• "子育て支援交付金交付要綱"(/)
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  1. 東大阪市議会 2020-07-08
    令和 2年 7月 8日文教委員会−07月08日-01号


    取得元: 東大阪市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    令和 2年 7月 8日文教委員会−07月08日-01号令和 2年 7月 8日文教委員会 令和2年7月8日  文教委員会 ( 出 席 委 員 )    右 近 徳 博 委員長    山 崎 毅 海 副委員長    馬 場 徳 子 委員    川 口 泰 弘 委員    森 田 典 博 委員    中 西 進 泰 委員    長 岡 嘉 一 委員 ( 関 係 部 局 )    教育委員会 ( 付 議 事 件 )    ・議案第59号 令和2年度東大阪一般会計補正予算(第5回)中本委員会所管分
                  ( 午前10時13分開議 ) ○右近 委員長  委員皆様方には御参集をいただきましてまことにありがとうございます。ただいまより本委員会に付託されました関係議案審査のため文教委員会を開会いたします。  なお、山本副市長環境産業委員会に出席されていますが、審査過程において必要があれば本委員会に出席していただくことにいたしたいと思いますので、御了承をお願いします。  本委員会に付託されております案件は、お手元に御配付のとおり議案1件であります。  なお今臨時会委員会につきましては、前定例会同様、新型コロナウイルス感染症の予防及び拡大防止の運営を行ってまいります。また、委員会室においてマスク等着用を徹底しておりますので、委員理事者各位におかれましては、熱中症対策として適宜水分補給を行っていただくよう申し上げておきます。  本日の出席説明員につきましては、議案に関連する部局のみ出席を求めておりますので、よろしくお願いいたします。  審査の方法でありますが、今回は臨時議会でありますので、一般質問は行わず、議案に対する質疑のみにとどめさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  また、委員会審査につきましては、採決を含め本日1日を予定しております。委員の皆様には公平、平等に発言をしていただけますよう最善の努力をさせていただきますので、委員各位には何分の御理解と御協力をお願い申し上げます。  このことに関連し、理事者の方におかれましても委員質疑に対し的確に答弁されますようあわせてお願いしておきます。  なお市長に対する総括的な質疑があれば最終段階で行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは本委員会に付託されております議案第59号令和2年度東大阪一般会計補正予算第5回中本委員会所管分を議題といたします。  それでは議案に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆馬場 委員  おはようございます。私のほうからは学校園保健経費についてお聞きしたいと思います。約4カ月ぶりの学校再開をいたしました。今回、6月の本会議におきましても、私のほうから学校内における感染症対策についてもお聞きさせていただいたところであります。また、今回のこの各学校園への予算ですけれども、新聞等で早くから報道もされており、保護者の方々からも注目をされていることかと思います。また、新聞報道におきましては、今後大阪府におきましては、学校の休校はしないというような決定もありましたので、そのことについても含めてお尋ねをしたいと思います。今回、学校教育活動再開支援経費として計上されておりますけれども、この各学校への配分ですね、小規模校、中規模、大規模校等あると思うんですが、どのような積算根拠でどのような配分をされているか、まず教えていただけますでしょうか。 ◎巽 教職員課長  積算根拠についてですけれども、小学校中学校、それから義務教育学校前期課程後期課程ともに、300人までは1校200万円、それから301人から500人までは1校300万円、501人以上は1校400万円となっております。日新高校については500万円となっております。以上でございます。 ◆馬場 委員  ありがとうございます。今回のこの予算感染症対策をしっかりとやっていきながら、学びの保障をやっていくという取り組みだと思うんですけれども、今回のこの予算、各学校学校長判断で対応するというふうにお聞きしておりますけれども、各学校ごとに買い物の購入するもののリストを挙げて購入するということでしょうか。 ◎巽 教職員課長  議員指摘のとおり、今回の経費については、国の実施要領において感染症対策取り組み校長判断で迅速かつ柔軟に対応することができるよう、当該予算学校配分することとされているため、そのように実施していきたいと思っております。