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09月22日-07号

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  1. 福津市議会 2021-09-22
    09月22日-07号


    取得元: 福津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年 9月定例会(第4回)1 議 事 日 程(7日目)   (令和3年第4回福津市議会9月定例会)令和3年9月22日午前9時30分開議於  議  場 日程第1 認定第1号 令和2年度福津市一般会計決算の認定について 日程第2 認定第2号 令和2年度福津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について 日程第3 認定第3号 令和2年度福津市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について 日程第4 認定第4号 令和2年度福津市介護保険事業特別会計決算の認定について 日程第5 認定第5号 令和2年度福津市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について 日程第6 認定第6号 令和2年度福津市公共下水道事業会計決算の認定について 日程第7 議案第35号 福津市部設置条例を改正することについて 日程第8 議案第36号 福津市立学校の施設の開放に関する条例等を改正することについて 日程第9 議案第37号 福津市税条例を改正することについて 日程第10 議案第38号 福津市健康福祉総合センター条例等を改正することについて 日程第11 議案第39号 福津市津屋崎千軒民俗館条例等を改正することについて 日程第12 議案第40号 令和3年度福津市一般会計補正予算(第4号)について 日程第13 閉会中の所管事務調査について2 出席議員は次のとおりである(18名)  議 長  江 上 隆 行  副議長  米 山   信   1番  福 井 崇 郎   2番  森 上 晋 平   3番  秦     浩   4番  石 田 まなみ   5番  八 尋 浩 二   6番  田 中 純 子   7番  中 村 晶 代   8番  尾 島 武 弘   9番  下 山 昭 博   10番  髙 山 賢 二   11番  中 村 清 隆   12番  蒲 生   守   13番  横 山 良 雄   14番  戸 田 進 一   15番  榎 本   博   16番  椛 村 公 彦3 欠席議員は次のとおりである(なし)4 地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職・氏名(13名)  市     長  原 﨑 智 仁         教  育  長    大 嶋 正 紹  総 務 部 長  本 夛 研 介         市 民 部 長    横 山 清 香  健康福祉部 長  辻   優 子         健康福祉部理事    神 山 由 美  地域振興部 長  花 田 千賀子         都市整備部 長    長 野 健 二  教 育 部 長  水 上 和 弘         総 務 課 長    花 田   積  財政調整課 長  吉 﨑 和 哉         まちづくり推進室長  石 井 啓 雅  会 計 管理者  谷 口 由 貴         5 職務のため議場に出席した者の職・氏名(3名)  事 務 局 長  重 冨   隆         議 事 課 長    平 田 健 三  議 事 係 長  石 橋   俊          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            開議 午前9時30分 ○議長(江上隆行) ただいまから令和3年第4回福津市議会定例会を再開いたします。 直ちに会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第1から日程第6まで(委員長報告) ○議長(江上隆行) 日程第1、認定第1号令和2年度福津市一般会計決算の認定についてから、日程第6、認定第6号令和2年度福津市公共下水道事業会計決算の認定についてまでの以上6議案を議題といたします。 決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。米山信委員長、お願いをいたします。            (「議長」の声あり) 米山委員長。 ◎決算審査特別委員長(米山信) 決算審査特別委員会審査報告を行います。 令和3年第4回福津市議会定例会において、本委員会に付託を受けておりました事件についての審査結果を、会議規則第110条の規定により次のとおり報告をいたします。 記。 1.事件名。   認定第1号 令和2年度福津市一般会計決算の認定について。   認定第2号 令和2年度福津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について。   認定第3号 令和2年度福津市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について。   認定第4号 令和2年度福津市介護保険事業特別会計決算の認定について。   認定第5号 令和2年度福津市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について。   認定第6号 令和2年度福津市公共下水道事業会計決算の認定について。 2.審査経過。    付託年月日 令和3年8月31日。    審査年月日 令和3年9月14日・16日・17日。 以上6議案は、全員の議員をもって構成した特別委員会で慎重に審査したため、詳細については省略。 3.主な意見並びに審査結果。   認定第1号 令和2年度福津市一般会計決算の認定について。 意見。 賛成。令和2年度はコロナ禍で事業の延期や中止が続く中での市政運営で、できる限りの対応をした形跡が見える決算報告書であった。感染症対策は現在も続いており、今後も福津市民の福祉増進のために努めていただくことを求める。    ただ、2款総務費1項総務管理費の中の総合教育会議参考意見聴取業務委託料の99万円については、財源は市民の税金だからこそプロセスも明朗にすべきである。今後はガバナンスやコンプライアンスに基づいた財政運営、市政運営を行っていただくことを申し添えて賛成とする。 反対。総合教育会議参考意見聴取業務について、市長提出の再議書に11月9日より前の行為は「市に責務を負担させるものではなく、支出負担行為とは呼べない」とあり、「11月8日まで行われた九州環境管理協会の業務履行に対して、市は債務を負担しない」としている。3月の一般質問で、このことについて市長は「間違いない」と答弁。また、10月1日から11月8日までの委託業務に関して支出できないということで間違いないかの問いに、市長は「支出はできないのではないか」と答弁している。    本会での市の最高責任者である市長の発言は重いものであり、答弁の訂正等もないことを踏まえ、総合教育会議参考意見聴取業務委託料99万円の全額が支払われていることを理由に反対とする。 審査結果。 委員会は、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した。   認定第2号 令和2年度福津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について。 意見。 賛成。なし。 反対。令和2年度の一人当たり約10%の国保税の値上げが、更に家計への負担増となっていることから、反対とする。 審査結果。 委員会は、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した。   認定第3号 令和2年度福津市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について。 審査結果。 委員会は、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定した。   認定第4号 令和2年度福津市介護保険事業特別会計決算の認定について。 審査結果。 委員会は、全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決定した。   認定第5号 令和2年度福津市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について。 審査結果。 委員会は、全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決定した。   認定第6号 令和2年度福津市公共下水道事業会計決算の認定について。 審査結果。 委員会は、全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決定した。 以上であります。 ○議長(江上隆行) お諮りします。以上6議案については、全議員をもって構成する決算審査特別委員会で審査されましたので、委員長に対する質疑は省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認め、委員長に対する質疑は省略いたします。 米山信委員長、自席へお戻りください。 日程第1、認定第1号令和2年度福津市一般会計決算の認定についての討論を受けます。ご意見ございませんか。 それでは、まず本案に反対の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            (「議長」の声あり) 横山議員。 ◎13番(横山良雄) 13番、横山でございます。賛成の立場で意見を述べます。 