、お答えの前に、ちょっとこちらの事業について、もう一度、概略ではございますが御説明をさせていただきたいと思います。  まず、事業の目的でございます。これまで虐待防止早期発見が大きな目的ではあるんですが、これまでは虐待案件が発生した場合の家庭に対しての支援でケース会議を開いたりでありますとか訪問したり、どういった策がいいかをしていたことでございますが、この事業では表面上、リスクがまだ発生していない、今後、発生するかもしれないということに対してAIを使って今後、リスク発生の予測をしていく仕組みを整えることによって府中市での児童虐待でありますとか、そういったさまざまな子供さんたちに対するリスクを早期に発見して、早期に支援をしていこうというものでございます。そちらをすることに対して、県と一緒に、県が開発していると申しますか、そういったAIを活用して、市の中でやっていこうというものでございます。  関係部署でございますと、子供に関するということデータを持っているところと経済情報でありますとかそういったものになります。女性こども課、総務課、情報政策室政策企画課教育委員会などが中心となりまして、子供たちが育っていく環境、そういったものを整えるものでございます。  そして、2つ目のAIがどこの管理かでございましたが、AIが分析し抽出したデータは限られた部署での厳格な取り組みになりまして、どこの課はちょっとまだ検討中ではございますが、そういったことになろうかと思います。  そして、今回の100万円のトライアルでございますが、令和2年度につきましてはテストデータをつくりまして、試験的にAIがきちんと判定するかを回していくということでございます。  さらに、令和3年度以降は、ソフトウエアの開発でありますとか、現行の府中市の中にございます既存のシステム、そちらからのデータの抽出をするに当たるソフトの開発などを行う必要がございます。  また、事業費についてはまだうちのほうではっきりわからないところもあるんですが、一応、県の試算に基づきますと、約4,000万円程度かかりまして、そのうち市の負担は400万円程度になるのではないかと、聞いているところでございます。  この数字につきましては、まだこれからのことでございますので、詳細についてはまだちょっとはっきりわからないことでございますが、県と一緒に県の仕組みを使ってやっていきたいと考えているところでございます。  あと、大きな2つ目でございます。  リスクのある家庭が抽出されたときの継続的なかかわり方でございます。  そのリスクのある家庭をAIが抽出したとき、どうしていくかで、まだリスクが起きていない発症していないときに、どうかかわっていくかというのは非常に気をつけなきゃいけないと。なぜこれを知ってるのかとか、そういったことも出てこようかと思います。  ただ、その出てきた結果を参考にしながら、専門の児童相談員でありますとかネウボラの担当、そして、今考えております学校のスクールソーシャルワーカーなどにも入っていただければいいかなと思っているんですが、そういったものでどういう支援をしていくべきか、まず家庭訪問を行うのかどうかをまず協議いたしまして、その結果、行ったほうがいいことになれば、また家庭訪問等をしながら積極的な支援につなげていくような形をとっていきたいと思っているところでございます。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。  広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) この仕組みなんですが、実際にクラウド的な形のシステムなのかどうなのか。  あと、利用対象者、これは絵にちょっと書いてあった、学校とか書いてあったんですが利用対象者は誰になるのか。  あと、住基台帳とかそれにかかわる情報、各部署の情報を多分、入れていく形にはなると思うんですけど、そういった意味での個人情報に対する利用者権限とか、あとセキュリティー関係、こういったものについてはどのように行うのか。  それと、この仕組みについては、県との連携を実際にAIの仕組みができた段階での県とのシステム連携はあるのかどうなのか。そこら辺ちょっとお聞きします。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) まず、この仕組みでございますが、基本的には市の中にサーバーを置きまして運用いたします。ですので、基本的にはクラウドではないと考えております。  そして、利用対象者は職員の側の利用できる人という、職員の中の利用する人。 ○主査(棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) これはあくまでも職員。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 職員につきましては、要対協の職員、児童相談員、ネウボラ担当等、限定することになります。  そして、セキュリティーにつきましては、個人が特定できる情報については特定できないような仕組みをとりまして、AIが判定するに当たりましては、そういったことを今、考えているところでございます。  そして、県とのシステムの連携でございますが、基本的には県のシステムと連携するものではございませんで、県が開発したAIの仕組みを府中市のサーバーの中に取り込んで活用していくイメージでございます。 ○主査(棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) これ、使う人は職員だけですか、職員関係だけですか。学校とかそういったところはないんですか。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) これを利用するのは職員限定になります。 ○主査(棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) このAIを活用したリスク予測や結果は、逆にそのもととなる要素とか事例とかいったデータベース、こういったことの構築を多分、やるんかなあと思うんですが、活用時期、実際に活用できる時期が大体いつごろになるのか。  きょうの新聞にも出ていたんですが、虐待の推移というので2010年から右肩上がりで虐待の件数が上がっていると。