それで実施に当たっては、購入できる物品を具体的に例示するなど、学校にもわかりやすい形となるよう示すことで効果的に事業実施したいというふうに考えております。以上です。 ◆馬場 委員  各学校長さん、いろんな考え方があるかと思うんですけれども、各学校のバランスであるとか、情報の共有であるとか、意見交換などはどのようにされる予定でしょうか。 ◎巽 教職員課長  これまでも校園長会等において意見を伺ってまいりましたけれども、随時、そのあたり相談に乗るなど丁寧に対応していきたいというふうに考えております。 ◆馬場 委員  ありがとうございます。そしたら各学校でもし悩んだりとか、これはどうしたらいいのかとか、そういうふうな購入に関しての相談窓口というのはどこになりますか。 ◎巽 教職員課長  施設整備室教職員課相談していただけたらと思っておりますけれども、私、教職員課でございますので、こちらのほうに相談、遠慮なく相談していただけたらと思っております。 ◆馬場 委員  そしたら今、具体例を各学校に示されてると言われてたんですけど、例えばこのようなものが購入できるよというようなものが、ちょっとでも言っていただけたら。お願いできますでしょうか。 ◎巽 教職員課長  感染症対策といたしまして、まず基本的にはアルコール消毒液とか除菌シートなど、それからハンドソープ、そういったものでしっかりと感染症防止をまずはしていただきたいと思っております。それから備品といたしましては、換気対策といたしましてサーキュレーターとか扇風機、そういったものを購入していただいて、3密の防止に使っていただけたらというふうに考えております。 ◆馬場 委員  ありがとうございます。国のメニューも見させていただいてるんですけれども、そのメニューの中には、もちろん今おっしゃっていただいた内容を含めてなんですけれども、例えば各家庭と学校との連絡の強化のために電話の増設とか、そういうものも可能になってくるんでしょうか。また、熱中症対策としての調理員さんとかの備品であるとか、そういうものは今回のこの予算に含まれていますか。 ◎巽 教職員課長  今回上程しております予算につきましては、消耗品費及び備品購入費としておりますので、議員指摘のあった電話の増設などは、ちょっと今回の予算の中ではございませんけれども、学校からそういった要望があれば、既存の予算の中で対応できるかどうかなど、施設整備室と協議したいと考えております。それから今、熱中症対策ということでありましたけれども、それについては対象となっております。 ◆馬場 委員  消耗品については先ほど消毒液であるとか、マスクであるとか、いろいろ、大体の想像はつくんですけれども、また、この1カ月、学校運営してきて、これがたくさん要るとか、うちはこれはあんまり要らないとか、そういうものもあるかと思うんですけれども、備品について、サーキュレーターとかいろいろ今お話ありましたけど、考え方としてどのように考えておられますか。今後の第2波、第3波に向けて等ですけれども、備品購入に向けての何か考え方とかございますか。 ◎来田 学校教育部次長  第2波、第3波、それから今後ということも考えてまいらなければなりません。やはりよくよく吟味した上で、今後しっかりと感染症対策というような観点でもって学校で活用できるものを購入していただくように、委員会としてもしっかりとサポートしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ◆馬場 委員  そうです、今後第2波、第3波が起こり得るということも想定することと、そして先ほども、昨日の報道にあったように、学校が休校しないというその観点からいったときに、このウイルスの共存ということもずっと考えていったときに、来年、また再来年も使っていけるようなものを購入していただきたいなというふうに考えます。またこのICT化も進めていく中で、必要なものも、それでということではないんですけれども、3密を防ぐために分散するようなこともあると思いますので、そのようなこともしっかりと考えた上での購入をお願いしたいなというふうに思っています。私自身はほんとに本会議でもお話しをさせていただいたように、この感染症対策においては、ほんとに一番大切なのは手洗いの徹底ではないかなというふうに考えております。きょうは提案にとどめるんですけれども、この手洗いに、本当に大切な手洗い場増設であるとか、また蛇口の交換などというのも、ほんとに考えていかないといけないかなというふうに思います。淡路市では小、中学校、全部が自動の手洗い場になったりとか、また、手回し式じゃなくて、蛇口をレバー式にかえているところ等々ありますので、これはまた今後、施設整備のほうとかと連携をとりながら、また考えていただきたいなというふうに考えております。