私たち議員は、市民から選ばれた代表であり、まず第一に市民が安心して暮らせる政治を行うこと、その情報を正しく伝えることが何よりも重要であります。令和2年度決算については、間違った財政運営もなく、自主財源比率も安定しています。また、職員の職務遂行にも収入、収益の努力が見られ、おおむねよしと考えるところであります。 議会軽視と位置づけている総合教育会議における予備費を充用した業者への委託契約については、代表監査委員による何ら法的には問題がないとの見解も示されています。 決算の認定を否定することは、次年度の予算計画にも多大なる不信感を市民に抱かせることにもなりかねません。時としては、市長や職員に猛省を促し、行財政の改革や改善を求めていくことは必要ではありますが、繰り返し言いますが、決算を認めないということは、前年度1年間の予算執行の在り方も認めないことに等しく、市政の発展と市民からの信頼も損ね、福津市として国や県、加えて他の市町村に対しても不信感を与え、本市の印象を損ねるものと考えられるところから、議会の常識的な判断として賛成といたします。 以上です。 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案のとおり認定することに決定しております。委員長の報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 賛成少数であります。したがいまして、日程第1、認定第1号令和2年度福津市一般会計決算の認定については、認定しないことに決定いたしました。 日程第2、認定第2号令和2年度福津市国民健康保険事業特別会計決算の認定についての討論を受けます。ご意見ございませんか。 それでは、まず本案に反対の議員の発言を許します。            (「議長」の声あり) 戸田議員。 ◎14番(戸田進一) 議席番号14番、日本共産党戸田進一です。認定第2号令和2年度福津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、反対の立場で発言します。 私は、昨年の3月の本予算についても意見を述べ、反対をしました。よって、今回、それに沿って行われ、執行され、締められた決算について、次のような理由で反対の討論をいたします。 国民健康保険制度は、市民の健康を守る社会保障制度であり、現役世代のかたも退職後加入してくる全市民に関わる大切な制度です。令和2年度国保税の値上げが行われました。調定金額でいいますと一人当たり年間約10%の値上げです。法定の国保税軽減措置分、これも昨年に比べて13.2%という大きな上げ幅で軽減措置分が来ていますが、それを差し引いたとしても、国保税の一人当たりの年間の値上げは約109%くらいの上げ幅になります。所得の少ない世帯が多い国保加入世帯の家計を、高い国保税がさらに圧迫しています。国保税抑制のために、地方自治体の努力が求められます。しかし、法定外繰入れはゼロです。 今後は、第1は、国に対して国庫支出金の増額を求めること、第2は、福岡県の国保運営協議会で市町村の立場で発言し、税を抑制する方策を求めること、第3は、市民の健康づくりの取り組み、健診項目の充実、保健師の増員、特定健診率の向上など、取り組み強化が今後必要です。 そのことをつけ加え、反対の発言といたします。 以上です。 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり認定することに決定しております。委員長の報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 賛成多数であります。したがいまして、日程第2、認定第2号令和2年度福津市国民健康保険事業特別会計決算の認定については、委員長の報告どおり認定することに決定いたしました。 日程第3、認定第3号令和2年度福津市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定についての討論を受けます。ご意見ございませんか。 それでは、まず本案に反対の議員の発言を許します。            (「議長」の声あり) 戸田議員。 ◎14番(戸田進一) 議席番号14番、日本共産党戸田進一です。認定第3号令和2年度福津市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について反対の立場で発言します。 先ほどの国保の特別会計と同様、本令和2年度の予算が出されたときに、私は意見を述べて反対といたしました。それがそのように執行された決算であるので、理由を述べて反対といたします。 後期高齢者医療制度は、75歳という年齢で区別し、別制度の下、負担と医療を差別するものです。私は、本制度は撤廃すべきだと考えています。後期高齢者医療制度は、2006年の法改正から15年、2008年の制度スタートから13年がたちました。高齢者が様々な病気をし、医療費がかかるというのは当然でしょう。それまで現役世代として働き、この社会を支えてきた人たちです。老後は安心して過ごせるようにすることが、行政の役割ではないでしょうか。 ところが、75歳以上ということでそれを囲い込み、医療費が増えたらそれに応じた形で保険料に加算する、自分の健康は自分で見なさいというような冷たい制度設計です。さらに、平成31年度より、当初制度スタートより継続していた保険料の軽減措置を廃止し、加入者に負担をかぶせることまでしています。ほとんどのかたが、少ない年金から負担している状況です。制度そのものに問題があると考えていますので、反対といたします。 以上です。
    ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり認定することに決定しております。委員長の報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 賛成多数であります。したがいまして、日程第3、認定第3号令和2年度福津市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定については、委員長の報告どおり認定することに決定いたしました。 日程第4、認定第4号令和2年度福津市介護保険事業特別会計決算の認定についての討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり認定することに決定しております。委員長の報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第4、認定第4号令和2年度福津市介護保険事業特別会計決算の認定については、委員長の報告どおり認定することに決定いたしました。 日程第5、認定第5号令和2年度福津市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定についての討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり認定することに決定しております。委員長の報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第5、認定第5号令和2年度福津市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定については、委員長の報告どおり認定することに決定いたしました。 日程第6、認定第6号令和2年度福津市公共下水道事業会計決算の認定についての討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり認定することに決定しております。委員長の報告どおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第6、認定第6号令和2年度福津市公共下水道事業会計決算の認定については、委員長の報告どおり認定することに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第7から日程第8まで(委員長報告) ○議長(江上隆行) 日程第7、議案第35号福津市部設置条例を改正することについて及び日程第8、議案第36号福津市立学校の施設の開放に関する条例等を改正することについての以上2議案を議題といたします。 総務文教委員会委員長の報告を求めます。蒲生守委員長、お願いいたします。            (「議長」の声あり) 蒲生委員長。 ◎総務文教委員長(蒲生守) 総務文教委員会審査報告を行います。 令和3年第4回福津市議会定例会において、本委員会に付託を受けておりました事件についての審査結果を、会議規則第110条の規定により次のとおり報告いたします。 記。 1.審査経過    付託年月日 令和3年8月31日。    審査年月日 令和3年9月9日。 2.出席者。   委員。    蒲生委員長、秦副委員長、福井委員田中委員、榎本委員、米山委員。   執行部。    本夛総務部長水上教育部長花田総務課長石井まちづくり推進室長吉﨑財政調整課長赤間郷育推進課長向井まちづくり推進室郷づくり支援係長山本財政調整課行革推進係長岩佐郷育推進課公民館係長。   議案第35号 福津市部設置条例を改正することについて。 (1)審査内容。 主な質疑及び答弁。 質疑。人員の設置や引継ぎは適切に行われるのか。 答弁。地域振興部所管農林水産振興係と、建設課所管農林水産施設整備係が、新しい課に移管する形になるので、人員配置はそのまま移管する形となる。引継ぎに関しても同様に、適切な引継ぎを行う。 質疑。観光事業とリンクさせると述べられたが具体的にどうするのか。 答弁。農業と漁業産品を経済のほうに生かしていく6次産業化を想定している。 (2)主な意見。 なし。 (3)審査結果。 本委員会では、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定した。   議案第36号 福津市立学校の施設の開放に関する条例等を改正することについて。 (1)審査内容。 主な質疑及び答弁。 質疑。今回利用料改定になった経緯は。 