テレビでもそういった報道がなされていることを考えると、こういった部分、非常に効力を発揮するのかなあと思うんですけど、実際に活用がいつごろになるのか、そういったところもちょっと教えていただきたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 今後、1年間かけて、この抽出したデータを試験的にAIに分析させて、それがAI自体の構築ができるかで、それをさらに入れていくことにはなるんですが、そのためには府中市の個人情報保護条例の関係で、個人情報の取り扱いの整理をしていかなければいけない必要もございますので、いつからするというのが、ちょっとまだ今の段階では。来年度はその抽出したデータのもとのテストケースを行うということで、それ以降にはなります。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。  本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) AIを活用したそれこそ今の予防的見守り支援になると、非常に画期的なことかなあと。なかなかそういう予防的というものができないような状況の中で画期的かなあとは感じておりますが、先ほどの説明を聞くと、要は府中市の中だけのデータ収集ということになるかと思うんですけど、やはりAI活用に際し、こういう取り組みだけでなくて要はそういうデータ、先ほどもありましたけど、データの数が多ければ多いほど正確性が出てくるというかそういう話も聞いたことがあるので、もちろんこういう取り組みは非常に有効であるだろうと思うんですけど、1年間、府中市だけでやってそれが可能なのか、有効に活用できるのかとちょっと不安に思うところがあるんですけど。  例えば、その1年間、府中市でやって、ほかの市町とかでそういう同じような取り組みというものが、例えば、そういうデータ的にデータベースのような形で集積されるようなものになっていくのかどうかを教えていただきたいです。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) 今回、そのAIの部分につきましては、そのデータを分析するという部分、予測するという部分につきましては、広島県が開発するものを活用させていただきたいと思っているところでございまして、県のほうは今年度、令和元年度、1つのところで実証実験を今、されているところでございまして、その後、来年度は府中市を含めてやっていくということで、今後、県のほうは全市町展開もしていきたいということでありますとか、あと、全国モデルになるような広島県モデルとなるようなことも考えていきたいと伺っているところでございます。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) 続いて、資料25、三玉プロジェクト(上下地域包括ケア拠点施設整備事業)について、質疑のある方は順次、御発言を願います。  水田分科員。 ○分科員(水田豊君) この三玉プロジェクトについてはこれまでも質問してきましたけども、駐車場の確保についてはどうなっているのか。トイレの開放についてもお聞きしたいと思います。  それと、保健センターの機能を移転するということでしたが、これも全部ではなくその中の一部を検討していると聞きましたが、それも今どうなっていますでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) まず、駐車場の確保見込みですけれども、相手方の関係などもありますので、またお知らせする段階ではありませんけれども、現在、確保に向け取り組みを行っているところでございます。  駐車場を整備することとなりましたら、付近の景観などに配慮をいたしますとともに、予定施設での利用のみならず観光面での利用も視野に入れながらの活用も検討してまいりたいと考えております。  それから、保健センターの機能を全部ですけれども、病院との連携が必要な機能については、以前から答弁させていただいておりますように北市民病院と隣接した形で残す予定をいたしております。  トイレにつきましては、三玉プロジェクトでのトイレというわけではなくて、観光との調整の中で、先ほど言いましたように今後、駐車場の観光面での利用も視野に入れながら活用と申し上げましたけれども、三玉独自で観光用トイレをつくる考えではありません。 ○主査(棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 3階部分が地域交流スペースという形でいろいろな形で活用されるということなんですけど、その具体的なものを検討していく中で、地域の皆さんの声を反映されるのにどういう形をとっていかれるのか、お聞きしたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) 地域交流スペースの検討に当たっての地域住民の方の意見聴取でございますけれども、三玉プロジェクトの検討に当たりましては、府中北市民病院を初め上下地域における各事業所の方などに何度かお集まりをいただきまして、地域交流スペースのイメージを初めとして施設の中にどういったものがあれば人が集まるのではないかといったことを中心に御意見をいただくとともに、住民の方からもアドバイスをいただいたりをしてきたところです。  今後も設計を進めていく過程で、先ほどの事業者の方などにお集まりをいただき、お知恵を拝借したいと考えておりますけれども、それに加えまして、昨年度以降、地元の方に三玉プロジェクトについて説明ができておりませんので、改めて説明をさせていただくとともに御意見を頂戴していきたいと考えております。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) 続いて、資料26、地域福祉計画実施に向けた取り組みについて、質疑のある方は順次、御発言を願います。  本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 学習支援について、ちょっとお聞きしたいんですが、今現在の箇所数と利用者数がわかれば教えていただきたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) 岡田福祉課長。 ○福祉課長岡田武司君) 学習支援事業でございますが、この学習支援には集合型と個別型の2種類でやっております。  