最後に、今回この予算をいただいて、ほんとに感染症対策をしっかりとやっていくという観点から、教育長のほうから、その御決意と目的とをお話しいただけたらと思います。 ◎土屋 教育長  今回のこの経費は、本当にちょっと少し、今までのいわゆる対策経費と違いまして、学校判断でという、そういうところに大きな特徴があるのかなと思っております。今委員からお話ございましたように、学校学校の実情に応じて、機動的に子供たちを守るために一番近いところで判断すると、こういうことでございますので、本当にそれが有効に使われるように教育委員会としても見守っていくというか、一定の基準を示しながら、学校判断を尊重する、そのあたりを注意してやっていきたい、こういうふうに思っております。 ◆馬場 委員  ありがとうございます。各学校において、ほんとにこの予算をしっかりと使っていきながら、徹底した感染症対策に努めていっていただきたいと要望して質問終わります。 ◆川口 委員  そしたら私からも学校園保健経費に関連して質疑をさせていただきます。冒頭なんですけど、まずこれ総額なんですけども、議案には2億4656万3000円と総額がありますが、そのうち市の単費、または国の国庫支出金、または大阪府の支出金、それぞれの内訳をちょっとお聞かせいただけますか。 ◎巽 教職員課長  国庫支出金については1億2043万7000円、それから大阪府の支出金については568万9000円でございます。その分を差し引きまして1億2043万7000円が市の負担となります。以上です。 ◆川口 委員  ということは1億2043万7000円、これ東大阪市が負担をするという事業であるという中で、総額が2億4656万3000円、このうち先ほどありました市内の小、中学校、夜間中学校含む、義務教育学校高等学校等配分する額の総額は幾らになりますか。 ◎巽 教職員課長  2億3600万円となります。 ◆川口 委員  先ほど馬場委員質問の中にもありましたけども、人数で今回は等分割ということになっておりますが、例えば石切東小学校は501人の人数で400万、成和小学校は1076人で同じく400万と、やはり上限があるとはいえ、各校ばらつきも出てくる部分になろうかなというふうには思うんですが、6月19日の決定通知に、学校再開に伴う感染症対策学習保障等に係る支援事業実施要領によりますと、先ほど馬場委員の御質問にもあったんですが、例示は大まかにはされてるんですけども、新型コロナウイルス感染症対策並びに子供たち学習保障支援ということが入ってるんですけど、そういう形であれば、これはもう何を購入してもいいというような解釈でよろしいんでしょうか。 ◎巽 教職員課長  新型コロナウイルス感染症対策において、学校における感染症対策と、または子供たち学習保障支援に使うことができます。以上です。 ◆川口 委員  ぜひ本予算については、国の分では1校当たり100万から300万で予算立ててる中で、本市におきましては特定警戒都道府県加算という形でいただいておるところもありまして、1校当たり200万から500万と、ほかの都道府県市町村よりもやっぱり多めにいただいているところもあると思います。だからこそ最大限、しっかりと子供たちの安心、安全確保を第一に使っていただきたいと思うんですけども、勉強会資料には、その他保健衛生用品購入費として487万4000円と計上されていますが、これは主に何にお使いになるのでしょうか。 ◎巽 教職員課長  現時点で予定しておりますのは、非接触式体温計を1校2個程度、それから消毒液等購入を予定しております。 ◆川口 委員  先週土曜日からの九州での豪雨、きょうも大雨特別警戒警報が出ましたけども、避難等をやはり見ておりますと、学校避難所となる側面もあることから、本市におきましても危機管理室も非接触式体温計を用立てると仄聞をしております。横ぐしをとった連携をいただいて、互いにどの物品を保有しているか、これは部局間同士でも情報共有に努めていただきたいと思います。例えばその消耗品なんですけども、教育委員会が一括で大量に、がさっと購入をしまして、ストックをしておいて、各校配分をしていくなどしたほうが、各校がめいめいに用立てるよりは低コストで済むのではないかというふうにも思います。学校再開後から消費量もふえてくる中で、しっかりとこういった確保、供給には努めていただきたいと思います。  あともう一つ、例えば大阪府教育庁が示しているこのQアンドAでは、さまざまな想定のQAが23項目例示されておりますが、その中で、先ほど馬場委員質問にもありましたとおり、問21に学校給食調理員等熱中症対策として購入するものとして、冷却ベストスポットクーラー等補助対象として差し支えないとあります。ちょっと先ほど答弁、僕も聞き取りにくかったので、これは要は差し支えないと大阪府は書いてありますが、これは買ってもいけるんでしょうか。お聞かせください。 ◎巽 教職員課長  購入することは可能であります。 ◆川口 委員  ぜひ夏休み短縮等の関連からも、こういった熱中症対策にもしっかりと役立てていただきたいと思うところであります。私も現場に、今、学校回らせていただいて、赴いていきますと、各校立地条件とか環境に左右されることについての意見を非常に多くいただいておりまして、例えばある校長先生は、換気をしなければならないから窓をあける、1階とか2階の低層階の窓をあけると虫が入ってくるということから、網戸を整備したいという声もありました。これは恐らく備品でだから多く使うことになるのかなという声もありました。先ほどありましたようにサーキュレーターや換気扇など、コロナ感染症対策のための換気等による熱中症対策に使いたいという声もある。やはり備品に関する声は、私も多くちょうだいしているところですが、だからこれは毎年の予算じゃなくて、今年度限りの予算であることから、複数年度を見越して計画する予算ではないので、ランニングコスト考慮等も含め、学校現場で今必要としていることを、早急に用意することに使いたいという声が多くあったことをお伝えしておきます。  最後に、重ね重ね申し上げますけども、実施要領にもありますように、学校設置者においては、本事業の目的にかんがみ、感染症対策等を徹底しながら、児童生徒学習保障をするための取り組み校長判断で迅速かつ柔軟に対応することができるよう、当該予算学校配分することとあります。何とぞ子供たちのことを第一に、学校現場に寄り添い、現場で一生懸命頑張っていただいてる特に全教職員皆さん、きのうの新聞でもありましたけど、教師の先生方負担も相当大きくのしかかってきて、今、疲れも見え出しているころだというふうに私も仄聞しております。しっかりと学校現場に寄り添っていただいて、現場で一生懸命頑張っていただいてる皆さん子供の安心、安全のために役立てて活用いただくことをお願いしたいんですけども、先ほど教育長の御答弁の中に、学校判断を尊重する、見守るという表現がございましたが、通知にもありますとおり、できるだけやはり学校の意向ということを尊重以上に、しっかりともう柔軟に委員会も対応いただきたいなというふうに私は思うんですけど、教育長、重ねて申しわけありませんが、お願いできますでしょうか。 ◎土屋 教育長  今改めて川口委員のほうからお話ございましたように、この補助金につきましては、交付金につきましては、当然学校判断で行うことが基本と、こういうことでございます。ただ予算執行のさまざまな局面において、教育委員会も当然サポートに入る必要がある局面もございますので、今委員指摘の点を踏まえた上で、教育委員会としても最大限サポートをしてまいりたいと、こういうふうに考えております。 ◆川口 委員  ぜひ最大限以上のサポート学校への寄り添いをお願いしたいと思います。私、きのう一つ小学校、ちょっと行ってきまして、校長先生または学校先生お話をさせていただく機会がありました。そのところ、教室の横に、きのうは七夕でしたので、ササがつってありまして、願い事が、短冊がつるしてあったんですけど、ほとんどの短冊に子供たちが、早くコロナがなくなりますように、早くコロナがおさまりますようにって書いてありました。子供たちコロナが早くおさまってほしい、早くなくなってほしいという思いがあるわけであります。それをやはり教育委員会として学校現場に、しっかりとこういった予算も活用しながら、コロナ感染症対策、これ以上広がらない、またはコロナ感染症対策により一層の注力をいただきたいということを重ねて要望させていただきまして、私から一たん終わっておきます。 ◆中西 委員  それでは私のほうからは学校園サポート事業についてお聞きをしたいというふうに思います。この学校園サポート事業というのはどういった内容の事業なんでしょうか、その概要についてお願いします。 ◎楠田 学校教育推進室次長  スクールサポーターのことですけれども、こちらは1時間当たり学校のほうに主に授業補助学力向上等のことで、担任の先生授業補助をするために活用しております。以上でございます。 ◆中西 委員  その学校園サポートサポーターなんですが、そのサポーターはどういった要件募集をされているんでしょうか。 ◎楠田 学校教育推進室次長  スクールサポーターにつきましては、大学生以上の年齢であることという要件がございまして、学校教育理解があり、熱意を持って支援できる方を募集、採用しております。以上でございます。 ◆中西 委員  大学生以上というと、幅が非常に広いわけなんですけれども、これ例えば教員免許を持ってるとか持ってないとかいうことに関していうと、大学生以上ということは、教員免許がなくてもできるというふうに理解できるんですけども、実際、現場の中で教員免許を持っておられる方は何人ぐらいいてはるんですかね。 ◎楠田 学校教育推進室次長  7月1日現在でございますけれども、144人の登録者のうち、教員免許を持っている方は89人ですので、大体60%ぐらいの方が免許を持っております。