答弁。第1次行財政改革大綱のときから使用料においては、利用される方と利用されない方の公平性を行政内で議論してきた。施設使用料の基準の整理が出来たのでその基準に従い条例改正を求めた。 質疑。体育施設や公民館等の利用者および利用団体にヒアリングしたのか。 答弁。事前の説明およびヒアリング等は実施していない。 質疑。施設の利用率や利用者数を把握し、これまで施設利用率向上の努力をしたのか。 答弁。施設によって利用状況が違うので差はあるが、稼働率を見る限りは中央公民館複合文化センターは、ホール等の稼働率が上がっていない、PR不足と考えている。 質疑。宮司コミュニティセンターで一部施設が利用料値上げとなるが、利用者に趣旨説明をしたのか。 答弁。指定管理者には概要をお知らせしたが、利用者にはお知らせしていない。 (2)主な意見。 反対。施設利用料の改定根拠は理解できるが、市民への確認がなかった点や利用者数、利用状況の把握、改定に至る経緯が非常に不明瞭かつ不十分であることから反対である。 賛成。なし。 (3)審査結果。 本委員会では賛成なしにより原案を否決すべきものと決定した。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 委員長報告に対して質疑を受けます。 まず、議案第35号について質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。 次に、議案第36号について質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。 蒲生守委員長、自席へお戻りください。 日程第7、議案第35号福津市部設置条例を改正することについての討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することに決定しております。委員長の報告どおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第7、議案第35号福津市部設置条例を改正することについては、委員長の報告どおり可決することに決定いたしました。 日程第8、議案第36号福津市立学校の施設の開放に関する条例等を改正することについての討論を受けます。ご意見ございませんか。 それでは、委員長の報告は否決でございますので、まず本案に賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。            (「議長」の声あり) 福井議員。 ◎1番(福井崇郎) 1番、福井です。反対の立場から討論させていただきます。 地方自治法第244条において、普通地方公共団体は、住民の福祉を増進する目的をもってその利用に供する施設を設けるものと定義しております。公共の施設においては、住民が利用することが第一義的な施設であるからして、今回の改正について三つの理由から反対をさせていただきます。 一つ目は、既に施設を利用している人たちへの十分な聞き取り及び趣旨説明がなされていないということです。施設を利用することで福祉の増進が図られている人たちがおり、十分なニーズの把握が必要であるため、置いてけぼりになっているかたがたへの考慮が必要だったと考えております。そういった形で考えた場合、今回の流れでは軽視したものであり、反対です。 二つ目は、住民参画のプロセスを軽視しているところです。現段階で、第3次行財政改革大綱の素案がパブリックコメントにて示されております。今回の料金の改正は、第1次、第2次と連続したものであるというふうに述べておりますが、料金の変更については住民からの意見を聞くことをパブリックコメントにて載せていることから、意見を聞いてからしっかりと答申を出して進めていくものであり、今回の流れはそれを軽視した流れであるため、反対です。 三つ目は、施設の利用料及び施設の利用者を想定した内容として不十分であると考えられます。施設を利用する用途によって、福津の文化やスポーツ、健康の増進などに寄与する活動をしている利用者、団体がおります。減免の措置や利用料の上限などそれらの利用者、利用団体が活動することを考慮してどのような形で活動し続けられるかの想定をしていないため、利用料に関しては改めて基準を設けるべきだと考え、反対します。 よって、利用しているかたがたが現在取り残されることなく施設を利用するための、内容及び利用者、利用団体への聞き取り、住民とのプロセスの適切化、それらをもう一度考えるべきだと考えております。今回の行財政改革大綱の素案に掲げているように、公共施設においても未来への創造的な公共施設の活用を進めるべきであって、そのプロセス、利用者への理解そして納得感をもう一度考えて進めるべきであり、その会話のプロセスを軽視した今回の提案については反対です。 以上です。 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。            (「議長」の声あり) 中村晶代議員。 ◎7番(中村晶代) 7番、公明党会派、中村晶代です。議案第36号福津市立学校の施設の開放に関する条例等を改正することについて、反対の立場で討論します。 今回の条例は、市が保有する全ての施設において維持管理費用相当を統一的な基準に基づき使用料を決定されました。施設の使用目的を考慮し、市の負担分を盛り込まれたことは画期的な考えであり、施設を利用する人としない人の公平性を重視した施策であることは十分理解できました。 しかし、示された各施設の利用料金の改定案は、施設を利用されるかたがたに理解を得られるだろうかと疑問を抱く内容であります。 反対理由の1点目は、年間利用が多い団体に負担が重くのしかかるということです。市がシミュレーションした使用料改正により大きく影響を受けるケースの団体は、年間使用料が63万円増、または122万円増などとなっています。激変緩和措置があるとはいえ、これは暗に団体会費の大きな値上げを求めることになります。この2年間、新型コロナ感染症の影響で思うような活動ができていない団体も多く、来年以降もコロナの状況が不透明な今、誰もが不安に感じているときに会費の値上げを求められる利用者は大変に困惑するものと考えます。 2点目は、施設利用率について、市の説明では20%から70%と施設によって幅があることが分かりました。使用率が100%でなければ、今回の条例による使用料を徴収しても市の負担分は軽減するわけではありません。これは、条例改正の方針である利用する人としない人の負担の公平性を図る目的とは違ってきます。市として、利用者を増やすための努力やPRが不足しているのではないでしょうか。 3点目は、施設の老朽化が進み、施設利用者の改修工事への要望が高まっています。利用者からは、夏の夜はシロアリのような虫が飛び交って口の中に入ってくるぐらいすごい、コウモリや大きなゴキブリも出てくるとの苦情を聞いています。改修計画なしに、単に値上げを行えば、市が予定している3年後の見直しのときに再び多くの値上げが必要になってしまうのではないかと考えます。改修計画を立てた上で、長期的な視点を持って料金を設定すべきと考えます。 以上、3点の理由から本議案に対して反対とします。 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。            (「議長」の声あり) 田中議員。 ◎6番(田中純子) 議席番号6番、なのはな会、ふくおか市民政治ネットワーク、田中純子です。議案36号福津市立学校の施設の開放に関する条例等を改正することについて、反対の立場で討論いたします。 この条例が一部改正となり、公民館、体育施設、コミュニティセンター、郷づくり交流センター、勝浦浜海洋スポーツセンター、複合文化センターなどの施設の使用料が見直しとなります。 公共施設は、多くの市民が利用しており、今回の改正で与える影響は大きいと思われます。築30年以上経過したものが多く、老朽化も著しく、公共施設の維持管理、運営に多額の費用がかかること、今後も市民に利用してもらうために長期的には施設使用料の改正が必要なことは十分理解できます。 しかし、行政側の考えや計画、方針を出すことが急がれ、住民に押しつけるような説明になっていくように感じています。行政側の計画に基づいた考えが第1次行革大綱の頃よりあったことも分かります。でも、市民には理解できていたでしょうか。この基本方針を決める前に、このような状況や考えなどを市民に説明し、聞き取り、何のためにこの改正が必要かなど、市民と意見交換をする機会が必要であったと思います。様々な立場の人から意見や思いを聞き、相手の気持を理解し、住民が困っていることをベースにした取り組みの方向性を懇切丁寧に説明することで、相互理解が深まると考えます。 行革は、市民の幸せの実現につなげ、実現する職員も幸せを感じるための手段であり、改革そのものが目的ではない、結論ありきの拙速な進め方は危険、タイムリーかつ丁寧な説明と対話、常に市民と職員が理解しながら進めるプロセスを大切にと、行革大綱の留意点にも書かれています。 基本構想にある市民と共働のまちづくりを進めていくためにも、行政側は意思決定する前に住民参画の機会や施策に反映する機会が必要だと思います。公共施設の使用料の設定に係る基本方針を決めるにあたっては、このプロセスが必須だったのに、不十分だったと考えています。住民とともに喜び、信頼される行政運営を今後実現していくために、行政内部の意思統一を図ることが非常に重要です。様々な施策の導入の目的、住民参加の必要性、住民意見の反映の方法、施策導入までのスケジュールなどを明確にし、行政内でしっかり意思統一を図って、市民の納得感が住民に生み出せるように取り組んでいただきたい。 今後、行政改革が進められていくならなおさらです。行政の意思決定に市民が主体的に市政に参加できる市民参加条例などを制定していくことも必要かと思います。 このことを申し伝えて、反対といたします。 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、否決することに決定しております。