まず、集合型の箇所数と利用人数でございますが、現在、3カ所でやっておりまして、TAMの利用者が13人、上下町民会館の利用者が7人、クルトピア明郷が4人という利用状況でございます。また、令和2年度から栗生地区においても開設をされる予定となっております。  個別型につきましては、令和元年度は中学生が6名、高校生が2名利用されていたという状況でございます。 ○主査(棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) その学習支援事業に対してそれだけの利用者がいらっしゃるということで、ボランティアに頼っているところも大きいと聞いてもおりますし、また、そういった方もなかなか、いわゆる学習支援をしていただく方の確保が難しいかなあという話も聞いたことはあるんですけど、今、現状とまたどういうような対策をとられて確保をされているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) 岡田福祉課長。 ○福祉課長岡田武司君) 学習ボランティアにつきましては、主には教員のOBの方とか保育士さんを確保しておりますが、今現在は34名の方に登録をしていただいております。また、運営ボランティアといたしまして5名の方が登録をしていただいている状況があります。  分科員おっしゃいますように、ボランティアの募集についてはなかなか苦慮しているところがございますが、今その原因といたしましては、退職後も引き続き、働かれる方が多くてなかなかボランティアに参加していただけない状況はあるんですが、取り組みといたしましては市内の学校を通じまして、教員の退職者への参加案内の配布でありますとか、3月1日号の広報を通じて市民の皆さんへ働きかけを行っております。  また、あと大学でありますとか企業等、あと一部、市の職員等へもボランティアへの参加を呼びかけをさせていただいている状況です。 ○主査(棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 一応、確認なんですけど、ボランティアといっても無償と有償ボランティアみたいな形があるとは思うんですけど、有償のような形でされているんでしょうか、どうなんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 岡田福祉課長。 ○福祉課長岡田武司君) この学習支援事業につきましては、交通費相当分で2,000円の報酬を払わせていただいております。 ○主査(棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 有償とはいっても交通費程度で、非常に心強い御支援をいただいているなあとは思います。  その学習支援事業の今回、その予算の内訳を教えていただきたいんですが。 ○主査(棗田澄子君) 岡田福祉課長。 ○福祉課長岡田武司君) 今回、予算上は生活困窮世帯学習支援事業で予算化させていただいております。これは921万8,000円でございますが、これは社会福祉協議会へ委託料として支出しているものでございます。  その内訳といたしましては、家庭教育支援員の人件費といたしまして646万円、あとボランティア講師等の交通費や塾講師への派遣費用といたしまして223万8,000円、その他通信費でありますとかテキスト代、文房具等、事務費に52万円を計上しているところでございます。 ○主査(棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 次にお聞きしたいのは、コミュニティソーシャルワーカーという方がいらっしゃると思いますけれども、なかなかこちらの人材の確保が難しいともお聞きをしておりますが、そちらの現状はどうなってるのか、教えていただきたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) 岡田福祉課長。 ○福祉課長岡田武司君) 今年度、社会福祉協議会におきましては社会福祉士の資格を有する職員が3名いらっしゃいます。令和2年度は府中市内の6地区のうち3地区にこの3名の職員を配置をしていく予定にしております。  また、令和2年度では、この3名に副担当をつけまして正副2名体制で配置をしていく予定です。そして、活動の中でコミュニティソーシャルワーカーとしてのスキルワークを図るとともに、社会福祉士等の資格取得の取り組みを行っていただくことにしております。
     そして、令和4年度からは全地区6地区に各1名を配置する予定としております。 ○主査(棗田澄子君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 最後にお聞きしたいのですが、全体として先ほどの学習支援とかのボランティアだけではなく、ボランティアポイント等の導入をいろいろな自治体も取り組んでおられるところがあります。こういったボランティアポイント等のいわゆるインセンティブの導入とかを検討されるようなことはないのか、教えていただきたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) 岡田福祉課長。 ○福祉課長岡田武司君) 国におきましてもマイナンバーカードを利用したボランティアポイントの実施を2021年度を目指してやられているということも聞いております。府中市において、まだ具体的な検討に入っているわけではございませんが、ボランティアポイント制度の導入も幅広い世代のボランティア活動の活性化につながるものとは考えておりますので、一つのインセンティブとして検討していく事項だと考えております。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) 10分間休憩をいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後2時15分 休憩                午後2時25分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(棗田澄子君) 再開いたします。  続いて、資料27、市民病院の将来のあり方検討について、質疑のある方は順次、御発言を願います。  