以上でございます。 ◆中西 委員  そうしますと、何か非常に質が高いサポーターというような感じがするんですけども、実際どうなんでしょう、年齢別の構成でいうと、先ほど要件大学生以上ならば応募できるということでしたが、実際のそのサポーター年齢層というのはどういうふうになっているんでしょうか。 ◎楠田 学校教育推進室次長  20代から80代の方、さまざまですけれども、主に多い年代が、60代の方が約30%、3割、70代の方が2割となっておりまして、60代以上の方が約半数を占めております。以上でございます。 ◆中西 委員  そうしますと、イメージ的には教員免許を持っておられる方が6割ぐらい、年齢層でいうと7割からもう60、70、80代の人だというふうに考えると、イメージ的には教員を定年退職された方が現場でお手伝いをしてるという、そういう感じがするんですけど、現実はどうなんでしょうか。 ◎楠田 学校教育推進室次長  委員指摘のとおりでございます。以上でございます。 ◆中西 委員  そうしますと、学校現場のことがよくわかっていて、教員サポートも、つぼを押さえた形でやってもらえるんじゃないかなというふうに考えるんですけども、実際、現場で、先ほど授業補助等々とおっしゃってましたけど、現場でする仕事っていうのは実際、具体的にもっと、中身的にはどういったものがあるんでしょうか。 ◎楠田 学校教育推進室次長  スクールサポーターの方の業務といたしましては、先ほど言いましたように、主に学習支援学習補助となりまして、担任の先生授業を進められますけれども、例えば授業について行きにくい子だとか、学習に課題のある子のそばに寄り添って学習補助をしたりというところが業務と、役割となっております。以上でございます。 ◆中西 委員  例えば中学校においてクラブ活動指導をしたりとか、例えば外国籍子供日本語指導だとか、そういったこともこのスクールサポーターはするということなんかな。その辺はどうなんでしょうか。 ◎楠田 学校教育推進室次長  委員指摘のとおりでございまして、今回の補正につきましては、学力補助のことで補正を組んでおりますので、学力のことを述べましたけれども、委員指摘のようにスクールサポーター役割としましては、日本語指導補助だとか、クラブ指導補助なども役割となっております。以上でございます。 ◆中西 委員  今回はじゃああれですね、学習指導補助ということがメーンでということですね。わかりました。実際どうなんですか、今回、募集する人員というのはどれぐらい、また、今現状では、先ほど教員免許のことを聞いたときに144名というふうにおっしゃってましたけども、今回の募集というのは人数はあるんですか。 ◎楠田 学校教育推進室次長  失礼します。今回は府の事業がございまして、こちらのほうを活用しようと思っております。それで最大時間数で1校当たり50時間を考えておりますので、府のほうに確認したところ、現在運用しているスクールサポーターをそのまま活用することもできるとなってございますので、学校において御判断されることですけれども、今使われている、活用されているスクールサポーターをそのまま時間数を乗せていくということが考えられます。以上でございます。 ◆中西 委員  そうしますと、今回は新たに募集はしないということなんですか。それとも新たに募集もするんですか。 ◎楠田 学校教育推進室次長  スクールサポーターについては随時募集しておりますので、新規に登録した方をそのまま活用するということも考えられますけれども、学校において判断されることですけど、学校で使われているスクールサポーターの方をそのまま時間を延長するということも考えられますので、そこは学校判断によるところです。以上でございます。 ◆中西 委員  そうしますとこのスクールサポーターというのは、登録が必要ということで、その登録の人を新規で募集スクールサポーター募集しますということよりも、その学校別に個別にスクールサポーター登録者をふやしていくという、そういう理解でいいんでしょうか。 ◎楠田 学校教育推進室次長  委員指摘のとおりでございまして、随時募集はしておりますけれども、現在使われているスクールサポーターの方をそのまま活用の時間をふやすということにもなるかと思います。以上でございます。 ◆中西 委員  わかりました。学校現場のじゃあ反応というのはどういったもんでしょう。経験者が、教員免許を持った方が6割ぐらいいて、経験者が多い、熱心な人が多いというようなことを考えると、学校現場での評判もそれはいいんじゃないかなと想像できるんですが、実際例えば学力の向上であったり、学校の運営の中でこのスクールサポーターというのは、意義としてどういう評価をされているんでしょう。 ◎森田 学校教育部参事  スクールサポーター、主に学力向上のサポートっていう意味でいいますと、それぞれの子供たちの課題というのが、ただ学力だけではなくって、生活のことであったりとか、友達のことであったりとか、さまざまな気持ちの面にも寄り添いながらサポートしていく、そしてそのことがそれぞれで対応するだけではなく、担任と連携をとりながら、より子供に効果的なサポート、学力、サポートしていくという意味では、大変ありがたいというか、支援の充実につながるものだということで、声を聞いております。以上でございます。 ◆中西 委員  そうしますと、このスクールサポーターというのは、やはり今の東大阪の教育にとってある意味、なくてはならない存在なのかなというふうに考えるんですけども、今回、この財源なんですけども、特定財源、府から228万ということなんですが、国の5分の1を含むというふうになってるんです。国もこの第2次補正予算の中で、先ほど委員からも出てましたけど、学校の段階的再開に伴う児童、生徒等の学びの保障ということで、第2次補正予算で761億、予算がついているんですが、その中で学習保障に必要な人的体制の強化ということで310億ついています。その中で、学習指導員の追加配置ということで、国の補正の中で認められているんですが、このスクールサポーターの財源というのは、そこも含まれるというふうに理解していいんですか。 ◎楠田 学校教育推進室次長  委員指摘のように、国の学びの保障に係る学習保障に必要な人的体制の強化、310億円というところで、この中で学習指導員の追加配置の補助率が3分の1となってございます。国のこちらを受けまして、大阪府のほうで学習支援員配置事業というのを立ち上げられたと、大阪府のほうから確認をとっております。以上でございます。 ◆中西 委員  じゃあその学習支援員のその制度を、東大阪市はこのスクールサポーターのその財源に使ったという、そういう理解でいいのかな。 ◎楠田 学校教育推進室次長  委員指摘のとおりでございまして、大阪府の学習支援員配置事業を今回は活用させていただきます。そして大阪府の事業によりますと、国の負担率が5分の1、大阪府が5分の2、東大阪市が5分の2となってございます。以上でございます。 ◆中西 委員  そういうことで非常に今回のこの学習保障という面では、スクールサポーター制度というのは重要な役割をするのかなというふうに考えるんですけれども、学習保障に必要な人的体制の強化ということで、国が補正予算を認めた中で、スクールサポートスタッフの追加配置というのもあるんです。これについては本市は、スクールサポートスタッフは本予算でも認めているところなんですけれども、今回これについては応募はしなかったというか、手を挙げなかったという、そういうことでいいんでしょうか。 ◎巽 教職員課長  追加の配置については、これは申請しておりませんけれども、今いるスクールサポートスタッフの方に対して財源については補助をいただけるように申請しております。以上です。 ◆中西 委員  なるほど。そういうことであれですね、追加の補正も利用できるように手は挙げているという、そういう理解でいいんですね。  もう一つ、教員の加配ということで、小、中学校の最終学年の小6、中3を少人数編制するために必要な教員の加配というのも文科省では出てるんですが、この辺のところは本市はどういう扱いをしてるんでしょうか。 ◎来田 学校教育部次長  加配につきましては、大阪府の府教委のほうへ加配教員の要望について要望のほう、上げておるところでございます。また、府のほうで決定がし次第、市のほうに、数も含めて示していただけるというふうに認識いたしております。以上でございます。 ◆中西 委員  これもだから手は挙げているということ、そういう理解でいいんでしょう。今回の補正予算では出ていないけれどもということで、そういうことでいいわけですね。はい。ぜひ国の制度の中で使えるものはどんどんどんどん使ってもらって、学習保障をより一層充実させるものにしてほしいなというふうには思うんですけれども、最後に、今回コロナのことでいろいろ学校の休業もあって、予期せぬことがほんとに連続しているというような状況です。その中で、やっぱり子供の命、生命を守るということをまず最優先にされたというふうに考えるんですが、時間と子供の生命というのはもう取り戻せないけれども、一たんなくすと取り戻せないけども、この学習保障というのは、学習のおくれというのはほんとに工夫によって、また、熱意によって、皆さんのですよ、皆さん取り組み方によって取り返せるもんじゃないかなというふうに私は考えているんです。その辺のところで、ぜひとも国の補正予算のものをしっかりと活用してもらって、子供たちのために、子供学習保障のプラスになるように、ぜひとも教育委員会全体として取り組んでほしいなということを強く要望しまして、私の質問、終了いたします。 ◆川口 委員  済みません、関連で、学校園サポート事業についてちょっとお伺いいたしますが、先ほど中西委員質疑、答弁をお聞きしている中で、60代以上が7割ですか、ほぼほぼ教員免許を持っている方で、5割ですか、5割で。