したがいまして、原案について採決をいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 賛成少数であります。したがいまして、日程第8、議案第36号福津市立学校の施設の開放に関する条例等を改正することについては、否決することに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第9から日程第10まで(委員長報告) ○議長(江上隆行) 日程第9、議案第37号福津市税条例を改正することについて及び日程第10、議案第38号福津市健康福祉総合センター条例等を改正することについての以上2議案を議題といたします。 市民福祉委員会委員長の報告を求めます。髙山賢二委員長、お願いいたします。            (「議長」の声あり) 髙山委員長。 ◎市民福祉委員長(髙山賢二) 市民福祉委員会審査報告を行います。 令和3年第4回福津市議会定例会において、本委員会に付託を受けておりました事件についての審査結果を、会議規則第110条の規定により次のとおり報告いたします。 記。 1.審査経過。    付託年月日 令和3年8月31日。    審査年月日 令和3年9月10日。 2.出席者。   委員。    髙山委員長、中村晶代副委員長、森上委員、石田委員、下山委員、椛村委員。   執行部。    横山市民部長、辻健康福祉部長、神山健康福祉部理事吉﨑財政調整課長、青谷人権政策課長、仲野税務課長、朝長いきいき健康課長、山本財政調整課行革推進係長、石津いきいき健康課健康づくり係長。   議案第37号 福津市税条例を改正することについて。 (1)審査内容。 主な質疑及び答弁。 なし。 (2)主な意見。 なし。 (3)審査結果。 本委員会では、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定した。   議案第38号福津市健康福祉総合センター条例等を改正することについて。 (1)審査内容。 主な質疑及び答弁。 質疑。福間会館の使用料は、今年3月に審議され、7月に改正したばかりである。公共施設使用料設定に係る基本方針はいつ頃から検討を始め、いつ決定したのか。 答弁。平成19年の第1次行財政改革大綱策定時に、使用料、手数料の適正な水準の見直しという位置づけをし、手数料に関しては平成23年に改正を行った。    使用料は平成24年の第2次行財政改革大綱で改めて受益者負担等の適正化を位置づけ改定作業に取り組んできた。    消費税率改定後の令和2年5月に改正を行い、最終的には令和3年7月に改正案を策定した。    福間会館は、利用時間が5時間単位であったことと冷暖房の金額が設定されていなかったため、7月に使用料の改正を行った。 質疑。福間会館の使用料は前回から約半年での改定となるが、利用者へ丁寧な説明はされたのか。また、中期財政見通しの中で財源不足を生じた場合、さらにこの使用料を改正することはあるのか。 答弁。議会へ上程する前に利用者へ具体的な使用料の説明は行っていない。    財源不足が生じたからという理由でさらに使用料を改正するということでなく、個別施設計画の中で複合化や統合など、さまざまな検討を加え進める。 質疑。健康福祉総合センターを利用している地域包括支援センターや社会福祉協議会などへ今回の改定での影響はあるのか。 答弁。入居している団体については行政財産使用料の適用となり、今回の改正が影響することはない。 (2)主な意見。  反対。今回の議案は「基準の統一化」という言葉だけで上程されたという印象が強く、特に福間会館については7月に新料金体制になっており、納得できる要素が残念ながら少ない。     激変緩和措置が取られているが、市民団体にとっては負担につながる。市民団体の活動を推進するのであれば、近隣市を参考に今後の減免を考えていただきたいという提案も加えて、この議案には反対する。  賛成。なし。 (3)審査結果。 本委員会では、賛成少数により否決すべきものと決定した。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 委員長報告に対して質疑を受けます。 まず、議案第37号について質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。 次に、議案第38号について質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。 髙山賢二委員長、自席へお戻りください。 日程第9、議案第37号福津市税条例を改正することについての討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することに決定しております。委員長の報告どおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第9、議案第37号福津市税条例を改正することについては、委員長の報告どおり可決することに決定いたしました。 日程第10、議案第38号福津市健康福祉総合センター条例等を改正することについての討論を受けます。ご意見ございませんか。 委員長の報告は否決でございますので、まず本案に賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。            (「議長」の声あり) 蒲生議員。 ◎12番(蒲生守) 12番、公明党会派、蒲生守でございます。第38号福津市健康福祉総合センター条例等を改正することについて、反対の立場で討論をいたします。 この条例に関しては、総務文教委員会での所管の内容とほぼ同じでございますので、公明党会派として統一的な意見として述べさせていただきます。 今回の条例は、市が保有する全ての施設において、維持管理費用相当を統一的な基準に基づき使用料を決定をされました。施設の使用目的を配慮し、市の負担を盛り込んだという点においては、画期的な考えであったというふうに思っております。施設を利用する方と使用しない方の平等性を重視した施策であることは十分理解をさせていただきました。しかし、示された各施設の利用料金の改定案は、施設を利用される方々に理解を得られるかという疑問を抱くものとなっておりました。 反対理由としては、年間利用が多い団体の負担が重くのしかかってきています。市がシミュレーションした団体の年間使用料増加は、ある団体では約19万円と示されました。使用している方々が15名であることから、そのお一人にかかる負担は1万2,000円相当となります。 このことは、団体会費値上げを求めることになります。この2年間、コロナ感染症の影響で活動も思うようにできなかった団体であります。また、来年もまたこのコロナの終息は、まだ見据えられておりません。そのような不透明な中、誰もが不安を思っているこの時期、会費値上げとなれば、会の存続そのものも検討するということになりかねないというふうに思っております。その意味において、反対の理由の1点目といたします。 2点目、施設の利用率についてでございます。市の答弁では、これは総務文教委員会での答弁でございましたが、20%から70%程度の使用しかされていないということでありました。つまり、この条例が制定された場合、利用されていない部分において、やはり市の負担が加わるわけでございますから、その意味では、市が当初言っていた、使っていない人、使っている人の公平性というものが、この時点で担保できなくなります。要は、その利用されていない期間も市が負担をしているという、この事実からでございます。 その意味において、市の負担軽減とはなりません。ある意味、議会の中でもはっきりされましたが、今回の利用料の値上げによって使用を控える方々も増えるのではないかというふうに、答弁が市のほうからもございました。そうなれば、いよいよ施設利用料の値上げによって、この公共施設の負担分というものが市にのしかかってきてくる可能性もあるということが明確になっております。その意味において、反対とさせていただきます。 3番目でございます。施設の老朽化が進んでおります。さきの議員からもありましたように、施設の整備は急務でございます。今の施設のままで安全に使えないという状況が見えてまいりました。 しかし、今回の料金改定の中で、3年後には見直すというそういう項目が入っております。そうなれば、3年後、施設整備をかけたときに、その負担分も乗っかってくるということが、もう明確になるわけでございますので、3年後には現状の施設使用料よりも値上げの可能性が十分出てまいります。未来への負担増も見えている中で、やはり、まずは施設整備の計画というものを明確にされ、長期的ビジョンを明確にした中で、本来、使用料の値上げというものを考えるべきではないか。 以上の3点をもって、反対とさせていただきます。 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は否決することに決定しております。したがいまして、原案について採決をいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 賛成少数であります。したがいまして、日程第10、議案第38号福津市健康福祉総合センター条例等を改正することについては、否決することに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第11(委員長報告) ○議長(江上隆行) 日程第11、議案第39号福津市津屋崎千軒民俗館条例等を改正することについてを議題といたします。建設環境委員会委員長の報告を求めます。横山良雄建設環境委員長、お願いいたします。            (「議長」の声あり) 横山委員長。 ◎建設環境委員長(横山良雄) それでは、審査報告をいたします。 建設環境委員会審査報告書。 令和3年第4回福津市議会定例会において、本委員会に付託を受けておりました事件についての審査結果を、会議規則第110条の規定により次のとおり報告いたします。 記。 1.審査経過。    付託年月日 令和3年8月31日。    