水田分科員分科員(水田豊君) 予算はゼロなんですけども、市民病院の将来のあり方検討、ぜひやっていただきたいんですが、これだけではちょっと具体的なイメージがわからないのでお聞きします。  幅広く意見を聞いていただくようにお願いをしたいということもあって、これは担当部署とか責任者は誰でこういう一連の意見をまとめる作業に当たられるのか。  それから、関係者等となっていますけれども、どういう方とお話をするのか。公募はするのか、自薦、他薦があるのかなどについて、お聞かせ願いたいと思うんですけど。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) まず、担当部署ですけれども、病院のあり方検討につきましては、一義的には病院機構にあり方検討を指示いたしておりますので、また、厚労省の病院再編の再検証については各病院ごとにやり方を方向性を出すようにということでございますので、病院機構になろうかと思いますけれども、担当部署になりますと、健康福祉部の医療政策課になろうかと思います。  それから、関係者等ですけれども、主にイメージをしております関係者は当然、地区医師会であるとか近隣の医療機関、あるいは地域医療構想調整会議の事務局を担当いたします県、こういったところを今、イメージいたしております。 ○主査(棗田澄子君) 水田分科員。 ○分科員(水田豊君) それで、病院問題について意見がある人について、意見を聞いてほしいという方がもしおられたら、そういう場合は医療政策課で聞いていただけるんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) そういった方がお見えになりましたら、これまでもお聞きをいたしておりますし、御意見は頂戴いたしたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) これは新規事業なんですけれども、非常にざっくりという感じで、済みません、いつまでにこれを検討するのかとか、実際に意見調整する類似かつ近接の病院の病院名もまだ不明とかっていう、なんかすごくざっくりとした出し方をされていてどうなんだろうというかイメージがつかめないとおっしゃったんですけど、そのとおりかなと思うんですけど、少なし厚労省が回答を求める期限をいつぐらいと推定されているのか、県が主催するんでしょうけど、調整会議にいつごろその結論を出す予定でいるのかとか、せめて該当するような近隣の病院とは、どの辺が考えられるのかが予想されましたら、教えていただけますか。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) スケジュール的なもので言いますと、まず、厚生労働省が昨年9月に再検証要請の際に発表いたしましたのは、ことしの9月まで、方針を変更しない場合はことしの3月までだったんですけれども、公表をされた各病院であるとか、その所在市町の反発、県も初めとした自治体の反発も大きく、厚生労働省が一旦、決めたことしの9月とかいうスケジュールは1回、取り外しますよと。また、改めて期限を設定するときまでに地域医療構想調整会議で結論を出してくださいということに、今、変わっておりまして、明確な期限は決まっておりません。厚労省のほうもまだ決めかねているところなんだろうと思います。  それから、もう一つ、民間病院、類似かつ近接の病院につきましては、厚労省が9月に発表いたしましたときの資料では、おおむね車で20分以内、説明会が2月18日にあったんですけれども、そのときでの説明は、直線で車で20分ということですので、近隣でいいますと東は恐らく中国中央病院くらいまでの医療機関が対象になるであろうと。逆にこちらに来ますと、公立みつぎ病院があるんですけれども、二次医療圏はまたがないということですので、みつぎは尾道市の医療圏になりますので、西はなくて東は恐らく中国中央病院くらいまでの病院が対象になるのではないかと。  これはまだ公表はされておりません。 ○主査(棗田澄子君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 基本、厚労省が求めるのは、救急医療の病床についての今後どうするのかがメーンになるのかなあと思うんですけれども、この近接の病院の中で勝ち目があるんでしょうか。変な言い方ですけれど。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) 救急とおっしゃいましたけども、近接かつ類似の場合は6項目、ガンであるとか当然、救急であるとかもそうなんですけれども、勝ち目があるかどうかですけれども、実際に例えばですけれども、中国中央病院だけ、あるいは隣に寺岡記念病院さんがありますけれども、寺岡記念病院さんだけで救急はできるかというと、決してそのようなことはないので、やはりこの辺の病院が連携し合って救急を受け入れていく形になろうかとは今、思ってます。 ○主査(棗田澄子君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) いわゆるこの圏域の中で、救急病床をどれだけ減らすのかというのが多分、厚労省の狙いだと思うんですね。  その中で、この府中市民病院が勝ち残れる、その救急病床を確保するための施策というのが何か、いわゆるその勝ち目、残せるような政策みたいなものが今、あるんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) 世間的には誤解をされているところがあると思うんですけれども、急性期病床と救急の機能は別だとお考えいただければと思います。  救急は、先ほど言いましたように府中市民病院から、今、北市民病院も急性期病床はありませんけれども、救急はこれまでどおりやっておりますし、急性期病床というのは例えば、手術件数が何件であるとか、生命維持装置を何回使ってるかとか、そういった件数で決まっていくんですけれども、急性期と救急の受け入れは、また別のもので御理解をいただければと思います。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) それでは、続いて、資料33、マイナンバーカード普及促進事業について、質疑のある方は順次、御発言を願います。  楢崎分科員。 ○分科員楢﨑征途君) マイナンバーカードの府中市の普及率が幾らか、それと、市役所職員の普及率はどうなのかお聞きします。  