教員免許を持ってる方の定年された方が採用されてるという話でありましたけども、これ大学生以上が応募できるということなんですが、今、会計年度任用で大学生のアルバイト、これはいわゆるアルバイト先の募集ということで、人事課のほうでやっていただいた事業なんですけども、こういった会計年度任用で今、大学生学校の中で一生懸命アルバイトという形で、消毒作業等をやっていただいてる学生さんがいらっしゃるんですけど、こういった方々が、任期が7月31日までと仄聞してますが、この中に結構、割合の中で、教職を目指しておる大学生の子もおると聞いておりますが、そういった子もこういうのに応募することはできるんでしょうか。 ◎楠田 学校教育推進室次長  このスクールサポーターにつきましては随時登録中で、受け付け中でございますので、委員指摘のように大学生の方々が登録していただけますと、スクールサポーターとして活用することは可能となっております。以上でございます。 ◆川口 委員  大学生の方で、まさにそういう教職目指しておる子たちにも、一つ、そういった門戸があるよということをお知らせいただけたらなと思うんですけども、これは1人で50時間なんですか、それとも複数人で50時間いけるんでしょうか。その詳細についてお聞かせください。 ◎楠田 学校教育推進室次長  1校当たり50時間の追加ですので、委員指摘のように、お1人で50時間でも構いませんし、2人で25時間25時間、合計50時間でも可能となっております。1校当たり50時間でございます。以上でございます。 ◆川口 委員  まさに複数名もいけるという御答弁がありましたので、こういった大学の会計年度任用で、7月31日で終わるけれども、ちょっと学校の中、入ってみて、教職というものも考えてみたくなったという子たちがアンケートの中でも数名おると聞いておりますので、そういった方々にもぜひ若い、将来の教育の担い手という意味合いで機会を与えていただいて、授業サポートということが多分大きな経験にもなろうと思います。それは、かなり専門的な即戦力的な部分も現場では求めておられる部分もあろうかなとは思うんですけども、そういった未来の担い手をという部分での積極的な取り組み大学生に対する取り組みも一つちょっと要望させていただいて終わります。  最後に、ちょっと済みません、留守家庭児童育成事業について最後、もう確認だけさせていただきたいんですけども、この1億1461万7000円計上しておられますけども、この全体の予算に関しては、その内訳だけちょっとお聞かせいただけますか。 ◎樽井 青少年教育課長  この予算の内訳ですけれども、国庫支出金が5361万7000円、府支出金が6100万円でございます。市の負担はゼロとなっております。以上でございます。 ◆川口 委員  1クラブ当たり子ども・子育て支援交付金が50万円、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金が50万円の、1クラブ当たり合計100万円が配賦されるということでよろしいでしょうか。 ◎樽井 青少年教育課長  〔市立小学校内の留守家庭児童育成クラブにつきましては、1教室当たり100万円ということ〕でございます。 ◆川口 委員  民間の放課後児童育成クラブ分も計上されておられますが、そういった民間の放課後児童育成クラブ分もそれぞれ100万円ということでよろしいんでしょうか。 ◎樽井 青少年教育課長  民間の放課後児童育成クラブに〔つきましても、1教室当たり100万円という〕ことで、委員指摘のとおりでございます。 ◆川口 委員  この100万円については、名目上、衛生用品や備品購入するための経費ということで書いてありますが、これは今までに逆に使った分というのをそこからさかのぼって補てんするということはできるんでしょうか。 ◎樽井 青少年教育課長  この2本の交付金につきましては令和2年度の交付金でございますので、令和2年4月にさかのぼって対象となっております。以上でございます。 ◆川口 委員  さかのぼって使えるということで結構、応用性が高いと思うんですけども、先ほど学校園への部分と照らし合わせて、使い方に関するガイドライン等は厚労省から示されているのでしょうか。 ◎樽井 青少年教育課長  厚労省からにつきましては、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業実施要綱や、子ども・子育て支援交付金交付要綱というのがございまして、対象となる要綱が示されております。 ◆川口 委員  それは恐らくこの子発第0619第1号令和2年6月19日、厚生労働省子ども家庭局長文書によるものだと思いますが、この中でかかり増し経費等の例とか、施設の感染防止対策の一環として、日常生活に必要とする物品等の購入支援と、これも結構幅広にいろいろ規定がある中で、本市として、こういうのがいいとか、個別の相談があった場合、こちらも先ほど学校園同様に、各クラブから、こういう場合はどうや、こういう場合はどうなんでしょうかという相談があったときは、ぜひ柔軟に対応いただきたいと思うんですけども、その辺は今のところどのような体制で臨もうというお考えでしょうか。 ◎樽井 青少年教育課長  予算をお認めいただきましたら、各運営事業者のほうに、この予算についての説明をさせていただきたいと考えております。その中で対象となる商品のリストを示しながら、その中で運営事業者のほうから、それ以外の物品購入したいというような希望がありましたら、個別で相談させていただきまして、対応させていただくということで考えております。 ◆川口 委員  こちらもぜひ、クラブの現場と寄り添いながら、子供たちのことを第一に思いながら、丁寧に迅速に取り扱っていただきたいなというふうに要望いたしまして、終わらせていただきます。 ◆山崎 委員  ちょっとスクールサポーター事業で、ちょっと1つだけ。今の現時点で144名、1校当たり平均したら2名、恐らく1名から、1名、3名ぐらい、だから過大、過大というか、大きい学校なんかでは現時点でも大変やっぱり厳しい状況だろうと思います。お1人が50時間するよりは、1人追加をしてするというほうがやっぱり、より補助サポート子供たちサポートするということになろうかなとも、皆さん指摘のとおり、私も考えますので、やっぱり積極的に、まず大きな学校については募集をすることも、教育委員会としてやっぱり積極的に進めてあげればなというように思います。今回、授業が、休校がずっと続いて、やっとこの夏休みをして、最低限の子供たちの学びを保障をするということが何とか確保できた。大阪府でも、先ほど馬場委員からありましたように、大阪府でも今後、全体的な休校は、原則というか、原則はもうしないというような打ち出しもされましたので、何とかこの後、残り、子供たち授業を確保することが、体制は一応一定整いましたので、子供たちの学びを保障する、サポートするということがやっぱり大きな比率もあるかなとも思いますので、もうぜひこれは教育委員会挙げて、学校に任せるということも一つの方法かもわかりませんけど、やっぱり教育委員会としてもしっかりと後押しを、そのサポートをする体制もとっていただければなと思いますけども、いかがでしょうか。 ◎土屋 教育長  今、副委員長のほうからお話ございましたように、この間、非常に授業をできなかった時間が長かったと、これを本当に子供たちの学びをどう保障していくかということについては、やはり最大の課題であると、こういうふうに考えております。御案内のように、東大阪市においても夏休み期間を相当短縮をいたしまして授業をやっていくと、そういう大きなフレームを設定しておりますけれども、今お話ございましたように、それを実現していけるための人的なリソース、あるいは物的なリソース、今回、この補正予算で幾つかの項目を上げさせていただきまして、お認めいただきましたら、それも十分活用しながら、今申し上げました子供たちの学びを具体的な形で保障していくと、こういうことに全力を挙げてまいりたいと、こういうふうに思っております。 ○右近 委員長  他にございませんか。                ( 「なし」の声あり ) ○右近 委員長  他にないようでありますので、議案に対する質疑はこの程度にとどめます。
     この際、議事進行上、暫時休憩いたします。               ( 午前11時0分休憩 )            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               ( 午前11時4分再開 ) ○右近 委員長  休憩前に引き続き委員会再開いたします。  この際、質疑を終結し、討論を省略して直ちに採決を行います。  これより採決を行います。議案第59号令和2年度東大阪一般会計補正予算第5回中本委員会所管分についてお諮りいたします。本案件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               ( 「異議なし」の声あり ) ○右近 委員長  御異議なしと認めます。よって本案件は原案のとおり可決することに決しました。  この際お諮りいたします。委員長報告は省略し、審査結果報告書をもって対応させていただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               ( 「異議なし」の声あり ) ○右近 委員長  御異議ないようでありますので、さよう取り扱わせていただきます。  以上で本委員会に付託されておりました関係議案審査は終わりました。  それではこれにて文教委員会を閉会いたします。               ( 午前11時5分閉会 )...