審査年月日 令和3年9月13日。 2.出席者。   委員。    横山委員長、中村清隆副委員長、八尋委員、尾島委員、戸田委員。   執行部。    花田地域振興部長、長野都市整備部長、吉﨑財政調整課長、髙山地域振興課長、吉村建設課長、榊地域振興課参事、占部地域振興課主幹、水上建設課主幹、山本財政調整課行革推進係長、吉田地域振興課観光振興係長、緒方建設課農林水産施設整備係長。   議案第39号 福津市津屋崎千軒民俗館条例等を改正することについて。 (1)審査内容。 主な質疑及び答弁。 質疑。ほとんどの公園施設で料金が微増である。また、市外利用者の料金が2倍の設定となっている。それらの算出根拠は。 答弁。公園使用料の改訂は、福岡都市圏スポーツ施設広域利用の対象に位置づけられている関係から、他施設との比較が必須と考えている。比較検討の上で、また利用者への事前調査により、基本的には1.1倍から1.2倍の市内利用者の上げ幅で、市外利用者については、都市圏内のほとんどの市町村で2倍の設定になっているため、準ずる形とした。 質疑。運動公園の利用料金は市内利用者の優遇措置があるが、ヨットハーバーにはないのか。 答弁。ヨットハーバー市内利用者は全体の4分の1程度で、市外利用者も含め受益者負担を100%と考えており、市民全員が利用する施設ではないことから、優遇は考えていない。 (2)主な意見。  反対。利用しない人との公平性の観点から利用者の負担を高めることは、各施設の設置目的を達成することに相反すると考える。また、利用料見直しの根拠である公共施設使用料設定に係る基本方針の施設分類を、市民目線で精査して見直すべきと考える。  賛成。なし。 (3)審査結果。 本委員会では、賛成少数により否決すべきものと決定した。 以上です。 ○議長(江上隆行) 委員長報告に対して質疑を受けます。 質疑ございませんか。           〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結いたします。 横山良雄委員長、自席へお戻りください。 日程第11、議案第39号福津市津屋崎千軒民俗館条例等を改正することについての討論を受けます。ご意見ございませんか。            (「議長」の声あり) 委員長の報告は否決ですので、まず本案に賛成の議員の発言を許します。横山議員。 ◎13番(横山良雄) 賛成の立場で討論いたします。 さきの総務文教委員会も市民福祉委員会も建設環境委員会も言えることなんですが、まず、受益者負担の原則から、市役所のほうが、行政のほうが、今回、かなり高いハードルと皆さん方言われますけれど、実際に改修、そして維持管理、またそれから持続可能なSDGsをうたっている本市でございますけれど、利用者が負担することに対しての、もちろんリスクっていいますか利用者が減るとかいうことも考えられやしないかという話でございますけど、しかしながら、その内容はパーセンテージでおのおのの施設に、ちゃんとしっかりしたパーセンテージのものが示されているわけでございます。そして、特にこの建設環境委員会に出されたものについては、受益者負担が100%であると。例えばヨットハーバーであるなら、改修工事をしなければ、例えば災害が起こったときに、浮き桟橋が流れたりとか、人命に被害が出たりとかいう状況の下から、どうしてもこういう改修工事、それは市民福祉であれど、総務であれど、福津市の施設である以上は、維持管理が必要なわけでありますので、ここで値上げ案が出なかったら、いつ出てくるようなことになるんでしょうか。 市民の納得と言われますけれど、市民に対して納得していただけるような、私は料金だと思っております。そこのところのお考えをまとめて結論を出していかなきゃいけない、この問題は。やはり、市民に対して妥当な数字であり、また、他市町村を見回しても妥当な数字である。特に、この建設環境委員会の施設に対しては、市外の方も使われている。市内の方も使われている。しかしながら、個人負担でやっていかなきゃいけない。 もちろん、市の税も入って改修工事になろう話ではございますけど、この施設の全ての見直しを、基本的に一律に考えたっていうことは、私はすばらしいことであるとそのように思い、賛成といたします。 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。戸田議員。 ◎14番(戸田進一) 議席番号14番、日本共産党戸田進一です。 議案第39号について、反対の立場で発言をさせていただきます。 先ほど来否決されました、第36号、第38号と共通する中身になります。 反対する理由は3点あります。 一つ目は、受益者負担についての考え方についてであります。もともと公共施設は、公共的な目的達成のために設置をしました。例えば、農林業体験実習館というのは、文化性の高い農村社会を構築する、そういう目的を持っています。よって、行政というのは、公共施設を設置した目的を達成するために、施設利用をどう高めるかが役割だと考えています。 今回の利用する人と利用しない人との負担の公平性を図るとの理由で、利用者への負担を高めることは利用を広げていくということと相反してしまうのではないか。これが1番目の反対の理由であります。 2点目です。公共施設というのは、市民の共有財産であります。共有財産でありますから、公共施設の在り方は、当然、行政そして市民との合意を図りながらやっていくべきものであります。確かに施設によっては、一部、事前に利用団体に意見を聴取したという報告もありましたが、全体としては利用者とのヒアリング、合意形成、そして丁寧な意見聴取、これがやはり極めて不十分であるというのが、反対の2点目の理由であります。 3点目です。そもそも今回、料金の見直しは、内部的に検討し、取りまとめた公共施設使用料設定に係る基本方針に基づいて見直しをかけています。この間の経過で言いますと、私自身も消費税等で施設の値上げが提案されたときに、そもそも施設ごとの料金の基準がふぞろいなんで、これをきちんと統一すべきだという意見を申してまいりました。そういう意味でいうと、基準を統一するということは必要なことであると思います。 しかしながら、今回のこの基本方針を見てみますと、民間との競合性がどうなのかだとか様々な指標を出しています。例えば、分かりやすくいいますと、市民の方が複合文化センターのホールを使う場合と中央公民館のホールを使う場合、そもそも今回の方針では、利用者負担割合が複合文化センターでは75%、中央公民館では50%。様々なケースがあるはずなのにこれが全く、説明をどうつけるのかという意味での方針の不整合が生じていると思っています。 また、なまずの郷の有料の施設なんですけれども、もともと料金はコストから決めない、近隣の自治体から料金を決めるという考え方でありますが、考え方としては、その料金を利用者が100%負担という考え方が導入されています。また、その一方、福間体育センターなんかで体育館を借りて、いろいろ競技をするんですけど、そのときの利用者負担が50%というふうになっています。 よって、この基本方針自体、やはり使う市民の側からどうなのかという精査と見直しが必要と考えます。 以上、3点を理由として、議案第39号に対して反対の発言といたします。 以上です。 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。蒲生議員。 ◎12番(蒲生守) 12番、公明党会派、蒲生守でございます。 議案第39号福津市津屋崎千軒民俗館条例等を改正することについて、反対の立場で討論をいたします。 今回の条例に関して、特にこの建設環境委員会に出された条例に関しましては、受益者負担、市民と市外の使用者の区分という新たな項目を盛り込まれ、その意味において、また、先ほどもお話しいたしましたように、利用される方、されない方の平等性というものも鑑みられたという面においては、市において画期的な条例であろうというふうに理解はしております。また、この部分に関して、建設課においては、市民調査、アンケート調査も行っておるということは、これも理解をしております。 しかし、先ほど答弁させていただいた内容に準じて反対をさせていただくと、1点目、特に利用者の負担増が、やはり急激に起こると。特に、宮の元公園1号棟においては、年間使用料が約47万円の増加をすると。ここで利用をされている方々の調査を建設環境委員会時代もさせていただきました。多くの高齢者の方々が寄り添い、この施設を使っておられます。そういう方々お一人おひとりに約6,000円強の会費負担を上げざるを得ないという要求になる条例でございます。 やはり、ここは先ほどからお話をしています。この2年間のコロナで多くの市民は心を痛み、集まれないということで多く苦しんでまいりました。やっと、コロナの、少し先行きが見えてきている今の中で、令和4年10月の時点で、この使用料が上がるということで、今から総会等でその話をするとなると、それは、もう市のために一生懸命やってくれるのだろうか。市民のお気持ちとして、この中で我々に負担増だけを求めるのかという誤ったメッセージを、市は発信することになるのではないだろうか。私はそれを危惧するわけです。その点において、先ほどと同じように、使用者への負担増というものに関して大きくなっている。この点について、まず1点目、反対とさせていただきます。 それと、2点目でございます。 確かに利用者100%の施設も多ございます。逆に施設予約が取れなということ、その要因というのは、市外の方が多く使われていたりということも聞いております。そういう事情から考えれば、ある意味、使用率のことよりも、本当に市外、市内の利用をどう考えるかという観点においては、一つの示唆ではあろうと思っています。 しかし、今回の建設環境委員会の答弁の中で一つ明確になってきたのは、この利用料を上げたことにおいて、利用されない方が出てくるのではないだろうか。今、100%ではありますが、されない方が出てくるのではないだろうか。そのことも市のほうではある程度、試算の中に入れているというお話もございました。 