仮に普及が進んでいないんだったら、それはどのような理由なのか認識されているのかお聞きいたします。 ○主査(棗田澄子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) 最初に、マイナンバーカードの市内の普及率でございますけれども、本年3月1日現在の数値でお答えをいたします。マイナンバーカードの交付数が5,039枚、そして住民基本台帳での3月1日現在の人口が3万8,852人でございまして、府中市の普及率は13.0%という状況でございます。  それから、市職員の普及率でございますけれども、こちらも3月1日現在の数値でお答えをいたします。職員数が455人、マイナンバーカードを取得している職員は148人となっており、職員の普及率は32.5%という状況でございます。  それから、職員に対するこの取り組みは、昨年10月より行っておりますけれども、取り組み前は取得者が55人、その当時の職員数460人で普及率12%という状況でございました。引き続き、職員への普及拡大については努力を継続してまいります。  それから、普及が進んでいない要因ですけども、結局はマイナンバーカードでできることが少ないという状況があるために、その取得の必要性が感じられないためだと考えております。そういう状況もありまして、今年度、新規事業としてコンビニ交付事業の予算を計上させていただいておるところでございます。住民票や印鑑証明などがコンビニで取得できる環境整備を予定をしております。  カードの利用につきましては、今後も医療福祉分野などでの利用が国などにおいても考えられております。こうしたICT化の流れの中で、カードでできることをふやしていく努力は、今後も引き続いて行ってまいりたいと思っております。 ○主査(棗田澄子君) 楢崎分科員。 ○分科員楢﨑征途君) コンビニなどで利用できるように、これからそういう設備をつくっていくと言われておりますが、若い人はそれでいいんでしょうけど、なかなかお年寄りの方がコンビニに行って、それを利用すると、また、それを住民票とか印鑑証明とか、それを年に何回利用する人がおられるでしょうか。そんなにたびたび利用することもないと思うので、そういうところから見てその辺のことがどうなのかと思うんですけど、必要であるかどうかというのは。 ○主査(棗田澄子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) どのくらいの利用でございますが、一応、市で導入に当たっての予測推計をつくって検討しましたけれども、現在、住民票の発行数が年間1万4,000件弱、印鑑証明が1万件弱、それから税証明も1万件程度という状況でございます。最終的に約10年でこのうち4割がコンビニでの交付に移行するという推計をつくっております。  これは全国での伸び率などを反映して、この数値を推計しているわけですけども、一応、10年後の推計予測としましては、マイナンバーカードの交付枚数が約1万1,000枚、それからコンビニでの交付通数は1万3,500枚程度の発行数を推計いたしまして、導入を図るものでございます。 ○主査(棗田澄子君) 楢崎分科員。 ○分科員楢﨑征途君) 今の推計では1万人以上の方が利用されるというお答えでしたが、そもそもマイナンバーカードの義務化を図る権限は行政にあるんでしょうか。これは国からのお達しで取り組まなきゃいけないとかいう感じの押しつけの感がするんですけど、そのようなものではないんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) マイナンバーカードの取得につきましては、いわゆる番号法、マイナンバー法の規定では、「個々人の意思に基づく任意での取得」となっているところでございます。任意という状況ですので、普及拡大につきましては、市民課としてはお願いという立場ではございますけれども、現在、当面の間、カード取得の手数料は無料とされているところでございます。  今回、コンビニ交付の環境整備等も行う予定でございます。そして、高齢者等の方につきましては、運転免許を返納された方については、公的な身分証明としても役立つものと考えておりますので、今後とも普及拡大には努めてまいりたいという考えでございます。 ○主査(棗田澄子君) 楢崎分科員。 ○分科員楢﨑征途君) 最後にお聞きいたします。  これは私の持論でいかせてもらいますけれど、マイナンバー共通番号制度は日本に住む全ての国民、外国人に生涯変わらない12桁の番号をつけ、さまざまな機関や事務所などに点在する各自の個人情報をその番号を使って簡単に名寄せ参照できるようにし、行政などがそれらの個人情報を活用しようとする制度であって、一番には個人番号カードの取得は現在は任意ですが、もし健康保険証と一体化されれば、ほとんどの人が持たざるを得なくなってしまいます。マイナンバーと個人番号カードの利用拡大をストップさせて、私はこの制度を廃止するほうがいいんじゃないかと思いとます。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。  水田分科員。 ○分科員(水田豊君) メリット、デメリットを書いていただいてますが、操作がわかりにくいとか負担感が大きいだけで、デメリットでは個人情報の保護といった観点があると思うんです。  窓口でやっているときには、御本人さんですかということで免許証を見せてもらうなりそういうことができたし、何に使われますかという問いも日々、窓口でやられていると思うわけです。