熊本県議会 2045-06-01 06月12日-03号
長期的には、昭和四十年代前半から建築されてきております住宅の畳表張りかえ時期が到来しつつあると思われますので、産地の生産団体、消費地の畳関連業界と緊密な連携のもとに、積極的な張りかえ需要の喚起あるいは畳表のPRを行いまして、現在の縮小均衡から拡大均衡に転ずることができるよう努力してまいりたいと思っております。
長期的には、昭和四十年代前半から建築されてきております住宅の畳表張りかえ時期が到来しつつあると思われますので、産地の生産団体、消費地の畳関連業界と緊密な連携のもとに、積極的な張りかえ需要の喚起あるいは畳表のPRを行いまして、現在の縮小均衡から拡大均衡に転ずることができるよう努力してまいりたいと思っております。
畳表は、我が国の住宅構造からいたしまして、これはもう絶対不可欠のものでございますけれども、昨今の住居の洋風化、代替敷物との競合、特に表がえ需要の減退など需要が減少低迷傾向にあることは、生産者の方々はもちろん畳関連業界にとりまして容易ならざることではないかと思います。このことは、産地、消費地を問わず建築関係等一連の量産業に携わる業界の啓蒙宣伝の不足もその一因であろうと、かように思います。
需給均衡化のためには、まず積極的な畳表の消費拡大を図ることが緊要でございまして、このため県とイ業団体とが協力いたしまして、消費地における畳関連業界との懇談会、流通調査、「くまもと表」求評会等を実施し、「くまもと表」の販路拡大に努めているところでございます。