やはり、そうではなくて、使われる方々の利用料というものの考え方、ここをいま一度考え直しておかないと、それは多くの方々に使われる施設としての、本当の意味がなくなるのではないだろうか。100%使っているから、料金は幾ら上げてもいいんだと、もしするならば、そうはなっていないと思いますが、そうするならば、大きな間違いを犯すのではないだろうかというような危惧がございますので、そういう意味で2点目の反対理由とさせていただきます。 3点目は、ここは私も一般質問をさせていただきましたヨットハーバーの件でございます。 ヨットハーバーにおいて施設利用者から値上げをするということで、市のほうからアンケートがあったということに関して、質問させていただきました。施設の老朽化は、もう危険な状態に至っていることは十分、市も理解をし、また、これまで、要は過去の施設整備の費用負担を利用者に求めてこなかったという負の財産もあるのも十分理解しております。 しかし、あくまで施設を使っておられる方からは施設整備をするのであれば、料金改定やむなし、こういう言葉をいただいています。しかし、今回の改定には、一切、施設改修の方向性も、それによってどうなっていくかということも示されていません。 やはり、施設整備の方向性を明確に見せない中で、あくまで受益者負担だからといって危険な施設を使いなさい、それでも料金を上げますよというこの論法は、成り立たないと思っています。あくまで、まず施設整備、こういうことをやります。これだけの負担をお願いします。この順番があって、料金改定があると思っています。 その意味において、反対討論とさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(江上隆行) 次に、賛成の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) 次に、反対の議員の発言を許します。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は否決することに決定しております。したがいまして、原案について採決をいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 賛成少数であります。したがいまして、日程第11、議案第39号福津市津屋崎千軒民俗館条例等を改正することについては、否決することに決定いたしました。 ここで、議場の換気のため休憩といたします。 再開は午前11時とします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            休憩 午前10時40分            再開 午前11時0分          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ ○議長(江上隆行) 議会を再開し、休憩前に引き続き会議を行います。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第12議案第40号令和3年度福津市一般会計補正予算(第4号)について ○議長(江上隆行) 次は、日程第12、議案第40号令和3年度福津市一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(原﨑智仁) それでは、お願いいたします。議案第40号令和3年度福津市一般会計補正予算(第4号)についてでございます。 提案理由でございますが、この補正予算の内容といたしまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、いわゆる事業者支援分の追加交付に伴うものでございまして、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、経済活動への影響が全国的に生じていることを踏まえ、その影響を受ける事業者に対して地域の実情に応じ、きめ細かい支援の取り組みが早急に実施できることを目的とするものでございます。 今回は緊急的に予算措置を講じる必要がある事業について、追加補正予算として編成しておりまして、各歳出事業費に対しましては、全額国庫支出金です。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これを充当しております。 詳細につきましては財政調整課長より説明いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(江上隆行) 吉﨑財政調整課長。 ◎財政調整課長(吉﨑和哉) 議案第40号令和3年度福津市一般会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 今回の補正につきましては、国において緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、経済活動の影響を受ける事業者に対して支援の取り組みを実施するため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業者支援分の追加交付が決定されました。 これに伴いまして、緊急的に対応すべく市独自の新施策を追加補正予算として編成しております。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、予算書の3ページをお開きください。 第1条、歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ1,760万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ276億3,936万1,000円としております。 続きまして、歳入歳出補正予算の内容は、事項別明細書にてご説明いたします。8ページをお願いいたします。 まず歳入ですが、15款2項1目総務費国庫補助金1節総務管理費補助金において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を1,760万円増額計上しております。 これは、経済活動の影響を受ける事業者に対し支援する経費として、衛生費の感染症対策事業費及び農林水産事業費の水産振興一般管理費、商工費の商工振興一般管理費、中小企業支援事業費、観光事業費を増額したことに伴いまして、特定財源として対象経費の10分の10相当分を計上するものでございます。 次に、9ページをお願いいたします。歳出となります。 4款1項2目予防費の感染症対策事業費において448万8,000円を増額計上しております。 これは、新型コロナウイルス感染者との接触があり、PCR検査に至っていない市内で運営している事業所の職員等を対象に配付する抗原定性検査キットを購入するもので、消耗品費448万8,000円を増額計上しております。 次に、10ページをお願いいたします。 6款3項1目水産業振興費の水産振興一般管理費1,075万円を増額計上しております。これは、新型コロナウイルスの影響で事業継続に苦悩している漁業者に対して、水産物の販売促進や経済的損失を支援するため、水産振興補助金1,075万円を増額計上しております。 次に、11ページをお願いいたします。 7款1項2目商工振興費の商工振興一般管理費19万8,000円を増額計上しております。これは、同様に経済活動の影響を受けている建設工事関係事業者への支援として、リフォーム券の増額発行のための商工振興補助金19万8,000円を増額計上しておるものです。 次に、その下段になりますけれども、中小企業支援事業費67万9,000円を増額計上しております。これも同様に、経済活動の影響を受けている中小企業者への支援として、経営等の相談窓口の設置に関わる経費である相談員謝金54万円、印刷製本費7万6,000円、広報折り込み手数料6万3,000円を新規に計上しております。 次に、最下段になりますが、3目観光費の観光事業費148万5,000円を増額計上しております。これも経済活動の影響を受けている飲食業の早期回復を目指し、食に関する事業の効率的効果的な実施のため、食のポータルサイトの機能追加に関わる経費として、食関連ポータルサイトシステム使用料148万5,000円を増額計上しております。 以上、説明しました補正予算につきまして、ご審議いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(江上隆行) お諮りします。議案第40号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして議案第40号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 本案に対する質疑を受けます。質疑ございませんか。中村清隆議員。 ◆11番(中村清隆) 議席番号11番、中村清隆です。 まず、PCR受けていないかたに対してキットを配るということですけれども、この抗原キットに対して、対PCRはどのくらいの性能があるのかお伺いいたします。 ○議長(江上隆行) 辻健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(辻優子) 抗原検査のキットを配付する事業ということで、今回提案をさせていただいております。今回の対象者が、実は無症状であるかた、つまり保健所のほう、症状があるかたは病院に行って検査をしていただく。無症状であるかたについての配付ということにしておりますので、精度的にはどの程度かというところは、なかなか不明なところがございます。 それで、ただし陽性であれば、陽性が出れば、これはほぼ陽性と、100%陽性ということで製品のほうには書かれておりますので、そのまま保健所、あるいは病院のほうに行っていただくということにしております。 陰性の場合というところが、偽陰性になってきますので、引き続き感染予防策をとっていただく、あるいは症状が少しでも出たら病院にかかっていただくというようなことで、そういった条件の下で使っていただく事業というふうにして提案をさせていただいているところです。 