これがコンビニでは、そんなことは要らないわけで、極端な例を言えば、カードを持っていけば本人でなくても取れることが起こり得るということで、それに対する対策も市のほうでこのマイナンバーカードを拡大するということであれば、対策等もとっていく必要があると思うんですけども、そのあたりはどうお考えでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) カード自体、ICカードの中の仕組み自体は、国において二重、三重の保護をかけているということで、電子的なセキュリティーにつきましては国の責任においてICチップの中で対応されているところでございますけれども、いわゆるコンビニ交付での本人確認、マイナンバーカードを取得されるときに4桁と6桁の暗証番号を入力いただいたと思いますけれども、コンビニ交付についてはこの4桁の暗証番号をコンビニの端末で入力していただかないと稼働しないということですので、カードと暗証番号の保管、そういったところを安全の周知をきちんとする中で、そういった個人情報の保護等、考えていきたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) これを使ってコンビニ交付ができるようになるということで、マイナンバーカードの普及率を上げるためにもぜひだと思いますし、これからICTの社会になって5Gとかいってる時代に逆行するような感じになってはならないし、もっといろいろな形で利便性を上げるためにこの政策をされるんだと思うんですけど、その入り口として、マイナンバーカードをつくるときの手続を簡素化してもっとつくりやすいというか、そういうふうにしようということで多分、出前講座のようなものを始められたと思うんですけれども、その申し込みとかっていうのは具体的にあるんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) おっしゃったように出前講座のほう、市の申し込みの講座の中に登録はしておりますけれども、現時点で周知不足といいますか、町内会等からの申し込みがまだない状況ですので、周知を進めていきたいと思います。  ただ、職員につきましては、この方式を練習といいますか、こういうことも兼ねて、庁外の職場等ではこの方式で既に実証というかそういったワンストップで申請が完了すると。その場で申請が完了し、御本人さんにはもう既に暗証番号を入力したカードを郵送するということで、ワンストップ体制でこの出前講座を新設しておりますので、この部分を拡大のためにもっと周知し、利用していきたいと考えております。 ○主査(棗田澄子君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) いろいろ利便性があるカードなんだけれども、つくられている人が今、まだ1割ちょっとというすごく悲しい状況だなと思います。  この普及率がどんどんアップすれば、それに伴う利便性ももっと向上するということでしょうし、例えば、ポイント付加だとかいろいろなものを使ってよかったなというお得感みたいなものも生まれて、さらに普及が促進するという形になると思いますので、ぜひ、待っているとそういう声かけはきっと来ないと思いますので、町内会なりサロンなりいろいろなところに、こういう講座をやっていますのでぜひ、利用してくだいというPRを、市からやっていただかないと、カード取得者はふえないと思いますので、その取り組みをお願いしたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。  本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) このたびの普及促進事業として当初予算額2,210万9,000円がありますけれど、こちらはマイナンバー制度を導入する際にやはりこの厚生委員会だったと思いますけれど、ここに今回、掲げてあるようないわゆるコンビニエンスストアで住民票とかのいろいろな取得がほかの自治体とかも国の推進の中で予算をつけられて、補助とかをつけられて、当初、取り組まれたときにそういうこちらのほうから提案もさせていただいたこともあったと思うんですけど、今回のその当初予算額の中には例えば、どういうものが含まれているんでしょうか。この手数料に対する例えば、住民票の写しであるとか印鑑登録証明書を発行する際の手数料がこちらの予算なのか、例えば、今回そういうコンビニとかを活用できるようにするためのいろいろな施設とか庁内のソフトといいますか、そちらのほうなんかのものは当然、入っていないんじゃないかと思うんですけど、その辺はいかがなんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 川崎市民課長。 ○市民課長川崎公也君) 今回、上げております予算の内容でございますけれども、コンビニ交付のための住民基本台帳システムの改修費が1,863万円、それから初年度のシステム保守経費231万円、そのほか運営負担金を、ソフトの利用料ですけども、それを支払う必要がありますが、初年度、半年分で算定しておりますが111万円、それからコンビニの事業者、お店のほうに支払う手数料、1通につき117円、こういったものの初年度の予算を上げさせていただいております。そういった内容の予算になっております。 ○主査(棗田澄子君) それでは、次に、款または項の順番に質疑を行います。  まず、歳出のうち2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次、御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) 続いて、3款民生費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次、御発言を願います。  広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) 済みません、通告はしていないんですが、148ページの民生費、2項の児童福祉費のところなんですが、昨日の総務文教委員会をユーチューブで見ていましたときに、保育事業に関する経費の中で、会計年度任用職員の報酬等58人で2,236万7,000円、会計年度任用職員の給料9,461万円、この部分について昨日、質問があったと思うんですが、これに関しての人数内訳の部分が人事課から思った回答が出ていなかったと思うんですけど、これについて、済みませんが再度、ちょっとお答えをお願いしたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) この会計年度任用職員の報酬等58人、その次の会計年度任用職員給料とございます。この報酬等はいわゆるパートタイムの人で給料がフルタイムでございます。  内訳といたしましては、ここの表記のほうでこの項目のところが報酬等58人と表示がされているんですが、こちらがこの2つの足した人数で58人でございまして、上の報酬等のいわゆるパートが38人、給料のフルタイムのが20人でございます。これがこの算定が今後、今の保育所に勤務しております職員の勤務実態、今後どうするかというのが今後の予測も含めまして、直近上位の給料に位置づけたところ、こういう人数とこの金額が出ているというところでございます。 ○主査(棗田澄子君) 広瀬副主査。 ○副主査(広瀬和彦君) 昨日の回答が同じ回答だったんです。その回答で計算すると、フルタイム20人ですよね、今の話で。20人で9,461万円という話になると、1人当たりが473万円になるんですね。  146ページを見ていただくと、職員人件費の職員給61名がありますよね。これは多分、正規職員さんですよね。これが61人で2億3,598万9,000円、これは1人当たりに直すと386万8,000円なんです。フルタイムさんのほうが1人当たりが高くなるんですよね。で、おかしいなという話になってくるんですね。  済みません、今、わからなかったら、ちょっとこれ、調べて教えていただきたいので、この表記が間違っているのか、それとも内部的な内訳が違うのか、そこのところを済みませんけれど、教えていただきたいです。
    ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) それでは、続いて、4款衛生費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次、御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) 次に、債務負担行為のうち所管に係る部分について、質疑のある方は順次、御発言を願います。  水田分科員。 ○分科員(水田豊君) 済みません、保健衛生費の中で、4款衛生費、1項保健衛生費のところの病院の事業費負担金についての基準を出していただいたので、資料として出されている中身についてお聞きしたいと思います。  総務省の繰出基準対応表というのを資料で出していただいておりますので、それは繰出基準項目がありまして、そこからそれに値するものとして繰出額が出ています。それが4億7,312万9,000円になってるので、これが基準だということはわかりますが、この項目からこの具体的な繰出額になるその計算式があるんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) お手元に総務省の繰出基準対応表をお持ちだと思います。この中で、米印の5,637万1,000円の内数があるかと思いますけれども、これについては細かい計算式はありません。ありませんが、交付税の算定式全体で計算するときの残りの額と、ちょっとここで説明するのは難しいんですけれども、適用した場合の数字にはなるんですが、10番目の救急医療の確保に要する経費でありますとか、あとそれから不採算地区病院の運営に関する経費でありますとか、あと医師確保対策に要する経費、こういったものについては具体的な計算式はございます。  全体的な額については、地方交付税の算定の計算式を参考にしてはじいてるということになります。 ○主査(棗田澄子君) 水田分科員。 ○分科員(水田豊君) 交付税算定基準というのは何なんでしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) 地方交付税につきましては、普通交付税と特別交付税がございますけれども、ちょっとここで全部は難しいかもわかりませんけれども、例えば、病床数掛ける単価幾らとかというのがあるわけですね。そういった計算式でありますとか、あとは病院事業債いわゆる企業債の元利償還について、市は2分の1を、古い年度については3分の2があったりしますけれども、おおむね2分の1の額を繰り出すわけですけれども、その半分をまた交付税で見るとか、そういったものが定められております。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、議員間討議を要求される方は挙手を願います。                〔挙手する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) それでは、本議案については、議員間討議を実施いたしません。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(棗田澄子君) 次に、議案第30号「令和元年度府中一般会計補正予算(第5号)」についての件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長(唐川平君) 特にございません。 ○主査(棗田澄子君) これより議案第30号中、本分科会審査区分となっている部分に対する質疑を行います。質疑は款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんのでよろしくお願いします。なお、歳入のうち本分科会審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いします。  まず、2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費とこれに関連する歳入について質疑のある方は順次、御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) 続いて、3款民生費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次、御発言を願います。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 48ページの施設福祉に関する経費、地域密着型サービス拠点整備補助金の減額の理由を教えてください。 ○主査(棗田澄子君) 山路介護保険課長。 ○介護保険課長山路英利君) 地域密着型サービス施設の整備に対する県の医療介護総合確保事業補助金を使いまして、認知症対応共同生活介護事業所、いわゆるグループホームと認知症対応型の介護事業所、認知症デイサービス、こちらの施設の整備をいたしたものでございます。その工事費等の補助額が確定したことによりまして、その差額分として1,905万8,000円を減額するものでございます。 ○主査(棗田澄子君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 差し支えなければ具体的に施設名を教えていただけますか。 ○主査(棗田澄子君) 山路介護保険課長。 ○介護保険課長山路英利君) 認知症対応型共同生活支援事業者、グループホームでございますけれども、施設名につきましては鵜飼町に、府中市民病院の近くにございますそちらにグループホームが建設をされているというものでございます。ちなみに、開所につきましては5月を予定しているところでございます。  もう一軒の認知症対応型の通所介護事業所でございます。認知症のデイサービス、こちらにつきましては栗柄町にございまして、こちらは2月に開設をされているところでございます。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 52ページの児童福祉士で、私立の保育所設備の整備事業補助金の4,100万円を減額をされているんですが、これについて伺いたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) こちらの4,100万円の減額、私立の保育所に対する補助金でございます。  今年度から来年度にかけて社会福祉法人が主体で建てかえをいたしておりますたんぽぽ園保育所、こちらに対する補助金でございまして、当初予算額1億9,200万円に対しまして、実際の工事発注によりまして補助対象経費が確定いたしましたので4,100万円減額になっております。 ○主査(棗田澄子君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 1億9,200万円の中で4,100万円というと、かなり大きな減額になるんですけど、重立ったものってどういう内容でしょうか。 ○主査(棗田澄子君) 山田女性こども課長。 ○女性こども課長山田資子君) こちらの補助金でございますが、市で要綱を定めておりまして、最高の額が市が6,000万円という要綱を定めて補助金を出しております。それに対しまして、その市の補助金の額に対して国からの補助金がございます。そちらを合わせた最高の額が2億4,000万円になっております。これは事業費ベースで2億4,000万円、その中の補助金といたしましてはこの2億4,000万円の事業費に対して1億9,200万円が上限額になります。予算は、まだ工事の発注自体が8月から入っておりますのでわからない段階での予算計上でございましたので、予算は最高額で組んでいるところでございまして、この予算といたしましては1億9,200万円が上限額でございまして、実際の工事発注によりでございますので、補助金のどの工事というものではなくて、予算の段階では補助金でしたので、上限額を組んでいたというところでございます。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) それでは、続いて、4款衛生費とこれに関する歳入について、質疑のある方は順次、御発言を願います。  水田分科員。 ○分科員(水田豊君) 病院に対する7,500万円の繰入額の対応について、お伺いします。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) いわゆる病院機構に繰り出す追加の繰出金7,500万円といことでございますけれども、これは府中市民病院の建てかえの際の元利償還金のピークが令和3年度くらいまで続くわけですけれども、そのタイミングで平成30年度途中から府中市民病院の外科の常勤医師がゼロになりましたけれども、このことによる収益減の影響が通年化したことなどにより、病院機構の資金状況が悪化したという事情により追加の繰り出しをお願いするものです。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) この外科医の減少で経営状況がすごく悪化したという感じなんですけれども、当初予算の中で一応、出されているもので、これは3月の最終になります。これで7,500万円という追加補正なんですけれども、これまでこの1年間いろいろおありだったんだろうと思うんですが、資金繰りだとかどういう段階でこの3月になったのかを伺いたいと思います。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) 病院機構への追加補正につきましては、病院機構とすれば12月には職員のボーナスの時期を迎えるんですけれども、これに間に合うように12月議会での補正と病院機構では考えられていたわけですけれども、市へ相談がありましたのが12月補正の手続が終わった後で、12月議会に間に合わず今議会の提出になっています。 ○主査(棗田澄子君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) だからこの7,500万円はもう確定の支援になるわけで、12月にボーナス支払いのときの資金の枯渇については、どういう対応をされているんですか。 ○主査(棗田澄子君) 皿田医療政策課長。 ○医療政策課長皿田敏幸君) 12月の際は、一応、市中金融機関、独法が長期の借り入れは市からしかできませんので、短期借入を市中の金融機関からされたということです。 ○主査(棗田澄子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) 続いて、繰越明許費のうち所管に係る分について、質疑のある方は順次、御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) 続いて、債務負担行為のうち所管に係る分について、質疑のある方は順次、御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(棗田澄子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りをします。  本議案について、議員間討議を要求される方は挙手をお願いします。                〔挙手する者なし〕 ○主査(三藤毅君) それでは、本議案について、議員間討議は実施いたしません。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(棗田澄子君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成につきましては、御一任願います。  以上で予算特別委員会厚生分科会を散会いたします。                午後3時13分 散会...