以上です。 ○議長(江上隆行) 中村清隆議員。 ◆11番(中村清隆) 厚労省が推奨しているものであれば問題ないとは思うんですが、物によってはPCR検査と大きく結果が違うこともありますので、その辺ちょっと確認してほしいのと、あとPCRは自分で何もなく行った場合は約1万8,000円ぐらい検査料がかかりますけれども、この抗原キットで陽性が出た場合は、その金額というのはどういうふうになるんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 辻健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(辻優子) まず抗原検査キットのほうは無料でお渡しをしておりますので、時間的には15分程度で結果が出ます。そのときに陽性になったときはどうなるのかというとこですので、保健所のほうにその旨伝えていただきまして、そのまま行政検査のPCRを再度受けていただくというような流れになりますので、個人負担は発生しないというふうに考えております。 以上です。 ○議長(江上隆行) 中村清隆議員。 ◆11番(中村清隆) それと別なんですが、事業所に配付ということですけれども、この事業所の中には、例えば高齢者施設とかいろんな学童とか放課後等デイサービス等、そういったところにも配付予定でしょうか。 ○議長(江上隆行) 辻健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(辻優子) 対象のほうをご説明させていただきます。市内で運営しております事業所ということで、保育所、学童保育所、幼稚園、小・中学校、それから介護保険の事業所、そして障害福祉サービスの事業所、それと一般廃棄物の回収事業所というふうに対象を決めているところでございます。 ○議長(江上隆行) 他にございませんか。戸田議員。 ◆14番(戸田進一) 今の配付される事業所をご紹介いただいたんですけれども、各1事業所についていうとどのくらいの数になって、どういうときにそれを使うかどうかというのは、事業所に任せるというような運用になるんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 辻健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(辻優子) 対象となる事業所を先ほど申し上げましたけれども、そこで働くかた、あるいは高齢者施設、障がい者施設であれば、そこを利用されているかたも対象になります。 どんなときにというところなんですけれども、あらかじめ配付ということではなく、陽性のかたが発生をする、そしてその濃厚接触者が特定されない、すぐに保健所のほうで特定されない場合に、申請日を含めて3日以内に感染者と接触がありましたというかたが対象になります。 そして、先ほど申し上げました無症状であることということで、申請を市のほうにしていただき、速やかに人数分のキットをお渡しするというふうにしております。 以上です。 ○議長(江上隆行) 戸田議員。 ◆14番(戸田進一) 特に学校の分、保育所とか、今ちょっとありましたけど、ここでいうと要するにどの範囲がそもそも濃厚接触かというのは、子どもさんのこの動きの中では分かりにくい、把握できないような状況があると思うし、文部科学省の通知なんかを見ましても、例えばそのクラスで、小学校で発生したら、クラス全員がもう対象みたいなこともいいよというようなことを書かれたと思うんですけど、学校からそういう希望でクラス全員を検査したいということがあれば、それには対応をできるということでよろしいでしょうか。 ○議長(江上隆行) 辻健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(辻優子) 検査をするというときに、鼻腔の拭い、鼻腔液の拭い取りをするわけですから、低学年というよりは小学校4年生以上の児童・生徒を対象にということで考えておりまして、これまでで言いますと保健所のほうで濃厚接触者の特定がなかなか難しいということであれば、クラス全員というようなことで、これまでも検査があっていたことが多かったと思います。 そういった意味では、保健所のほうでクラス全員が濃厚接触ということで検査の対象にならない場合で、しかも全員にならないけれども不安があるというようなことがあれば、3日以内に接触したということであれば、児童・生徒はこのキットの検査対象になります。 ただし、これまでの事例で言いますと、保健所のほうは特定されない場合は、学校とか学童保育所、それから保育所等につきましては、かなり広い範囲で濃厚接触者ということで検査をしているというのが、これまでの事例というふうになっております。 以上です。 ○議長(江上隆行) 戸田議員。 ◆14番(戸田進一) 確認ですけれども、小学校4年生以上ということで、1・2・3年生はちょっと対象外みたいなご答弁だったと思うんですけれども、それで文科省の通知とか指針とか見ますと、そもそも地方自治体が前もって保健所と、例えばこういう場合はクラス全員をしていいよというような取り決めといいますか、やり取りができておれば、要請に基づいてクラス全員ということも可能というふうに文科省の通知には書いていたと思うんですけれども、そういう事前の保健所との協議というか、それは、まだしていないんでしょうか。 ○議長(江上隆行) 辻健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(辻優子) 文科省の通知等も把握の上で保健所のほうが検査をしておりますので、うちもその保健所の検査の対象外になるところにつきましては、速やかに検査のキットをお配りしてというふうに考えております。 以上です。 ○議長(江上隆行) 他にございませんか。福井議員。 ◆1番(福井崇郎) 1番、福井です。11ページの観光事業費についてお尋ねさせていただきます。 食関連のポータルサイトということで説明がありましたが、もう一度具体的な内容についてご説明していただきたいのが一点と、これによって、市内の、もしくは市外の閲覧者数をどれぐらいを想定しているのか教えてください。 ○議長(江上隆行) 花田地域振興部長。 ◎地域振興部長(花田千賀子) 今回のコロナ交付金につきましては、経済活動に影響を与える事業者様ということで計上させていただいております。 まず、今回の食のポータルサイト、これ、今、地域振興課がやっております「まちメシ」というサイトを開設いたしております。その中にいろいろな飲食店等々がございますので、その紹介。それから、今から始めます、10月から始めますエール飯につきましても、このサイトを経由して事業をやっていこうと思っております。 この中で、今、議員おっしゃいましたように、市外、市内の会員数ということでございますが、9月14日現在で6,164名のかたが会員登録をされております。 これが今回、10月1日から2カ月間、エール飯というのを始めさせていただきますので、それがまた増えるということを想定しておりますが、すみませんが予定はどれぐらいかというのは、ちょっと今、なかなか見当がつかない状況でございます。 ただ、この事業には、まずスタンプラリー機能、それからアンケート回収、それから集計機能、それと、その他利用促進機能というものを搭載したいと思っています。 今、スタンプラリーをやって、鯛茶漬けとかもやっていますけど、紙ベースで全てやっています。それをこのスマホですれば非接触型になりますし、それから印刷、それから職員の集計事務とかいろんなものが省けるというところで思っておりますので、省力化にもつながる。 それから、やはり私たちが伝えなければならない、なかなか、そのターゲット層にどうやって情報を発信するかというのが一番難しい問題がございます。なかなか広報も1カ月1回、それからLINE、ホームページ等もいろいろございますが、今回のこの分については、既に会員が6,000人以上いらっしゃいますので、そちらに確実に観光情報、今から先行いますフェア等が行き渡るということで考えておるところでございますので、今から先はアフターコロナ、ウィズコロナを見据えて、こういうデジタル化を進めていきたいと考えております。 ○議長(江上隆行) 福井議員。 ◆1番(福井崇郎) その上で、経済的な効果としてどれぐらいの規模を見越しているのかというのが一点と、こちらに関してはいつまでの期間でどのような形で検証をされるのかお答えください。 ○議長(江上隆行) 花田地域振興部長。 ◎地域振興部長(花田千賀子) 経済効果というお話でございますが、今から始めますので、具体的ではございませんが、前回、エール飯をしております。そのエール飯の実績をお話しさせていただきますと、昨年度につきましてはクーポン券を使わせていただいて、700万円ほど市が補助したわけでございますが、約3,700万円ぐらいの効果が上がっております。 今年、先ほど言いましたエール飯も予算は800万円でございますが、経済効果としては4,000万円を見込んでいるというところでございます。 今から始める、今から議会でご承認いただいた後、掲載をして、搭載をしていくわけでございますので、いつ頃というのはちょっと難しいとは思いますが、いずれはこういうマーケティングのほうにどうしても係っていきますので、DMOとの絡みも出てこうかと思いますので、来年度3月末あたりで大体半年になりますので、その後、検証は必要かとは思います。 ○議長(江上隆行) 福井議員。
    ◆1番(福井崇郎) これから最終的な、その経済的な波及効果及び登録者数を含めて検証をされて、数値化、あるいは報告をしていただくということでよろしいでしょうか。 ○議長(江上隆行) 花田地域振興部長。 ◎地域振興部長(花田千賀子) そうですね。今から先、どれだけ会員数、今、6,000人でございますが、どれだけ伸びるかということもございますし、それから検証も、アンケート機能もつきますので、いろんなものが検証できるのではないかと思っております。 ○議長(江上隆行) 他にございませんか。榎本議員。 ◆15番(榎本博) 15番、榎本です。10ページの水産振興費、この1,075万円の補助、あるいは交付金の内容についてお伺いします。 ○議長(江上隆行) 花田地域振興部長。 ◎地域振興部長(花田千賀子) お答えいたします。 水産振興補助金につきましては、宗像漁協への補助金交付ということで、今のところは考えております。内容は販売促進事業と、それから魚価低迷による支援と、この2本を考えております。 販売促進事業も、この中にまた三つ項目がございまして、一つはアーケード施設整備594万円、カキ販売の経費補助35万円、広告宣伝費用166万円、それから魚価低迷による経済的補填ということで280万円を計上させていただいております。 ○議長(江上隆行) 榎本議員。 ◆15番(榎本博) 分かるようでしたら、今、三つお答えになったアーケード、それからカキ、それから広告宣伝費、最後の経済で損失したというところの分の200万円ですか、この辺り、具体的にちょっと、もう少しお知らせください。 ○議長(江上隆行) 花田地域振興部長。 ◎地域振興部長(花田千賀子) まずアーケード施設整備に594万円でございますが、ご存じのとおり津屋崎漁港のほうでは、毎週日曜日に朝市を行っております。 それから、もう今、ちょっとコロナで昨年は小さくしましたがカキ祭り、それからマグロ祭り等々を行っておりまして、やはり市民との交流の場にもなっていますし、あそこできちっと現金収入が得られるということは、非常に効果が高いと市でも思っておるんですが、あの中で施設整備ということで販売の台が、それぞれカキを置く台とかそういう台が木製で、非常に老朽化しているということがございまして、衛生上も問題があるということで、その分の施設整備をさせていただきたいというのが一つ。 それから、カキの販売でございます。昨年度はカキが12tとれております。ただ、コロナの影響を受けて、毎年カキ小屋をやっていたんですが、それが昨年度はできませんでした。それからコロナの影響で、やはり飲食店からの注文の受注数も減っておりますので、非常にカキをどうするかというのが、去年もちょっと困った状況でございました。 今年も多分、そのような状況になるのではないかと、今のところは予想しておるところで、そこでやはり加工とかに回すんじゃなくて、カキをそのまま売る、殻のまま売るというのが一番効果が上がるんではなかろうかということで、今年は11月末から2月末にかけて、基本土日と、それから年末、午前中、アーケードで漁協がカキを売るということで、そこでなるべく売れば、受注が減ってもどうにかなるんではないかと、今、そういうことを考えております。 それから広告宣伝費でございますが、やはり朝市、それから今回、カキもずっと売りますし、魚センターもございます。やはり認知度は低いということが、市の課題でございましたので、今回、このコロナ交付金を使わせていただいて、フリーペーパー、宗像の「むなふ」ですか、そういうものとか、それから新聞の折り込みチラシ等々で幅広く周知をしていきたいというところで広告宣伝費を上げさせていただきました。 それから、販売手数料というんですか、魚価低迷によるということでございますが、今、魚価が下がっているというところでございまして、平成31年度の4月から8月、コロナ前から令和3年4月から8月までの魚価、1kg当たりなんですが、320円ほど下がっておる状況でございます。 やはり高級な魚がなかなか売れないという話があっておりますので、アジとか一般的な魚は売れて、そこまでないというところはありますが、やはりタイも大きいものとかそういうものは売れにくいということがございますので、先ほど言いました魚価が下がっております。 その分について手数料が、今、水揚げ量に対しまして4%漁協に払っておりますので、その分の半分の280万円、これは数字的には令和2年度の水揚げの価格の4%を納付しておりますので、それの2分の1を補助するものと考えています。 ○議長(江上隆行) よろしいですか。他にございませんか。蒲生議員。 ◆12番(蒲生守) 9ページの抗原キットの件について、再度お聞きいたします。 まず、この予算でキット数、どれだけのキットが手配できるのかということと、いつの時点で市のほうに、全数なのか、随時なのか分かりませんが、納入が可能になるのか。この2点、まずお聞きしたいんですが。 ○議長(江上隆行) 辻健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(辻優子) 予算に上げております448万8,000円につきましては、検査キットが1,200回検査ができる分になっております。 感染状況が見通せないというところがございましたので、9月から12月までの間に感染状況が急激に広がっているということが継続した場合に必要な分ということで考えて計上しております。 購入につきましては、使用期限があるものなので、状況を見極めながら、随時購入をしていきたいというふうに考えているところです。 以上です。 ○議長(江上隆行) 蒲生議員。 ◆12番(蒲生守) ちょっと心配するのが、コロナではなくてインフルもひっくるめて、今後、発熱症状というものがどうしても増えてくるというふうに思っています。 コロナに関しては48時間前からの感染が上がるということもあって、ある意味、濃厚接触者云々の判断の期間の前に感染リスクが実は上がる可能性は十分あるわけです。 この辺のことを考えると、私もよく伺うんですけど、熱が上がった時点で、ある程度、その確認をしたいと。要は、極端に言えば学校に出していいのかどうかというようなお話は、実際出てきておるんです。それが分かるのが、うちの子が熱は上がったけども、実はコロナじゃないだろうかという不安感を抱きながらということです。 それは周りのことも同じなんですけども、そういうこちらでの、要は正式にコロナと判断されてから配付という、今の原則は分かるんですが、そこの不安感のために、今回の抗原キットみたいなものが配付をいただけるのかどうか、この辺の検討というのはされておられますでしょうか。 ○議長(江上隆行) 辻健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(辻優子) 今、発熱の話がございました。今回、この配付事業につきまして対象としていますのは、感染者のかたと3日以内に接触したというかたで、その申請時点ではまだ無症状であるというかたになっておりますので、発熱等がございましたら、やはり医療機関の受診というふうに進めていただくことになるかなと思います。 以上です。 ○議長(江上隆行) よろしいですか。他にございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結いたします。 次に、本案に対する討論を受けます。ご意見ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、討論を終結します。 これより採決を行います。議案第40号に賛成の議員の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(江上隆行) 全員賛成であります。したがいまして、日程第12、議案第40号令和3年度福津市一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決することに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第13閉会中の所管事務調査について ○議長(江上隆行) 日程第13、閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。 建設環境委員会委員長から委員会における事件について、会議規則第105条の規定に基づき、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の所管事務調査の申し出がございました。 お諮りします。申し出のとおり、閉会中の所管事務調査とすることにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、建設環境委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の所管事務調査をすることに決定いたしました。 お諮りします。本会議中、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正につきましては、会議規則第43条に基づき、議長にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、字句、数字等の整理、訂正につきましては、議長にご一任いただくことに決定いたしました。 以上で本定例会に提案されました全ての審議が終了いたしました。 ところで、本定例会は福岡県における4回目の緊急事態宣言下での開催でございましたが、新型コロナウイルス感染症対策への皆様のご理解とご協力のおかげで、定例会最終日を迎えることができました。 また、定例会開会直後、空調設備及び議場システムの故障により、皆様には大変ご苦労をおかけいたしましたが、これまた皆様のご協力により議事運営を行うことができましたこと、心から感謝を申し上げる次第でございます。 それでは、ここで、次回12月定例会の開会日をお知らせいたします。11月24日が開会予定日でございます。 これをもちまして、令和3年第4回福津市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            閉会 午前11時33分   上記会議次第は事務局長の記載したものであるが、その内容が正確であることを証するためここに署名します。                          令和  年  月  日                      福津市議会議長  江 上 隆 行                      会議録署名議員  榎 本   博                      会議録署名議員  椛 村 公 彦...